『だから、一人でいたい。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
傷つくのが怖かった。
誰かと一緒にいるとき、その人と違うところがあったら仲間はずれになるかもしれないから。
自分自身を否定されるかもしれないから。
自分の大切を失うかもしれないから。
傷ついてボロボロになるぐらいなら、自分から離れたほうがいいと思った。
だから、1人でいたい。
「だから、一人でいたい」
気を使うことが多いから
相手に合わせすぎると疲れるから
こちらのペースを崩されすぎるとしんどいから
相手の顔色の変化にすぐ気づくから
誰かの嫌な態度を見たくないから
人と協調できない自分ではない
誰かといる楽しさも十分知っている
でも、
一人で過ごすことの素晴らしさも知っている
そのバランスが
今はただ後者なだけ。
誰かと過ごすのが嫌いなわけではないんだ。
ただ誰かと過ごすことで色々考えないといけないことや、自分だけならすぐに組み込める予定も組み込めなくなること、そういう誰かが居るからでてくる諸々がどうも苦手なんだ。
誰かと過ごす自分は好き。
誰かと話せる時間も好き。
誰かがいるの好きなんだよ、本当に。
ただね、私は私だけの時間が好き。
私の責任で私の考えで私の為に私だけが使える時間が大好き。
だから疲れちゃうんだ。
疲れちゃう時は全部ぜーんぶ投げ出したくなる。
なんで私の用事を決めるのに誰かに聞かないといけないんだろう。
なんで私の好きなことをやるのに誰かに謝るんだろう。
私が私の為に私だけが使う時間をなんで誰かと共有しないといけないんだろう。
人は支え合わないと生きていけないよ、って言われたとき、理解はするし納得もするけど、心の何処かで小さく小さく引っかかる時はある。
多分、この引っかかりがなくなるとき、そういう人に出会えたなら誰かと本当に過ごせるんだろうなぁ。
でもいまはまだ何処かで一人の時間ないと息苦しくなるから、だから、私は一人でいい。
まだ一人がいい。
「だから、一人でいたい」
そんな言葉が肺の底から溢れ堕ちる。
今日も疲れたなぁ。皆の顔色を伺ってはリスクの無い平凡な答えでしか会話が出来ない。
そうして八方美人になっていく。そんな自分が嫌なのに、[良い人]で有りたいから変えれない。
きっとこれは死ぬまで私に纏わりつく煙であり泥であり個性なのだ。
あぁ、私はなんて個性を纏ってしまったのだろう。
生姜が無い。
火鳥のトキ暗い、踊り狂って仕舞おう家!
#10 だから、1人でいたい
[1人で立っていたい]
全てはいずれ死がやって来る。
それは今かもしれない。
だから、心はいつも1人で立っていたい。
そして、かけがえのない人と出会えた今を
大切にしたい。
でも、どうしたら
心は1人で立っていられるだろう?
まず、自分の中にもう1人の冷静な自分が
いると思って、意識してみる。
もう1人の自分から、どんな声が聞こえてきた?
頑張ったよ。もう大丈夫だよ。
精一杯頑張ってたの、みてたよ。
結果は関係ないよ。
自分なりに一所懸命に生きれたら、十分よ。
恐れなくて、大丈夫。
いつかどこかで必ず帳尻が合う時が来るよ。
因果応報。
この世だけでは完結しないことを忘れないで。
甘い汁を啜れるのはこの世だけ。
あの世では、どんな魂も丸裸。
だから、今を大切に。
あの世で清算するとき、
少しでも善徳が上回るように生きよう。
生きている奇跡に感謝して。
1人で立っていよう。
「三十分散歩するだけ」笑いつつ指で隠した『落選』の文字
題-だから、一人でいたい。
僕の存在は要らない
必要とはされていない
こんな僕を必要とする者は
頭がおかしいんじゃないか
もう救われないと、思い込んでいた
よく考えると僕は皆から見て邪魔な存在じゃないか
たとえ救われたとしても
今の生活が染み込んでいるから
恐怖を感じるだろう
ならばいっそ何処か遠く離れた山奥でも暮らそうか
そして一人で孤独に死ぬとしよう
もうやめてくれ、僕に干渉するのは
必要とされていない僕のそばにいても
嘲られ、笑われるだけなんだから。
だからもう誰にも迷惑はかけたくないんだ
『だから、一人でいたい』
僕はそう言った。
だから、1人でいたい
家族との食事の時間、友達との買い物の時間、誰かと過ごす時間は楽しもの。
1人で過ごす読者の時間、料理の時間、車を運転する時間は他のことに惑わされず集中力が増す自分だけの時間。
でも、一番の自分の時間はお昼ご飯を食べたあとの少しのお昼寝時間だ。休憩時間は1時間だから、お昼寝ができるのは20分くらいになる。何かの本で長く寝ると夜の睡眠に影響が出るので、お昼寝は14時までに20分以内にするのがいいと書いてあった。
会社のデスクでのお昼寝時間はストレス解消や疲労回復には最適な行動となる。
同期たちとのランチも楽しそうだか、お昼寝の時間を確保したい。だから、お昼は1人でいたい。
どうしてこの場所がわかったの?
