『はなればなれ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【書く練習】
思うことを書き出してみた
朝起きれない
体重減らない
仕事できない
落ち込むことがつらい
つらいと節々がいたんで困る
炭水化物が好き
ポテチを断って半年以上経った
薬のみ忘れた
猫もかわいいかもと気づいた
雨降ってる
家がつらい
夜更かしがやめられない
お題が思い付かなくなった
あらゆることに落ち込みを感じてしまう
ポジティブになりたい
これらを文章で書けたならいいんだけどな
みんなどうやって文章考えているのだろうか
はなればなれ
十日後、入院する
二十二日間、病院生活だ
コロナ禍前の時代と違って随分病院のシステムが変わったようだ。
全身麻酔で付き添いが必要だったのは何年前までのことだろう。
入院しおりを渡されて
医療事務の方ではなく、看護師さんから
最低限の説明だけを
テンポよく、愛想よく、
事務的に行われる。
いくつか質問してみた。
嘘はつかないが、ほんとのことも言わない。
入院中はきっとまわりはソレばかりだろう。
何か起こってから責任転嫁のリレーだったらいやだな…
みんな生きるためで、仕事だ、仕方がないが
やるせない
みんな仕事をすれば家族と離れ離れだし
わたしは入院したら家族と離れ離れだ
入院を送り出してくれる家族は何を思ってるだろう
せいせいしたとか?
面倒だなぁとか?
目の前の入院準備でごった返した部屋を見ながら
これからの事を考えるとうんざりだ。
大好きな猫とも離れ離れ、抱きついてみたら
溶けるように脱出された…
君がいないと私は生きていけないのに
ひどい…
しばらく君を抱っこできなくなるのに
はなればなれだよね、わたしたち
最初は一緒のバイト先だったのに
君は店舗移動して、、
君のシフト表も見れないし
バイトに行っても君は居ないし
戻ってきてよ。おねがい。
実家を離れ、飼い猫たちとも年に数回しか会いに行かなかったこの数年…しかし、最近はさまざまな事情で毎週末会いに行っている
毎週末会いに行くまでは、以前のような甘え姿を見せるのに少し時間があったように感じるが、ここ最近は実家住んでいたころと同じように玄関でお出迎えしてくれるようになってきた。その姿を見ると離ればなれだった時期を忘れられる瞬間
そして、嫌なことのあった週でも足にすりすりと甘えてくる姿をみると一気に癒される
どんなにはなればなれの時間が長くとも、心が安らぐ一時が過ごせる家族(ペット)の力は偉大だなと感じる
あの男のもとに来てから、もう何日経つだろう。
自発的に来たわけではない。強制的に連れてこられたのだ。それも〝自分から〟の体を装わされて。
『了承しなけりゃ、こいつら全員殺すぜ』
こちらの側近の首に刃を当てながら、そう言ってのけたあの男の顔に嫌気が差した。なまじ整った顔立ちをしているぶん、嫌悪感はいや増す。
自分が言えた義理ではないが、なんてこずるい男だと奥歯を噛みしめた。要求を飲んだときの、側近の絶望した顔が忘れられない。
扉の前の気配に気を配る。見張りの男が扉の両隣に二人。屈強な男の空気がする。よほど逃げられるのが怖いらしい。
悟ったわけではないが、今のところは脱走を諦めて、切り取られた窓を見る。時間が分からないが、外はもう暗く、空に星が瞬いていた。ちらちらとひらめく星を見ていると、男のもとへ行くことを許諾したときの、側近の絶望の顔を思い出す。
あんな顔をさせるくらいなら、要求を飲まないほうが正しかったのかもしれない。だがあの男の言う通りにしなければ、側近を含めその場で皆殺しにされていた。そう考えると、やはり正しい選択だったと思う。
けど、と寂しく思う自分もいた。
(最後に見る顔があんな顔なんて、やっぱりやりきれないわ)
私の一番初めの友達で、大好きだった
でも…あの子は裏切った、いじめっ子と一緒に、私をいじめた
全部嘘だったのかな、あなたが私にくれた大好きだよって言葉も、ずっと友達だよ っていう言葉も
全部全部…、
…それでも私は嫌いになれない…、どうしようもなく みんな好きだから
きっと今でも、話のノリとか、そういうので
手をつないだりとか、子供みたいにぎゅってしたりとか、できるけれど
でも、どうしようもなく心は……
【はなればなれ】
#はなればなれ
わたしは夢の中にいた。
ハイジャックされた船の中。
友人とはぐれた。
1人で優雅にサスペンスドラマを見ていた。
いつになったら会えるのだろうか。
小説
迅嵐※ご都合トリガーバグ
「これはなんてよむの?」
「これは''なかよし''だよ」
舌足らずな声で聞く様はまるで幼児のよう。否、幼児だった。
