『たそがれ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
オレンジ 夕暮れ時 季節の移り変わり
センチメンタル モラトリアム
ナーバス ヒステリック
留守番 帰り道 バス停
ティーンエイジャー かっこいい かっこ悪い
空き缶 公園 家族連れ
空気の匂い ホットスナック
疲れと眠気 でんでんでんぐり返しでまた明日
うちの猫が外を見て
たそがれている
まだ2歳半だが…
この風格は
いったいどこから来たものだろう
…ん?
たそがれているのかと思いきや
外の網戸についたカメムシを凝視していた
やめてくれ…
心底そう思いながら
私はカメムシとうちの猫から目線を逸らした
なぜこんなにカメムシは
網戸に付くのか
本当にゴメン被るものである
「たそがれ」
黄昏、と聞くと寂しく感じる。
でも、よく考えたらよく聞く言葉だけど、語源とか詳しい意味って何?と思って調べた。
そしたら、「かわたれ時」という言葉が出てきて、増々???
黄昏時は、薄暗い時間帯で、夕焼けの薄暗い中景色が黄金色に輝く時間帯。主には夕方。
かわたれ時は、辺りが薄暗くて「彼は誰ぞ」から来ていて、顔の区別がつきにくい時間帯で、主に明け方を指すことが多いんだって。
初めて知った。
普段何気に使っている言葉は、自分ではよくわかってるつもりになってるけど、ずっと思い違いしてたり、微妙に違うニュアンスで覚えてたりする事もある。
このアプリを使うようになって、ちょっと気になる言葉とか、わかったつもりでいた言葉とかを調べるようになった。
今までも知らない言葉は調べてたけど、わかってると思ってる言葉は調べる事なんかなかった。
でも、調べてみると、結構自分の思い違いとか、世間的にも誤用があるとか、色々な発見があって楽しい。
いくつになっても、何かを発見したり、知らない事を知る事は楽しい。
そして、いつまでも、それを億劫がらずに出来て、楽しめる自分でいたいと思う。
ナミブ砂漠を歩く夢を見たんだ
熱風が吹いて喉が痛いくらいに渇れて
汗をかくために多めに水分補給して歩く
靴ヒモの所でトカゲがくつろいでる
小動物の方が自然界では僕よりも強い
オアシスに着くと現地の人は明るさに癒される
こんな暑さでもおおらかに笑いあってる
本日のオアシスの外れの宿に決めた!
晩御飯は羊のコブを炒めた料理と豆の干物とチャイ
コブは少し脂が強くて豆との相性がいい
砂漠地帯の夜は寒くて日中の暑さがウソの様に思える
星は綺麗で誰か隣に居たらと
そんな事を考えた
そんな夢を見た
ねぇ…ミーちゃん…
今何を見てますか?
僕は夢を見たよ
君を隣に感じる夢を見たよ
たそがれ
黄昏に染まる街。
どことなく寂しさがある。
時報が鳴る。
子供の頃はこの時報を合図に家に帰った。
今の私のこの気持ちはノスタルジーだろうか。
それとも黄昏ているのだろうか。
たそがれ
日が落ちるスピードが増すこんにち
ぼくはそのスピードについて行けるだろうか
駅のホームで彼女を待つぼくは、思わず目を奪われた
たそがれにスマホのレンズを向けた
「見て!めっちゃきれい!!」
と送信した数秒後、
こっちからも見えるよ
と声が聞こえた気がした
「たそがれてんね。」
咲華はその声の方へ首を動かした。
藤間だ。
いつの間にか咲華の自室へ堂々と入っていた彼。
壁にもたれるようにして立ち、同じ地を踏んでいるにも関わらず上から見下ろすような視線でこちらを見ていた。
「目になんも映ってなかったよ。」
「……考えごとをしていたの。」
咲華は椅子から立ち上がる。
長い茶髪が窓から入ってきた風によってなびき、彼女の柔い肌をくすぐった。
「君が? そのつるつるな脳みそに悩みという二文字は存在するのかい?」
「なやみは三文字よ。」
「そういうところだって。」
藤間は左手で顔を覆いながらけらけらと笑った。
「ほんとう、君はピアノに触れていなければただの馬鹿やろうだな。」
ひとしきり笑って大きく息を吐いたのち、藤間は古びた木製椅子に腰掛けた。
その隣にはこの部屋で唯一埃をかぶらずに鎮座するグランドピアノがある。
艶々の黒は藤間の痩せた顔を反射させていた。
「弾いてよ、一曲。」
「なんでもいいの?」
「ああ、おまかせで。お前が今一番上手く弾けそうな曲がいい。」
「……分かった。」
咲華は手首に付けていたシュシュを取り茶髪を一括りにしばり上げる。
彼女のおっとりと目尻の下がった顔が少しばかり引き締まり、左頬に佇む黒子が姿を現した。
スカートにつく跡なんて考えず大雑把にピアノ椅子へ座る姿も実に彼女らしい。
蓋を開けると鍵盤へ指は下ろさずに瞼だけを閉ざした。
