『たった1つの希望』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君があの場所で
まだ頑張っているならば
近くを通りかかった時に
もしかして
また会えるかもしれない
たったひとつの希望
でも、
私はあの場所には
もう二度と行かないし
通りかかることもない
そんなことしたら
君に嫌われてしまうから
キラキラした
思い出が
全て消えてしまうから
たった一つの希望のようで案外希望はそこら辺にいくらでもあるような気がするときがある。たんに気づいてないか見ていないかの違いなだけかも。大体においてはなんとでもなるのだけれどもそれでもなんだか不安で心配になる。どうにでもなるのではないかというなんとなくの希望を信じるにはずいぶんと不安と行動が心を曇らせすぎたのだろう。まあ仕方ないどうにでもなるそんなことを思いながらどうにかなるだろうと信じきれない希望を抱えてのんびり生きる。
生きること。
時に簡単で時に難しく、
時に早く時に遅く、
テーマ『たった一つの希望』
たった一つの希望
今日も散々な一日だった。
クレームの電話で貴重な休憩時間は潰れ、後輩のミスの修正をし、突然の上司の無茶振りで企画書の見直しになり、おかげで家に帰る頃にはクタクタになってしまった。わずかな気力はコンビニで晩御飯を選ぶエネルギーに消えた。
玄関で倒れ込む。冷たい床が頬に伝わる。このまま眠ってしまったらどんなに楽だろうと考えるが空腹が眠気に勝った。唸り、ゾンビのような動きで玄関から離れる。
「疲れた」
呟いても、部屋には返事をしてくれる人はいなかった。
電気をつけ、コンビニ弁当を温める。温める間にスーツから着替え、缶ビールを飲むとアルコールが少しだけ疲れをとってくれた。
無機質な音。温め終わった弁当を手にし、テーブルに座ると箸を片手に、スマホを片手に食事を始めた。
スマホの画面には今年生まれた息子と、大切な妻が待受で笑っていた。
単身赴任になって早半年。実家が子育てに協力してくれているとはいえ、妻には大変な苦労と迷惑をかけているのはわかっていた。だが、このプロジェクトが終われば妻と子供の元に帰れるのは決まっている。そのために、日々の仕事の辛さも耐えられる。
家族の元に帰る。それが、仕事を続けるたった一つの理由であり、辛い日々を耐える希望だった。
食事を食べ終えたら風呂に入ろう。そして通話をしてみようと思った。
そう思うと少し気力が湧いてきた。手早く食事をする。
早く、妻の温かい手料理が食べたいと強く思った。
たった1つの希望
私には、3人の母がいる
実母と義母、そして
自殺した友のママ
私を娘と呼んでくれてる
親孝行したい
でもなにをすれば、3人の母は
喜ぶのだろう
夫は「元気でいればいいんじゃん」
という
80歳の義母には天ぷらを
62歳のママにはストールを
70歳の実母には手紙を贈ろう
たった1つの希望は
今日も母たちが元気におやすみLINEを
くれたこと
また明日おはようございますって
元気に親孝行したい!
あなたと一緒に生きていくことが私のたった一つの希望だったの。あなたに愛されたかった。だけど上手くいかないものなのね。さようなら。
「たったひとつの希望」
お金持ちになりたいとか
美人になりたいとか
いい車に乗りたいとか
歴史に残ることがしたいとか
長生きしたいとか
それすら霞むほどに
君と共にありたい
先の見えない、無限に広がる暗闇。
行き場を失って、彷徨って。
もう全てを諦めて、闇に沈みかけた時
君が、優しくてを伸びしてくれた君が
私の未来を、照らしてくれたんだ。
---二作目---
不意に見せる、君の笑顔。
それだけで私は、明日を生きていようと、そう思えるんだ。
---三作目---
私の生きている意味を、
疎い貴方は、きっと知らないのでしょう?