どうしてそんなに連れ戻したがるの?
穏やかな終末に居心地が良くて
この人たちとなら戦えるって思い始めていたのに
そんな仲間たちのことを危険に晒したのはこのわたし。
やめてよ。
これ以上あなたたちを巻き込みたくないんだよ。
これ以上一緒にいたらいつか来るかもしれない別れに耐えられなくなってしまうから。
これ以上大切な人たちを失いたくないから。
『だから、一人でいたい。』
だから、1人でいたい。
みんなー今日は何して遊ぶー?
「自分で物事を決める事が出来ないやつは無力なり。」
「責任能力ないのに指揮するやつはひとえに皆有害にして無能である。」
黙れ。
てことで今日は1人で遊んで行くよー。
何しようかな〜
「単一で遊ぶなんてぼっちですねぇ」
るさんちまん
いつか離れてしまうのなら、最初から一人でいたい。
そうすれば、離れてしまった苦しみを感じなくていいから。
だから、一人でいたい。
一人で…そう思っていたはずなのに。
ーだから、一人でいたい。ー
誰かと長時間、共にするのは、どうも苦手だ。
別に、その人が嫌いというワケではない。
ただ、その時間。その空間でどう過ごせばいいか分からなくて、落ち着かない。
こんな奴と過ごさなくちゃならない相手に申し訳なくなるほどのコミュ障だという自覚は、ある。
一人なら、気兼ねなく過ごせる気楽さを知っている。
だから、一人でいたい。
【だから、一人でいたい。明日、もし晴れたら】
coming soon !
だから、一人でいたい
中学2年生。思春期真っただ中。
親に構われるのがなぜだかいつもより鬱陶しい。
いつもは言えてる感謝の言葉が、なぜだか今は喉の奥でつっかえている。
日常のなかで感じる、親へのちょっとした反抗心。
大人になる前の、大事な準備。
だから、今は一人でいたい。
だから、1人でいたい。
はっきりと違和感を感じたのは高校生のとき
自分の家の常識が外で通じないと感じた
自分がどうやらとてもネガティブだと知った
おかしいなと感じつつ
それでも自分が何かの役に立つならと
いつか変わってくれるんじゃないかと
そばに居続けた
私はされて嫌だったことを全部覚えてるつもりだった
でもいくつも忘れてたんだ
自分が今後誰と一緒にいたいのか
どういう風に暮らしていきたいのか
どうなりたいのか確かめるために
今は1人でいたい
今、目の前には2人の娘と
2人の孫と、いい調子で酔っ払いの旦那
真横には、私をママだと思っている愛犬
右を見ても、左を見ても…
とにかくうるさく落ち着かない…
そんな中で文章を書いている
もうすぐ私の誕生日なんだけれど
「何がしたい?」「何食べる?」
これは、私が聞いている訳ではない
旦那と孫たちは「焼き肉〜!」
私は黙って、無言で成り行きを見ている
何だか、一人遠くにいる気分だ…
「あの〜…私の誕生日なんですが」と
心の中でポツリとつぶやいた…
去年までの過去5年間は
ずっと毎年恒例の「スシロー」だった…
もちろん、私が注文し私が取りに行く
ちょっと特別感を出したい時の
庶民の味方だ…
「誕生パーティーだ!」と盛り上がり
家族は皆楽しげだから、私もとりあえずは
合わせているが…
本心を言わせて欲しい…
ホント…非常に申し訳ないが…
「だから〜!一人でいたいんだよ…」
人を好きになるという気持ちを知らなかった。知る必要が無かったから。1人が好きだった。他人に気を遣わなくていいから。
けれど。
『大好きだよ』
「私も大好き!」
スマートフォン越しに笑顔を見せる。通話時間はとっくに5時間を超えていた。何を話すわけでもなく、2人ともがそれぞれの作業をしながら時折名前を呼び合う。