(……窓から入ってくる風がきもちい。空も藤間がくれたビー玉みたいできれい……誰かが教えてくれたのを覚えている。このうつくしい時間のことを呼ぶ名前。なんだっけ。)
夕日の赤さが印象的。
でも空の上のほうはまだ少し青みがかっていて不思議な感じ。
咲華は昔の記憶を探る。
手入れされていないぼうぼうの雑草に手を突っ込んでいく。
普段は届かない場所まで神経を研ぎ澄まし、絶え間なく続いていたそよ風が一瞬だけ動きを止めた時、彼女は目を開いた。
「……たそがれ。」
【たそがれ】*115*
黄昏時と言われている時間が
まさに!1番フル活動している時かも笑
私のたそがれる余裕のできる時間帯は…
真夜中すべての事が落ち着いた後のホッと一息の時かな
今日1日の事や、今月の予定なんかを見返してみたり
好きな本やお気に入りのバラエティー、ドラマ、曲を聴いてぼーっと過ごす
必要な時間です♪
仕事帰りに見上げた、
オレンジと青の2色が混ざった
綺麗なグラデーションに目を奪われる
黄昏時は、なんとなく人恋しくなる
家に着いたら、なにしようかな
明日も仕事だけど、明日の事は明日
考えよう
たそがれ/夜凪
今日も、お星さまがきれいだわ。
お星さまにも、「星言葉」というものがあるんですって。
すごいわよね。あのキラキラした光に、ひとつずつ意味があるの。
まぁ意味を持たせたのは、人間なのだけれどもね。
それでもあのお星さまが持つ意味たちが、私は好きなのよ。
『たそがれ』
誰そ彼
自力ではどうしようもなく
助けてくれる誰かさんを探す。
そんなところにいては見えないでしょ。
そんな離れていては助けれないでしょ。
天国の父や祖父母。
未来の彼氏さん。
何処ぞのお偉い先生。
ネットの中の誰かさん。
誰そ彼。誰でもいいから助けてくれ。
余談_φ(・_・
化粧品があれこれ底をついたので
買いなおした。
なんだか肌ノリが良くなって
気分がいい。
──黄昏、たそがれ、彼そ彼。あなたはだあれ?
(たそがれ)
〚たそがれ〛
君もみていただろうか。
あの日の、一番綺麗と言われる瞬間を。
私がいなくても、きっと明日も、いつもの日常がやって来る。だけど、一人で海辺のたそがれを見たのなら、私が居たことを、たまには思い出して。泣いてくれとまでは言わないけれど、花を手向けてくれると嬉しいな。
#58「たそがれ」
風が、わたしの肩を叩く
ゆらりゆらり 秋がふるえて
わたしの失敗ばかり 笑っている
いまだに夏を 忘れられないから
太陽ばかり 目に染みて
ふうりんの余韻に 取り残されている
急に来る方が悪いのだ、と
言い訳ばかり わたしはいつも
もうすぐ、日が暮れる
ぬるい想い出に たそがれる
秋は 少しばかり冷たかった
夕暮れをぼぅーっと眺めながらたそがれる。沈み行く赤い夕日と広がり行く青い夜。その境界線をただひたすらに眺めている。
いつ頃から眺め初めたのか分からない。ただ、気が付いたら日々の習慣になっていた。
完全に太陽が沈むまで眺め続ける。飲食もせずに。空腹感はあるけれど、不思議と気にならない。
沈んでから帰路に着き始める。それが私の日課だ。我ながら変わっていると思う。
けれど、あの赤と青のグラデーションに気づき、それを眺めて、楽しんでいる。
私しかいないのならば、独り占めしていることになる。あの赤と青のグラデーションを。そんなことないだろうけども。
夕暮れの時間帯に空を見上げれば、曇り空じゃない限り、あの赤と青のグラデーションは見える。
それに気づくか気づかないかの違いでしかないのだからーー。
オパールは空のたそがれ閉じ込めた少女の夢の欠片と思う
「たそがれ」
たそがれ
黄昏時ガ来ル アノ不思議ナ景色
空ト言ウ空モ 風景トイウ風景ノ
観念モ偏見モ スベテヲ破壊シタ
小サナ黄昏時 運命ト等シイモノ
マルデ神々ガ 舞イ降リル前兆ダ
終ワル黄昏時 夢ノ様ナ時ダッタ
暗イ夜ノ世界 ソノ静寂ガ目立ツ
イツモヨリモ 寂シクソコニイテ
イツモヨリモ 優シク霞ンデ見エタ――
たそがれ
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私の足はいつか動かなくなって
ただ黄昏ゆく世界で
朽ちていくのでしょう
砂の中に埋もれて
波の音を聞きながら
星が煌めくのを待つだけ
君が歌う優しくて哀しいメロディー
もう一度だけ聞かせてほしい
この宇宙の広さにただ身を任せて
いつかまためぐり逢えたらいいな
まんまるの
沈んでゆく太陽を
ずっと見つめていた君
オレンジ色の球みたい?
あれは君のおもちゃではないんだよ
長い髭が銀色になる
赤毛の背中のなだらかな輪郭
君のことが好きだったよ