『もう一つの物語』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
疲れていた
猛烈に
もう一つの物語を
期待し想像し
疲れた魂を
そのもう一つの可能性に賭けてみたかった
これすら存在するのかわからないのに
もう一つ物語があると思っていたんだ
「もう一つの物語」
もう1つの物語
私はすごく辛い思いとか嫌なことばかりな世界で生きてるのが辛い。
今日のテーマは「もう一つ物語」ですか。
うーん、、思いつかないな。
そうですね。
今日は短くなりますが、
最近気になっている本の話をしましょうか。
この頃話題になっているふたつの視点から楽しめる本が最近気になっていまして、
あらすじの方見ると、二冊の本それぞれひとつの街で起こった事件を紐解いていく話で、ひとつの事件から着眼点の違いや、最終的に二つのことを知る。
みたいな本があるそうで、、
すごくきになっているんですよね。。。
ちょっと今日はお題が合わなかったかな、、
今日はこれで終わります。また明日。
誰に対しても優しく。困っていればできる限り助けてあげる。
何よりも相手の気持ちを尊重。間違っていれば言うけれど。
いつも笑顔で。初対面でも上手にお話できる。
周りには誰かしらいてくれる。ありがたいね。
ぬけてるところもあるけど、それも愛嬌。
大切な人達もいて、楽して生きがいのある日々。
理想。私の理想。こんなふうになれたらな。
あまりにもズレているわけじゃない。あるものはある。
でも疲れる。だから本当は無いんだろうな。
疲れた。
こんなに駄目な私を知ってるのは大好きな恋人だけ。
でも本当はもっとだめだめ。これは知られちゃいけないね。
頑張らないと。理想の笑顔で。
もう1つの物語
ゲームには、セーブとやらの機能が付いている事が大半だ
プレイヤーが死んだらセーブデータを辿ってやり直す事が出来るようになっている
ゲームの中では、記憶が消える
勿論キャラクターからも。
だけどどう思うのだろうか
いつの間にか自分の記憶が消されてるのだ
それに気付けない内はまだいい
もし自分がゲームの中のキャラクターだと気付いてしまったら?
それはそれは計り知れないほどの絶望感が待っているかもしれない。
だが気づいた所で自分は所詮ゲームのキャラクター
いわばプログラムだ
プレイヤーが死ねば自分もリセットされ、無かったことにされ、それを何度も繰り返す
何度も何度も何度も何度も。
1つの物語がキャラクターから出来上がる
まるで1人の人みたいに
彼または彼女が、ゲームの中で生きている
いつかセーブデータをも超えて、こちらに干渉してくるかも知れない。
その時を私は......
もしかしたら貴方もゲームのプログラムに過ぎないのかも、しれませんね。
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ゲームをプレイする中で、ふと思った事でした。
どうせゲームだから、殺してしまっても良いよね。
なんてくれぐれも考えない様に。
あ言い忘れていましたが、、、
いえ。どうせ忘れてしまうでしょうから。
もう1つの物語
あの日、こうしていなければ。
あの時、こう動いていれば。
あの瞬間、こう言っていれば。
そんな後悔の裏側にかならず存在するのが、“今のあなた”とは違う世界。
パラレルワールドと呼ばれる、もう一つの物語。
私はそこからやって来たの。
私はあなたで、あなたは私。
私たちは正真正銘、一心同体で唯一無二の存在なんだよ。ふふ、すごいでしょ。
かつてあなたが選んだ道とは違う場所を選び、違う道筋をまっすぐに歩んだ、私の人生。
……ねえ、あなた、そういうものが気にならないの?
▶もう一つの物語 #33
【もう一つの物語】
私がすごしているこの世界は、
様々な物語が広がっている。
そのまま読むのも楽しいけれど、
視点を少し変えるともう一つの物語が出てきて
それはそれで楽しい。
人生にもきっと同じことが言えるだろう。
人生もひとつの大きな物語。
ならば見方や考え方、意識の仕方を少し変えるだけでも
今まで見ていた景色が一変するのではないかと思う。
勿論個人差はあるだろうけど、
それでも刺激になることは変わりないのだから、
この考え方を大切にしていきたいと、私はそう思う。
人生は大きな物語。
人に読まれることはない。
だけれど自分が沢山詰まった物語。
自分だけが読むのだから、どう工夫するのも自分次第だ。
もう一つの物語
恋愛もののドタバタの裏側。
アクションものの行動開始前や後の小さい日常話。
ファンタジーものの細かい設定。
ミステリものの高度な伏線。
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ーそんなあまり目に留められない、もう一つの物語。
脇役の話、ほんわか話、生活用品、ちょっとした細工。
そんなありふれた、でも小さくても大切な話が、
その物語に生きる人たちを形作っていて、
そんな物語が、私はたまらなく好きなんだ。
もしも、もう一つ物語があるとしたら
君のきっと物語だよ
立場は違うけど、性格と雰囲気とかが似てるから
なんとなくわかる…。
『わかるけどそんなキミを私はいつも怒ってばかりでごめんね…。
でも、キミがもっと優しく心広くなるために、
怒ったり経験させたりするだよ。』
私はキミが嫌いじゃない。嫌いになれないよ…。
キミの優しい手と優しい唇が…。
私の心を溶かすから…。
本当はね大好きだよ…。
蝶は羽が濡れていて飛べなかった。必死にもがいても脚が絡まるばかりで進めない。蝶は焦っていた。もうじき雀が来てしまうだろうから。
蝶は飛ぶことを諦めた。生を諦めたのでは無い。歩き出したのだ。
するとたちまち羽は乾き、再び飛翔することが出来た。
その姿は栩栩然として胡蝶そのものである。
自分が何者であるかなんて知らなかった。飛ぶことが全てで、それで満足していた。
突然目が覚めた。鏡に映る姿は紛れもない自分自身だ。
蝶になった夢を私が見ていたのか、蝶が私になった夢を見ているのか……
飛べない蝶はどこに行けるというのだろう。太陽の眩いばかりの輝きに向かえなくても、地面に残された温かさに気づく事が出来たなら、辛く地道な1歩も心地よい道程に思えるのかもしれない。
例えばあの時に戻って別の道を選んだとして、もう一つ別の物語が紡がれる可能性があるとしても、結局今と同じ選択をするだろうという、ただの私の呟き。
昔々に枝分かれして
奇しくもまた合流した個と個の
こちら側からの視点と
あちら側からの視点の
折り合いの 共通の はたまた
大半を占める不透明部分を
そんなこともあった、で気安く飛び越えられる軽快さが
君のチャームポイント
(もう一つの物語)
#もう一つの物語
今よりもっと
違うENDに辿り着けたなら-
そんなことを考えるようになった
この世界には
無限の物語が広がっている
それは、
進み方や解釈の仕方によって
結末が変わってゆく
もし、あの時こうしていたら
生きる意味が解ったのかな?
