『たとえ間違いだったとしても』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
たとえ間違いだったとしても
「あなた、今何て言った……?」
そう言った彼女は驚きと期待が入り交じった表情をしていた。息をすぅ、と吸い込み、先ほど告げた言葉を繰り返す。
「私はあなたの味方です。たとえこの選択が間違いだったとしても、私はあなたに従い続けます。ずっとお側におります」
真っ直ぐに彼女を見つめれば、彼女の瞳が潤んできているのがわかった。
「……な、んで」
「何年見てきたと思っているんですか。あなたが産まれた頃からずっと見てきました。あなたのことをすべて知っているとは言えませんが、私はあなたがそんなことをする人ではないと知っています。そう信じています、だから、私は一生お嬢様の味方です。たとえ誰が何と言おうとも。女子生徒から罪を着せられても、婚約者から婚約を破棄されても、両親から勘当されても。私はあなたに従い、尽くします」
忠誠を誓う騎士のように、ただひたすらに真っ直ぐに告げる。彼女、お嬢様は嬉しそうに笑いながら涙を流して、抱きついてきた。
震える肩を安心させるように抱いて、密かに心の奥で誓う。
無実の罪を着せたあの女も、それに騙された頭の空っぽな婚約者も、自分の子どものことさえ信じられない元ご主人たちも、ただではおかない。それ相応の罰を、と考えたところで、お嬢様が顔を上げる。
花が咲き誇るように美しく微笑むお嬢様には気づかれないように、微笑み返した。
人生において
間違った選択なんて無い
うまれた時から
死ぬまでの運命は定まってる
どんだけ辛いのも
どこまで逃げるかも
どれだけ絶えるのかも
なんにも間違いなんてない
私達はもう少し
堂々と 強く生きるべきだね 。
_ ₃₃
生きるのは、〇ぬことより
何倍も大変…
生きるのは、苦しくて、辛くて、怖いだけ…
早く〇にたい…
たくさんの人は
私の考えを
間違っている、もっと頑張って生きろ
なんて言う
本当は分かってるそれが正しいって
でも、そんなこと言われたら…
もう頑張った、我慢もたくさんした
それでも私を認めなかったのは
お前達社会じゃないか…
でも、君は私に…
間違ってても私に…
お疲れ様、頑張ったね
って微笑みながら言ってくれるんだ…
だから生きていられる…
たとえ間違いだったとしても
過ぎたことをくよくよ考えても仕方がない。政治の世界ではよくある話で、そのときには検証作業が行われる。歴史の展開も複雑で随分ひどいことをやってきたものだとあきれる。ひどい時代に生まれなく良かったと思う。しかし果たして今が良い時代なのかとまた疑い始める。しかし日本はまだいい方だと世界を見て思う。今この時代を生きていることが間違っているのだろうか?答えは歴史が教えてくれるのかもしれない。
親が子供を応援するのは当然だと思う。そりゃ、人間だもの間違いもするわ。子供は応援されてやる気が起きてくる。やる気がなくなったら親はどんなにか悲しむことだろうか。昔、“わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい”というテレビコマーシャルがあった。親は子供が成長するのを諦めることはない。神さまもきっと同じことを考えておられると思う。
いつかその未来、
こぐまと一緒に暮らすんだ。
そんな時がきたら、
きょうは晴れてるから
太陽の色みたいなオレンジの服を作ってあげるよ
って話すんだ。
そしたらこぐまは手をたたいてよろこぶんだ。
あめのひには青いぼうしをつくるよ。
そしたらこぐまはかわいく鳴くんだ。
雨のなか、跳ねるようにでかけていくよ。
たとえみどりいろが好きで私が君の好みを完全に間違えたとしても
まんまるな目でこっちをちょっとみて
ゆるしてあげるって君はいうんだ。
たとえ間違いだったとしても??
そんなの許すわけがない。当たり前だろう、間違いだろうが許さない。処罰の対象だ。
そのようなことしか思い浮かばない自分は相当性格が悪い奴なのであろう。断定はしないし、認めない。
だが、たとえ間違いだったとしても唯一許せることを考えるならば、多種多様な思考回路を持つ人間風情は何を考えるのだろうか?
