『たくさんの想い出』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
〚たくさんの想い出〛
高校2年生の夏
今まで歩んできた人生に思いを致す
極端に少ない友達
恋愛経験ゼロ
テストの点も人並み
人と話すのが苦手で、周りの雰囲気を気まずくしては過度に落ち込む
学校以外は家でひたすら勉強や読書にふける毎日
はたから見たら普通以下の人生
「高校生か、一番楽しい時期だね!」
「青春満喫しな!」
「若いってのはいいね〜」
大人からの言葉が私にとっては苦しかった
だって今の私は全くと言っていいほど人生が楽しくない
学生時代を楽しめない私は大人になったら一体どうなってしまうのだろう
ちゃんとした社会人になれるだろうか
そんな不安が頭から離れない
私にはたくさんの想い出なんかない
だから、大人になった時「学生時代、繊細で敏感な自分に苦悩していたけど、あの経験は人に優しくある上で大切だったんだな」と、そう今の自分を肯定できる将来であってほしいと密かに願っている
たくさんの想い出
今日はクイズ大会日和だ。
天気は快晴、夏にしては暑すぎず、余計なことに気をとられなくていい。これが雨なら湿気で体調が良くないかもしれないし、気温が高いと集中力が鈍る。
「おう!お前も出るのか」
熊田が声をかけてくる。奴も大会の常連だ。その名の通り大きな図体でよくひびく声。
「今日は負けないからな」
僕も負けじと大声で答える。今回も強豪揃いだ。鹿谷や兎川、亀沼もいる。誰が優勝してもおかしくない。油断禁物だ。
「みなさん、所定の位置についてください!」
係員から指示が出る。僕たちはそれぞれ決められた位置にスタンバイする。右手にスイッチを握りしめ問題が読み上げられるのを待つ。
「わたしのことを語ってほしい」
それが森の願いだった。
すべてがなくなった後も語り継いでくれれば存在することができるから。かつてのわたしを知る者たちがいたらそれでいい。
その願いをかなえるために僕たちは語り続ける。ある者が問題を出しほかの者が答える。忘れないために。
かつて僕たちが一緒に暮らした広大な森のことを。
想い出をたくさん、たくさん積み上げれば、私の財産になると、どこかの誰かが言っていた。
もし、もしもよ。
その積み上げが積み木のようだったら、財産にもならないじゃない。
だって、崩れればお終いじゃない。
積み上げたものが財産ならば、崩壊すればそれは遺産になってしまうじゃない。そんな想い出は残るだけよ、価値もないの。
そう思わないと、やってはいけないの、私。
……間に受けないで頂戴ね。もしもの話よ。
ただのジョークよ。
1人。2人。38人。数百人。13人。5人。4人。6人。大事な仲間。大切な時間、過程と結果。周りからどうみられていたにしても、あの瞬間は,私たちの、私だけの時間だった。私たちしかいなかった。色あせない、より美化されてしまうくらい、キラキラまぶしい戻れないとき。慈しんで、その過去に負けないくらいもっとキラキラを求めていこうね、私。
「たくさんの想い出」
貴方といれば
何をしてても楽しくて
全部良い『思』い出のはずだった
貴方が隣からいなくなった今は
楽しかった日々を『想』い出すたび辛くなって
過去に戻りたいと何度も願った
たくさんの想い出
今年も桜の…出会いの季節がやってきたよ
貴方は縁結びの神として長い事みんなを見守っているけれど
私はまだ神としてはひよっこだから、多くの人の想いを聞き届けることしか出来ない…
でも、想い出を受け継ぐことは出来るから多くの人の想いを届ける神になりたい
#たくさんの思い出
初めてお家に来た日。
スンスンッッ。
匂いを嗅ぎながら恐る恐るお部屋の中を探検していた。
初めての入院の日。
麻酔が合わなかたっらどうしよう。
パニックになって逃げ出したら、国道沿いなのにどうしよう。
心配で寝付けなかった。
新しいお家(ケージを買った日。)
私と旦那でワーワー言いながら組み立てているのを、興味深げに見てた。
自分のために買ったものだと知っているのか、すぐに中に入ってた。
初めてのお取り寄せ。
