『はなればなれ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
はなればなれ
最終電車を待つ。静かな駅のホームに2人。
君は今、どんなことを考えているのかな?
ねぇ、もうちょっと、一緒にいたいよ。
なんて君も同じことを考えていないかな?
君と出会って何年経ったのだろう。
嬉しい時も悲しい時も、君は気持ちをはんぶんこしてくれたね。
あぁ、針の音がうるさいなぁ。向こうから眩しい光が近づいてくる。
そろそろ行かなくちゃ。君が呟く。
またね。たった一言なのに、苦しくて、言えないんだ。
言ってしまったら、君とはなればなれになってしまうから。
はなればなれ
いくら離れ離れになったって
今までの楽しい思い出は絶対忘れないから
離れ離れになっても、君の存在は忘れず
私は遠くから応援してるよ
そしていつでも隣に居るよ
いつかまた会える日を待ってるねー。
触れた手が離れること
視線が交わらないこと
それが当たり前になり
君の声が
私の名を呼ばなくなって
私の声は
君に届かなくなった
隣に いるはずなのに
こんなにも こんなにも 遠い
【はなればなれ】
――はなればなれ――
優しく白く繋がる心
ピンクに染まれ
熟れてカレ色
散って仕舞いに
かればなれ――
はなればなれ
人生は出会いと別れの繰り返し
って言うよね。
けど、私の人生は圧倒的に別れの方が多い気がする。
特に歳を重ねてから強くそう感じる。
出会いがないのか、
出会いを無駄にしているのか。
でも人生は、いつかみんな、
はなればなれになるもんね。
心配性で、つい先の事を考え過ぎてしまうタチだが、
〝今を生きる”が大切なんだなと感じる
今日この頃。
paki
テーマ:はなればなれ #366
はなればなれになっても
会話してくれる友達がいるっていいな。
引っ越しをして
小学校の時仲の良かった友達と
久しぶりに連絡を取った。
「元気?」「元気だよ〜」
そんな感じで会話は始まり、
「また会いたいなぁ」
で終わる。
話しているときははなればなれじゃない。
距離は遠くても同じ時間に
一緒に時を過ごしているから。
私の趣味のこと、最近の身の回りのこと……
話すとあっという間に過ぎていく時間。
また、会いたい。
今度は顔を合わせて話したい。
※
今日で1年になります。
時というものは早いものです。
今日で1年と言いましたが、
実は2日前くらいが実際1年です。
今日も文章を読んでいただきありがとうございます。
気ままにやっているので良ければ見ていってください。
誰かの一日の最後に明日の励みになるような文章を。
by 狼星
離れ離れは嫌なこと?
離れ離れはダメなこと?
そんなことはないさ
だって別れることによって
新たな出会いもあるんだから
だってそうだろう?
今これを見ている君がそうだ
前の文とお別れをしたから私と会えたんだ
そしてこの文ともお別れしてまた新たな文と出会う
素敵なことだろう?
それじゃあ行ってらっしゃい
お題『はなればなれ』
もう少しでクラス替え。
貴方と離れ離れになってしまう。
話しかけることもなくなるだろう。
なんかもうこんな人生諦めようかな、
はなればなれ
私たち双子はずっとはなればなれだった。
よくある話は一般家庭では双子や兄弟姉妹はお互い協力して親のお手伝いをしたり楽しく過ごすのが普通だ。
でも私たちの親は違う。私の双子の妹とは1度も会ったことがない。いや、あるだろうけどそれは多分私の記憶が無い時だ。パパにも会ったことがない。
ママ曰くパパの方に妹がいるらしい。
1度ママに言ったことがある。
「どうして私は妹と会ったことがないの?」
今まで見たことの無いような顔でこれ以上何も聞くなみたいな顔をしていた。ママのその時の顔は一生忘れないだろう。
だから10年後。私が18歳になったら必ず迎えに行くね。その時まで待っててね。
「はなればなれ」
私のことを大切にしてくれた貴方。
いつも、「好き」って私に言ってくれたあなた。
これからもそんな貴方と一緒に居たい。
でも、願いは叶わなかった。
世界は無情にも壊れ果ててしまった。
私達の街は黒い霧で包まれた。
建物も、人の心も、霧で埋め尽くされてしまった。
いつも、明るくて優しくて真面目な貴方も
黒い霧に蝕まれてしまった。
今の貴方は、貴方のようであって貴方ではない。
心に余裕が無くて、いつもイライラしてる。
私のことも覚えていない。 悲しい
黒い霧が晴れれば、いつもの貴方に戻るのかな?
