はなればなれ』の作文集

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はなればなれ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/17/2023, 9:10:44 AM

近づいては離れて、離れては近づいて。

二人の関係はまるでそんな感じだった。

きっとこの繋がりも、いつか薄くなって、

いつもと同じリズムで離れた拍子に、

途切れてしまうと、知っていた。



あなたは有名人になった。

私との関わりはもう無くなっていた。

あなたを好きな女の子がたくさんいて

私よりもかわいい女の子たちが、君を好きだと

発信しているのもいっぱい見た。

でも、ある日あなたからDMが来た。

もう近づかないと思っていたのに。

あなたからのたった一言で舞い上がって

すぐに返したメッセージがまた二人の線を近づけた。




私からは何も出来ない。

ただ、あなたの連絡を待つだけ。

メッセージが来たらそれに従って、

あなたの家であなたに会う。

あなたの家は行くたびに他の女の子たちの香りがする。

甘くて、きつくて、若い、そんな香りが。

私はその香りの中であなたと過ごす。






近づいては離れて





急に連絡が途絶えて、不安になって、

メッセージを送る。既読が付かなくて、

もっと不安になるの繰り返し。

その後で、あなたが笑いながら

ごめんごめん最近忙しかったんだよね、と

嘘を付く。私も笑いながら、

そっか、忙しかったのならしょうがないね、と

嘘を付く。

そしてあなたの家で何日か過ごすのだ。




離れては近づいた




きっと彼も年上の女とだらだら付き合いは

しないだろう。

だからいつかは、はなればなれになってしまう。

分かっている。

分かっているけど、



いつか線が途切れるその日まで、

線が途切れたその後も、

電話番号もSNSのアカウントも変えないまま

ずっとあなたを待っている。

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「離れられない」

はなればなれ

11/17/2023, 9:08:13 AM

アイツが何処かあたしの知らない所に行ってしまう夢を見た。
独りは嫌いだ。世界との繋がりがプツンと切れたように、周りが暗くなる感覚がする。
今も広い部屋に一人で居るが、毎日のように訪ねてくる友人はいるし、定期的にアイツの所に行くようにしている。
けどそれもいつまで続くのか分からない。
ハッ…と息を吐き、ゆっくりと深呼吸をする。
今日はまだ来ていない友人に、置き手紙を残し部屋を後にする。
きっとアイツに会いに行けば、早かったじゃないかとか寂しかったのかいとか、茶々を入れられると分かっていた。
それでも今は、隣に確かな温もりを感じていたい。


【はなればなれ】📚

11/17/2023, 8:52:46 AM

壁と床は、その建物が壊れるまで一緒になれないらしいよ。かわいそうだね。

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『どこかで聞いたはなし』

11/17/2023, 8:36:02 AM

〝はなればなれ〟

もっと普通に話せていたら。
もっとさりげなくいられたら。

毎日毎日繰り返し。

もっとあなたが楽しめる話を、
もっとあなたが笑ってくれる話を、

毎日毎日繰り返し。

この距離が遠くなってしまったら、
なんて考える自分がばからしい
そう言い聞かせては
今日も自分会議は踊る。

11/17/2023, 8:26:33 AM

久しぶりに会ったばかりなのに

君とはなればなれになるのは寂しいけど、

また会えると思ったら気持ちが高まるよ

11/17/2023, 8:26:00 AM

【はなればなれ】

たとえはなればなれになっても
いつかはまた会えると思ってた
それなのにどうしてあなたは
早すぎるほどのスピードで
手の届かない遠い遠いところへ
誰にも告げずたったひとりで
旅立ってしまったんだろう

今はもう痛みとか苦しみとか
悲しいことすべてにさよならして
穏やかな気持ちになっているのかな
そうであってほしい 

たとえはなればなれになっても
あなたの音楽はずっとここにある
歌も 言葉も メロディも 声も 
もう新作が聴けないのは残念だけど
手を伸ばせばあの時のあなたに会える

