『たとえ間違いだったとしても』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
飲み込んだ。
苦しくなるかな、と思ったけど
案外大丈夫だった。
『この世に正解はない』
誰かはこう言っているけれども
この世には間違いすら無いんじゃないか、と思う
誰かにとっての間違いは、誰かにとって正解になる
大袈裟に言っちゃえば
これだから犯罪は無くならないのだろう
「どうかした?」
ううん、なんでもない
つまり
理由つけちゃえばなんだって正解になる世の中
どれが間違いでそうじゃないかなんて
いちいち判断してられる程
私たちは賢くないんだから
私は知ってる
愛し合う時にだけ外すそれを
貴方がどれだけ大事にしているのかを
この関係は紛れもなく"間違い"であると_。
それでも
「あれ、俺の指輪…」
飲み込んだ
何度も、言いたかった言葉を。
全部捨てて、私のところへ来てください_。
愛する人を手に入れたくて空回りしてしまうのも
仕方の無いことかも知れない
たとえ間違いだったとしても
自分なりの正解を追い続ければ
それでよいのだと、思うのです
《たとえ間違いだったとしても》
詩彩音
たとえ間違いだったとしても
わたしは進んで行ってしまうのだろうか?
大和田からでも見える花火大会
わたしたちの地域ではお祭りがあった。
けれども花火を打ち上げているのは
遠い地域でだから…
なんとなく大事になってしまいそうなのだ
復活させれば夜営店とかできそうなのにな
(政治の夜の観光の対する課題)
たとえ、これ迄の私の道程が
目指した最果てが
全て全て間違いだったのだとしても
それでもかまわない
求めたものが手に入らなくても
求めたものが蓋を開けてみたら
イミテーションの瓦落多だったとしても
旅の中、その歩みが
そのさなかに失ったものが
全て全て、間違いへと突き進む為の
無意味な犠牲だったのだとしても
私は、それでもかまわない
だって、これは私の愛だ
この歩みも、求める心も、目指す旅も
全ては私の愛に始まり、
そして私の愛に終わるものだから
それならば、私は私の愛を
誰が否定しようとも
これ迄の道程は間違いでしたと認めても
私の愛だけは、私は肯定しなくては
どうしてそれが愛といえようか
私は声高らかに
愛を歌おう
この愛を抱けることの
幸福を、喜びを
私は歌おう
そうして、私は歌いながら
一人、盲た眼で歩もう
道無き道を、その先に答えがあると信じて
その果てが、破滅に繋がっているのだとしても
歩むことだけはやめてやらない
私の愛の歌は
私が斃れたあとでさえ
きっと鳴りやまない
さあ、そろそろゆこうか
それがたとえ、間違いだったのだとしても
行き着く先が破滅しかないのだとしても
愛を歌えよ
歩み続けよ
その時が訪れる迄
「たとえ間違いだったとしても」
たとえ間違いだったとしても
今ここに居て、嬉しさや楽しさを感じられている。
それ以上に大事なことなんてあるの?
全ての連絡先を削除し、引っ越しを済ませて、
SNSなどからもお互いの痕跡を辿れないようにした。
…今も。
朝になると、眠そうな顔をして気怠そうにシャツに腕を通す姿を思い浮かべてしまう。
夜は、つい薄灯りに照らされたあなたを思い出し、おやすみと呟く。
もう、二度と、絶対に会いたくないと、
こんなにも、こんなにも思っているのに。
題:たとえ間違いだったとしても
「たとえ間違いだったとしても」
夜中の学校は高校生活の醍醐味だ。
中学時代ならば暗くなる前にはすでにみんな学校を出ていて、わたしにはその雰囲気は残る教職員の影が職員室の蛍光灯に照らされ動いているんだろうか、といまいちはっきりしないものだった。
高一の五月、高校生にはなったものの、そこはわたしにとって本当にいきたかったところではなく、俯いた感情が心にまだ残っていた時期。そのときは部活帰りだった。程よく親睦が深まった同級生たちのなかで、わたしは言った。
「夜にこうして校舎のあたりをみんなで歩いているだけでもなんだか新鮮だわ」
友人たちは途端にセンチになったわたしに一瞬目を丸くしたあとに
「あ、確かに、考えもしなかったけど、そうだ。中学時代より忙しくなるね」
と表情をほぐす。
「こういう景色は新鮮で癒されるわ、部活後やしね!!」
「高三とか普通に大人だよね、ついてくのキツい」
中学時代は中学生と一緒に部活をしていたと思うと、高校生の部活は本戦に入ったような緊張感がある。
「てかさ、流されかけたけど景色そんな綺麗じゃないくね笑」
俯瞰してみれば、その通りかも。月の形も中途半端で、流れる川は少し汚れている。校舎のはげかけた色が夜闇に浮いて見えて正直不格好だ。でも、よかった。不格好でもさまになることだってある。不安だった高校生活に、安堵の灯がともる。
悩んだ末に出た答えでも、間違いか正解かは全くわからない。でも、それに気づくころにはまた別のことに夢中になっている予感がしていた。
確認はした。キミが望むのなら、たとえ間違いだったとしてもその願いを叶えよう、その願いが、キミを立ち上がらせて前に進む力となるならば、いつか間違いに気づいてくれるのならば、一旦ここで、自分の物語は終わりだ。
たとえ間違いだったとしても
私にとってはそれが正解だった
たとえ間違いだったとしても?