高級のどグロを尾頭付きで出したら、びっくりして一口も食べなかった(泣)
これからも沢山沢山思い出作ろうね。
猫と暮らし始めて、幸せになった。
たくさんの想い出が詰まったアルバムは
不定期に読み返すと
懐かしくなって
時折、視界がボヤけたり
鼻が痛くなったりするものである
たくさんの想い出
あのひとも
あのひとも
たくさん生きてきて
たくさんの想い出があったはずなのに
忘れちゃうの
なんでですかね
忘れたくないこと
みんな
たくさんあったと思うんだけど
どうしてなのかなあ
どうしようもないのかなあ
自分はどっちかなと
思ったりするのです
最後まである程度覚えていたいなって
あの世に行くときには
想い出の中の面子に
お迎えしてもらいたいでしょ
全部全部、連れていこう。
鞄に詰めて、ポケットに押し込んで、両の腕にも山ほど抱えて。
どれもこれも、捨てることができなかった。
片付けようとはしてみたけれど、どうにも手が止まってしまった。
片付けられないのなら、いっそ全部持っていこう。
無くさないように、落とさないように、忘れないように。
途中でいくつか転がっていくかもしれない。
僕はそれに気づかないかもしれない。
ころころ、ぽろぽろ、置いていかれてしまうかもしれない。
そんな時は、貴方が拾い上げてほしい。
返してくれようとしなくて構わない、僕は貴方の足を止めたくないから。
思い出そうとしてくれなくて構わない、僕は貴方の心を煩わせたくないから。
ただそっと拾い上げて、落としていったよ、莫迦な奴と笑っていてほしい。
そうしてどうか、心の隅に置いておいてほしい。
貴方にとっては、ただの過去の記憶かもしれない。
けれど僕にとっては、何よりも輝いて見える宝物だから。
いつかこの日が来ることは、出会ったときにわかっていた。
僕と貴方では、時間の流れが違うから。
僕は貴方に笑っていてほしい。
たとえそれが、顔をぐしゃぐしゃにした泣き笑いだったとしても。
ねぇ、僕の声が聞こえますか。
きっと貴方に僕の言葉は通じていないけれど、それでも僕は伝えたい。
貴方に出会えてよかった。
僕は世界で一番の幸せ者でした。
さぁ、もう行かなくちゃ。
止まることはできないから、全速力で走っていこう。
たくさんたくさんの宝物を、みんなみんな持っていこう。
走り出す前に、これだけは言わせてください。
「さよなら!!」
もう、僕は一人で大丈夫。
***
―――わんっ!!
あぁ、ちゃんと聞こえたよ。
お前の声は、届いているから。
「……さよなら。」
また会う時は、空の上で。
[たくさんの思い出]
#たくさんの思い出
記憶って
日常のちょっとしたことは
すぐに忘れてしまうよね
覚えてないと
思い出にもならないよね
だから
友達や家族と
いっぱい喋ったら
記憶として残りやすくなって
思い出いっぱいになるかもね
たくさんはない
ほんの少し
長い人生の中の
とっても短い
僅かばかりの想い出
それでも
私には十分過ぎる
君との想い出
きっと
誰にも理解しては
もらえないだろう
私だけの
あのひと時の
君との時間
たくさんの思い出がつまった幼稚園時代。
懐かしい。あまり覚えてないこともあるけれど
本当、たくさんの思い出があった。
バスに乗って、降りたら、坂からソリですべった。
ひょうがたくさんふってたなあ。
ちょっと速くてびっくりした。
卒園式では先生が泣いちゃってたな。
とっても可愛くて優しい子が違う学校に行っちゃって
それは悲しかった。
1人、男の子がいて、その子はどこの学校行ったのか
分からない。先生でも分からないらしい。
まるで風のようにきえちゃった。
幼稚園時代に戻りたいな〜って思うこともあるけど
今、大大っ好きな友達ができたから、
私には必要ないよ!
先生、今の私に育て上げてくれてありがとう。
新しい未来に歩んでいくね!
「たくさんの思い出」
なんかもうたくさん幼稚園の頃のこと書きすぎて
こんなに書いて大丈夫かな…(個人情報的な?笑)
みたいに思っちゃいました笑
これ同じ幼稚園の人見てたら、
もしかしてっ!ってなるのかな〜
ともかく…休日ー、最高〜!
