『どこまでも続く青い空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あなたと共に歩めたら
どれだけ幸せなことか
_どこまでも続く青い空
どこもまでも続く青い空を、
箒に乗って飛んでいく。
前世で思い描いた夢が、
ようやく叶った。
この言葉は本当は正確ではない。
上へ上へと行けば青い空は無くなり真っ暗な宇宙になるし、水平に進めば青い空じゃなく朝日の白や金、夕焼けのオレンジや星と月の輝く夜になっていたりする。それでも明確な境い目なんてものは無くて、いつの間にか空が宙になっていて、青空は朝日や夕焼けや夜空になっている。
〝宇宙の宙〟を〝ソラ〟と読むのはなんか素敵だ。
私達が見上げる空が、果てしなく続く星の海と繋がっているのだと思わせてくれる。
この星のあらゆる場所がソラで繋がっているように、この星とあらゆる宇宙もソラで繋がっている。
「どこまでも続く青い空」は正確では無いけれど、心情的には〝正しい〟と思う。
繋がっているソラのどこかは、澄み渡るような青空だから。
END
「どこまでも続く青い空」
タバコになりたい
一日に何度もキスをして
やめられないほど夢中になって
何処へ行くにも必ずお供する
あなたが抜け出せないタバコになりたい
そう思って演じてた
都合のいい人
狙ったように手に落ちて
あなたのタバコになれたけど
吸い終わるたびに捨てられて
煙のようなさよならは
届くことなく消えていく
どこまでも続く青い空
そんなイメージで天井の壁を
水色に染めた
オプションで虹をつけられますよと
言われたが、虹はつけなかった
あの日の空に虹はなかったから
ねぇ、あの日手を繋いで見上げた
空に似てない?
問いかけても 返事はない
あの頃の様に彼は横にいないけど
まるで一緒に見上げているかの
様に感じる
いつか また 一緒にみたいな…
どこまでも続く青い空を
どこまでも続く青い空_____
君は私のことを知らない。
私は君のことが好きだけれど。
仕方ないことなんだって、わかってる。
君の視野にはどう足掻いても入らないんだ。
でも、好き。
好きだよ。
きっと君は今までしんどかったんだよね。
それでも私みたいな人のために頑張ってくれたんだ。
そう考えるだけで私は嬉しいよ。
もっと感謝しなきゃいけないね。
見えるところだけを見て楽しんでいる訳にはいかない。
ここまで共に歩んできたからには。
その気持ちこそ一方的なものなのかもしれないけれど。
見えないところを見ることなんてできないし、きっと君にも見せたくない部分はあるんだよね。
そんなところも含めて愛したい。
でも、未熟で半端な私にはそれが出来なかった。
貫き通せなかった。
ごめんね。
私よりも君のことを好きでいてくれる人をもっと近くで感じてね。
そうすればみんな笑顔になるから。
私は大丈夫、時間が経てば落ち着ける。
気にしないで全力で走り抜けてね。
私は平気。
< my >
どこまでも続く青い空
遠く、高く、永遠に続く秋の青空…所々浮かぶ千切れ雲が、白く輝いている…
そして、その空を見上げる私の隣には、あなたが居て優しく微笑んでいる…
午後のやわらかな陽射しが二人の影法師を、重ねているね…言葉は無くても、ただあなたの温もりだけがあれば、それでいい…
ずっと夢見ていた、この一時の幸せが、この青空の様に、何処迄も続いて欲しいって、神様に、そっとお願いしているよ…
どこまでも続く青い空は寝転んで目を閉じたら見える気がする
『どこまでも続く青い空』
あぁ、…口の中が血の味がする。身体に力が入らないし、もうどこも痛くない。さっきまで、身が焼けるように痛く、傷口からジクジクと熱を持っていたはずなのに今では、それが嘘だったかのように無い。
死因が失血死なんて、笑えるなぁ。僕の知り合いのお節介焼きに言ったら、全然笑えないって怒られそうだけれど。ふと、首を動かして隣を見る。彼もまた、地面に転がされて、死ぬ寸前と言ったところだろうか。
「まだ、生きて、ますか…?」
「生きてる、なんとか、な…だが、時間の、…問題だろう。まもなく、俺は死ぬ…」
掠れた声でそう答える彼は、かなり生気のない目をしていた。…今なら言えるだろうか、墓場まで持っていってやろうかと考えていたが、どうせ死んでしまう身だ最後くらい好きにしてもいいだろうと、決心し彼の目を見る。
「死ぬ、まえに、聞いてください、…」
「あぁ、…手短に、頼む…」
「僕、…貴方が、好きです。伝えるのは、こんなにも、…土壇場、ですけど…」
言えた!、なんとか言葉にする事が出来た。当の言われた本人は、目を数回、瞬いた後…僕の目を見つめ返してくる。
「奇遇、だな……おれ、も…だ……、」
彼は、最後に僕に向かって嬉しそうに微笑んだ後。ゆっくりと事切れてしまった。それを聞いた僕は、どうしようもない多幸感に包まれた。ゲホッと一度咳をすると、血が出てくる感じがする。ゆっくりと視界が黒く染まっていく、ふと、空を見ると、どこまでも青い空が広がっていた。
こんな、死なら悪くないと、一人。笑いを溢し、重たい瞼を閉じた。
叶うならば、また、彼と一緒の世界線で会いたい。
今度は、恋人として、…。
→短編・進路希望調査用紙と屋上
あ~、何もかもメンドクサイなぁ。
将来とか進路とか、なぁ……。
たった一枚の紙切れが重い。
真剣に考えなきゃいけないんだろうけどさ、全くノープランだわー。しかも、皆、案外考えてんだよなぁ。
置いてけぼり感が、また辛い。
うー、ヤな落ち込みモードに入りそう。
よし、決めた!
