『ないものねだり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私より可愛くて
私より頭が良くて
私より性格が良くて
私よりお金があって
それってすべてないものねだり
「ないものねだり」
「足るを知る」そうやって生きていたいのに彼を求める「ないものねだり」
あの子は綺麗で、その子は賢くて、君は強くて―――他人が持つ才能が羨ましい。私には、何にもない。綺麗でも、賢くも、強くも……その他、絵が描けるとか、そんな才能を、私は持ち合わせてない。少なくとも、私視点からは。
わかっている。これが贅沢のようなものであることは。地震が起きたりして家がなくなったり、近くの人が死んだりなんてしてない私は、十分幸せなのだろう。十分恵まれた方なのだろう。
それでも望んでしまうのが―――ないものねだりをしてしまうのが、おそらく人間の性だ。自分の持っていないものがどうしようもなく輝かしいように見えて、自分の持っているものが粗末なように見えてしまう。
「苦しい」
自分にないものを見てしまうのが、どうしようもなく苦しい。それを羨ましいと、それが欲しいと、ないものねだりをしてしまうのがどうしようもなく苦しい。でも生きるために目は閉じれない。生きるために耳は塞げない。ニュースも、ラジオも、新聞も、SNSも。生きるということは、他人の素晴らしい功績を見聞きすることになるのだ。絶対に知ることになるのだ。
生きるのをやめれば、確かにそんなことはないけど―――私は、死ぬのも怖い。何もできない。
「……苦しい」
いつかこの苦しさから解放される日が来るのだろうか。何もない私が、ないものねだりをしないことをやめられるのだろうか。諦めるって、どうするのだろう。どうしようもなく欲しくなるのに。ないものねだりなんてやめたいのに、やめれないから。
「―――苦しい」
今日も私は、誰かの才能に嫉妬して、ないものねだりをして、勝手に苦しんでいる。
確かな将来と、どこまでも続く希望と、努力を惜しまない自分と、空想を語り合える友人と、私を許せる私を。
「ないものねだり」
『ないものねだり』って、よく考えたら不思議な言葉だ。
だって、持ってないから、自分に無いから欲しくなるのは当たり前のことなのに、まるで身の丈に合わない悪いことのような印象を受ける。
自分にないものをねだる事の、何がいけないんだろう?
END
「ないものねだり」
街を歩いている沢山の人間達。
オレには身体は無く、心しか持っていないから歩いてみたい。
人間達に手を伸ばそうとしたが、手が無いことを忘れていた。
人間達の目の前に立っても、すり抜けてしまう。
実体があっていいなぁ……。
オレも欲しい、欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい!!!
だが、どんなに欲しがっても一生手に入ることはない。
歩いている人間達を、オレは見ていることしか出来なかった。
ないものねだり
私は、ある中学校のバスケットボール部の監督をしている。いつも接戦で負ける。その理由は、リバウンドが取れないからだ…試合のデータを見てもあきらかに、リバウンド数が少ない。リバウンドを取れるセンターがいれば…もっと有利に試合を進められる。しかし、身長が高いものもいない。ないものねだりをしても仕方がない。今できることをするしかない。
皆で走るバスケをしよう
年頃になり 周りに彼ができはじめ、奥手な自分には出会いもない
みんなが彼と会うから…というなか、独りどうせ私は…とないものねだりをしていたなぁ
ないものねだり
型なしですか、そうですか。
私には煤や熱気や罪悪のなか、
構わずにいられる自信がありません。
流れつく情報が刹那的な
娯楽に様変わりしたでしょう。
けっきょく、あの運転手は止まって……
輪郭のある動植物を慈しめたでしょうか。
そうならいいですね。
べた塗りの色しかないのは
味気ないと思いますから。
とりわけ私にはもう
知る由もないことですが。
はい……妬ましいですよ。
あなたがそうであるように
自然なことでしょう……?
彼女はいつも欲しがり。
「オレンジジュース持ってきて〜」
冷蔵庫から出してコップに注ぎ、はいと渡す。
「ブルーベリージャム買ってきて〜」
無いものに限ってわざわざ頼んでくる。
「フルーツ牛乳買ってきて〜」
ないものねだり。
「ドラゴンフルーツ買ってきて〜」
ちょっと難しいこともある
「どこそこのバターサンド買ってきて〜」
甘いものばかりだ。
頼られるのが、少し嬉しかった。
それがだんだんエスカレートしてきた。
一度などは、電車で片道一時間かかった。
恋人同士なら一緒に行くものじゃないのか……。
次はなんだ?
