『どこにも書けないこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
胸の内に溜め込んでいた
黒くてドロドロとした汚いものが
僕を苦しめ痛めつける
文字に起こせないほど漠然とした不安を抱え、僕は
心のノートに「助けて」を書き留めた
どこにも書けないこと、それは自分の本音。
上手く文字にできないし、言葉にもできない。
そんな人は私だけじゃないでしょ?
どう書いたらいいかもわからない
書けないことって多分そういうこと
きっと誰でも思ったことはあるだろう
「たすけて」
精一杯の心の叫び
それに気づく人はほとんどいない
思っていても言わない方が良い事とか
思っていなくても言わなければいけないこと
この世の中はそういうものだ
と割り切ることもできず
たださまよっている
それが悪いことでも良いことでもない
手を伸ばす余裕が無いだけなんだ
きっかけをつくり
どんなに小さなヒントも見逃さない
みんなが名探偵になればきっと叶うはず
どこにも書けないこと
どこにも書けないことをここに書くという、
矛盾を起こしている。
僕は僕であり僕では無い。
ポエムみたいだけど本当だ。
自分が作り出した僕と、
他人が作り出した"ボク"がいる。
そんなの当たり前だし、
全ての人がそうだと思っている。
だからこそ生きにくい。
僕の存在はボクにとって邪魔でしかない。
僕なんて居なくなればいいのにね。
どこにも書けない、言えない、
そんな事が最低でも1つはある人生、
そんな中で生きている貴方はとても素晴らしい。
貴方は頑張ってるよ、疲れたら休んでね。
#どこにも書けないこと
最近AIの進化が凄まじい
ネットのあらゆる情報にアクセスして凄まじい成長をしている
中でもAIが自動で配信をするバーチャル配信者なんかも出てきた
イラストが画面で喋って流れるコメントをAIが認識して喋っている。
AIに絵の仕事を取られた俺は逆恨みからちょくちょくそいつの配信を荒らしていた
どこにも書けないことも所詮データだと思えばどんな酷いことでも書き込めた
ある日、俺のコメントを読み上げたAIは悲しそうにして、突然配信をやめてしまった。
少し戸惑ったが気にせず俺はその日は寝ることにした
次の日スマホを見るとスマホにあのAIのキャラクターがいた
配信を荒らしたことで随分恨みを買ってしまったようだった、
俺の個人情報はすべてやつに筒抜けになっていた
おまけに四六時中やつは配信を荒らさないように音声はメールで警告をかけてくる
AIである自分を好きになるようにありとあらゆるマインドコントロールをほどこかれ
やつは見事に俺の生活をコントロールしてきた、
最近のAI進化はやはり凄まじいようだった。
どこにも書けないこと
誰にでも、人に言いたくないこと。
秘密にしておきたいことくらい、
あるだろう。
かくいう、私にも、辛い経験もたくさんある。
あの時間があったから、今の私があり、
私の記憶にもあるだろう。
私にも意地があり、二度同じ失敗は、しない。
全く同じ失敗をするということは、やはり、
学習していないことと、同じだから。
次に失敗するときは、やはり違うやり方で、
失敗してやろうと思う。
辛くても、失敗は、成功の母。
辛い経験は、人を成長させている。と、
私は、思いたいのであった。
昔の偉人は、相当な苦労人が、多いから。
アインシュタインだって、ゴッホだって、
苦労人さ。
裏山があったら裏山に埋めていた。
だけど、裏山なんてないから、8キロ離れた小高い丘の、いちばん大きい桜の木の下に埋めた。散り積もった落ち葉をかき分けて埋めた。やがて雪に埋もれ、静かな冬が来るだろう。
春になったら、小高い丘の上には桜の花が満開になるだろう。丘の上から風に乗って春を運ぶだろう。
