『また会いましょう』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
また会いましょう
もうすぐ大好きなあなたとのお別れがやってくる
でも、このお別れが一時的なものだというのなら…
今は耐えていつかのために待ち続けるよ
だから…
だから、また会いましょう
初めて
もう二度と会えないと言うことが分かったのは
私のことを
私より大切に思ってくれていた祖母との別れ
この世に誰も味方がいなくなった気がした
そのうち
同級生がなくなったと聞いた
学生の時以来あうこともなかった
優しい笑顔の人
私から、友だち。というのはおこがましい位の
みんなの友だち。
あなたは、優しいから。
と、
誰にも言われたことがないことを
言ってくれた人。
自分が好きになれなくて
追い詰められた気持ちになった時
彼女のあの時の柔らかい笑顔を
すがるように思い出していた
同級生
私の若い日々が、
若かった日になった
それから
母が、しんだ。
入院が長く長く続いたから
このままずっとずっと
病院にいけば会える気すらしてきた頃
少しずつ返ってくる言葉は減り
微かにうなづいたり、
目に浮かぶ涙が返事になっても
それでよかったのに
もう二度と会えない日がくる。と
私がその覚悟をするために
少しずつ少しずつ、しんだ。
毎日母の元に通い続けた
母が誰より愛した父が
石に刻んだ言葉は
倶会一処くえいっしょ
仏や菩薩の座る蓮の台座。
そこに、往生したみんなが集まっている。また、会える。
と言う言葉。
長い母と二人だけの時間の中で
父が、選んだ言葉。
わたしも、腑に落ちた。
何も話さない父の気持ちが
分かった気がした。
さようなら。ありがとう。を
百万回叫んでも
伝え足りなかった事ばかり
思い浮かんで、苦しかった。
今は、
寂しくなりかかった時、
私は、呟く。
「蓮のうてな(台)で会いましょう」
いつか
ただ1人で私がいく先には
待っててくれる人たちがいるなら、
もう少し我慢できる。
笑顔でいく。
きっと。また。会える。
#また会いましょう#2022.11.14
青白い月がこちらを見ている。
いつも通りに眠りに就いたのに
なぜか目覚めてしまった午前3時。
なんとかもう一度眠ろうと目を閉じるけれど、
休息は訪れる様子もない。
諦めて起き上がる。
カーテンを開けると月の光が眩しい。
ねぇ、月は寂しくないの?
暗い夜にたったひとり。
そうでもないよ。
あなたのように眠れない夜を過ごす人が居るからね。
そんな人たちをそっと照らして
時にはこうやって話をして。
そっか。
それなら寂しくないね。
そうだよ。
だからあなたもひとりじゃない。
訳もなくどうしようもなく寂しくなったら
月が居る事を思い出して。
朝が来て一日が始まったら
ちゃんと夜が来るからね。
-また会いましょう-
「また会いましょう」
14歳の誕生日ついに私にも例の呪いが発症した
3年前に国全体で流行りだした呪い
私の村は小さな集落にある
森の中を行く
呪われた娘
全身に呪い 全身に黒い渦の模様
青年が彼女のもとに訪れた
「除念師の方がきてくたまさった」
「助けてくださりありがとうございます、また来てくださいね」
また来てくださいね
」
男は少し寂しそうに笑う
お爺さんに話を聞く
厄災を閉じ込める手
あの呪いは解くことはできない
あの人は自分に厄災を抱えただけだ
私がいるとまた厄災がこの村に災いを与えます
ここを去ります
この呪いは解くことはできない
いつか私の体を覆うと思う
それまでに私はできるだけ沢山の人を助けたいと思うんだ
いつか私がこの呪いを解きます、何年かかるかわからないけど
また会いましょう
『よっす』
古びれたとある街の神社。
本殿前の階段で座っていた少年は、片手をあげてやってきた少女に目を向けた。
「…こんにちは」
少年と少女。
互いに名前も知らない。
午後の日が落ちるまでの数刻、この神社で言葉を交わすだけの 不思議な関係はもう随分と続いていた。
『なによ、そんなに嫌そうな顔して。相っ変わらず可愛げないわねー』
つかつかと近寄って少年の顔を覗き込む。
「べつに。お姉さんっていつも暇なんだなーって思っただけです」
『暇なのはあんたも一緒でしょーが。つか、また勉強?』
ランドセルを抱えた少年の手元にはノートとテキストが広げられていた。
「宿題」
『どれどれ、あたしが見てあげよっか?』
ノートを覗き込んでいた少女の表情が次第に曇ってゆく。
『…最近の小学生って難しいことしてんのね』
「英語はもう必須科目ですからね。授業ではこんなにやってないけど」
僕、英語好きだから。と言いながらすらすらと英文を綴っていく。
『へぇー、あたしも前は英語好きでやってたな』