また、この世界に、私達の街に、
光が照らすことを信じている。
それまで待っていてね。
心の繋がりは離れているかもしれないけど
私達の記憶は離れていないはず。
貴方が私を大切にしてくれたように、
私も貴方を最後まで大切にする。
はなればなれ╱11月16日 木曜日
私の願いは貴方と一緒にいること。
幸せな時はもちろん、喧嘩しても話し合って、2人が納得できるような案を考えて。ずっと一緒にいたい。
将来結婚したいとか思ってるし。
そのくらい好きなの。
でも、貴方ときたら。
全然好きって言わないし
可愛いってあんまり言わないし
話しかけてもくれないし…
好きが釣り合ってないよ。
人それぞれ愛し方が違うのはわかってる。
私たちは好き同士だけど付き合ってないのもわかってる。それによって出来ないこともいっぱいある。
でもね、もっと私の事好きになって、甘えてくれていいんだよ。
私は貴方のこと全部受け止めたい。全部知りたいの。
もう、はなればなれにならないように私をもっと好きになって。わがまま言って。
1度離れたことがある私たちなら、その辛さがわかるでしょ?
離れて居ても心は繋がっているとか、
ずっとそばで見守っているよとか、
そんなのはただの願望で、
夢物語で、絵空事で、
私たちが都合良く作り替えた概念でしかなくて、
多くの物語で語られて来た死という生の付属品に、
私たちはどうしてこんなにも心惹かれるのだろう。
どうしてこんなにも、心が締め付けられるのだろう。
どうしてこんなにも、美しいと感じてしまうのだろう。
【 はなればなれ 】
どこへ行った?
どうにも落ち着かない気分になって仕方が無い。
あるべきものが、あるべき場所にない、この不安感。
早く探さなくては。
このまま見つからなかったら、生涯絶望を味わうだろう。
早く…早く…!
……おや?
何故こんなにも落ち着かないんだ?
無いからといって、生きるのに差し支える訳でもない。
なのに、どうして…?
それもそのはずだ。
探していたのは、魂の半身だ。
失って初めて気付くとはよく言うが、まさにそうだ。
あんな思いは、もうたくさんだ。
私の傍から離れないでよ。
私の傍でずっと笑っていてよ。
私の傍でだけ、満面の笑みを見せてよ。
私の傍から、離れないでいてよ。
貴方には言えない、私のホントのおもい
でも……もう言わないのは限界だ。
他の人と私と話してる時と同じくらいの笑顔の貴方を見るのは。
そして、2人きりの時に貴方が飲んでいたレモンティーに睡眠薬を入れ、眠ったのを確認し貴方を攫った。
仄暗い、小さな部屋で。貴方が目を覚ます。
「……かっ、海喑?!」
「やっと起きたね、おはよう」
「ここって…」
「そう、私の家よ」
「なんで…?」
「だって、貴方が他のみんなの前でも私と話してる時と同じくらいの笑顔になるんだもん。
ねぇ。私の前でだけ笑顔を見せてよ。私にだけ笑って見せてよ。私の傍にだけいてよ。」
貴方は重そうに口を開く
「……なぁ、おかしいだろ。これは」
「なにが?」
「今、海喑がしようとしてることだよ…!」
「貴方が悪いの!私以外の人と仲良くしてる!
ねぇ…私の傍にいて。そしたら全部許してあげるから……」
怒っている貴方に優しく抱きつく。
私は貴方を大好きだからこうするの。怒らないで
そう小声で言いながら。
私達が、はなればなれにならないようずっーと傍にいてあげるから
だから、ずっとここにいてよ、ここで笑顔でいてよ。
ね?
今はこうやって笑って過ごせてるけど、いつかは会う日が少しづつ減っていって、はなればなれになるのかな。でもね、信じてるよ。はなればなれになってしまっても、またどこかで再会できることを。
はなればなれ
私が好きになった方はとても遠い方です。
でも、どれだけ離れていたとしても私はあなたを想い続ける
〔はなればなれ〕
平安貴族は、結ばれぬ想いは前世での縁の深さによるものと受け入れていたね。
気持ちはいつも体と
はなればなれ
気持ちは頑張らなきゃって
体はもうやりたくないって
悲しい苦しい
愛して欲しい甘えたい
【はなればなれ】
✂ーーー⚠⚠ーーー✂
「元気〜?」
って嫌いな人から来た。
今、貴方のせいで嘔吐寸前です。
友達にたすけておねがい。
言った。
最後の言葉は''無理しないで''
ごめん、無理はする。
だって好きな友達には笑ってて欲しい
僕ごときで泣きそうな顔して欲しくない。
僕なんかの相談で
貴方が泣く必要なんて無いんだから...w
被害妄想に...入っちゃうのかなあ、w
【ごめんなさい】
はなればなれ
その言葉に続きを書こう
離れ離れになっても、再会を喜びあったと
孤独では無い結末に泣こう
ふと風に髪を弄ばれたとき、
喧騒の中遠くで響いた声、
傘に落ちる軽やかな雨音や、
背中に残る微かな温もり。
手を伸ばせば優しく包んでくれたり、
何気ない仕草が同調してしまえば、
思わず笑みが溢れることもあって。
なんてことはない日常の切れ端。
はっとして振り返ると、
暫く見つめてしまう。
あの柔らかな眼差しが、
今も其処にいるのだと。
ねぇ、
けれど呟いた声は
届かずに霞となる
−−はなればなれ