たった1つの希望』の作文集

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たった1つの希望』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

3/2/2023, 12:24:44 PM

『たった1つの希望』

なんて場面には、絶対に出くわしたくない。

3/2/2023, 12:23:33 PM

「無人島になんかひとつだけ持っていけるとしたら何を持っていく?」
目の前に座っている男が私に問いかけた。
男は私に好意を抱いているようで、しつこいほどよく話しかけてくる。無下にするほど嫌ってはいないが、授業終わりや休みの日をこの男に使うほどは好んでもいない相手なので、何度かこうして学食のテラス席で昼食を共にしている。半ば無理矢理同じ席に座ってくるとも言うが。
会話の内容は、大体が質問攻めで、この男は将来インタビュアーになりたいのかというほど毎日大量の質問を浴びせてくる。
ちゃんと回答はしているつもりだが、愛想よく話すこともしないので、ここまで脈のない相手に何度もタックルすることのできるこの男の前向きさや楽観的なところは羨ましいと思えるほどだ。
「本かな。」
端的に答えた。
「あーたしかに、鈴木さんらしいな。」
男は大きく頷く。
「心理テストってわけじゃないけど、なんとなく、その人の大事にしてるものがわかる気がしねえ?」
「…?」
いつになく真剣な表情だったので、まともにその言葉の意味を考えてしまった。
「無人島なんて絶望しかない場所で選ぶものなんだから、日常的にそれを拠り所にして生きてるのかなって思うんだよなあ。」
「え、そこまで考えてなかった。」
無人島。人のない島。そこに行けば誰にも邪魔されることなく、自分のしたいことができ、喧騒もなければ人間関係なんてまどろっこしいものに縛られずに済む。
「やっぱり鈴木さんて面白いこと言うなあ。」
「はぁ?」
「人間は社会的動物って言うじゃん。無人島で1人で生きていけると思うの?メシ確保したりとかさあ。」
「…たしかに、誰にも縛られないバカンスくらいの気持ちだったわ。それに、本や映画は好きだけど、娯楽でしかないかな。」
私が言葉を発する度に、いろんなバリエーションで驚いた表情を見せる。私にはない表情筋が備わっているんだろう。
「じゃあ逆に、鈴木さんにとって、希望って何?」
希望か……。
今に満足してるから、特に浮かばなかった。
「絶望してないから、希望もないかな。」
その時、男は唾を飲み込んで、今日1番驚いた顔をした。
「強いて言うなら、ずっと人に合わせたり、集団行動したりとかが苦手だから、そういう時は絶望感あるね。自分の時間を確保するのが私の希望…って言えるのかな。本とか映画はそれを実現するための手段的な?」
この男と話す時間で1番饒舌に話してしまった。
「…なるほどなあ。俺、鈴木さんみたいになりたい。」
そう言うと、スッと席を立って、彼は去っていった。
うーん、むしろ、ありがちな無人島の質問で、絶望とか希望とか考えたことある人の方が少ないんじゃないか?と突っ込みたくなったけど、次に会う時にはもう忘れてるだろうな、私が。
私は彼を、能天気で自信に満ち溢れた男だと思っていたけど、そんな彼の「絶望」が何なのか、とても知りたくなった。
彼が無人島に何を持っていくのか、今すぐ追いかけて行って聞こうかと思うほど、引っかかった。
無人島を「絶望しかない場所」と表現した彼の、絶望から生まれるたったひとつの希望を、知りたいと思った。

7.たった一つの希望

3/2/2023, 12:22:56 PM

彼女が生きて居ることだけが私の希望だった。

小学生の頃から一緒で
一緒にゲームして部活とか応援して
お互いに相談しあって支えあってきた。

彼女がいなくなる事がいちばん怖かった。
恐怖だった。
体が弱い子だから仕方ないことだと言われたけど
僕は諦められない。
僕は最後まで彼女が僕の希望なんだ。




【たった一つの希望】

3/2/2023, 12:18:51 PM

暴力暴言の飛び交う家で、
私のただ一つの希望だったおじいちゃん。
大切に大切にしてもらったのに。
アンタらのせいで…

3/2/2023, 12:13:41 PM

三月となり、春一番が吹き始めた今日この頃。
 俺は高校を卒業した。
しかし、四月に大学に入学する訳でもなく、どこかの会社に入社する訳でもない。
 俺はこの春、ニートになった。
わかってはいる、これが良いことではないことは。
 親のすねをかじりまくる訳にもいかない、でも、進学する余裕もなく、就活の波には乗れずにこうなった。
 絶望、とはいわないが、なんだか悪いな~、という焦りはあった。
 親も最初こそは口うるさく就活就活言っていたが、とうとう何も言わなくなり、いよいよ見放されたような気がする。