懐かしい、と呟く少女の声音が寂しげに空気へ溶けた。
「懐かしいって…お姉さんは現役でしょう?」
『まあそうだけど!あたしはもう現役から離れちゃったからさぁ』
少年の頭にクエスチョンマークが浮かぶ。
目の前で伸びをする少女は、少年も知る高校の制服を着ている。
制服姿がコスプレではないのなら、少女は勉学真っ只中の学生だろうに。
「…どういうことですかそれ?」
『大人はいろいろあんのよー。お子ちゃまには分かんないだろうけど』
その会話を最後に、少女は数段下で大人しく小説を読み始めたので少年は疑問を飲み込んだまま英文に戻った。
『さってっと。帰ろうかね』
少女は立ち上がって伸びをしながら言った。
ぴょんと階段から降りて少年を振り返る。
『君はまだいるの?暗くなる前に帰んなよー』
ケラケラと笑う少女に少年は相変わらず冷ややかな視線を向けた。
「…さようなら」
『あ、そうだ』
少女はもう一度少年を振り返る。
『あたし、引っ越すことになったんだよね。だから、今日で君ともバイバイだ』
「はぁ、そうなんですね」
『そうなんですねって、それだけ?もうちょっと惜しんでくれてもいいんじゃないの?』
少年に右手を出しながらケラケラ笑う。
『じゃあ餞別』
「小学生に金銭を要求するなんてろくな大人じゃないですね」
『あたしまだ大人じゃないし。じゃあお金じゃなくていいよ。少年の名前教えて』
「やっぱりお金取ろうとしてたんですね。…名前ですか?」
『そ。あーでも個人情報だから嫌じゃなかったら』
「お金取ろうとしてたくせに変なところ遠慮するんですね。…僕の名前はーーー。」
少年の名前を少女は繰り返した。
『ふふ、いい名前だね。あたしはーーー。』
少年は少女の名を口にした。
『そう。いい名前でしょ?…気に入ってるんだ』
そう言って少女は微笑む。
『じゃあまたね、少年』
今度こそ去っていく少女の後ろ姿に、少しは惜しんだらどうだと言っていた台詞をなぞった。
そして自分はさっさと帰っていく少女の姿を静かに見送った。
時間が経てば、少年も少女も互いのことなんて忘れてしまうだろう。
刹那的なものだったけれど、そういう時間が、いつの日かあんな時もあったと心くすぐる思い出になったり。
またねと手を振る少年少女が巡り巡って再会する日も、もしかしたら遠くないかもしれない。
また明日会おう
・誰にでも、会いたい人、会うと安心する人がいる。
どんなに嫌なことがあっても、明日が不安でも、その人に会えば全て忘れられる。昨日も今日も明日も幸せに感じられる。
そういう時は大抵相手もそう思っているものだ。
相手も同じように昨日、今日、明日が嫌でも、貴方といれば全部幸せに変えられる。
・そんな人はいない?それならじっくりと私の話を読むと良い。私のじゃなくても良い。このアプリは心癒される空間なのだから。
・“またいつか会おう”なんて寂しいこと言わず、幸せなひとときはいつまでも、いくらでも味わう権利はあるのだから、会いたい時に会えば良いではないか。このアプリも、読みたい時に読んで良いのだ。
それで今日が幸せになれれば、また明日も幸せになろう。また明日も安心できる人や空間に会えるよう、祈っています。
─テレビってほんとうに下らない。
誰が亡くなったとか、どこで事故が起きたとか
そういう、
ほんとうにどうでもいいことしかやってない。
お母さんがテレビを観ていて
よくわたしに話しかけるけど、
こんな下らないもののことでいちいち呼び止めないでほしい。
下らないものがわたしに移りそうで本当に怖い。
こんな余分な情報を頭に無理やり詰め込まれるが怖い。
わたしの頭の中を、ごみで埋められるのが怖い。
━
わたしには会いたい人なんていないし、
わたしに会いたいと思う人もいない。
みんな私に興味がないし、
わたしもみんなに興味がない。
それでいい。
HKS: see you
PEN: see youノシ
QJU: see you
BEA: see you:D
デイリーミッションのチーム戦は3セット勝利で終了。今日も順調順当。自動翻訳をオフにすると、チャット画面はチームメイトの素の言語に戻った。
HKS: 또 봐요
PEN: またねノシ
QJU: 再見
BEA: cu:D
…また会いましょう、か。
俺らオフラインで会ったことないけどね。
ほんと言うとPENは去年のEVOの会場で見かけた。遠くから見かけただけ。声は掛けられなかった。オンラインではこんなにつるんでるくせして、残念ってよりホッとしてた自分がよっぽど残念な奴だとは分かってる。
けどさ。
すっかり親しくなったつもりで進路相談どころか恋愛相談まで乗ってもらってたPENが、まさか自分の親だったとは思わんだろ、普通!?
