『どうして』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
No.7『どうして』
〝どうして〟いつも同じ失敗をするの。
自分のせいで仲のいい子たちとバラバラになったこと
後悔してたじゃん。
なのに〝どうして〟数年後に同じことになってんの。
バラバラになるぐらいなら好きにならなければよかった。
付き合わなければよかった。
あたしが我慢してたら、もっとちゃんと考えて行動できる
人間だったらこんな辛い思いしなかったかもね。
2024.1.14.˹日˼
〝どうして〟
どうして才能なんてあるんだろう。
部活の最後の大会、私はレギュラーになれなかった。
後輩よりも、
やっている時間も、得た経験も多いはずなのに。
…いや、本当はわかってる。
どれだけあの子が頑張り、苦しんできたのか。
でも、どうしても認められない。
強くなくても、せめて正しくは有りたかった。
だけど、それすらも叶わない。
弱くて醜い自分が何よりも嫌いだ。
どうしてちゃんと喋れないんだろう
いつも会話を終えると思ってしまうこと
沢山話したいことはあるし私も
いっぱい聞きたいこともあるのに…
いざ目の前に来ると何も喋れなくなってしまう
急に頭が真っ白になって何を言おうとしてたのか
整理がつかなくて……
全部喋り終わった後に
めちゃくちゃ意味不明なことを言ってたりする
でも、貴方は意味不明なことを言っても
ちゃんと乗ってくれる。
何でか私の言いたいことをくみ取ってくれる。
それに誰とでも仲良くなれる。
本当にすごいよね。
[どうして私にはそれができないんだろう……]
いつも思ってしまうんだ……
どうして
消せない記憶。どうして?と黄昏へ。
朝は赤子、昼は大人、夜は老人。これは昔の謎解
だっただろうか。
日々積み重ねるも、最愛の人がいるも何故か
たまに泣きたくなる記憶。多分、ただ単に心が
不安定で揺れるのであろう。臆病なものには
壊れないものたちが最も恐ろしく感じるからだ。
ものと書いて、者、物、喪のと書きつづれる。
裏を返せば必ず終りが来るはずなのに
永遠を求めすぎた結果の
『壊れなかったもの』たちが私には恐ろしすぎた。
最後まで守られて支えて見るのが精一杯。
それこそ神は不条理なのかもしれない。
どうして、と。
どうしてこうなったんだろう
自分が悪いのに
ちゃんと考えればよかった
もう振り向いてもらえない
私の恋愛さよなら 誰よりも幸せになってね
あなたは
新たな道を歩みはじめる
明日の新たな出会いを求めて
わたしは
今までの道で立ち止まる
これまでの自分と向き合うために
『どうして』なんて
野暮なこと
まー
何ゆえに 夫と共に 生きるのか
熟年夫婦 単独の日々
#どうして
❋どうして
どうして、私には“普通”が難しいのだろう?
学校に行き、恋をして、就職をし、結婚をして子供を産む。
そんな ありふれた事柄を、どれだけ経験 出来たのだろうか?
そんな中で やっと手にした幸せすら、たった2年で終わってしまった。
しかも、“最愛の人の死”という形で。
どうして、生きるのは こんなに苦しいのだろう?
どうして、現実は こんなに残酷なのだろう?
幸せは、そもそも幻想なのだろうか?
どうして、みんなが幸せな世の中は来ないのだろう?
どうして…。
私の元カレの話でもしましょうか。
私の元カレとはありきたりではありますが合コンで出会いましてね。
大人しい人でどちらかといえば陰キャって言われるタイプの男性でした。
一緒に合コンに参加した女友達には「無し!」って一蹴されてましたが何だかご縁が私にはあったようでお付き合いすることになりました。
元カレの身の上話を聞いてみると、ご実家はあまり裕福ではないそうで大学の授業料も奨学金と自分のバイト代で払っていたそうです。
それで今は立派に会社で働いてる。
親元離れて一人暮らししてる。
素直に立派だなと当時私は思いましたね。
でもね、付き合っていくうちに分かってきたんです。
彼がものすごく闇を抱え込んでたって。
とにかくその元カレ「金がかかってそうなこと(実際にはそうではなくても)」に過敏に反応し、いちいち口に出して怒っておりました。
例えば私がバッグを持っていれば「どうせそれ高いんでしょ?」と唐突に不貞腐れたように言ってきます。
そのバッグが激安が売りの衣料店の激安バッグでも、です。
私の出身高校を遠くから見れば「あんな無駄な大きい建物たてやがって」ときます。
あのね、その建物は体育館ですよー。ある程度大きさ必要じゃね?
そんな感じの元カレの口撃は全方位に向かっているらしく、驚くべきことに彼自身の上司に対しても私と変わらないことを言っている(彼自身は指摘しているだけ、と申していましたが)みたいでした。
元カレが頑張って自分の力で大学に行ったことは誇るべきことだと思います。
このご時世、毒親や親ガチャ外れなどと言われるかもしれませんが彼の努力自体は褒められるべきことです。
しかし元カレはそれがコンプレックスになってしまった。
…どうしてそうなった??