絵本を小さな手で一生懸命めくるのは、A級隊隊長であり、ボーダーの顔でもある嵐山准。しかし今回、原因不明のトリガーバグで彼は幼児の姿になっていた。しかもトリガー解除できなくなっているオプション付き。最悪だ。
今日の夜は、久々に朝まで一緒にいられる予定だった。多忙な嵐山を捕まえるのは骨が折れる。だからとても楽しみにしていたのに。幼児の姿のままじゃ何も出来やしない。
そう、おれはあんな事やこんな事をするために未来視を使ったと言っても過言ではなかった。
「おにいさん、どうしたの?」
「えっ…あ、いや、なんでもないよ」
邪な考えを見透かされたかと思い、肩が跳ね上がる。純粋な瞳に見つめられ、おれは少しだけ居心地が悪くなった。
「…ほら、続きを読もう?」
「うん」
……小さな嵐山もいいけど、いつもの嵐山にも会いたいなぁ。
「これは?」
「ん?これは''はなればなれ''って読むよ」
「はなればなれ?」
「遠くに行っちゃって、あんまり会えなくなること」
「………おにいちゃんも、はなればなれ?」
突然の問におれは言葉を詰まらせる。
「…どうしてそう思うの?」
「だっておにいちゃん、さみしそうだから」
小さな嵐山は絵本を閉じると、おれの腕にしがみついてくる。普段の嵐山よりもずっと細い腕。それでも、いつもと同じように温かかった。
「だいじょうぶだよおにいちゃん。じゅんがいるからね」
自らよりも小さな子を慰めるように話すその姿は、その頃から愛すべき弟妹の為に兄をしていたのだと思い知らされる。
「…大きくても小さくても変わらないな」
「?」
「なんでもないよ、ありがとな」
「おにいちゃんげんきになった?」
「あぁ、なったよ」
心配そうに見つめる嵐山の頭をおれは優しく撫でる。見方を変えれば、幼い嵐山なんてトリガーバグがなければ一生お目にかかれないもののはず。ならこの状況は楽しまなければ損だ。未来では嵐山は何事もなく戻っているようだし、何の心配もない。
「よし、アイスでも食べるか?」
「あいす!たべる!」
数時間後、大人に戻った嵐山は幼児になっていたことなどすっかり忘れており、周りからその時の話を恥ずかしそうに聞いていた。
ちなみにあんな事やこんな事はおれの未来視を酷使し、実行エンドに導くことに成功した。幼児姿の嵐山も見れたことだし大豊作すぎる。流石おれ。サイドエフェクト様様。実力派エリート万歳!
テーマはなればなれ
嫌だよね、好きな人とはなればなれとか、
卒業したらみんなはなれちゃうし、好きな人ともはなれるどれだけいやでも絶対出会いには別れがついてくる、それが早いか遅いか、自分しだいなんだと思う
はなればなれ 11.16
はい、私が悪いのね
泣き真似いらない
礼儀正しく
馬鹿のフリをして
なにそれ
劣等生でごめんなさい
はなればなれ
見えぬ月にも
存在は確かに
ある事と同じ
会えないあの人にも
存在がある
天空の距離よりは
本日は満月
『はなればなれ』か、
と、煙草に火を点けた。
いろんなな事が会ったけな・・・。
俺は「クスッ」と笑い、灰色の雪でも降りそうな空を眺めた。
赤ちゃんの
小さな足のすねを
見て思った
こんな5センチくらいの
かぼそい足が
長くて立派な
足になるのだと
いつか
はなればなれになる
それまでが大事なのだと
「 はなればなれ 」 ( 逃げ若 ネタバレ注意 、ふぶ若 )
「 頭の 記憶は失くしても 体の記憶は あるようだな 、 吹雪 ! 」
“ … ちゃんと 憶えて居ますよ 、 時行殿 。 ”
_________________________
「 … 私は ,, 君 が 元足利の 出でも 、 構わなかった … 。 」
「 なのに なんで ,, … なんで 寝返ってしまったんだ 、 」
「 君が 師で 、 郎党で 居てくれた日々は 掛け替えの無い 宝物だ … 。 … 」
吹雪
「 … 安らかに 眠ってくれ 、 師冬 。 」
“ … 嗚呼 ,, 貴方 は 私の最期 まで そんな 顔をしてくれるのか 、 ”
“ あわよくば 、 私の 叶わぬ夢を 持って行って欲しかった ”
「 はなればなれ 」
命を落とした身体に、別の命が入り込んだ時。あるいは、落とされたはずの命が運良くその身体に戻った時。
そうなった存在は、「半霊」と呼ばれるものになる。
半霊のほとんどは、別の命が入り込む形で生まれている。身体の持ち主だった命は、その身体が半霊にされた頃には、そのほとんどがとっくに星になっているからだ。
…ここまでが、私が聞いたことある話。
じゃあ、命を落とした身体に別の命が入り込んだとして、その身体の元々の持ち主が、星になっていなかったら?別の誰かによって半霊となった身体を、その身体の元の持ち主が認識したら?