数ヶ月前に拾った女芸人は城内の者たちにもよく馴染んだ。一国の城主相手に真っ向、契約書による制約なぞ求めてきた面白いやつだ。弁が立ち、化粧や衣装で姿もくるくる変えて見せるので実に楽しい。
『あれを奥に迎えるとしたら何とする?』
室の膝へ寝転びながら問うてみると、随分お気に召したのですね、とはぐらかされた。澄まして見せておるが、平素と違い視線は合わない。拗ねておる。
美しい面を下から見つめていれば、暫くして、微かな吐息とともに言葉が降ってきた。
―――殿のお望みとあらば、不自由はさせません、と。
…愛いやつめ。儂があれに情がある訳無かろうが。
そもそも奥の事はそなたの領分、儂一人の望みをごり押すことでもない。
指で頬を撫で、あやしてやる。黒く大きな瞳が睫毛の影を落として此方を見た。戸惑いと悲しみが溜息に乗って届く。
そう剥れるな。儂が側室にと口にした時、あやつが何と言ったか教えてやろう。
『あのお美しい御方様から目移りするような殿方は御免被ると、けんもほろろであったわ。』
まあ、と室は複雑な顔をした。…が、儂が笑えば揃ってくつくつと笑い出す。
よしよし、それで良い。そもそもあれを留め置くのは、そなたを笑わせるためよ。儂が口説けと命じた男が、殊の外手こずっておるゆえな。
ならば私が口説きましょうかと、悪戯な微笑みで室が言う。
少年の姿で側に置いたら楽しそうです、などと言い出したゆえ苦笑した。ことに依っては浮気であろう?
『儂を裏切れば死ぞ。』
室は愉快そうに、まあ怖い、とまた笑った。
【もう一つの物語】
3.もう一つの物語
起床時から就寝時迄に体験した情報を対価にもう一つの物語、謂わば夢の世界へと誘われる。自分と住民達が面白おかしく時にはシリアスな展開を繰り広げる、自分の「IFストーリー」を無限大にご堪能あれ。それではみなさん、良い夢を。
あったかもしれない過去を
えいえんに考えるならば、
ありえるしれない未来について
考えをふくらませた方がいいんだろう。
書き換えることができるのは
いつでもこれから起こる物語において、のみなのだ。
#もう一つの物語
もうひとり 私ではない私がいれば
幸せな日々を送るのでしょう
【もう一つの物語】
『もう一つの物語』
暗くて
静かで
絶望的な
世界の反対側には
明るくて
賑やかで
幸せが詰まってる
世界があるのに…
そこに行けない
もう一つの物語。私が『耳の聞こえる』人生だったら。
コミュニケーション能力に問題はないだろうが、なぜか想像すればするほど…
とてつもなくワガママで、好奇心いっぱいで周りを振り回してそうな子どもになってたんではないだろうか…と思えてくる。
そう考えてみると、産まれてからずっと聴覚情報が不足していたからこそ、臆病な性格で私の安心できるテリトリーがとても狭かった。
幼いながらも、たとえ一人で出掛けても、必ず近所の知ってる場所しか行かなかった。また、暗くなる前に自ら早く帰るようにしていたし、顔見知りの相手であっても話しかけるようなことも一切無かった。
だからか、親からも「遠くへ行かないこと、危険な場所は行かないように、知らない人にはついていかないように」などとは言われた事はあまりなかった。
(覚えていないだけかもしれないが)
私は耳が聞こえないことで、臆病で内向的な子どもだった。
しかし、それこそが自ら危険へ飛び出す心配のない、すなわち幼児期で生き残るための生存戦略でのマインドだったのではないか?
そう考えてみると、ネガティブに取られがちなこの性格も実は悪くはなかったのだなと思う。
いつのまにか味のしなくなったガムを噛み続けていた。