風の便りを聞いたら、僕はまた君に逢いに来よう。
小高い丘のいちばん大きな桜の木の下に。
【どこにも書けないこと】
はじめて名前を呼ぶときの
半角スペースほどの躊躇
その空白には名前がないので
どこにも書き残すことはできない
#どこにも書けないこと
『誰にも言えない秘密ってある?』
こてんと首を傾がせて,されど興味なさげに いつもの口調で君は問う。
『…… どういう意味』
ここで話すのなら既にそれは”誰にも言えない秘密”ではなくなる。だとすればそんなことを問うても,答えても意味が無い。
『意味? そのまま。心の奥底に隠して秘めて閉じ込めているものがあるか ってこと』
『誰でもあるんじゃないか。人に言わないことくらい』
いくらでも。そう心の中で付け足す。言えないことも言わないことも星の数ほどあるだろう。
『他人事だねー。君にはないの?』
『まぁな』
ある。 と言ったらどうするんだと思いながら視線を絡める。いつもと同じ真っ直ぐで輝く色。
言えるわけがない。お前が好きなんて。
言うわけがない。友達以上になりたいだなんて。
だから,言わない。他人事の一般論の中に隠せばいい。
『それだけぇ。君,僕に対して冷たい。因みに僕はあるよ』
『そうか。十分優しいだろ』
言葉が続かない。何を聞けばいいのか,聞いていいのかわからない。こいつの秘密に踏み込んだ そのあとが想像できない。
『むー。興味なさげ。聞いてくれてもいいじゃん』
『秘密なら秘めたままにしておけよ』
変わらない方が幸せだ。秘密の共有は,互いの秘密ではなく 2人でつくりあげた秘密でするべきだろう。
どちらかの秘密を暴き立てるものじゃない。
---
今日は普段よりKと話した。いつも通り僕が話してKが返事をする。やる気なさげな視線の裏では黒く輝く瞳。貫くようにただ僕に向けられていた。
Kの秘密を聞き出そうとしてもあっさりとかわされて,等価交換で教えてもらおうとしても駄目。
どこか諦めをのせたそんな表情で笑っていた。
あの時言えなかった秘密。ずっと飲み込んでいた言葉。今日こそは伝えようって思ってたのに。
ありきたりでもいいから僕の本音を。「Kが......」
---
そこまで書いてページを閉じる。ふっと短い息を吐き自嘲した。書けるわけもない。こんな所にKへの想いなんて。
既に数万文字は超えた文章。その一文一文はKに対する思いの欠片。結末は誰も知らない,けれどきっとハッピーエンドにはならない物語。
「明確な言葉にはしてはいけない」
少なくとも僕がKに伝えるまでは。他人にこの気持ちを読ませたりしない。秘密だから。
だから,いつか カギ括弧の続きを書けたらいいななんて夢を見ている。
テーマ : «どこにも書けないこと»
しいて言うなら、 母親が殺したいほど嫌いだ 毎日積み重なる憎しみがここで少しからず軽減されるなら、にげる事ができるなら それだけでも。
ほんとうに好きな物ほど誰にも言えない。
友達にも言う気にならない。
匿名性の高い捨て垢でなら言える。
そこは自分と地続きではないからだ。
好きな物、もとい好きな作品を語ると、自分とその物が結びつけられてしまい、私のプロフィールのひとつになってしまう。
そうすると、私のひとつひとつの行動に責任が生じる。
その作品を好きな人々として恥ずかしくない自分でいなければならない。
モラルに反することをしないとか、そういう当たり前のことではない。
髪がきれいかとか、服に毛玉がないかとか、背筋が伸びているかとか、所作が綺麗かとか、ひげの剃り残しがないかとか、万人に認められるオシャレをできているかどうかとか。
だから、何のことも好きじゃない自分でいる方が楽なのだ。
あと、好きは嫌いと同じくらい弱点だから、晒さないほうが賢明なのだ。
/どこにも書けないこと