…これに関する話は、あまり聞かない。まぁ、ほとんど起こらない事象だものね。
これに関しては、「身体を取り返そうとする霊体と身体を取られまいとする半霊が争い出すだろう」っていうのが、私の持論。
だって、幽霊になっている時点で、未練をそれなりに抱えてる証拠よ?自決して幽霊になったならまだしも、そうじゃないなら…身体に戻れるものなら、戻りたいじゃない。だってコレって、ある種の「蘇生」なんだもの。
それなのに、その機会を、別の知らない誰かに奪われてるのよ?嫌じゃない?
「私は幽霊になったのに、知らないアンタがなんで私の身体を使って第二の人生歩んでんの」って…そう思うのは、普通でしょ?
…まぁ、私の場合、彼女のことを受け入れて、和解したけれど。
なんで和解できたかは、当時は悪霊になりかけてたのもあって、ちょっとだけ記憶が曖昧だけど…。ただ、私よりも短い時間しか生きれなかった彼女に、同情したのは覚えてる。
それに、幽霊の状態も考えようによっては第二の人生だしね。
身体がなくなったせいで出来なくなったことはたくさんあるけれど、身体がなくなったからこそ出来ることだって意外とあるのだから。
例えば…気兼ねなくベニテングタケを食べる、とかね。
(「亡霊廃墟」―風羅 要―)
#はなればなれ
今日、高校からの友達と子連れでご飯に行ってきました。
楽しかったです。子供たちも世代が近くて楽しそうでした。
私は本当に人付き合いが苦手で、例えばどれだけ仲が良くても、会社を辞めた人とはぱたりと連絡を取らなくなりました。親戚付き合いも希薄です。
けれどこの友人たちとは、進路さえ就職と進学とでバラバラだったのに、結婚して引越しても、子供が産まれても未だに付き合いが続いています。おかげで子供たちも学校外の友人ができました。
友達と離れたくなくて進路に迷ったこともありましたし、結婚した友人との距離に迷うこともありました。でも本当に自分がその人のことを好きなら、無意識に続けようとするし、続いていくのかなと感じます。
【はなればなれ】
はなればなれになっても
ずっと友達でいられたら良いのに
はなればなれになっても
連絡を取り合えたら良いのに
はなればなれになっても
貴方が生きてくれてさえいれば良いのに
本当は離れたくなかった
隣で一緒に笑って居たかった
馬鹿みたいに笑って、時に泣いて
この先もずっと一緒居られるとそう思って居た
僕に私に夢がある様に
君にも君だけの夢がある
ずっと一緒には居られない、でも!
一度、繋がった縁は中々切れないのだから
いつかきっと、巡り巡ってまた君に出会える
そんな希望を抱いて
僕は私は今日という日を生きて行こう
そう思う
はなればなれ
想い人のような人がいた。
けど、その人は僕を見てくれない。
いつも違う方向を向いている。
共に歩めない。
僕はとある日から動けずにいる。
心はその日のままって感じで。
けど、周りやその人はどんどん進んでいく。
未来へ歩むその人。
過去に目が向いてしまう僕。
いつも背中合わせだ。
隣に立てても、共に進めない。
僕が見ていても、その人は僕を見てくれない。
承認欲求なのかな?
一度だけでいいから。
何も見ず、僕を見ていて欲しい。
遠ざかっていく君に。
はなればなれ、それを聞いて思い浮かんだのが、とある映画の中に出てくる曲だった。
僕はそれを聞くたびにしんみりとした感情になる。
ぜひ聞いてみて欲しい。
「はなればなれの君へ」と調べたら出てくると思う。
時間があれば、君でみてください。
落ち葉が風に吹かれていくのを見た。
同じ木から生まれた葉もあっただろうに。
同じ場所で身を潜めていたのに。
そうか。
はなればなれになったのね。
風に吹かれて
旅をして
最後はみんな、土に還れたらいいね。
そしたらまた一緒になれる。
「はなればなれ」
時は人を分かつ
だから大切なあなたも
私の前から姿を消す
ただ"今"を刻み込むだけ
それだけなのだろう