『ところにより雨』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ところにより雨・・・とうか今日は雨のち曇な天気。
桜が一気に咲いたみたいで、河川敷に植えた桜が確かに、咲いていた。(会社に行く時に通るから)
みんなにあわせるのが大切とされるこの国
みんなに適応できない人間は、みんなの中には入れない。
みんなに適応できない人間は余程力がない限り、爪弾きものにされがちである。
毎日、ふるいをかけられるように、「みんな」から脱落していく子もいるんだろう。
世界は広いが、その事実を知るのは視野が狭い時にはなかなか難しい。
みんな仲良く、みんな楽しくが毒になることもある。忘れないで。
ところにより雨
♯ところにより雨
あなたの本日の天気は昼過ぎまでくもりです。
元カレとすれ違うときに一時雷をともなう強風のおそれがありますが、フッたのは間違いではないと確信したのち、ところにより雨でしょう。
明日の予報は快晴です。
いつまでも快晴です。
この傘はね、内側に雨が降るの。
外はこんなに晴れているけど、この傘の内側はいつだって雨。
悲しくなったら、傘をさしてみるといい。
頬が濡れても、雨のせいだよ。
#ところにより雨
雨が降っているところと
降らないところ
どちらに行きたいか問われたら
降らないところ…
だけど、大切な日は雨が多くて
雨降って地固まりながら生きてきた。
沢山の雨が心を洗い流してくれた日もあった
私のところに、雨よ降れ…
テーマ「ところにより雨」
ところにより…
ってことはまぁまぁある
問題は後半の方
『雨』だったり
『雪』だったり
ちょいと気を付けたいのが
『豪雨』だったり
『雷雨』はたまた
『槍』なのか
もはやところにより降っても
ヤバさは半端ない
君はいつも笑っている。
笑っていないときは、ない訳では無いだろうが、
滅多に見ない。
そんな君が今日は笑っていない。
泣いているわけでも、怒っているわけでもない。
でも笑っていないんだ。
君の曇った顔を見ると、
泣き虫な僕はすぐに悲しくなってしまう。
そういうわけで、
僕は君という、
今日だけは淀んだくもりを通して、
雨を降らせる。
僕だけに降る僕の雨が。
「ところにより雨」
「書く習慣っていうアプリやってる人おいで!!!!」
というオプチャは!!
みんな優しくて、とっても楽しいですよ!!
合わなかったらすぐ抜けて構わないので、
気になった方はぜひ来てみてください!
待ってます!
ところにより雨
生きてきた時の中
生きていく時の中
良いことばかりなんてこと
あるはずもない
うまいこといかない
もどかしい
打ちひしがれて
泣きくたびれて
絶望の縁に立ち
弱さを知る
だからこそ
この上ない
あたたかさを感じ
その優しさに涙し
あなたの誠実さを知った
私の人生…
ところにより雨
それも悪くない
あなたと出逢えて
そう思えた
あなたとだから
そう思える
テーマ・ところにより雨
うわああああ暫く書けてなかったなここ
━━━━━━━━━━━━━━━
ところによりどころか今まさに私の近所は雨が降っている
雨の日は洗濯が乾きづらくてしんどいけれど
人があまり出歩かないので静かで好きだ
大通り沿いに住んでるせいなのか、
晴れてると基本1日中人の声がしてるので
そういう意味ではたまに雨があるのも悪くない
明日どうなのよ? そうBBQ行くんだから、確認しといてよ。
うん、天気予報。
えっ? ところにより雨? ところってどこよ。レーダーは? レーダーで見てよ。ビミョー?
かすってる? かするって何よ。うん。あぁ、降るかもっていう青い所がかかってるようなかかってないようなのね。
じゃあ大丈夫私は、晴れ女なの。安心して。
えっ? あなた雨男なの?
で、純平が晴れ男で、さと子は雨女。清弘は曇りが多くて、岩清水が台風を良く連れてくるのね。
そしたら
とりあえず、私と純平が肉焼いてる所にいて、雨から守るね。あなたとさと子は離れてて。あ、あんまりイチャイチャしちゃ駄目よ。そういうんじゃないんだから?
それと、岩清水には中止だってウソ言っておくわ。
『雨模様』
よそゆきを羽織る大事な日 外はひどい雨だった
大事な日なのにまったくどうして 私はひどく落ち込んだ 私は魔法使いじゃないよ 天気はとっても変えられない だから少し考えて よそゆきに滴る雨だれを『雨模様』と呼んでみた そしたらふいに空を着ている気分になって 魔法使いみたく傘振った
巡る季節に
蘇る
君との記憶
振り返れば
まだ少し
しくりと
胸痛んで
想い出地方
まだ
ところにより雨
「ところにより雨」
ところにより雨
ところにより雨
あいまいな天気予報ですね。
ところによつては、降らないの?
降らなかったら、傘荷物になってヤダな。
結局用心深いわたしは、折り畳み傘持って出かけてゆきました!