 たった1つの希望として、俺は趣味で創作活動をしている。
絵を描いたり、漫画を描いたり、小説を書いたり、音楽を作ったり。
下手の横好きで、といったらそれまでだが、なんやかんやフォロワーも千単位はいる。
 今はアップして見てもらうことしかできないけれど、これは大きな1つの希望だと、俺は考えているのだ。


【たった1つの希望】

3/2/2023, 12:12:56 PM

ちょっと疲れたときには

遠くの街へ でかけてみよう。

現実逃避の旅へ。

思い切って扉を開けてみる。

欲望のままにひろい集める たからもの。

目の冴えるような色とりどりの。

そこで見つけたのは たったひとつの希望。

本当の現実 みつけた。

3/2/2023, 12:12:05 PM

(たった一つの希望)

たった一つの希望でも

あったらそれに縋れば良い

たった一つの希望も無ければ

皆んなは一体どうするの?

3/2/2023, 12:07:15 PM

疲れた。
朝早く起きて、夜遅くに帰ってくる日常
理不尽に怒られて、周りから聞こえるクスクス声
終電に間に合わず、1時間かけて歩いて帰った
家の前につき、ふと見上げたら目に入った光
ドアお開けたら当たり前のように聞こえてくる「おかえり」
僕の中のたった一つの希望

3/2/2023, 12:06:18 PM

たった一つの希望

大人にまでに
『幸せになり、
気軽に話せる人に会いたい』
まだ大人じゃないから
まだ時間はある
この時間は、
大切にしたい
希望を
探しに行きたい
遠くでもいいから
この希望を
叶えたい
時間は、まだある
急がなくてもいい
見つければいいんだ

3/2/2023, 12:03:58 PM

たった1つの希望
それは君だよ
何もないように見える
その両掌に
たくさんのものを掴んでる

どうか忘れないで
君の素晴らしさを
君という希望を
たったひとりの君という存在を



【たった1つの希望】

3/2/2023, 12:03:25 PM

たった1つの希望

私のこれまでの人生
私のこれからの人生
その真ん中で出逢えた
あなたという
たった1つの…
たった1人の…

3/2/2023, 11:57:40 AM

たった1つの希望


昨日、私は父と口論になった。
そして酒に酔った父は私を殴り、蹴飛ばした。
私は鼓動に合わせて脈打つ痛みに悶えていた。
床に垂れた自身の血液の赤さと、生臭い鉄のような味を覚えている。
おかしいな。
私は昔を思い出す。
ほら、蘇ってきた。
私の頭を優しく撫でる父が。
私に絵本を読み聞かせてくれた父が。
私のためにお弁当を作ってくれた父が。

希望。
私が忘れない限り、今日も私の大好きな父が微笑みかけている。

3/2/2023, 11:56:03 AM

たった1つの希望


二十代半ばで結婚しましたが、辛いことばかりでした。自分の不徳の致すところですかね。

子供が産まれたことは、希望でした。1つの希望だつたことには違いありません。

でも、子供たちを希望にするのは本人たちに悪いわね。
自分の希望は、他に持たないとと思います。

3/2/2023, 11:49:13 AM

鮮やかな翡翠色の海を綺麗に満ちた月が照らし、まるで宝石のようにキラキラと煌めいていた。
かけらも人影が見当たらない場所でただ一人の少女が軽やかな足取りで鼻歌を歌う。今にも波の音に攫われそうなくらい儚い音色だが、どこか暖かさも感じる。

ここは少女にとっては想い出の地。たった二人だけが知っている秘密の場所だった。ここにいるとかつて共に遊んだ友達を思い出す。たどたどしいまるで生まれたての子鹿のような足並みにまるで箱入り娘かのように世間知らずな彼女。薄紅色の長い髪が翡翠色の海によく映えて思わず見とれてしまうほど綺麗だった。そして、人懐っこくて優しくて……誰よりも大切でかけがえのない親友だったのだ。

今はもういない彼女に少女は毎日手向けの花を海へと流す。そうすることで彼女に自分の気持ちが届くと信じていたから。

だけど、それも今日でおしまいだ。


――少女は希望へと一歩踏み出した。


少女の脳裏に彼女との想い出がよぎった。
家にも学校にも居場所がなくて傷だらけで逃げ出した先で出会った彼女。暖かな声で優しく声をかけ、介抱をしてくれた。水に濡れているはずの彼女の手がやけに暖かく感じたのを今でも鮮明に憶えてる。