いや、どうして?と思うことが既に上から目線になってるのか??
傍から見てるといっそ滑稽にも思えてくるほど、強く強く凝り固まったコンプレックスだったのでしょう。
私も寄り添うべきだったのかも知れません。
そんな彼との別れのきっかけは、
あるデート中、街中を一緒に歩いているとその街出身のある昔の偉い人の銅像があったんですよ。
その銅像を見て元カレ、
「何あの銅像!!めっちゃ偉そう!!金持ちって自慢かよ!!」
だって。
もう無理無理無理無理無理無理!!笑
え、銅像って一般的に偉そうにしてるもんなんじゃないの?
え?しょぼんとしゃがみこんで床にのの字書いてるクラーク博士の銅像とか嫌じゃん?
威厳もって堂々と指さししててほしいじゃん、クラーク博士!(例えです)
寄り添わない私も悪いけど、もうちょいそのコンプレックスと折り合いつけてきて!!私は付き合い切れない!!
となり別れましたとさ。
薄情にも名前も忘れた元カレですが、今は少しでも肩の力を抜いて気安く生きていてくれたらいいなと思います。
どうして
白い壁紙の空間で
そんな言葉が響いたのです
丸く反響する声は
あなたへなのか わたしへなのか
淡い光の瞬間に
そんな気持ちが揺らいだのです
想石を投げ入れた海に
あなたもわたしも ちっぽけで
1mmの言葉を考えても
きっと答えは出ないのに
広大な未来を見るほどに
広大な過去を見るほどに
どちらに世界を見たとしても
私に選択権は無いのに
なのにどうして、あなたは私に優しくするの
どうして
どうして嫌いになったの?
問いただしても答えてくれない。
「君はなぜ いつもそんなに かわいいの?」
“ 貴方が笑顔に してくれるから。”
『どうして』 2024.01.15
どうして自分のこと棚に上げて人のことを悪く言えるんだろう。あんな人になるんじゃないよって何回も私に言うけど、それを聞きながら私はいつも、お前みたいな人間にもなりたくねえよって思う。決して口には出せないけれど。
どうして世の中を赦せない
そうして世界を恨むのか
どうして上手に生きられない
そうして誰かのせいにする
どうして言葉にならない
そうして噛み潰した息を
どうして忘れてしまうのか
そうしてまた繰り返す
どうしても自分が好きで
どうしてか自分を嫌う
どうかして好きになりたくて
どうしてかみつけてしまう
どこか少し善くなれば
どこか少し悪くなって
どうにもしてこなかったくせに
少しずつ変わっていく景色。何も変われない自分。
そんな自分がどうしようもなく嫌いで。
どうして私は生きているのだろうか。
答えの出ない問いを自分自身に投げかける。
生きる理由もまだ見つかっていない私は
いつか訪れる最期の日の為に今日も生きているのかも知れない。
ーどうしてー
サナギの中で液体になって蝶になるように
あなたの姿は自由で
月の裏側を探査する人がいるように
あなたの影は夢をいだかせる
水滴に垂らされた絵の具が花ひらくように
あなたは奔放で
風を捉えた髪がなびき乱れるように
あなたは姿を変える
どうして、わたくしごときがあなたを捕らえられようか
時に柔く、冷たく、儚く、しなやかで
美しきあなたを
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►どうして
長編物語の主人公ならこういう人がいそう
どうして
どうして!って思う事って本当にいっぱいある…
どうしてこうなっちゃったんだろう、どうしてこうしなかったんだろう、どうしてこうしてくれないんだろう、どうして…
考えたって仕方ないのにどうしてが止まらない時…結局自分に自信がなくて不安で「どうにかなる〜」って思えなくて、ぐるぐる考えてる
どうして!どうしてがとまらないの!
お題「どうして」
幼い頃から一緒にいるのが当たり前だった。
遊ぶ時はもちろん、ご飯を食べる時も、出かける時も。
この時間が、ずっと続けばいいのに。なんて思っていた。
君が、僕のそばから離れることはないと思っていた。
それなのに──
「どうして……」
僕を置いて先に逝ってしまうんだ…。
どうして
どうしてウンコを漏らしてしまったのだろう。
全ては食べ合わせが悪かった。
深夜、空腹に耐えかね卵かけご飯を食べた。
それでも腹は満たされず、牛乳を飲んだのだ。
そして朝、気持ちの良い睡眠に浸っていると激しい腹痛に襲われた。
僕は飛び起きトイレに駆け込み、難を逃れたかのように思ったが少し漏らしていた。
朝から情けない気持ちになりながら処理をした。
どうして
人生はとっても面倒くさい
人生はこんなにも素晴らしい
矛盾してる自分の心
だけど心の底から出る本音だ
叫びたくなる
どっちかはっきりしてほしい
モヤモヤしたまま生きていく
自分の心なのによくわからない