自分は、他人のことをロボットだと考えているので、実質人型ロボット風情にこの質問を投げかけているのだけれど、ああ、怒らないで聞いて欲しい。
こういった自論は、世の中のうじゃうじゃと存在する自分以外の人間らの思考および感情に振り回されることが、ただただ疲れた時の対処法というだけなのである。
ロボットは機械的に動くのだから、嫌な振る舞いをされても、そういうロボットもいるよな、と安易に考えて思考の海へと放り去ることが出来るであろう。
話が逸れたが、たとえ間違いだとしても許せることといったら、唯一自分の存在、そのものだ。
自分を正当化して生きているだけなのである、今を生きる人間は。自分が生まれてきたその意味を間違いにしたくない。そのように考えたことはないだろうか。
「神秘」という不透明な言葉に片付けられ、産まれてくる命は、いったい何のために生を受け、死を受け入れるのだろうか。
話がややこしくなりそうだ、人型ロボットは長い文章が嫌いな傾向にあるものもいるだろう。自分もその1人だ。自分もロボットである。機械的な日々を繰り返す、今を生きるロボットでありたい。たとえ間違いだとしても。
土曜日は寝たいだけ寝ることにしてる。
今日やったのは食事と洗濯だけ。でも休みの日なんだから休んでいいじゃん、てか洗濯しただけ凄くない?
そういえばズボンの裾がほつれてたから繕った。
やっぱスゴイよ、よくやった!
私は君の全てを肯定した。
みんながどう思っても、
私の正しいは君の正しいだった。
君が好き。
ひねくれ者で、理屈屋で
逆張り大好きで、厨二病、
なまじ顔がいいから女癖悪くて、
酒癖もギャンブルもお金もダメダメ。
でも、君はたくさん優しいをくれた。
ボロボロだった私を受け止めてくれた。
そんな君が好きだった。
周りの人は否定したけど、
それでも君が好きだった。
君がどれだけ最低でも、
それでも君が好きだった。
【たとえ間違いだったとしても】
たとえ間違いだったとしても
友達ってなに?
分からなくなってきた
貴方たちは友達なのかな
それとも違うのかな
このまま一緒にいてもいいのかな
私は何故かよく人に怒られる
それが自分が悪くても悪くなくても
怒らせてしまう体質なんてものがあるのだろうか
そんなの本当に持っていたらごめんだけど
怒られているうちが花だとか、よく言われるけど
本当にそうだろうか
確かに誉められすぎていてはおそらく伸びないタイプだとは思う
でもさすがに怒られ過ぎて、"何故自分だけ"と精神的にも支障が出たこともあった
勘弁して欲しかったよほんとに
だからこそなのか
たとえ何かの間違いだったとしても
人生で数回誉められたことが記憶によく残っている
その数回のせいなのかおかげなのか
どんなに苦しくて辛い状況に陥っても
その一瞬の
たまにしかこない喜びを味わいたいという気持ちが
いつからか
私の生きる原動力になっていった
彼のことを愛したこの時間がたとえ間違いでも悔いない
【たとえ間違いだとしても】
『この結果は大事にしたい…』
私は、大学受験を一般的に言えば「失敗」した
第一志望には行かなかったのだ。
というか、
行けなかったのだ。
『不合格』
という言葉を聞いて、どれほど泣いたのか…
今でも覚えている。
きっと…今年も思い出す。
一月のある日と三月のあの日に
……
しかし、第一志望に受からなかったから何だ?
「この選択肢は、正解なのではないか?」
お願い…
勘違いでもいい
間違えてもいい
どうか
「この受験が”正解だ”と」
私が私に言われたいのである
わたしは、絶対あんたを守り抜いてみせる。
みんなから何を言われようと、
周りから冷ややかな目で見られようと、
全員から精神的・肉体的苦痛を与えられても、
……わたしは、あんたと一緒に生きる。
だって、大切な親友なんだもん。
あんたが私を救ってくれたんだから、
今度は私の番。
たとえその行動が、あんたにとって正しくなかったとしても、
わたしは絶対守る。
連れ回してやるんだから。
〜たとえ間違いだったとしても〜
たとえ間違いだったとしても
「あなたが好き」
それはずーっと変わらないよっ♡
たとえ間違いだったとしても
たとえ間違いだったとしても、このまま行くしかない。そんな時ありますよね。わたしの場合、それは結婚相手の間違いだったと思います。
その相手とかれこれ数十年続いてます。たとえ間違いだったとしても、続けてみたら間違いではなくなったようです。やれやれって処です。
たとえ間違いだったとしても私は君を一人にしたことを後悔なんてしない。これは君にとってとても大切なはずだから。それに君もきっと今は幸せに一人で暮らせているはず。いや、暮らせていないと駄目だ私が離れた意味がなくなってしまう。たとえこの選択が間違いだったとしても私は絶対に後悔だけはしないはずなのに、何故こんなにも奥の奥の方が痛いんだろう。
誰よりも青い芝生を作ることにした
水はけの良い土地に移り
日の当たる庭がある家に住み
芝刈りを怠らず
肥料も適度に与え
通気性や害虫対策も万全にした
毎日状態を確認して
雑草があれば雑草を抜く
何度も失敗を重ね
ついに誰よりも青い芝生を作ることができた
だけど
得られたのは上っ面の称賛と
虚しいほど青々とした芝生だけ
隣にはもう誰もいない
芝生のために捨ててきたものを思い出す
「もしもあの時ああしていれば」
選ばなかった未来の芝生を
見ることはできないのに
~たとえ間違いだったとしても~
たとえ間違いだったとしても
私は間違いだとは思わない。
他人にとっての間違いは私の正解でもある。
そもそも正解と不正解ってなんだ?