…正直、週末実家に帰るたび会ってますわー。
墓まで持ち込み案件のトップシークレットが二十代のうちに入手できるとは思ってもなかった。
************
「また会いましょう」
************
所感:
こういうの、絶対知らぬは本人ばかりなり、とっくに親バレしてるパターンが鉄板ですよね。
また会いましょう
いつかの私
また会いましょう
昨夜の涙
また会いましょう
あの時の言葉
また会いましょう
報われない思い
また会いましょう
別れの後悔
また会いましょう
誰かを好きになる心
また会いましょう
会心の笑顔
また会いましょう
どれも私だから
また会いましょう
隠さなくていいから
また会いましょう
どれも間違ってないから
また会いましょう
全てのピースが揃うから
また会いましょう
夢見た私になるまで
また会いましょう
いつでも受け入れるから
また会いましょう
過去を許すように
また会いましょう
罪深い人だから
また会いましょう
全ていつかの私だから
また会いましょう
受け入れる器を持って
また会いましょう
《また会いましょう》
中2の○○大会で1度お会いしました
あなたは覚えていないでしょうが私は鮮明に覚えています。
それはあなたの見た目が男子○○○○界では珍しいスキンヘッドだったから、という理由もありますがそれだけではありません。
身長は高いけど細身なあなた。切ない音楽で儚いながらもどこか力強い演技。それに惚れたからです。
カッティングの時、客席で、すれ違った時には心臓が飛び上がるくらい嬉しかったです。
じっと見つめすぎたんでしょうか。
あなたに不信そうな目で見られました。
ごめんなさい。
先日私の住む所へ来ていたそうですね。
会いたかったです。
また機会があったら会いましょう。
私はきっとあなたのことをずっと忘れずにいるのでしょう。
【また会いましょう】
さよならと言って
笑顔で別れた
それぞれ違う道を歩んでいく
私たちは
もう交わることがないと
分かっているけれど
確かに笑い合って話した
あの時間を信じて
いつものように
自然に自然に
手を振って別れた
また会いましょう
「また会いましょう」
じゃあね
この言葉には
切なさを感じる
身も心も寒く
離れがたい 朝の別れ
のそり起き上がり
湿り気をとばす
気持ちを前に
また夜に
会いましょう
/ また会いましょう
"また会いましょうね"
君はそう言って、私の前から姿を消した。
何年も、何十年待てども君は帰ってこない。
私は病室のベッドに横たわり、天井を見つめる。
"ああ、もう一度…一目だけでも、また君に会いたかったなぁ"
ゆっくりと目を閉じる。
"あ…たに…いたい"
暗闇の中、微かに声が聞こえた。
"誰かいるのか?"
声のする方へ向かう。
そこには…
悲しげに微笑む君がいた。
#また会いましょう
#あなたに会いたい
またね!また会いましょうね!
そう言って離れゆく白髪同士かがやき
「また会いましょう」
手と手を取り合ってダンスをして、これっきりかもしれないけれど。
会える日をほんのちょっと期待してる。
いつかまた、会いましょう。
私は傷ついた
深く傷ついた
もう会いたくない
はずなのに…
忘れられない
貴方しかいなかった
できることなら
また会いましょう
#また会いましょう
また会いましょう
命に執着しないあの人と、また会うことはできるのだろうか。
コメント
今回は時間がなくて、一行になってしまいました。
ごめんなさい。
紅林 真叶
また会いましょう
私はグループから抜けてしまったけど
これからも繋がれたらいいな
舞華
思い返しただけで本当に腹が立ちますよ。
私の腕を振り払った柔らかい手、私の体を押さえつけた無数の小汚い手。
この五年間、脳裏を過ぎるたびに脳味噌が沸騰して、胃が胃液をぐるぐると掻き回して、私を長く苦しめてきました。
あなたのことも、ほんの一瞬だけ恨んだ日もあります。
何であの時、私のことを「あんたなんか知らない」と嘯いたのかと。
でも、今はもうそんなことどうだっていいんです。
この狭い部屋の中で、あなたの言葉の真意を毎日毎日考えましたが、そんなことしたって無駄だと気づいたんです。
全てはあなたに聞けば済む話なんですから。
川崎駅前病院、まだ通っているそうですね。
私が刺した背中の傷が、未だにあなたを苦しめているということなのでしょうか。
そのことについてはあまり深く思い詰める必要はありません。
あなたの彼氏として、一生をかけても償う所存ですから。
あと三日で、ここを出られるそうですよ。
またお会い出来る日が、今から待ちきれません。
#また会いましょう