『みかん』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
みかんは、最近あまり召し上がりませんね。
ご実家にいた頃は、よくご家族と一緒に食べていらっしゃったでしょうか。
ご家族との関係も、穏やかに距離をとれたおかげで、ずいぶん安定しましたね。
どうかご自分の気持ちに嘘はつかず、人のことよりも貴女自身を優先して、幸福に生きていってください。
『みかん』
あったけぇ〜
本格的に寒くなってきて、こたつを出した。
こたつは一度入ったらなかなか出れないな。
こたつの上にはみかん。
なぜだろうか。
こたつに入りながら食べる、みかんは一段と美味しい。
普通に食べても美味しいが、より美味しく感じる。
不思議だ。
今年の年末年始もこたつに入りながら過ごすのか〜
氷雅
どん底の日々の中で、心ゆるせる仲間からみかんをいくつかもらった。ほかの仲間からはわたしのために一緒に戦ってくれるという心強い言葉をもらった。家に帰ってきて食べるみかんは久しぶりに甘くて美味しく感じた。
わすれていた
自分という存在を
今日思い出してよかった
いらいらするほど
間抜けな自分が太陽に照らされている
冬の太陽はなんだか力なくて
寂しくなる
今日も生きていてよかった
今日自分の存在を思い出せてよかった
自分の存在を過信しちゃいけない
自分の脳みそを過信しちゃけない
のんびりみかんでも食べて
頭の中リセットして
幸せな事が沢山
あなたに
舞い降りて来ますように。
【みかん】
「みかん」
世間では
甘いみかんが人気らしい
なんで??
みかんは
酸っぱいのが美味しいのに...
こんな変わり者もいるから
きっと大丈夫!!
君じゃないとダメだって人が
絶対に現れるよ( •̀ᴗ•́ ) ̖́-
白くてもう脈を持たない貴女の横に甘いみかんを添えた
「お母さんがね 私の採ってくるみかんは酸っぱいって 」
「ねえ 甘いのってどうやって見つけるの?」
「実が硬いのはまだ成長してないから酸っぱいの」
教えたあともくるのは変わらず酸味の強いみかんだった
私は彼女の 何を見ていたの
「神経疾患」 貴女が居なくなる前に医者が言ってたの
硬さが分からなかったのは 感覚が鈍かったから
匂いも味も まともに感じられなかったんだ
最期まで 私に嘘をついていたの
喜楽を忘れていく貴女の顔 焦点の合わない貴女の瞳
結び付いたようで 苦しくて 箱を閉じることが出来ない
ああ ごめんなさい 。気付いてあげられなかった
酷い焦げ臭さ 微かな柑橘の匂い
幾ら涙を流せばこの火が消えてくれるのか
フィクション
みかんと祖母と炬燵
懐かしい遠い日の思い出
今の私にはないもの
久し振りにみかんを買ってみようか
朝ごはんに、デザートに、水分補給に……。口寂しいと食べまくってしまう……。
【みかん】
🍊
みかん大好きで食べたいけど、なかなか買うことが😭
5個で700円とか高すぎる~😣
今日も悩んで悩んで断念して無農薬のバナナと、日本産の桃とみかんの缶詰め🥫を買った!なぜならお正月🎍ケーキ🎂作ろうと思ったからChristmas🎅は、娘がインフルで帰って来られずケーキ食べれなかったので昨日、帰った娘と一緒に作って食べるのだ😋色々、お正月料理作る予定なので忙しいなお正月料理って甘い物ばかりなので、それを避けたくて手料理おせちなのだ☺️伊達巻、黒豆、昆布巻き、茶碗蒸し、チキンハム、角煮、カボチャサラダなど他、色々と作る予定~🥰今回は、韓国のり巻を作ろうと思うカルビー焼いて巻いて糠にんじんいれたり……旨煮も大好きなので作らなきゃ😁
さーて準備しようー
あ、皆さんのコメント💬見させて頂くと🍊は、送ってもらうものなのだなーと…
うちにも誰か甘いみかん送っておくれー😭
秋鮭やお肉やお餅とかばかりで、だけど、凄く有難いし、感謝しながら頂いてる😋みかんは国産の缶詰め🥫🍊で充分美味しい(^q^)前に1度みかん頂いたが甘くて凄く美味しかったな☺️あのみかん、また食べたいなー
みかん。
小さい頃は
大きいみかんを
選んできたなぁ。
小さいみかんが
甘いって
知ったのは最近。
またみかん食べたい。
みかんを食べよう
甘いのが好き?
酸っぱいのが好き?
こたつに入って皮を向いて
スジはそのままで
あったかくしながら
みかんを口に入れる
なんだか安心するよね
みかん、この時期には、必需となってしまう。
何故かと言うとね、みかん、大好き人間いる、
そう、彼氏なのだ、毎年になると、平気そうに、
二箱ペロッと食べてしまう程大好きなのだ、
何故か分からないため、監視カメラを付けてみた
そうすると、あのね、ヤバイのが映った。
"やっと来たね。どうぞ、今日もお疲れ様。"
そこで、映像は切れていた、バレていたのだ。
私には、あれが何なのか分からず、
一生付きまとう恐怖に震える日々が始まった。
『みかん』
丸くなる 炬燵の近く 猫と人
蜜柑広がる 染まった机
みかん剥いてと
交わす会話は変わらないが
今時炬燵の無い家も少なくない
交わされる景色は変わってる
けれどやはり
その時の家族の空気というのは
暖かいものなのだろうか
別にそんな会話は無くても良い
ただ年末の家族間の空気というのは
外の寒さとは違う何かがあると思う
年末頑張って勉強している受験生は
案外そういう何気ない暖かさに救われる
いつも通りでいて欲しいと思っている
まだ今年は終わっていない
良い一年だったと言えるように
一人願う
【みかん】
皮を剥いて僕の口に放りこむその手は冷たくて
君は眩しいほどに美しくて心配になるほど優しい
そのことが僕の心をこんなにも温かくさせる
僕の彼女は猫みたいな性格。
人にあまり懐かないけど、懐に入るためならなんだってする。表情には出さないけど撫でてやると少し目を細めたり、嬉しそうに頬ずりしてきたりする。
そんな彼女だが、どうも柑橘系がダメらしい。
こたつでぬくぬくみかんでも食べようかという話になったときあからさまに嫌そうな顔をして、一言「ヤだ」とだけ告げた。
調べてみると猫は柑橘系は毒らしい。ほんとに猫なんじゃないか?