この世に正解なんてない。
#008 『夜人形』
独房に入れられてから丸六日が過ぎた。明かり取りの窓すらなく外をうかがうことはできないが、食事と見回りの間隔でおおよその時間は把握できている。
七日目の今日、見回りが遅いことを訝っていたら、初めて聞く靴音が近づいてきた。
見回りの兵士のものではない。体格のいい男たちならもっと重い靴音になるし、そもそも靴の種類が違う。それに極力、音を殺しているようだ。
味方がこの拠点を見つけたとしても、侵入には深すぎる場所だ。人数は単独、目的は不明。腰を浮かせ、いつでも動けるような体勢をとる。
見回りが持つものではない、弱々しい灯りが見えた。来訪者は無言のまま鍵を開ける。暗闇の中にかすかな金属音が響いた。
「出て」
女の声だった。
「今なら逃げられる。抜け道まで案内する」
当然のことながら訝しく感じた。罠か、それとも内紛か。慎重に気配を探ってから音を殺して立ち上がる。
声の位置から判断する限りは小柄。一人だけならいかようにも対処はできる。
薄く開いた隙間をすり抜けるように通路へ出ると、相手は来た方向とは逆に向かって歩き出した。
「この拠点は放棄される。今なら皆出払ってる。こんな機会は二度とない」
疑われていることを察したように、女は声を潜めて話す。
「いいのか」
短く尋ねると、女の持つ灯りがわずかに揺れた。
「あなたが誰なのかは知ってる。あちらの参謀の養子。勇み足で奥へ入り過ぎて捕虜になった」
そのとおりだ。身のこなしからして女は明らかに戦闘員ではないが、戦況は把握できる立場らしい。
「いいのか。たとえここを放棄しても、俺はまだ情報を持っているぞ」
「それでいいの」
女の持つ灯りが再び上下に揺れた。その手の甲に焼き付けられた印に見覚えがあった。
「もう終わってほしいの、お互いに消耗するだけの状況は。今じゃ、あなたの扱いさえ誰も決められない」
捕らわれた後、一度も尋問がなかったことに得心がいった。
「優位に立つための━━交渉の道具にするための厚遇ではなかったのか」
「今日がうまくいけば、そうなるかもね」
灯ばかりでなく、女の声にも揺れが感じられた。
自覚があるのだ。おそらくは単独での今の行動が裏切りだと。
女は先導する足を止めた。
「案内はここまで。この先、外に出るまで灯りはない」
「……分かった。もし、次に会うことがあったら」
「ないよ。きっと」
女は笑ったようだった。女子供の一人くらいなら恩を返せるかもしれないと思ったが、余計な提案になりそうだ。
「おまえ、夜人形だったんだろう」
光のない闇の中、何の感情も持たせず育てられたはずの暗殺者。その手の甲に残る証は、本来それを意味していたはずだ。
「ならなかったよ。もう十年も前に助け出されちゃったから、今ではもう暗闇は歩けない」
闇を離れたのが十年前なら、年齢は近いはずだ。
その顔を見たい欲求と何もかもを忘れたい気持ちが交錯した。
「じゃ。どこかで会えたらいいね」
言い残し、女はするりと脇をすり抜ける。
遠ざかる静かな靴音と灯を振り返ることはせず、暗闇に手を伸ばして壁を確かめた。
湿った土壁の感触を頼りに、音を立てずに歩き出す。
《了》
お題/たとえ間違いだったとしても
2023.04.22 こどー
「ほんとうにごめんなさいっ」
何度目の謝罪だろうか。
「本当に申し訳ありませんでした」
口だけなら何度だって謝ろう。
世間から見たら私のしたことは間違っているのかもしれない。
かもしれないではないね。きっと間違っている。
それでも私は間違っていないと思う。
そうでしょ?だってあなたが望んだから。
私はあなたの言われた通りにしたよ。
大好きなあなたに言われて犯罪に手を染めたけど、
地獄でまた会えるならこの先の人生も辛くないよ。
ね?あなたもそうでしょ?
#たとえ間違いだったとしても