ところにより雨‥
言葉の受け止めでさえ、性格でますよね〜笑
あの日は雨が降っていた。
とても綺麗だと思った。
あなたの涙に似ていたから。
だけど、雨は嫌いだ。
僕の知らないどこかで、あなたが泣いているような気がするから。
昨日までの天気予報は快晴だったのに、今更になって明日はところにより雨らしい。「明日はところによっては雨が降りそうです」テレビのお姉さんがそう告げた瞬間だめだめだめだめと心の声がもろに溢れ出す。せっかく忙しい中予定すり合わせてお花見デートの約束したのに雨なんて降られちゃ困るってば、お花見なのに雨降ったらお花見できないし、メイクも髪も崩れちゃうじゃん。とはいえ私は神ではないので天気なんて操れないし、できることといえばせいぜい祈るくらいしかない。『天気 変える方法』と回らない頭で検索をかけそうになるも、何やってんだ馬鹿と我に返った瞬間にポコポコとメッセージの受信を知らせる音に飛び上がる。
『雨降らないといいね』
短いメッセージと一緒に送られてきたのは窓際に吊るされた2つのてるてる坊主。ご丁寧に顔まで描かれているが、造形がかなりぐちゃっとしているのは彼の不器用な手先が原因だろう。はーっと長いため息と一緒に後ろのベッドに倒れ込む。可愛すぎ。優勝。
「明日天気にならんと許さんからな」
ひとりごとにしても低すぎる自分の声に驚きながら天井を見つめる。ここは穏やかに微笑んで「あーした天気になーれ♡」とか可愛く呟いておくところかもしれないけどそんな心の余裕はない。晴れにしないとどうなるかわかってるんだろうなと神様に凄んでおく。
明日の天気は晴れところにより雨、改め絶対快晴。
カーテンを左へと寄せてその裏に隠れていた窓を明らかにする。たったそれだけで室内の明るさは〝かろうじて見える〟から〝とてもよく見える〟にまで上がる。
からりとした天候。突き抜けるような青さが朝から眩しくて堪らず、目を覆い隠して眩しさに呻く。
今日こそは。今日こそは。明日こそは。今日こそは。明後日にはきっと。
そんな夢を描きながら毎朝カーテンを開ける。
けれども毎日毎日太陽は眩しく世界を照らす。隅々まで、余すことなくジリジリと攻撃するように。
じわりと明るさにもどうにか目が慣れてくると、窓からすこしだけ距離を取って空を睨みつける。
起床時刻に合わせていたテレビが電源を入れて、早速ニュースキャスターの声が流れ出す。
――劇的な降水量の減少から六年が経ちますが、人工降雨機の効果は薄く、緑地の減少を止めるにはまだまだ研究の必要性が訴えられています――
何度も聞いたような内容にうんざりしながら、恨めしげに空を――そのさらに向こうにある太陽を見遣るのがやめられない。
十年ほど前に戦争が起こった。
その戦争は二年続き、最後にはとんでもない結末を迎えて、ひとつの国が終焉を告げる形で終戦したのだが……その終焉がもたらした置き土産は惑星の自転を歪めて、太陽との距離を狂わせた。
世界の半分に渇水と暮れぬ昼という問題を。
もう半分には低温と明けぬ夜という問題をそれぞれに残していった。
雨がまともに降らなくなったこちら側の世界では、今では太陽は疎ましい存在だ。
日光の九割を遮るカーテンやシャッターがなければ夜を作り出すこともできない。
気が休まらないせいでこの数年で苛立たしそうにしている人々が地上に溢れかえっているが、そうでない人間のほうがレアだった。
――さて本日の天気は晴れ。ですが、ところにより数分ほどの雨が見込める地域があります。どうぞ素晴らしい一日をお過ごしください――
「雨!? どこっ――!」
テレビからの音声に素早く振り返って世界地図が表示された画面を見るが、降雨地域は十数時間の移動が必要な場所だと気づいて落胆する。
自身の身に雨が落ちてきたのは終戦の直後で、そこからはもう雨に打たれるという経験が皆無になってしまった。
そしてこちら側の世界では、雨が降る日はなによりも最上の日と位置付けられるようになり、ああやって天気予報士が羨望を隠して祝う。
ところにより雨が降るでしょう。
その言葉をずっとずっと多くの人間たちが待ち続けている。遠くの誰かを羨みながら。
そしてこの日も、太陽は一度も翳ることなく輝いていた。
#ところにより雨
天気予報がよほど大事らしい。
この地域のは気にも留めず、次の次に映った地域の予報をあなたは食い入るように見つめた。
晴れ、ところにより雨。降水確率、気温、花粉の飛散度────
ぁあ。あなたは小さくため息を吐いて、画面のすぐ近くで背を丸め、祈るように両手を組んだ。
その背中に覆い被さって抱きしめる。怯えて震える体を包み、腹に腕をまわす。ちゃんと食べさせているはずなのに心なしか痩せたような気がする。
かたかた揺れながらもしっかり組んだままの手、左の薬指。その根本をぐるりとひき攣れた傷跡が囲んでいる。