彼女はいつも海で泳いでいて、私も一緒に泳ぎたかったけど傷だらけの身体で泳ぐのは怖くてできなかった。ある日、彼女は初めて地に足をつけて私の隣にたった。私の隣で同じ景色を見たかったらしい。たどたどしく歩く彼女の手を取り、支えて歩いた街はいつもと同じはずなのに初めて綺麗に感じた。好奇心たっぷりで無邪気に笑う彼女をいまでも忘れられない。

彼女が私の隣を歩いてくれたように私も彼女の隣でこの海で泳げたなら、きっといつも以上に綺麗に見えただろうなあ。


翡翠色に煌めく希望は少女を暖かく包み込みどこまでも沈んでゆく。まるで彼女が私を抱きしめているよだった。


「ああ、綺麗だなあ。」


少女は手をのばす、彼女に届くようにどこまでも。


――生まれ変わったら、ずっと一緒に――

3/2/2023, 11:47:13 AM

「たった一つの希望」

私は自分が好きじゃない

しょっちゅう自分の失敗を思い出して落ち込むことばかり

生きる意味が分からなくなることもたくさんある。希望って言葉もピンと来ない


でも知りたい。私にも分かる日が来ると信じたいから諦められない

未知に隠れる何かを期待している

この気持ちってなんだろうか

3/2/2023, 11:45:36 AM

『何やってんだろう…』なんて
不意にこぼれ落ちたセリフ
当たり前の事を同じ様に 毎日やっている自分を
何と無く鏡で眺めてみると
時々そんな事思う時があるよ
本当は泣きたいのかも知れない…
きっと恐かったんだ 何だか全ての事を
認めてしまうような 気がしちゃって
二度と立ち直れなくなる様な 気がしちゃって…

壊れそうな仮面に何度も…
何度も笑顔張り付けた
『きっと全てには意味があるんだ』と
何度も自分に言い聞かせ 憂鬱な明日と向き合った 『…何の意味が?』なんて 考えてしまうとキリが無いよ?
立ち止まってしまったら それもそれで恐いんでしょ?
それなら前に進むしかないよね
逃げるのなら簡単で 今すぐにだって逃げられる
もう1日生き延びて…
『あと1日生きてみようか?』 そう言い聞かせ、
何だ間だで 此処まで歩いて来た道だよ
思い出してみて? いろんな事があったけど
今ならちゃんと笑って 話せてる自分が居るよ
だからきっとこんな日も…
いつか必ず笑える日が来るからね
信じて今日も私は此処に居る

『幸せ』ってきっと、
後になってやっと 感じるものなんだって
そう思うんだ

3/2/2023, 11:43:41 AM

たった1つの希望

美しい言葉だけど人生の希望は1つにしない方がいい
2つ3つあっていい







5年以上マイナーなアイドル育成ゲームを応援してきたけど
約2年前に終了し未だに希望を見つけられない女より

3/2/2023, 11:40:56 AM

たった1つの希望を言えば
会いたい
ただそれだけでいいんだ
なにか特別なことしてほしいわけでもないの
隣に来てほしいの
そりゃ欲を言えば触れたいとか触れられたいとか思わないわけでもないけれど
そんなことしなくてもいいから
顔が見られたら嬉しいのだけれど
いつになったらその希望を叶えてくれる
きっと時間が合わないとか言われるだろうな
あなたに相手が出来たら会えないじゃないか

3/2/2023, 11:39:43 AM

テーマ『たった一つの希望』 
 
 『人生なんて、いつだってどん底だ』。彼がこの口癖を言うたび、わたしは「そんな事言わないでよ」と、自分より高い彼の背をパシリと叩きました。
 幼くして両親が死に、親戚中をたらい回しにされてきた彼にとって。人生とは、誰とも心を通わせられない寂しい時間なのかもしれない。それでもわたしは、彼に笑ってほしいと願ったのです。

 お見合いで結婚し、一緒に暮らし始めた当初。彼の言動の意味が分からず、わたしはいきなり戸惑いの日々を過ごしました。
 何が食べたいですか、と聞けば「なんでもいい」。どかたの仕事が終わる時間になってもなかなか帰ってこず、ようやく帰ってきたかと思えば酒に酔って顔が赤くなっている。どこに行ってきたのかと尋ねると「散歩」。
 こちらが親睦を深めようとしても、彼の方から避けているように見えました。でも問いただすには、まだ心の距離が遠すぎる。わたしは彼にも何か思うところがあるのだろうと、ひたすらに彼を観察し続けることにしました。