「新しい彼氏連れてきて〜」
ないものねだり
ほんと人間はないものねだり
欲深い
でもそれも大事なこともある
目指すことはいいと思う
けれどないものねだりで
相手を攻撃するのは違う
そこは尊敬、尊重するべきだ
だから争いがあったり
いじめがある
平和ってなんだろうか
もしかしたら
ないものねだりをしない事ではないだろうか
ないものねだりなのは、わかってるけど。
唯一無二が欲しいなぁ。
ないものねだり
人のものはよく見えて欲しくなる
それを手にするとまた人のものがよく見えるくせに
欲しがりは永遠に満たされない
本当に必要なものは
傍にあったり
もう手にしていたりするのにね
お題【ないものねだり】
「兄さん今日もがんばってね!」
「おう行ってくる!」
兄さんは警察官だ。組織犯罪対策部、組織的な犯罪に関与する犯人を追う俺の憧れの兄さん。今日も家から見送った。兄さんの背中はとても頼もしく、大きく見えた。見えていた。
「兄さん、」
「どうした?」
「……その、左腕ありがとう」
「どういたしまして、俺は尊が喜んでくれるなら何だっていいよ。」
艶のある
サラサラの髪
陶器のような
つるつるのお肌
いやいや
ボサボサの髪
顔を洗っていなくても
ティーンは
本当に
輝いて見える
いいな…
これから先
どうやっても
手に入らない
ないものねだり
わかってる
いいなって
心の中で
思うだけだから
許して
✨706✨ないものねだり
けんたんと会えなくなってなおさら、
けんたんの大切さに気づく。
けんたんに会いたい。
手をつなぎたい。
ギュッてしたい。
今度あったら彼氏としては無理かもしれないけど
今度は友達として、いつか絶対にけんたんに会いたい。
ないものねだり
ペンを持つ。
筆を握る。
震える手で、震える手で紙面に向かう。
誰も私を見ていない。
賛辞の言葉はない。
批判の言葉もない。
ああ、私は眼中にない。
震える線が、生きた線が黒を引く。
視界がざらつく。
頭がふやける。
何年もこうしている。
それでも、誰も私を見てはいない。
散らばる紙面に、評価は下されない。
見ていない。
見ていない。
誰も、見ていない。
だから何だというのだ。
私の生み出したそれらは無意味か?
私の生み出したそれらは無価値か?
私の生み出したそれらは無駄か?
否。
評価をつけるのは必ずしも他者か?
見られることそれだけが全てか?
見られるから作るのか?
否。
私は、私のために作るのだ。
下らぬ話1
俺自身のことでも、時には話そうか。まぁなんだ、最近は泣いてばかりだよ。一週間ぐらい。なぜって、そりゃ漠然と悲しくなるんだよ。…あるいは─────機会があればまた話すよ。よく分からないこともあるもんさ、何の理由もなく生きてるのと同じようにね。
俺は、時に自分が怖くなるんだよ。いや、もっと言えば、俺が〈俺〉でない感じがして。まぁなんだ、今日だって鏡をじっと観ている時間があった。目の前に立ってる、この男の顔。よく観てみると、どうやら俺じゃないらしい。はは、笑ってくれるな。何せ、俺が俺である理由はないんだ。よく考えてもみてくれ。高名な日本の哲学者である永井均が云うには、人は皆「独在」であり、その唯一の存在が〈私〉なるものなんだと。そして、興味深いのは、この世界にはザッと80億人は人間がいるんだ。それなのに、俺たちは交じり合う事はなく、つまり唯一の存在として平行のまま、暮らしてるんだぜ。ゆえに、我々はみな存在論的に孤独であり、自由なんだ。この〈私〉を誰からも完全に理解されない限りはね。
ああ、話がいささか逸れたね。…まぁつまりは、俺が〈俺〉でないってのは、ようはこの肉体と〈俺〉ってのは、まぁなんつーか、存在が別なんだよ。何を言ってんだって話かもしれんが、言葉によって〈俺〉を示したとしても、言葉ってのは、結局は誰かに伝わるもんだろ?しかも、不完全な形で。ってなるとさ、じゃあ〈俺〉を完全に示せる原理は?つまり、言語という媒体よりも優れた、上位の原理は他にあるのか?って話になるじゃん。それがさ、ないんだよ。現時点ではね。じゃあなんだ、俺が〈俺〉であるという事実だけが残るわけだ。ならば、鏡に"映る男"は〈俺〉を映しているものなのか?結局は、鏡という媒介(Vermittlung)を用いて、"身体"を映しているに過ぎないだろ?じゃあ、これは〈俺〉なのかよ?分かんないだろ?ゆえに、俺が不確かな存在に見えてくるのさ。まぁ分かんなくたっていい。言葉ってのは限度があるんだ。俺の言いたいことは、頭で理解するんじゃなくて、心で感じてくれ。分かんないならそれでいいさ。
X @Dasein_7539
特に欲しいものはない。家族全員が家を出るまでソファに座っている。誰もいなくなったら自室のベッドに横になり昼食まで目を瞑っている。たまに飲み物と飴を少し口に含む程度で携帯を開く気分にもなれない。昼食は薬と残り物の惣菜を一口食べるだけ。またベッドに潜る。夜も同じ。テレビも人も耐えられないから19:00には寝る。風呂キャンも多い。そして03:00前には起きて朝ご飯。そんな生活。横になって耐える程度の体力と気力しかないから、何かをねだるような気力もない。このアプリはコメントがつかないから楽。返信とか面倒すぎて無理だし、どんなコメントでも苦しくなるから。
題『ないものねだり』
ないものねだり
タイミング良くいいお題が出てきた。ないものねだりは誰だってするものだと思う。
今で言うと、やっぱり容姿のこと。目が小さいとか、鼻がもうちょっと高くなってほしいとか、そういう小さいこと。
馬鹿らしいと思うけど、やっぱり比べずにはいられない。
可愛い顔になりたいよ。性格だって捻くれてるんだもん。いいとこ一つは欲しいもんだよ。
たぶん皆んな、どんな可愛い子でも同じこと思ってんだろうなってのは、わかってるんだけどさ……。