どうして
消せない記憶。どうして?と黄昏へ。
朝は赤子、昼は大人、夜は老人。これは昔の謎解
だっただろうか。
日々積み重ねるも、最愛の人がいるも何故か
たまに泣きたくなる記憶。多分、ただ単に心が
不安定で揺れるのであろう。臆病なものには
壊れないものたちが最も恐ろしく感じるからだ。
ものと書いて、者、物、喪のと書きつづれる。
裏を返せば必ず終りが来るはずなのに
永遠を求めすぎた結果の
『壊れなかったもの』たちが私には恐ろしすぎた。
最後まで守られて支えて見るのが精一杯。
それこそ神は不条理なのかもしれない。
どうして、と。
1/14/2024, 4:14:01 PM