#たった一つの希望
228作目
ラーメンが食いたい。
アルコールで朦朧とした頭でぼんやり思った。
街路樹にもたれて夜風を感じていると、居酒屋から聞こえる喧騒も、雑居ビルの光る看板も、どこか他人事というか、別世界で起こっていることのように感じられた。
その世界の表層に、落ちきれないかさぶたみたいに、俺の存在がぺらりと乗っている。そんな感じ。
「先輩、大丈夫ですか」
振り返れば、後輩の山越である。
「ラーメン……」
「ラーメン?」
「ラーメンが食いたい」
「飲み過ぎですよ」
この業界の経験年数は俺より半分なのに、俺より仕事ができる、K大卒のエリート。
「水飲みます? ベンチ座りますか?」
嫌な顔ひとつせず仕事をこなし、誰に対しても物腰は柔らかで、非の打ちどころのないヤツ。社内で彼を嫌いな人間はいない。
俺以外は。
「ラーメンだって、言ってんだろ」
コイツがこの部署に来たから、俺は飛ばされたんだ。
「何で分かんないかなあ。豚骨の、こってりの」
「どうしたんですか。なんか、変ですよ」
俺はコイツが憎い。顔を見るたびに嫌気がさす。コイツさえいなければ。
「違う違う、醤油だ醤油! さっぱりの、それでいて背脂たっぷりの」
何が一番嫌いかって、コイツを憎んでしまう自分自身だ。何も悪くない後輩を、こんな風に困らせてしまう自分自身だ。
「やっぱり塩みそ坦々麺ニンニクカラメ……」
「先輩」
山越が俺の背中に触れる。
「気を落とさないでください。僕、分かってますから。先輩がこの部署の誰よりも頑張ってたこと」
「うるさい!」
思わず彼の手を払いのけてしまった。
戸惑うK大卒の顔なんて、見ものじゃないか、なんて考えてしまう自分がいる。
ごめん。ごめん。そんなつもりは。
「ラーメン……食いたいんだよ……」
俺は最低だ。街路樹にもたれてうずくまる。
再び山越の手が背中に触れる。優しく背中をさすられる。
懲りないヤツ。
これじゃ、どっちが年上だか分からない。
【お題:たった1つの希望】
たった一つのの希望。
それはあの子。
王室の一人息子。
でも、死んじゃった。
あーあ、せっかく望みを叶えてあげたのに。
苦しくて、不安で、悲しくて、何故か分からないけど焦ってて、ものすごくそこに居ずらいけれど、いつかこの絶望から抜け出せるだろうという、たった一つの希望の光が黒い雲から細い月の光のように差し込んできた。
その希望の光は、大切な友達なんだと気づいた。
たった1つの希望
あたしは
2年半
ずっとあなたを想ってる
片想いいつやめようか
何度も考えたけど
あなたはあたしの
たった1つの希望だから
なな🐶
2024年3月2日668
たった一つの希望が生まれるのは絶望的状況だ。
状況を打開する策が一つしかないという場面は、それぞれ別々の方向を向いていた人々の心が一つに合わさるという感動の名場面を生み出す。
団結し、強固となった意思は絶望を打ち砕き、物語はハッピーエンドで幕を閉じる。
王道展開だが、何より胸を打つシナリオであると思う。
【たった1つの希望】
coming soon !
私の生きる希望は君だった。
たった一つの希望だった。
そんな君は呆気なく散ってしまった。
私もあの時君と共に逝けたなら…
ーたった一つの希望ー
たった1つの希望
たった1つの希望って人によって違うけど、これは生きる意味にもなるし、目印とかにもなるよね。
でも、輝かしい「たった1つの希望」とドロドロした禍々しい「たった1つの希望」っていう二つのパターンがあると思うんだ。
輝かしい「たった1つの希望」って、本当に明るくてキラキラしていて、壊さないように大事にしていきたいって想いが込められることが多いと思う。
それに反して、禍々しい「たった1つの希望」って、それがなくなったら私に生きる意味や存在価値がないとか、自分の手元に無くなることが何より嫌だから執着するみたいな想いがあると思うんだよね。
ただ、この二つの言葉は共通しているところがあるんだよ。
それはね、最初に言った生きる意味と目印の要素を含んでいることだよ。
面白いよね。
込められている想いの形は正反対なのに、その想いを構築している成分は同じって。
#たった一つの希望
「希望で終わらせず実現すること」
失敗なんてなんのその
笑いたいやつは勝手に笑え
何もしないで茶化してくる奴なんて
ハッキリ言ってどうでもよき
昨日の
お題:欲望
『食べたいな』
私は、昔の病気から体調を崩さないやように間食は食べすぎてはいけない決まりだ。
なのに、欲望に負けて食べれもしないお菓子を買ってしまった。
誰に押し付けようかな。
お題:たった1つの希望
『それぞれの希望』
とある男子は言う。
「俺はお前たちが希望だな。」
とある女子は言う。
「私もあなたたちが希望だよ。」
とある男子は言う。
「僕も君たちが希望だね。」
とある女子が言う。
「私も、貴方達が希望だわ。」
とある男子が言う。
「これじゃあ、たった一つの希望じゃないじゃんか!」
とある女子が言う。
「みんな、お揃いで嬉しいよ?」
とある男子が言う。
「でも多分、たった一つの希望だね。」
とある女子が言う。
「そうね、それぞれ入ってる人が違うからお揃いでもあるけど、たった一つの希望であってるわ。」
皆、笑顔で微笑んでいた。
あなただけは しんらいできたから
すこし もとめすぎてしまった
如何してなのだろう
すきなのに。 すきなのに。
ブロックしたくなる すきだから??
うれしかった言葉だけを並べれば
しあわせを生み出せるのに
不幸な道を選んでる
たった1つの希望
彼女が命を絶った日に
私の子供になった娘。
私と彼女を繋げてくれた娘。
自分なりに努力してこの娘を愛してきた。
それでも必然的に来る反抗期、
進学すると共に私の元を離れた日。
瞬きする間に時は流れて行った。
そんな娘が久しぶりに家に帰ってくる。
大事な人を連れてくるという連絡があった。
チャイムがなりドアを開ける。
そこには娘と、
同じ身長の女の子が立っていた。
私たちの娘らしいわね。