生きて行くしかない。
好きって何
一体誰
愛の先にいるの
鏡の中から出られない
[たとえ間違いだったとしても]
おと。です!戻って来たよ!!
覚えてる人いますかね...?
いたら嬉しいなぁ笑
ではまた次のお話で!!
#1
例えばのはなしですん
違うわ~ってかあε=(ノ・∀・)ツ
お題は👉️たとえ間違いだったとしても👈️
じゃあ~ってかあε=(ノ・∀・)ツ
起き抜けに淹れた一杯のコーヒーにサラサラと砂糖を一さじ入れて、換気のために少しだけ開けた掃き出し窓からベランダへと出る。
ベランダの柵に凭れかかりながら、眼前に広がる赤紫色の朝焼けを眺めた。
そろそろ鞄に折りたたみ傘を入れておこうかなぁ、と手にしたコーヒーを一口啜り。
即座に口の中からコーヒーを吐き出した。
慌ててキッチンのカウンターの上に置いた砂糖の容器を開けると、一つまみペロッと舐めて中身を確認。
塩っ!!
テーマ「たとえ間違いだったとしても」
私は基本的に物事をを受け入れる
戸惑う事もあるけど
だから君のだめな所受け入れた
趣味も興味も受け入れます
困難も苦し時も受け入れます
弱みも受け入れます。
けどこればかりは受け入れられない
私には2つあるの実行するなら
別れましょう
君は私に甘えてるいるのではありません。
親に甘えているのです。
もうひとつは旅行
旅行するなら自分のお金でしてください。
さよなら。
ヒナタへ
この手紙をお前が読んでいるということは、俺たちが生き残れなかったのだろうな。
組織を抜け出すと決めたあの日、全員は生き残れないことは見えていた。だから、俺たちの中で誰を最後まで守るかを決めた。お前だ。そのために、準備を進めてきた。
お前は怒るんだろうな。だが、ほかの五人のことは恨まないでやってくれ。お前を生かすと決めたのは、俺だ。恨むなら俺だけにしてやってくれ。
俺からの、俺たちからの願いは一つだけだ。これから先、俺たちが見られなかった光の中で笑っていてくれ。近くで見守れないことは残念だが、遠くから見守っている。
俺から最後の命令だ。
「最期まで生き抜け。俺がいないからと言って途中で諦めることは許さない。いいな?返事は、“はい”のみだ。」
お前の唯一のリーダー タケル
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ヒナタへ
この手紙を君が読んでいるということは、きっと僕たちがきみのそばにい続けられなかったということだと思う。
あの組織を抜け出すと決めた日、僕たちは全員が生き残ることは不可能だと口に出さなくてもわかっていた。だから、君がいない間に少しづつ僕たちだけで作戦を立て始めた。
そして、僕たちの中で一つ取り決めをしたんだ。例えこの決断が間違いで、誰かが死んでしまうのだとしても絶対にやり遂げると。例え僕たち六人全員が犠牲になってでも君を生かすと。きっと君は嫌がると思う。君は誰よりも優しくて僕たちのことを考えてくれていたから。
でも、それをわかっていてでも、君を生かしたかった。君だけでも光の中で生きてほしかった。光の中で笑っていてほしかった。君に恨まれることは覚悟している。
でも、そんなに後悔はしてないんだ。君には怒られるかもしれないけど。唯一の心残りは、君をそばで守り続けられないこと。
ただね、忘れないでほしいんだ。僕たちは君のことをずっと見守ってるってこと。遠くからではあるけど、今までもこれからもずっと君のことを見守ってるよ。だから君はこれからも笑ってて。君の笑顔が大好きだから。
君が最期まで生き抜いた先でもう一度会えることを楽しみにしているよ。君と出会えて本当に幸せだった。僕たちと出会ってくれて、見捨てずにいてくれてありがとう。
君のためのブレイン ヒカルより
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ヒナタへ
この手紙を君が読んでるってことは、僕たち誰も君の隣にいないんだね。怒ってるんだろうなぁ。
あのね、君には言わなかったけど、僕たちはあの組織を抜けるって決めた時点で、全員生き残る道がないのはわかってたんだ。だから、せめて君だけでも生き残ってほしくて、みんなで作戦を立てたんだ。
きっと君は怒ってる、よね。普段優しい分、怒ると本当に怖いからなぁ。でも、怒られる覚悟はあるよ。だからって、すぐに僕たちのところに来ようとしないでね?僕たちのところに来るのは、最後の最後まで君が生き抜いたあと。
ねぇ、僕と約束してほしいことがあるんだ。
それはね、途中で立ち止まってもいい。過去を振り返ってもいい。泣いてもいい。だから、思いっきり泣いたら、思いっきり笑って。そして、最期まで生きることを諦めないで。
君と出会えて、みんなと過ごせて本当に毎日幸せだった。本当にありがとう。
君の親友 マコトより
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Dear ヒナタ
アナタがこの手紙を読んでいるということは、ワタシたちは誰もアナタのそばにいられないのですね。
