『もう一つの物語』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
宝島が好きだった
主人公のジムが、さまざまな困難と戦い
お宝を手に入れる物語だ
シルバー船長は悪役だが、後の海賊のイメージに
多大な影響を与えた偉大な人
彼の生い立ちから、フリント船長の部下だった時代
そして、物語の後どうなったのかが知りたい
それが、僕の望むもう一つの物語
『もうひとつの物語』
彼が結婚したと人づてに聞いた
私と別れて半年
私とのつきあいは驚くほど長かったのに
後悔していた
私を許してくれる貴重な人間だった
私はわがままだから
最後も勝手な言い訳で別れた
私はひとりで彼の幸せを祈る
そんなこともできずに
人生の曲がり角を曲がろうとしていた
これは貴方も知らないもう一つの物語
さぁ…あなたはどっちの扉を開くのかしら。
#もう一つの物語
キミと出逢わなければ
違う誰かと出逢っていた
ただそれだけ…
もう一つの物語は始まっていく…
🌈黒猫のつぶやき🌈
出逢うか
出逢わないか…
それもまたドラマチックなり🐾
「私とあなたじゃ住む世界が違う 第四十話」
「結局、回帰光玉の犯人、分からずじまいだったね」
「何だか、スプライトが可哀想ですわね…」
志那と梨々華は、この前の古びた塔の事件について話していました。
「きっと、まったり達を統括している親玉がいるんだよ、きっと!」
「スプライトは元気で居る事を祈るばかりですわ」
「…何か、話が噛み合ってなくない?」
「ですわね」
志那と梨々華が話していると、突然、二人の背後から、
「志那ー!会いたかったよー!」
と、由里の声が聞こえて来ました。
「由里!どうしたの?!」
由里の隣には、章司と言うベージュの肌、細めで濃い焦げ茶色の目、寝癖っぽいショートヘア、黒っぽい焦げ茶色の髪色、長身だけど、少し小太りで、シンプルに近いカジュアルファッションで穏やかで優しいクラスメートの男子がいました。
「こんにちは。斎藤さん、神崎さん」
「田宮じゃん!良いよ、志那で」
「僕も章司で良いですよ」
「私も梨々華で良いですわ。ところで、何故由里は章司と一緒なのですの?」
「えーと、斉木君に会えたら良いなーって思いながら寝てたら、斉木君が現れた訳よ?スゴくない?斉木君よ?あの斉木君。んで、『良かったら僕が住む世界に来ませんか』って、言って来たから、喜んで来ちゃった訳よ!」
「僕も、似たような理由なんだけど…曽池由衣花が突然、目の前に現れて『私の住む世界に来ませんか?』って言ったから、興味本位で来たんだ」
「それで、二人はどうやってこの世界で会ったの?」
志那は、由里と章司に聞きました。
「三次元国でコンサートエリアを彷徨っていたら、偶然にも章司に会った訳よ」
「あべの男子と曽池由衣花のコンサートが同じ日じゃ無かったら、僕達二人会えなかったかも知れなかったね」
由里と章司は力説していました。
「あ、そうそう。風の噂で志那が2.5次元国に居るって聞いたから、ひょっとしたら会えるんじゃないかなー?って、思って会いに来た訳よ!」
由里は、楽しそうに話していました。梨々華は、怪訝そうに由里を見ていました。
「(おかしいですわね…何故、隠れ家みたいな場所を由里は知っているのかしら?)」
梨々華は、由里を疑っていました。
「ところでさー、由里はどこの国から来たの?この国の事を2.5次元国とか言ってるけど」
「ハァ?勿論、三次元国からに決まってるじゃん!志那って本当に鈍感だねー!」
志那と由里は、楽しそうに笑いながら話していました。だけど、梨々華は疑ったままでした。
「……」
「梨々華、安心して下さい。僕達は敵ではありませんよ?」
「…なら、私の考え過ぎでしたわね」
「じゃあ、三次元国ってどんな所?」
志那は、由里達に聞きました。
「三次元国は、芸能人がいっぱい住んでいるよ!2.5次元国は配信者の国っぽいけど」
「具体的には、芸能人と一般人が共生して住んでいるかな?でも、芸能人だけじゃなくて、他の国の移住者もたくさん居るよ」
章司は、考えながら二人に説明しました。
「あ、でもね…みーんな仲良しで治安も良いし、天国で暮らしてるみたいって移住者の人も言ってるから、暮らしやすさについてはお墨付き!」
由里は、終始楽しそうに話しました。
「へー、三次元国ってそんなに良い所なんだ」
「志那も梨々華も相談があるんだけどさ…私達と一緒に暮らさない?」
由里は、志那と梨々華に三次元国への移住の招待を持ちかけました。
「三次元国だったら、どう暮らそうが自由!規則とか決まり事とかは全く無し!」
「…でしたら、三次元国の方がメリットが大きいですわね。ココでしたら、毎日雑用をやらされますもの」
梨々華は、由里の誘いに乗ろうとしました。