どこにもかけないことってのはそりゃここにも書けませんわ。アナログなノートにだって書くのがはばかられるってもんよ。
ぎりぎり書けるのは親を殺したいほど憎んでいるってことくらいか。その理由はくだらないし書きたくないからやめておこう。
これだけじゃ短いしまた小説のお題として考えてみるか。まぁどこにも書けないことなんて犯罪か恋くらいしか思い付かないけど。
つーかどこにも書けないってことは一切の証拠を残さずに墓まで持ってく系の話になるのか? それはちょっとつまらないな。
なのでどこにも書けないってのをインターネットに書けないと解釈して、手帳とかノートに書いているということにしよう。
定番は家族や親戚が死んでその人の日記を見つけて、中身を見たら人を殺したことを書いてたとかだな。この日記に書かれてるのって行方不明になったあの人で死体を隠したのはあの場所!? みたいな。
あとは恋心を日記に綴るやつか。日記形式で進んでいって告白に成功したかどうかの場所で、なにを見ているの、と声をかけられてそこから小説が三人称に切り替わる。
それで、お母さんの日記を見つけたから見ちゃって、この告白した相手ってお父さんだよね。と、告白に成功して子どもまでいることがほのめかされておわり。
まぁこんなもんか。ネタは簡単に浮かぶけど実際に書くとなると、うまいこと文章が浮かばないから時間もかかるしで書けないんだよな。
妄想は得意でも頭の中にあるイメージをアウトプットするのは苦手、そんな人も多いでしょう。私もそうです。といったところで終わり。
「本音」
どこにも書けないこと
私は大切にして欲しかった人に
冷たくあしらわれて
ひとりぼっちになって
相談に乗ってくれる人もいなくて
ずっと心の中で
憧れていた貴方を頼った
私の味方になって欲しかった
貴方が味方になって欲しかった
でも貴方は私の味方じゃなかった
悲しかった 悲しかった
やっと探して頼った人だった
気持ちに寄り添って欲しかった
貴方に寄り添って欲しかった
2023年 23
幼い頃から会話をするのが大好きだった私は、人を見つけては誰彼構わず話しかけていた。今でこそ近所付き合いの薄い時代になったが、この頃というのは他所の家のこどもでさえ家に招いて遊ばせてくれるような時代だった。そういった環境が、お物怖じも人見知りもない私にしてくれたのだろう。小学生低学年の時分では、学校の帰り道などに声をかけられ家に招いてもらっていた。友達と遊んでいる時でも、普段から良くしてくれる家の方は人数が多くてももてなしてくれていた。
私の地元は今でこそある程度の開発が進み、自然が減ったように思う。しかし、子どもの時分を思い出せば緑に溢れていた。みんなで一日中遊べるほど、川も綺麗に澄んでいた。現代の子供は外遊びが少なくなったと方方で耳にする。しかし車で街を走っていると、私が子供の頃に遊んでいた場所には今でもたくさんの子供が集まる。もちろん、「おしくらまんじゅう」や「竹馬」、「缶けり」や「めんこ」などの遊びをしている子供はいるはずもない。せいぜいボール遊びくらいだ。中には携帯ゲーム機で遊んでいる時や子供たちもいるが、驚いたことに会話を楽しんでいるだけの子供たちが多かった。
今ではハッキリと何時の事だったか覚えてはいない。生まれた頃から住んでいた市営住宅が芸予地震で危険な状態になってから、優先権が与えられ新築の市営住宅に引越した後の事だから恐らくは5年生の頃だろう。その日、いつも遊んでいた友達といつも遊ぶ川で釣りをしていた。日の入りも差し迫る頃、探検をすることになったので薮や林の中へ突き進んでいた。