ワタシたちが組織を出ると決めた日、ワタシはみんなで生き残ることはできないと、直感しました。
アナタは怒ってると思います。でも、誰も悪くない。それは知っててほしい。アナタに生きててほしい。それがワタシたちの願い。だからあまり怒らないで。アナタは笑顔の方が素敵だから。
ワタシ、アナタにとても感謝してます。外の国から来たワタシにたくさん日本語、教えてくれた。楽しい日々、教えてくれた。
遠くから、見守っています。
From フィル
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ヒナタへ
この手紙を見ているってことは、僕たちは誰もそばにいられないんだね。ごめんね。約束破っちゃったね。
本当は僕たちは、みんなで組織を抜け出せないのわかってたんだ。でも、せめて君だけは生き残らせるってみんなで決めて作戦を立てたんだ。
まぁ、こうなったからには君に怒られる覚悟はできてるよ。なんてお兄さんぶってみたけど、本音を言うと君に怒られるのは辛いなぁ。僕たちが悪いと言えばそうなんだろうけど。
ねぇ、約束を破ったお兄さんが言うことでもないんだけどさ、一つだけ約束して欲しいんだ。
絶対に生きることを諦めないで。立ち止まっても泣いてもいいから、生きることだけはやめないで。お兄さんとの最後の約束ね。
最期までちゃんと見守ってるからね。
君のお兄さん カナタより
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ヒナタへ
この手紙が開かれたってことは、僕らは君を一人ぼっちにしてしまったんだね。
君はこうなってしまったことに怒ってるのかな。それとも、絶望しているのかな。あるいは両方なのか。もう慰めてあげられないと思うと辛いね。この道を選んだのが僕たち自身だったとしても。
まぁ、僕から言えることは一つ。気楽に生きなよ。それだけさ。僕だって人にいろいろ言えるほどいい生き方をしてきたわけじゃないからね。失敗したっていいのさ。そのあと、巻き返せるのなら。だから、気楽に生きなよ。
僕は遠くから見守ってるよ。
君のための作家 ツヅル
テーマ:たとえ間違いだったとしても
作者のつぶやき:
気づけばまたまたマフィアっぽいものが生まれました。今回はマフィアパロ風のものの中でも、最後の方のシーンに当たるであろう生き残った一人が読むであろう手紙っぽく書いてみました〜!
そして、めっちゃ長くなりました。六人分の表現差分。自分でも書いててなんで六人分書こうと思ったのかわかりません。好きそうなキャラのところだけでも読んでもらえたら嬉しいです。
SNSのおかしなルールにいつも縛られている私。
そのルールは必ずアカウントの名前を本名にしなければならないこと。
しなかった場合は同級生による強制アカウント名晒しが実施される。
この間も同級生の女の子が自分の本名が嫌いでSNSの名前をカトレアにしたら、その場でアカウント名を晒された。その上、彼女の友人関係について口を出したり、本名をいじって遊んでいた者たちが手のひらを返すように『可愛いのに』といっていた。
ああ、地獄だ地獄。
でもこれが間違いだったとしても、謝罪をすることや認識の変化は起こるわけがない。だってみんなクズだもの。
たとえ間違いだったとしても
僕はあなたを信じているよ
ずっとこのまま
一緒に居られるように
この世界に「正しさ」なんてものはないと思うんです。「正しさ」なんて場所や時代が変われば変化していくもので、基準も人それぞれ違う。にもかかわらず自分の正義を押し付ける人、たまにいますよね。そういう場合、私は波風立たないように自分の正義を曲げてしまうこともあります。
「正しさ」と「間違い」は表裏一体ですよね。どちらも個々で基準が異なり、人それぞれ全く違った価値観を持っています。それを人類の共通認識として振りかざすのって少々傲慢だと思いませんか。法律やルールだって必ずしも正しいわけではないですよね。
人の価値観もそうですが、人生も非常に複雑な構造をしています。テストとは違って正解も間違いもありません。人生はもっと多様で面白い。あなたにとっては平凡で退屈に思える人生も私にとっては刺激的で面白いのです。
私は「間違い」なんてクソ喰らえと思って生きていますよ。そうすれば自分の正義を曲げてしまうことがあっても、それはそれで間違いではなかったと思えてくるわけです。
こんな考え方でいれば少しは生きやすくなるんじゃないかなって。
たとえそれが間違いだったとしてもね。
たとえ間違った選択だとしても、
いつだって選択は人を傷つけてしまう。
だからほんの少しでも、あたたかくてやわらかい、
そんな選択肢を手に取れるようになりたい。
「ッたとえ君を助けたことで傷を負ったとしても、裏切られたとしても!!!
俺が君を信じたいんだよ!!!!!」
バカじゃないの。そんなことしたって意味なんかないのに、私よりも弱いくせに、私より頭だって悪い癖に。
でも。
振り上げた剣をその体に突き刺すことは出来なかった。
たとえ間違いだったとしても