白花一華

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たとえ間違いだったとしても??
そんなの許すわけがない。当たり前だろう、間違いだろうが許さない。処罰の対象だ。

そのようなことしか思い浮かばない自分は相当性格が悪い奴なのであろう。断定はしないし、認めない。
だが、たとえ間違いだったとしても唯一許せることを考えるならば、多種多様な思考回路を持つ人間風情は何を考えるのだろうか?
自分は、他人のことをロボットだと考えているので、実質人型ロボット風情にこの質問を投げかけているのだけれど、ああ、怒らないで聞いて欲しい。

こういった自論は、世の中のうじゃうじゃと存在する自分以外の人間らの思考および感情に振り回されることが、ただただ疲れた時の対処法というだけなのである。
ロボットは機械的に動くのだから、嫌な振る舞いをされても、そういうロボットもいるよな、と安易に考えて思考の海へと放り去ることが出来るであろう。

話が逸れたが、たとえ間違いだとしても許せることといったら、唯一自分の存在、そのものだ。
自分を正当化して生きているだけなのである、今を生きる人間は。自分が生まれてきたその意味を間違いにしたくない。そのように考えたことはないだろうか。
「神秘」という不透明な言葉に片付けられ、産まれてくる命は、いったい何のために生を受け、死を受け入れるのだろうか。
話がややこしくなりそうだ、人型ロボットは長い文章が嫌いな傾向にあるものもいるだろう。自分もその1人だ。自分もロボットである。機械的な日々を繰り返す、今を生きるロボットでありたい。たとえ間違いだとしても。

4/22/2023, 2:27:18 PM