確か……、こうやって、ここを折って、こっちは谷折り?
うん、いい感じじゃない?
私は、さっそく紙ヒコーキを飛ばした。
どこまでも続く青い空に白い紙ヒコーキが飛んでゆく。
第一志望も第二志望も、空に飛んでいったので、
今日だけ、今だけ、私は『私』を休むことにした。
なぁんにも考えず、ぼんやり昼寝するのさ。
テーマ; どこまでも続く青い空
【どこまでも続く青い空】
あの日きみと描いた夢では
狭い狭い空間できみと寄り添えるだけの場所で
ただきみの為に作られた歌が流れ続けていた
でもきみに引っ張られて出てきた場所は
僕よりも褒められる多くの人に溢れる地の上に
どこまでも続く青い空が広がっていて
こんな場所で戦ってきみのそばを
勝ち取らなきゃいけないなんて
考えてもいなかった
でももう今更諦められないから
この空一面に響くようなメロディーを届けてやる
2024-10-24
どこまでも続く青い空
私がよく見ている某番組のキャスターさん達が、同じ空の下で繋がっているという話をすることがあります。
そうなんですよね。
どこまでも続く青い空の先に、皆さんが同じ時間を生きてるんですよね。
なんだか感慨深いものです。
さぁどんな話を書こうかと思い、他の人はどんなこと書いているかなと覗いてみて気づいたんです。
皆さん小説のような作品だったり、ポエムのような語りを書かれていたり、何よりそんなに長くないんですね。
私つい長く書いてしまうので、読みづらいとか意味分からないとか、色々ご指摘受けること多い人生ですが、ここでも短めの方が読みやすくていいでしょうかね。
といっても個人的に感想とか聞けないんですよね。
皆さんは感想とか聞いてみたくないですか?
それとも逆にアクションがないほうがいいから、ここを選んでいる人が多いのでしょうか?
私はここを紹介で知りまして、紹介相手が誰か分からないという不思議なご縁のままです。
ネットは目に見えないご縁ばかりで、いつ途切れているかも分からない苦労が多々ありますが、こうしてここにいるのも、匿名の誰かのおかげだとありがたい限りです。
これからどんよりな天気が続くと予報でやってはいますが、いつしかやってくるであろうどこまでも続く青い空。
私のことをどこかで知ってくれている誰かが、同じ青空を見上げていると思えば、意外と自分ぼっちじゃないのかもと勘違いしそうな気分になるかもしれません。
単純なヤツですねw
見上げるとそこには見果てることのない空
澄み切った青空がどこまでも続き、視界を覆い尽くす
その綺麗な色を体で感じるために空に近づいてみる
目の前には変わらず青い空が広がっている
未だ空は遠い、さらに近づいてみる
どれだけ時間が経ったか
空を見上げると深い紺の色に変わっていた
いくら探しても目指していた淡く綺麗な色は見当たらない
段々と焦りを感じ始めた
怖くなって必死に空を探し続ける
いつしか辺り一面が暗闇となっていた
どこを探せど青のかけらも見当たらない
もしかしたら遠いあの光の粒が青色なのかもしれない
探し疲れて見上げることを止める
これまで一度も見ていない場所があることに気がついた
頭に次々と湧いて出る暗闇の色を振り払い視線を落とす
そこには綺麗な青があった
『どこまでも続く青い空』
【どこまでも続く青い空】
大人になったら
そんな風景の中に身を置くと思ってた
今の自分には見えない
遥か遠くを見渡し
大きくなった身体で
空と地平線の境目まで
走って行けるくらいに思ってた
大人になってみたら
案外そうでもない
なったらなったで大人の事情がくっついて来る
まぁ自分が選んだ選択の結果
致し方なし
子供の俺よ許せ
それでもたまには良い事もある
思えば視線は
その頃から40cmしか変わってないのだ
空を相手に語れば誤差ですらない
体重だって20kgほどしか変わってない
痩せ過ぎだった事を考えれば無に等しい
子供の俺よ許せ
どこまでも続く青い空
青い空を見上げあなたを想う
どうして私を置いて行って
しまったんだろう
白いベッドの上で
確かにあなたは言った
「大丈夫、心配しないで?」
それなのに青い空へ行ってしまった
永遠の27歳
私は青い空へ駆け出した
どこまでも続く青い空
白い雲を探さない一時
見えないものを見るため
見えるものはもっと見る
どこまでも続く青い空
ねぇ何を見てるの?羽ばたかせて
透き通った空は続いて行く
暗かったでも歩き続けた
まだ見ぬ先の未来の道へ行こうよ
未来地図広げて仲間と共に
生み出そうまだ知らない世界を
100人の笑顔はきっと隣を笑顔にすることから始めれば