きっとこれからも私は
あなたの音楽に支えられて生きていく
素敵な宝物をいくつもいくつも届けてくれて
本当にありがとう

心は、はなればなれじゃないから
これからも大切に想い続けていますよ
そしてあなたの音楽を聴き続けます
だから…おやすみなさい、KANさん

11/17/2023, 8:24:49 AM

はなればなれ

娘が結婚してはなればなれになるのは喜ばしい事だ。
母子家庭のうちは、娘が生まれて半年のときから、保育園に入れて、私は一緒懸命に働いた。狭いアパートで寄り添って暮らしていた。娘がそばにいてくれたら、何でもできた。
大学も行かせて、やっ成人して、私の肩の荷もおりた。
彼氏ができて、結婚しますと聞いた時は本当に嬉しかった。
でも、やっぱり、この狭いアパートから娘が出て、はなればなれになるのは寂しい。
またいつか帰っておいでなんて言えない。言いたいけど、言えない。
「幸せになりなさい。お母さんは大丈夫だから、旦那さんの事を幸せにしてあげるのよ」
と伝え、涙を止める。

11/17/2023, 8:20:13 AM

「はなればなれ」


  …頑張ってね 

それが最後の会話だった。
顔は見せなかったけどきっと泣いていた。

色んな思い出がよぎった。
私だって辛かった。

訳あってはなれて暮らさなくてはならなくなった。
私にとってただひとりの親だから。
悲しかった。

強く生きていかなくてはいけない。
ひとりは孤独だ。
でも自分で選んだから振り返らない。
前に進む。

いつか笑い話になる日が来るといいな。

11/17/2023, 8:20:11 AM

「俺達は赤い糸で繋がってるから、離れ離れになったってきっとずっと一緒だ!」

11/17/2023, 8:07:35 AM

「はなればなれになっても友達でいようね!」
幼かったあの頃だったから言えたセリフだった。
私たちの手紙の締めくくりはいつもこれだったよね笑

そういえば、最後に手紙を送ってからもう5年以上たったよ。
何を書いたかすら私はあんまり覚えてないけど、、笑

いつのまにか、私も君もお酒が飲める年齢になったね。
最近、ほんとに君を思い出すことがよくあるの。

「ねぇ、君は今どこで何してるの?」
「どこかでばったり会うなんて奇跡、私たちの間では起きそうもないけど、いつかまた会えたらいいな。」


#はなればなれ

11/17/2023, 7:57:27 AM

小学校から中学校に上がって虐められるようになった。
初めは軽くぶつかられるくらい。でもだんだんエスカレートしてって。今ではほらっ、体操服が破れてたり下駄箱荒らしなど定番のラインナップでございます笑

なんでこんなに楽観的かといいますと、クラスの一部にやられているだけで他の人たちとはなかよしだからで〜す!➕底辺すぎて笑


だけど君は友達だと思ってたのにな〜?
いつの間にか敵陣営。立場、心は離れ離れ。

11/17/2023, 7:48:48 AM

はなればなれ

人間はみんな離れ離れ。親とも元々離れ離れだったし、ずっと一緒にいる人なんてどこにもいない。
そう思っていたけど、一生一緒にいたいなんて人、みんなあったことあると思う。
僕もあったさ。すごく気があって、何をするにも一緒。まぁニコイチみたいなもんかな。
だけど、人身事故に巻き込まれて亡くなった。
「はなればなれ…か」
とっても悲しかった。人生の大部分を失った気分だった。
こうして僕達は「はなればなれ」になった。
これでも僕、好きな人とかいたんだ。
大好きな先輩がいて、みんなから憧れる高嶺の花って感じの。
でも、やっぱりその先輩って可愛かったんだ。だから誘拐されちゃって。そこからもう行方が分からなくなってった。生きてるか生きてないかもわかんないくらい。
「ほらね。またはなればなれ。」

1作目

11/17/2023, 7:48:12 AM

【はなればなれ】

 横たわった二匹の猫の亡骸を、君は黙々と紐で縛り上げていく。ひそひそと周囲が交わす陰口になんて一切の興味を示さずに。
「ねえ、何してるの?」
 問かければちらりと、君は私へ視線を向けた。情動の映らないガラス玉のような瞳に、私の姿が無機質に反射している。この恐ろしいまでの透明さが、同年代の中では異質なのだ。クラスメイトたちが彼を怖がるのは、言動の突飛さもさることながら、この瞳の底の見えなさによるところもあるのだろう。
「……はなればなれは、可哀想だろ」
 短い答えだった。それきり関心を失ったのか彼の意識は私を離れ、車に撥ねられ命を落とした二つの骸だけへと真摯に注がれる。いつも二匹で行動していた野良猫たちの姿を思い出して、少しだけ口角が持ち上がった。
(やっぱり君は、優しい人だ)
 天国に昇っても、或いは地獄の底でも、決して二つの魂が分たれることのないように、その亡骸を繋ぎ合わせていく――亡骸を弄ぶなんて残酷だと囁く人々は、伏せられた君の眼差しによぎる寂寞と慈愛をきっと知らないのだ。私だけが、それを知っている。
 仄暗い優越感を抱えながら、君の横から手を伸ばす。寄り添いあった猫たちの亡骸を、いたわるようにそっと撫でた。