自分の未来をわたしにくれたあなた。わたしのものになってくれたかわいい人。最初は触れるだけで泣きじゃくっていたのに、今は静かに抱きしめさせてくれる人。
できるならわたしだけを見ていてほしいけれど、もう二度と会えない家族の日々の穏やかさを画面越しに祈るくらいは、許してあげよう。
「ところにより雨ってなんだよ」
テレビに向かってそう悪態をついてみる
放たれた言葉は誰もいない家の中に吸い込まれていく
恋人と出かける予定を立てていたのに、
「急な仕事が入った」と言って恋人は朝早くにバタバタと家を出ていった
俺はろくに送ることもできず早朝の薄暗い家に1人取り残された
そんなに早く起きてもやることも特にないので
リビングのソファーに座っておもむろにテレビをつける
番組のゆるキャラのようなものが、お天気お姉さんと呼ばれる女性と共に立って今日の天気を伝えている
「今日の天気はおおむね晴れ、ところによりにわか雨が降りそうです」
「お出かけの際は、折りたたみ傘をお持ちください」
そうお姉さんが笑顔で告げ、次のコーナーへと画面が切り替わる
「ところにより雨ってなんだよ」
そんな情報を聞いたって今日のデートはなくなったわけだし…
少し拗ねながらも朝食を食べ、今日1日何をするかを考える
録画の溜まっているアニメを一気見するか
まだ読めてない本を読んでもいいな
寝室の掃除もついでにやっちゃおう
なんて、考えると意外とやることはたくさんあって
恋人へのモヤモヤは少しずつなくなっていった
やりたかったことが一通り終わって、太陽が傾き始めた頃、外からポツポツと雨の音が聞こえてきた
ふと、朝早く出ていった恋人の姿がよぎる
「あいつ、傘もって行ったかな?」
なんて考えていると、机の上のスマホが振動した
画面をスワイプして電話をとる
「もしもし?どうした?」
「もしもし、今仕事終わって駅出たところなんだけど、雨降られちゃって… 傘もって迎えきてくれない?」
やはり恋人は傘を持たずに家を出たようだ
「んー、まぁ、ちょうど色々やり終わったところだし、いいよ」
「ありがとうー!!助かる!」
朝のことがあったからいじわるしてやろうかと思ったけど、惚れた弱みだ
急いで支度をして恋人を迎えに行く
駅に佇む恋人の姿に駆け寄り声をかける
「お待たせ、喫茶店とか入ってればよかったのに」
「ありがとう、まあ早く来てくれるって思ってたから」
「なんだそれ笑」
「あれ?傘一つだけ?」
恋人は大きな傘を一つだけ持ってきた俺を見て少し驚いた様子で聞いてきた
「うん、1つ。お前には濡れてもらおうかと思って」
「えー?そういうこと?それじゃあ迎えにきてもらって意味ないじゃん笑」
そう言いながら恋人は少し困り眉になる
「なんて冗談だよ、ほら入って、帰るぞ」
「相合傘したかったんだ、可愛い」
「…うっせ、朝の仕返しだ、お前が持て」
「あはは、はいはい、仰せのままに」
恋人は俺の手から傘を奪い一緒に歩き出す
帰り道の途中、何かを考えている様子の恋人が急に立ち止まった
「どうした?」
「雨」
「…?雨?」
「雨やんだね」
そう言われて傘の外に手を出す
確かにさっきまでポツポツと降っていた弱い雨は止んで、雲の隙間から太陽が少し見えている
「ほんとだ」
そう言いながらも俺は家の方向に足を進める
「…待って」
振り返ると恋人は立ち止まりこちらを見ていた
「ん?どうした?」
顔を伺いながらも恋人の元へと引き返す
「あのさ、」
「うん」
「朝はごめんね」
恋人はしょぼんなんて効果音がつきそうな顔でそういった
「別にしょうがねーだろ、仕事なんだし」
「ううん、しょうがなくなんてない。あのさ、朝の代わりになるかは分からないけどさ、今からデートに行きませんか?」
いきなりの申し出に戸惑い、少し止まってしまう
「いや、かな?」
「い、嫌じゃない!むしろ、行きたい」
「ほんと…?よかったー、断られたらどうしようかと思ったよ」
「そんなの、断るわけないだろ」
「うん、そーだね、よかったよかった」
恋人は傘をたたみ、そっと俺の手を握った
「それじゃあ行こっか、デート」
「うん」
たまには雨も悪くない…かも
お題:『ところにより雨』
「本日 晴天ところにより雨」
信号待ち、分離帯で楽しむハシボソさん達を見つけてホッコリ晴れ
知人宅の新人コーギー君を触り倒し
モフモフ不足を補填し晴天
昨日から気にかけていた
彼猫が穏やかに眠りについた事を知り涙雨
life is beautiful
ーーーーー☂️ーーーーー
雨の多い街に住んでいる。
ここでは予報なんて当てにならず、雨・雪・あられ、空から何か落ちてこないというだけで、今日はいい天気だと錯覚してしまうようなところだ。
今も、スマホのアプリには「曇り」と表示されているのに、頭上では大粒の雨がひっきりなしに降り注いでいる。
鬱々とした空が広がる灰色の街
大きくも小さくもない、中途半端な街
ふと、私みたいだなと思った。
取るに足らないこの土地を、少しだけ、愛おしく思えそうな気がした。