私の名前。
私の名前は、坂野あんず。私が生まれる前に両親が、見た桜の木のようなあんずの木に、雪が降っていたのを母も父も忘れられないくらい印象的な風景だったらしい❄
何となく、不思議で、キレイで、何処か、神秘的だな〜と、想った。
母から、聴いた。ーー私の生まれる前のセカイか〜🤔
ーー夕べ、FMのラジオを聴きながら母は、食器を洗っていた。
私は、リビングで宿題をしていた。
DJさんが、KANさんという歌手の訃報をきれいな声で伝えた。
父が、、KANさん亡くなられたのか〜?と、ぼんやりと呟いた。
『KANさんって、誰なの?』と、私は、訊いた。
父は、遠くを見ながら、『あんずは、愛は勝つっていう歌は知っているか〜??』と、訊いた。
『うん、お母さんが歌っていたのを聴いたことがあるくらい』
『そっか‥‥』と、父が言った。
『お父さんが若い頃に、FMラジオでKANさんと槇原敬之が、日曜日の晩に隔週でミュージックガンボっていうのがあったんだ〜。』と、また父は、遠い目をした。
『KANさんと槇原敬之は、お互いに、二人で、曲を一小節ずつ作って、、互いに歌を作ったりしてな~、槇原敬之が何時も、ラララという感じのスタイルの音入でKANさんが、
槇原君って、何時もラララですね〜(笑)☺と、ちょっと苦笑いしてたな~。』
お母さんが、食器を洗い終えて帰ってきて、こたつに入りみかん🍊に手を伸ばしてむいて食べた。
私は、ふぅ~んと、言った。
『あと、水曜日は、谷村有美ちゃんだったよネ〜(*˘︶˘*).。.:*♡』と、母は、言った。
『クリスタルボイス、Мステにも谷村美月ちゃんが出てきて、私、嬉しかったんだ〜💕』と、母は、乙女の顔していた。
『谷村有美ちゃん、Мステで、緊張しながら、一生懸命に歌ってたよね〜(*´∀`*)』
テレビをつけたら、KANさんの『愛は勝つ』が流れていた。キレイな旋律なメロディーだった。
前向きになるソングだったーー。
『同じくらいの年齢の歌手とかがいなくなると、寂しくなるな〜。』と父は、言った。母も、そうね‥‥と、言いつつみかん🍊を食べていた。
私の生まれる前のセカイもちゃんとそこにあって、私は、此処にいるんだ。
何となく、私は、知らないけれども切ない気持ちになった。
終わり
「…あ」
部屋の片付けをしているとカメラが出てきた。それには少し長めのネックレスが絡まっている。
「何が撮ってあるかな」
ポチポチ。ボタンを押して中身を見る。
出てきたのは私。
お菓子を食べてたり、テレビを見ていたり、寝てたり。
「なにこれ…?」
筒状のネックレスが不意に落ちた。ぱかりと割れて、中から紙がでてきた。
「なんだろう」
開いて見てみる。文章が書いてあった。
【このカメラは加奈には秘密だ。このカメラに思い出を沢山溜め込むんだ。もし、加奈にこれが見つかったらどんな反応するかな。悲しむ?引く?それとも…喜んでくれるかな…ま、見つからないように隠しとこう】
「…バレバレだよ。なんでこんなに私を愛してたの…」
彼は私に寿命のことを隠してて、病気であっという間に遠くへ行ってしまった。
今日は、彼との思い出を整理する日だ。
涙も笑顔も怒りも
ぎゅうぎゅうに押し込んで
抱えきれないね
“たくさんの思い出”
たくさんの思い出
たくさんってどのくらい
数より質だと思う
決定的な思い出
良くも悪くも
同じ様な思い出がたくさんあっても
同じ様な思いがたくさんあるわけでもない
解決されていない思いなのかも
どちら側に問題があるにしてもさ
行えることには限りがある
結果が思い通りになる訳でもない
良い思い出も
悪い思い出も
いまにとってであって
その時にどんな思いだったのか
そこからの良い悪いなはず
現在進行形な思い出は途中で変わるかもね
乗り越えた思い出なら
良いも悪いもなくただの思い出
それをどの様に扱うかがその価値を決めそう
たくさん試行することに価値はあると思う
ほとんどが無駄に終わってしまったとしても
ここから始めるみるしかない
あなたの力で思い出を変えれるかもよ
テーマ:たくさんの想い出 #368
たくさんの想い出が溢れたアルバムを見た。
覚えているような覚えていないような写真が
沢山あった。
ふとこうしてアルバムを見ると
結構生きてきたんだなと実感する。
毎日毎日、
1日過ぎるのに必死になっていると
過去なんて忘れてしまいそうなのに。
意外と覚えていることもあるものだ。
日々なんのために生きているのかわからなくなる。
アルバムのように自分にしかない
自分にしかできないことをやるためだって
知らせてくれる人や物があればいいのに。
たくさんの想い出
桜が舞い散る中でどきどきしながら門をくぐった春
友達が出来て部活に明け暮れた日々
蝉が鳴き騒ぐ真夏の補習
初めて恋をした秋
受験に追われて必死で勉強した冬
季節が巡って
何年経っても忘れない
たくさんの想い出
たくさんの想い出
、、がお題だ、、、皆はすぐに沢山書けてるのに私はすぐに書き始める事が出来なかった、、、
、、、どうしよう、私はおかしい?だって、、皆と沢山過ごしてきたのに、、想い出が書けない、、、
そしたら、先生が、、
「無理に書かなくていいんだよ?思いついたらゆっくり書いていけば良いの!、、、あ、でも卒業までには間に合わせてね、、、?笑」
って言ってくれたの、、!私、それに凄く勇気を貰えて、、普通の生活を送りながら日記みたいに書いてたら、、すっごくいい作文が書けたの!✨
それもこれも、、みんなあの先生のおかげ!もう会えないけど、、、ありがとう!先生!
ここから後書き
今回も小学生にしてしまったぁぁ、、、ま、いっか、、ま、、またね!笑