笑顔の輪が広がって光が差し込む
まだ捨てきれない
最高の明日の青い空へと
子供の頃は毎日空を見上げていた
どこまでも続く大空
閉じた世界から見る大空はとても自由だった
大人になった今、多くのことを自分で決められる
お金があれば何でも帰る
どこにだって行ける
ふと気づく
最近空を見上げていないことに
ああ、分かってしまった
私はもう自由を渇望してはいないのだと
幼少期に恋い焦がれたあの自由は
もう手の届く場所にある
手に入るものは途端に色褪せる
空を見上げる
今日も変わらぬ青空だ
#09 どこまでも続く青い空
今日、私は失恋をした。いや、恋を失くした訳ではないから、単純に振られてしまっただけと言うべきか。振られてしまったけれど、彼のことはまだ好きだ。
それでも、もう、友達には戻れない。好きな事も振られた事もなかった事には出来ないし、今まで通りではいられないから。
友人は慰めるよと言ってくれたけれど、泣けないし割と笑えるから、丁重にお断りした。
大丈夫だよ、と言い聞かせる。少しの痛みは、きっと思い出に変わるから。
青い空はどこまでも続く。
一人の少年が、公園のベンチで仰向けになって空を見ていた。その時、髪の長い小柄な少女が少年の顔を覗き込みながら声をかけた。
『何でいつも空ばかり見てるの?』
「パパが空に居るんだ」
それを聞いた少女は、ハッ とした表情をすると、顔を伏せて少年に謝った
『ごめん…』
「何で謝るの?…そっか!言い方が悪かったか。僕のパパ、国際線の旅客機の副操縦士で、機長って呼ばれる、パパより立場が上の人と一緒に世界中の空を沢山の人を乗せて飛んでいて、毎日帰ってくる事は無いんだ。ママは家にいるけど、やっぱりパパの事を思うと少し寂しくて。でもね…この、どこまでも続く青い空の先の何処かに、パパが居るんだなって考えたら寂しくなくなる」
『それじゃあ、空を見ている時はいつも寂しいと思っているの?』
「それは違うかな。寂しいって思った時じゃなくても、このベンチで仰向けになって空を見る事はあるよ。例えば友達と喧嘩して嫌な気持ちになった時とか、テストで100点取って嬉しかった時とか、ママに怒られて落ち込んだ時とか。でも、ネガティブな気持ちになった時にここで空を見てたら、僕の嫌な気持ちを空が食べてくれて心が軽くなる気がするんだ。嬉しい時に空を見たら、もっと嬉しくなれる」
『そうなんだ』
少女は少年に、少し頬を赤くしながら微笑んだ。その時、少女の友達が少女を少し怒った声で呼んだ
「見つけた。てか、隠れてすらいないし…かくれんぼする気あるの?💢』
少女は友達に手を合わせて友達に謝った。
『ごめん。この子の素敵な話聞いていたら隠れるの忘れてた』
「もう。次、オニだからね』
『うん。そうだ!一緒に私達とかくれんぼしない?』
「え?」
少女からの突然の誘いに少年は体を起こして戸惑った。そこで少年は恥ずかしそうな顔をしながら交換条件を出した
「いいよ。その代わり今度、俺と一緒に空を見て。空見る…友達になって」
友達になって。そこだけ口調が少し強くなったのを少女は感じた。
『うん、約束。それじゃあ今度、一緒に見よ』
それから少年は少女達とかくれんぼをやった。それから数日後
今度は少女が少年の約束を守って、二人で青い空を眺めた。やがて時は経ち、二人はすっかり友達になった。
そんなある日
『急な話でごめんね。私、お父さんの仕事の転勤で引っ越す事になったの。だから、もう会えないかも知れない』
「かも知れない?」
『国際線の操縦士になるのが夢って言ってたでしょ?それなら私はCAになろうと思うの。飛行機君と話していて、私も飛行機が好きになったの。これ、私の最終的な夢なんだけどね…いつか国際線のCAになって、飛行機君が搭乗する飛行機で、一緒に仕事をするの。なれるか分からないけどね。お互い、他の仕事をするかも知れない。あのね…、飛行機君と出会ってから何度も見てきた空の中で、今日の空が一番綺麗に見える』
彼女の目には涙が滲んでいた。ちなみに飛行機君は彼女が僕につけたあだ名である。
僕は公園のベンチに仰向けになって夕焼けの空を眺めた
「本当だ。今までで一番綺麗だ」
それから数日後、彼女は引っ越して行った。
それから10年以上が経過した頃だろうか?その日の出来事を忘れかけていた僕は、航空会社で副操縦士になっていた。
そんなある日、CAとして勤務する彼女と偶然再会した。僕達は互いに夢を叶えていたのだ。
※この物語はフィクションです
どこまでも続く青い空 作:笛闘紳士(てきとうしんし)