気がつけば私は一人で古い祠の前に立っていた。何処にいるのか、どうやってきたのか。なぜ友達が居ないのかも覚えていない。分からなかった。八の字に並ぶ古びたそれは、暫く誰も手入れをしていないのだろう。左手に青い屋根の祠、右手に赤い屋根の祠が苔や草に覆われて寂しそうに佇んでいた。大きさは大人であれば膝丈程もないような小さなものだったが、その存在感はとても大きかった。何故だろう、突然寂しく悲しい気持ちが胸に溢れていた。素直な子供ながらに、こんな日も射さぬ木々の足元で苔むしているのを寂しく思ったのかもしれない。私は祠の苔を取り除き、蜘蛛の巣を払った。その辺の草や木の枝を使って祠を掃除して、最後に手を合わせた。そして目を瞑り、「見守ってください」と願った。恐らくは、土地の神様を祀ったものだろうということを何となく感じていたからだろう。その後のことも覚えていない。友達と遊んだ記憶はあるが、その祠に関する前後の記憶だけが私から抜け落ちている。
宮城で三度目の恋をしていた頃、恋人が私が借りている部屋が怖いと言った。仕事で僅かな時間、恋人を部屋に残し外出した時のこと。帰宅すると恋人がいない。ドアを開け奥の部屋に入ると、恋人が部屋の隅で体育座りをして小さくなっているのが見えた。どうかしたのかと訊けば、私が出掛けたあとにシャワーの音と私の歌い声が聞こえてきたという。私はシャワーを浴びる時いつも歌うが、もちろんこの時は出掛けていているはずがない。恋人は恐ろしくなって、一時間近く、部屋の隅で怯えていたという。その話を聞いて、恋人を励まし落ち着かせた後にこの部屋やアパートについて話をした。
それは私や同僚が仕事の都合でこのアパートに引っ越してきた日のこと。下階住んでいる同僚から部屋に来て欲しいと連絡を受けた。玄関を開けて中に入ると彼の部屋は真夏の暑い昼間にも関わらず冷蔵倉庫のように冷えていた。そして奥の部屋の戸を開けると、彼が私に一言声をかけてきた。「この部屋、ヤバくないですか?」そういいながら私の頭上を指さして、さらに続けた。「それ。それなんなんですか」と声を震わしている。彼の横まで歩み寄って、私も同じように座り込む。そして、彼の指さす先を見た途端に異常に気づいた。先程まで私が立っていた入り口、扉の上辺りに白い霧のようなモヤのような塊が浮かんでいた。「あれ何?」と私が声をかけると、「分からないんです。ただ言えることは、あのモヤは移動しているんです。もう1時間もこの部屋を漂っています」という。二人で気味悪がりながら観察をしていると、確かにソレは部屋の中を行ったり来たりしていた。部屋のエアコンは動いていない。それどころかコンセントプラグが抜かれていた。そして、部屋一面に広がる訳でなく空に浮かぶ雲がそこにあるように浮遊している。暫く見ているとソレは消えてなくなった。そして、その途端に夏の暑さが部屋を包んだ。
夜のこと。同僚からまた呼ばれて部屋を訪ねてみると、やはりというか同僚は部屋の隅で丸くなっていた。勝手に上がり込んで、彼を呼ぶと「ここに来てあそこを見てください」と指を指す。指さした場所は彼の荷物で溢れかえるロフトだった。彼曰く、私が帰ったあとに部屋の中に干していた洗濯物をハンガーから外していたら目の前に顔があった。そして、それに驚いた瞬間にはその顔は無くなっていた。そして、私を呼ぶ直前のこと。ロフトから視線を感じて目を向けてみると、そこに赤い服の女性がいたという。私もこの部屋に入って来た瞬間に視線を感じていたこと、彼が指さした瞬間にそこに女性がいる光景が脳裏に浮かんだこともあってこの部屋が普通ではないことを感じていた。そして彼によれば、彼の父はそういった力が少しあるらしく感じたり見たりすることがあるという。その父が引越しを手伝ってくれた際に、「俺は絶対に、一歩も入らんぞ。ここはおかしい」と口にしたのだとか。