まあ、そんな彼女も可愛いんだけど。
愛おしそうな手で撫でる君。満更じゃない。表情には出さないけどほんとはほんとはもっともっと撫でて欲しいの。
ちゃんといい子にするから、愛してよ。ねえ。
君のためなら、柑橘の匂いだって凌いでみせる。
だから、だから、だから…
どうか、どうか、私を置いていかないで。
私を、離さないでね。
鼻腔をくすぐる柑橘の匂い。不快な顔なんてしないから。表情に出さないから。
震える手で伸ばすみかん。それを掻っ攫ったのは
「…アレルギーとかだったら危ないじゃん。無理しないでね。」
あはっ…そっか。そっか。
年越しにみかんとかも悪くないかも。
『みかん』
手がかじかむ。
あかぎれになりそうな指にみかんの汁が染みる。
口内炎ができてるから口の中も染みるんだろうなあと
思いつつみかんを剥き続ける。
あっという間に指は黄色になっていく。
地元で取れたみかんを農家の方がおすそ分けしてくれた。
コタツにみかん。うん、冬って感じ。
みかんは好きだがこの手でスマホやら布団やら触るのは
イヤだからそういうところだけは苦手かもしれない。
食べる分剥き終わったから早速1口。
果汁の優しい酸味と引き立つ甘みが最高だ。
地元はドが付くほどの田舎だがこのみかんだけは
どこの場所でも引けを取らないと思える。
けれど口内炎が染みる。
あー染みる。早く治ってくれ。
みかんを最大限楽しめないじゃないか。
それでも口に運ぶみかんのスピードは変わらない。
コタツにみかんの組み合わせは口内炎ごときに
止められないんだ。
語り部シルヴァ
みかん
みかんと聞いて思いつくことは山ほどあるだろう。
甘いや酸っぱい、丸い、こたつ…などさまざまだ。
だが、私はそのようなことの他に思いついたことがある。
芥川龍之介が書いた小説である『蜜柑』が頭に浮かんだ。
この話は冬の列車が舞台になっており、中年の男が人生に嫌気を差して生きていた。相席してきた田舎の女の子が自分を見送りに来た弟たちにお礼に列車からみかんを投げてプレゼントした。その光景を見て、男は人生に感じてた嫌気が少し取り払われたことを感じ取るという話である。
実は、この話は芥川が結婚をしたり、作品がヒットして人生が順風満帆に動いている時と同じくらいに書かれた作品だとされている。
私はこの仮説を聞いて、とても納得した。
なぜなら、芥川は今まで生きにくい中で生きていたことを冬の列車を舞台としているからだ。
そして、みかんはその生きづらい人生の中に結婚などといった自身に対してささやかな光と感じたのではないかと思ったからだ。
冬の朝、凍えるような寒さの中、僕は古びたアパートの一室で目を覚ました。外は薄曇りで、窓越しに見える街並みはどこか眠そうだった。この部屋は相変わらず殺風景で、家具は最低限しかない。古いこたつと、その上に乗った茶色い皿。そこに、みかんが一つだけ、ぽつんと置かれていた。
なぜそこにみかんがあったのか、正直わからない。僕はみかんを買った覚えもないし、昨日までその皿の上には何もなかったはずだ。でも、みかんは確かにそこにあった。鮮やかなオレンジ色が部屋の中で妙に浮いて見える。
ぼんやりとした頭でこたつに足を突っ込み、みかんを手に取った。手に馴染むその感触と、ほのかに香る甘い匂いが、僕の記憶を不思議な方向へと引っ張る。幼い頃、祖母の家で食べたみかんの味や、寒い日に炬燵に潜り込んで家族と笑い合った記憶が蘇る。
「…なんだこれ」
独り言をつぶやいてみたけれど、答えは返ってこない。みかんをじっと見つめていると、どうしても食べてみたくなった。爪を立てて皮をむき始めると、みかん特有の香りが一気に広がり、部屋の冷たい空気をほんの少しだけ柔らかくした。
ひとかけら口に運ぶと、甘酸っぱい味が口の中に広がった。まるで記憶の中にあった味そのものだった。自然と、涙が一筋こぼれ落ちた。自分でも驚いた。泣く理由なんてないと思っていた。でも、みかんの味が僕の心に触れたのだ。
そのみかんを食べ終えたあと、僕はふと気づいた。心の中のどこか、少しだけ温かくなったような気がする。この小さな果実が、ただそこにあっただけで、僕の一日は少しだけ変わった。
それが、誰が置いたのか、どこから来たのかを考えることはやめにした。ただそこにみかんがあった。それだけで十分だった。
酸っぱいみかん、甘いみかん
世界にたった一つだけのみかん
そんなみかんを味わって食べる美味しさは世界一だ
#みかん