「え、でも、アメジストやカインド達はどうすんのよ?男性陣の意見も聞かないといけないよ?」
「いけない、そうでしたわね…」
梨々華は、危うく誘いに乗る所だったと自分を戒めました。
「そこは、二人に任せるよー!二人で説得すれば、男性陣も納得するって」
由里は、調子良くどんと構えていました。
「(私は正直、由里とはあまり話さないから、信用はし辛い相手ですわね。でも、志那と共に行動している以上、志那の友人には協力せざるを得ません。由里とは仲良くするしかありませんわね…)」
梨々華は、腹を括りました。
「もうひとつの物語」
難聴じゃなかったら、人生もう少しどうにかなってたのかな?なんて、時々思うけどね。
もうひとつの物語があったのかな?なんてね。
だけど考えても仕方ない。
『もう一つの物語』
人生は選択の連続
「YES」と「NO」を選択しながら進んでいくフローチャートの先に今がある
一つ別の選択肢を選んでいたのなら、今の場所には立っていないのかもしれない
出会った人も、別れた人も、愛した人も別の人だったのかもしれない
もう一つの物語が、どのような人生だろうと、選択し続けた今を、私は後悔したくない
君がいなかった
もう1つの物語
そんなのありえないや
図書館で借りた本はファンタジーものでとても面白かった。
しかし、知っている。
この話にはもうひとつの物語があるということを。
もうひとつの物語
私の一番古い記憶。
それは保育園の床下の空間に
友達と3人で探検ごっこをしたこと。
床が持ち上がるところがあり
そこを外して中に入った。
暗くてパイプだらけだったけど
ジャングルジムみたいだった
先に光が差し込み出口だ!と
進んだら仁王立ちした先生が
すごい顔で待っていた
先生からしてみたら
お昼寝していたはずの
子供たちがいないわ
床板はどうやったのかズレてるわ
出てきた子供たちは
ホコリまみれだわ
なかなかの惨状だったろうな
迎えに来た母が
先生に対して
頭を何度も下げていた場面を
覚えてる。
大人にとっては散々な出来事
でも子供にとっては
すごい冒険の出来事
視点が変われば
物語はいくつも存在する
かなで
もう一つの物語
死にたい
そう思う様になったのは何時からだろうか
私が周りをちゃんと見てれば
私と出逢わなければ
貴方は死ななかった?
貴方の短い生涯
私の空っぽな人生
私と貴方が出逢わなければ
もう一つ、物語があったはず
『 もう一つの物語』
ありがとう。
今までの物語。
そして、始めよう
もう一つの物語の
スタートを。
もう1つの物語
私は1度、生きることを諦めたことがあった。
生きる意味が分からなかった。
もう、生きることはやめようの考えた時。
私は、こう思った。
生きてる意味は自分で作るものだ。
生きてる上で見つけるものだ、と。
こう考えた私は、第2の人生を歩むため、夢を見つけることが出来た。
そして、めでたく宝物を2つ授かることが出来た。
光と影。
どちらも裏表なんてない。
その時の見え方が違うだけ。
あのとき私が別れを言わなかったら。
もうひとつのパラレルワールドを考える。
あのとき大学生になる彼に対して不安がなかったら。
まだ高校生の私には、余裕なんてなかった。
違う世界の開けた彼に、すがるミライが嫌だった。
もうひとつの物語でも、ミライはきっと変わらない。
パラレルワールドでも、続きは多分
セツナクテクルシイ。
Gehirnwäscher
ようこそ
私と言う世界へ
此処では
貴女達が主役で
望み描き
創造なるわ物語
初メマシテ
進行者ノ「 」デス…
此の中で
叶える事は無限
想い強く
思考を高めれば
所在事も
可能になるので
苦痛も 哀しみも
愛しさも 願望も
全ての感情さへ
支配出来る筈で
快楽も 憎しみも
独りでも 優越も
深く魅了しては
堕ちて焔を灯し
「超越スル事スラ 容易デショ…」
貴女達ハ 何ヲ選ビマスカ?
貴方達ハ 何時抜ケ出セマスカ?
貴方達ハ 何ヲ夢視マスカ?
貴女達ハ 何時カラ居テマスカ?
ようこそ
私と言う異界へ
此処には
貴女達が主役で
慈シ逝く
創造してる物語
改メマシテ
誘導者ノ「 」デス…
お題 もう一つの物語
あなたと私の物語は
ときめく心が感じられなくて
あなたと別の人との物語は
永遠に続く時の中
巡り逢えたのが運命だとするならば
今は信じられそうもない
もう一つの物語
そんなもの願ったって現れない
みんな自分の私利私欲のために生きている
物語がいくつあろうと結果は変わらない
もう一つの物語
彼と私が今も付き合い続けていたら、未来はどうなっていたんだろう。
僕が、完全だったなら
期待に応えることができたのかな
君と一緒にいることができたのかな
誰にも疎まれず生きてこれたのかな
上手く息を出来なかった君へ
もう一つの物語