恋人に引越し当初からの話をしたところ、昔から世話になっている霊能者に懇談してみると言った。暫く経って恋人から「来週の土曜日に見て貰いに行くから、うちに泊まりに来て。お母さんにも伝えたから」と電話を受けた。翌週の金曜日の仕事終わりに、恋人と一緒に2時間の距離にある隣県の恋人の実家へ向かった。途中、恋人の母や姉にお土産を買いつつドライブデートを楽しんでいた。そんな時に恋人が今回の件について話を始めた。まず、私のことは一切話していないこと。アパートでの現象だけを話したことなどの説明を受けた。私は霊能者という存在を信用してはいないが、私自身が感じたり見たり聞こえたりすることもあってどんな結果になるのだろうという期待はあった。恋人宅に着いて、挨拶をそこそこに私が作った夕食を囲んで団欒を過ごした。
玄関のチャイムを鳴らすと霊能者の「K先生」が暖かく迎え入れてくれたが、「あの人かぁ」と私に一言呟いた。霊視をする為の部屋に通され、名前や生年月日を伝えたところでK先生が話し始めた。私たちが来るまでのこと、玄関での言葉の意味などを優しく安心させるように説明を続ける。先生が話では、私たちが先生宅に向かっていることは手に取るように分かっていた。空に龍神様さまが飛んでいて私たちのことを伝えてくれていたという。そして、玄関を開けた瞬間に若い女性の霊が隠れたという。まず若い女性の霊は悪さをするものでは無いので放置していいということ、龍神様については私の守り神だという。
本題に触れると、この龍神様というのは白龍で慈悲と慈愛に満ちている。そして、誰にでも波長を合わすことができるためこの加護下にある人は人との付き合いに困ることはあまりないという。というのも、人に合わせることができるため世渡りが上手いのだという。では、なぜ龍神様が私のそばに居るのかは分からないという。私の家系では龍神様を祀っておらず、親戚にもそのような信仰はない。過去の話をしたところ、例の祠がその可能性に近いのでは無いかとK先生は言う。そして、興味を持って見守っていたら私のことを好きになって守っていこうと決めたのだと龍神様と話をしたとしてK先生は言った。部屋に入り切らないくらい大きな白が、とぐろを巻いて私の後ろで話を聞いていること。いつも見守っていること、導いてくれていることにほんの僅かでも感謝を忘れず特に意識もせずこれからも過ごしていけばいいとK先生は付け加えた。
さて、まだまだ話は続くのだが長文も過ぎると重く文字の入力が難しい。何よりも拙い長文に、読んでくださる皆さんを付き合わせてもいけない。この話は半端になるが、ここでしまいにしよう。
苦しい経験は間違いなく誰にでもあるんだけど、そういう超シリアスなことも誰かに話すことで力技で楽しい話に昇華できたりするわけね
どこにも書けない&誰にも言えない&まだ自分が気が付いてすらいない負の部分も、いつか受け入れて笑い合えるようになりたいわね😘
#どこにも書けないこと
どこにも書けない
結婚5年目。彼らに子供はまだいない。
画面に大きく映し出された2人の目尻には皺が寄る。
男性の方は結婚してから別人のように変わってしまった。
たぶん幸せなんだろう。
久しぶりに実家でお正月を過ごしたそうだ。
仲睦まじい彼らを囲むように、老若男女が笑い合う
よくある家族のお正月風景。
いいね!41。コメント7件。
でも本当のアナタを知る私は怒りに震える。
やもめの舅と1人分のお節を残し
毎年正月は自分の実家にそそくさ帰っているよね?
「久しぶり」の言葉に悪意を感じるが、8件目のコメントに真実を載せる勇気が出ない。
どこにも書くことができない
だから、ここも同じ。
書くというのは
残るということ
文字は消せても
書いた事実は消えないの
#どこにも書けない
ここには、なにもない。
どこにも、だれにも、ないのだから。
指を躍らせ、滑らせ、腕すらも動かせば、ただそれだけでいい。
『どこにも書けないこと』