『ずっと一緒にいるから』
「ん、ずっと一緒」
言葉だけの誓いだとしてもお互いを確かめ合うには充分すぎる言葉だった。
初めはただの友達の友達。共通の友達がいないとお互い話さなくて、趣味も好みもバラバラな2人だった。気付いたらお互いがお互いの中で1番になっていて、引き返せない所まで嵌っていた。
『少し連絡減っちゃうかも』
「大丈夫だよ、頑張ってね!」
『ありがと』
徐々に、徐々に。違和感を感じ無い程度に連絡も通話も減っていく。通話したいと言ったら予定があると言われて、離れていく。
煩くなる心臓に、分かっていた事だと言い聞かせる。最初から分かっていた、分かって、いた。結局お前は1人だという神からの天啓みたいだ。
「𓏸𓏸さん、好きです」
「……ごめんなさい、私」
私はずっと独りでいるって決めた。
『だから、一人でいたい』
サトリという妖怪がいる。
端的に言えば相手の心がわかる妖怪だ。なんでも山に住んでいて、そこへ迷い込んだ人間がいると「お前はいまこう思っているだろう」と次々と言い当て、怖くなった人間を追い返すとかなんとか。
心を読む妖怪と言えば凄そうだけど、やっていることは実にチンケだ。その能力を活かして賭け事なんかで無双して人間の骨までしゃぶり尽くした、なんて話があってもおかしくないのに、不思議とそういう話は聞かない。
けど、俺にはどうしてそんな話がないのかよくわかる。
なぜかと言えば、大昔にその妖怪サトリと交わり代々その血を受け継いでいるのが俺の家、問間〈トイマ〉家で、不運にもその血を濃く継いでしまったのが、俺、問間覚〈トイマサトル〉だからだ。
不運──そう、不運だ。
「他人の心がわかる能力」なんて言えば聞こえはいいけれど、実際いいことなんてないに等しい。
高校生になった今はだいぶ落ち着いたけど、小さい頃は本当に大変だった。まずオンオフができない。常に周囲の人間の心の声が聞こえ続けるんだから、うるさいったらありゃしない。
うるさい、だけじゃない。人の思考の仕方は本当にさまざまで、言葉で考えているなら見方によってはまだいい方だ。
色、光の濃淡、触感──。そんな抽象的な思考をする人もいて、それはいくら見たって本人以外にはわかりゃしない。
人混みは、うるさくて、眩しくて、カラフルすぎて、固くて柔らかくて吐き気がする。実際しょっちゅう吐いてた。
いちばん最悪なのが、常に誰かの考えが浮かぶせいでなにが自分の気持ちかわからなくなること。めちゃくちゃに影響されやすく、むちゃくちゃに流されやすい。
周りが楽しければ楽しいし、苦しかったら苦しいし、イライラしてたらイライラする。
そしてその気持ちが──本当に自分のものかわからない。
だから俺はひとりでいたい。
周りに誰もいなければ、この気持ちは間違いなく俺のものだから。
きっと妖怪サトリも同じだったんだろう。
ひとりでいい。ひとりがいい。
周りに誰もいてほしくない。
ずっとそう思っていた。
アイツに──あの馬鹿な男に会うまでは。
出演:「サトルクエスチョン」より 問間覚(トイマサトル)
20240731.NO.8.「だから、一人でいたい。」
だから、一人でいたい
でも
そばにいて欲しいと願う
一匹と言わず二匹くらい、面倒みさせて
〚だから、一人でいたい。〛
一人でいたい時こそが、一人でしかできない時。
一人でいたいけど、少しは寂しいの。
一人でしないといけない事だけど。
みんなでやりたい、一人はいやだ。
それでも一人でいたい。
みんなといたい。
でも、一人で好きな動画を愉しみたい。
だから、僕は一人でいたいんだ。
後で一緒に貴方と僕が好きな映画を観よう。