 日常生活に会話はほぼありませんでした。必要最低限「醤油を取って」だとか「着替えはどこだ」とか、そういうものばかり。ただ……幸いなことに彼は、表情に出やすいタイプだったわね。
 嬉しかったり、少しでも心が上向いた時は、左の眉がピクリと上がるの。
 わたしはそれを「眉毛アンテナ」と勝手に名付けて、メモ帳にアンテナの反応を書き記しました。

 一ヶ月もすれば、気づけばメモ帳は半分くらい埋まっていて、彼のことも少しずつ分かり始めてきたわ。
 まず、好物は白米。試しに水加減をあえて間違えてみたら、明らかに眉毛アンテナがしょぼくれて垂れさがっていたの。もちろん、彼にはアンテナのことは内緒よ。
 あと、夕食に肉料理を出すと喜んでいたわね。仕事前に「今日は豚の角煮ですよ」と言った夜は、珍しく酒を飲まずに帰ってきたんだから。
 「今日は、散歩はいいんですか」と訊けば「雨が降りそうだったから」と言って、いそいそと作業着を脱ぎ始める。窓の外を覗くのは辞めておいたわ。

 そんなこんなで、二人での生活が二ヶ月を過ぎた頃。土曜日の休日。朝の洗濯を終えて、お茶でも飲もうかと台所へ立っていると、彼が来てボソリとこう言ったの。
「……散歩、行かないか」。
 突然のことで、わたしはあんぐり口を開けてその場で固まったわ。すると彼は、わたしの方を見ながらフッと笑って「のどちんこ、見えてる」ですって。
 赤面するわたしに、彼はまたフフッと笑いながら「外で待ってる」と台所を出て行ってしまった。

 彼の生い立ちを聞いたのは、この日の散歩で一休みしたベンチでのことでした。
 何も言わないのに徐々に自分の好物を覚えていく嫁に対して、『こいつに隠し事はできない』と思ったらしいのね。
「妖怪悟りみたいだ」と言われたから、「そんなわけないでしょう」とむくれると、今度は「失敬、ふぐのお化けだったか」と茶化される。
 どうしようもなくなったわたしは、ついに吹き出して笑ってしまった。つられて彼も笑ってた。

 あなたが初めてクシャリと笑ったのを見て。……わたしはとても、満ち足りた気持ちだったのよ。
 
 ──昨日のように思い起こされる日々。しわしわになって細くなった旦那の手を握りながら、わたしは「あんなこともあったわね」、「こんなこともあったわね」と、意識も朧気な彼にずっと、何時間も語り続けました。
 時々、眉毛アンテナがピクリと反応する……気がするのは、わたしの目の錯覚かしら。
 最期は住み慣れた自宅がいいと、老いてから彼は度々言うようになりました。
 何か嫌なことがあるたびに言っていた「人生なんて、いつだってどん底だ」という諦めの言葉は、いつの間にか「お願いだ、俺より一日でいいから長く生きてくれ」という願いに変わっていったわね。
 「いいですよ」と、わたしは笑顔で応えました。
 彼は子供の頃から、たくさん寂しい想いをしてきたんですもの。だから最期くらい、独りになんてしたくないって。そう、思ったんです。
 子供には恵まれなかったけれど、わたしはあなたと一緒にいられて幸せです。
 もう聞こえないかもしれない彼の耳元で、わたしは何度も何度も囁いたの。
 ──わたしに、心を開いてくれてありがとう。わたしに、笑いかけてくれてありがとう。わたしと生きてくれて……
 不意に、彼の口元がもごもごと動くのが見えました。
「ありが……とう。幸せ、だったよ……」
 小さな、小さな声だったけど、わたしには確かに聞こえました。
 最後の力を振り絞って、彼はにこりと笑いかけてくれた。
 わたしも、彼の手を頬に当てて、視界がにじまないようにぐっとこらえながら
「こちらこそ。……ありがとう」
 体温がなくなるまで、わたしはずっと彼の手を握り続けていました。

3/2/2023, 11:35:26 AM

『たった一つの希望』
私のたった一つの希望‥
パッとこれだと出てきたことは
自分のことじゃなく君のことで
君が今日も明日も笑っていること
好きなこと、やってみたいこと、叶えたいこと
君がのびのびと人生を生きていて欲しいってことが

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