11/17/2023, 7:37:56 AM

ひどい、酷すぎるわ!私たちはただ一緒にいたいだけなのに!あんまりだわ!!なんで……なんでこんなっっ!S極ーーー!!!

はなればなれ

11/17/2023, 7:23:24 AM

離れ離れになるのは寂しい。
なぜなら、いままで近くにいたと感じていた無くなる気がするから。
今はまだ皆が近くにいてくれるけど、いつかは1人で暮らす時も来るだろうし。

11/17/2023, 7:14:27 AM

はなればなれ
はなればなれになったとしても
私はあなたのことを忘れたりしない
できればあなたも私のことを覚えていてね
忘れたとしても私はずっと忘れない

11/17/2023, 7:02:02 AM

付き合っている人がいても趣味趣向は違うわけで、長期休暇の旅行は気の合う友達と行ったりする。
君は君でかなりな趣味の人だからそれぞれはなればなれでもやることは山ほどある。
だけども、いやだからこそ、か。そんなあとで久しぶりに会った時はそりゃあ距離がなくなる。
会わない間に互いがやってたことを1から10までマシンガントークで喋り倒し、いつしか会話が止まって、ただただ鼻先で互いを見つめ合い、そして。

「ほんとはね、おれ、さみしかった…」
「俺も」

甘えた君のその言葉が、会話を止める合図。
その次は、秘密。



▼はなればなれ

11/17/2023, 7:01:26 AM

電車のホームでの事だった。
誰かに背中を押されボクは迫り来る電車の目の前に落下した。

#はなればなれ

11/17/2023, 6:53:57 AM

君とはなればなれになることがあるなら、その頃は
お互い成長してるといいね。
子供だった今よりもっと。

11/17/2023, 6:49:02 AM

11/16「はなればなれ」

 繋いで走っていた手が、不意に引き離された。
「急ぐぞ!」
「父さん?!」
 持ち上げられた弟は父の肩に担がれ、追いかけるように走る俺を不安げに見つめている。上空に戦闘機の音。
「走れ!!」
 路地裏を抜けようとした時、爆発が起こり、瓦礫が崩れ、煙が視界を覆った。
「父さん!!」
 煙が晴れた時には、目の前に道はなかった。俺はつい先程まで弟の手を握っていた右手を、じっと見つめることしかできなかった。
 ―――弟の手をもう一度掴むことができるのは、10年以上経ってからのことだ。

(所要時間:9分)



11/15「子猫」

 にゃあん、と鳴いて膝の上に転がり、そのままごろごろと甘えてくる。
「でかい猫だな」
「子猫だよぅ」
「でかい子猫だな」
 本を読む邪魔をされるのを嫌って押しやれど、その手に黒い耳を押し付けるようにして撫でるのをねだってくる。やれやれ、人型になっても猫は猫だ。わしゃわしゃと撫でてやる。
「うちの猫はいつ恩返しをしてくれるんだろうな」
「癒してるよー? きゅーとでしょ?」
「そういうんじゃないんだよなぁ…」
 まあいいか。一人暮らしのおっさんに娘ができたと思えば悪くない。少なくとも退屈はしなそうだ。

(所要時間:8分)



11/14「秋風」

 低くなった午後の陽を浴び、紅葉する山々を遠くに眺め、杖をついてゆっくりと散歩する。
「こんにちは。ご機嫌いかが?」
 聞き覚えのある風が話しかけてくる。暦の割に暖かいが、今日は誰だっただろう。
「今日はわたし。秋風よ」
「そうか。今年は随分とゆっくりだったね」
「そうね、それにあまり会えないわ。来週には木枯らしと交代」
「そうか、残念だな。夏風にもよろしく言っておいてくれるかい?」
「いいわ。それじゃあ、また」
 楓を散らしながら飛び去って行く。体に堪える季節がやって来る。

(所要時間:8分)

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