『たくさんの想い出』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
たくさんの想い出
たくさんって、どれだけ?
どれだけの想いをかき集めても、私の欲しかったたったひとつのものさえ手に入らない。
そんな塵芥の「たくさん」になんの意味がある?
新しい想い出を作ればいい?
そうかもしれない。
じゃあ、どれだけたくさんの新しい想い出があれば、過去の喪失を覆い隠せる?
無理だよね。無理なんだよ。
過去は過去、未来は未来。
今は今でしか打ち消せないんだよ。
楽しくて、嬉しくて、悲しくて、辛くて。
...この一年で、溢れ出す程の気持ちと思い出が出来た。
壁に当たった事もあったし、挫折しそうになる程辛いこともあった。
でも、今。
私の心の中にあるファイルには
沢山の『幸せ』が詰まっている。
---二作目---
全部全部、お前が教えてくれたよな。
『そんなに生きるのが辛いなら...せめて後悔を無くしてからの方がいいんじゃないか?』
あの日。あの場所で。
生きる希望が持てなくて、ただ何もかも投げ捨ててしまおうとした時。
あいつが...俺に、俺なんかに手を伸ばしてくれたから、
真っ暗で、辛さと悲しみに染まった世界が
明るくて、楽しさと幸せに染った世界に変わったんだ。
もう一度、生きる希望を見つけることが出来たんだ。
---
しめっとしてるのでおまけ
「なぁなぁせいら!最近近くにカフェ一緒に行かないか?」
「?あぁ、いいぞ。いつ行く?」
「せいらの都合のいい日でいいぞ」
「...じゃあ、せっかくなら今日行かないか?」
「え!良いのか✨」
「善は急げと言うだろう。またまたと言ってたら、行けなくなるかもしれないからな」
「やった♪それなら!早速準備してくるな!!」
「分かった、俺も準備してくる『...やっぱりあの時引き止めてよかった...』」
「( *´꒳`* )フフン♪」
『あんなに幸せそうな顔が見れたのだから...な』
#たくさんの想い出
122作目
わ、話の内容変だ...まぁいいか(((
笑顔が好きだ。
くしゃっと笑った時に目尻にできる皺が年々深くなってきたが、そんな皺も含めて可愛い。
俺がふざけたら1番に笑ってくれるから、どんどん笑顔が見たくなってどんどんふざける。
そんな俺にまわりは呆れ顔。
でもそんなの関係ない。
ふたりだけが笑っている。
ふたりだけしかわからない笑い。
俺とお前だけのたくさんの想い出、どんどん増やそうな。
231118 たくさんの想い出
たくさんの想い出
僕は人より記憶力がいいから
色んなことを鮮明に覚えている
みんなは忘れて進んでいくから
僕だけは忘れちゃいけない気がして
そうやって取り残されていく
たくさんの想い出を抱えたまま
些細な出来事まで取り出して過ぎた時間を恋しがる。
その時のわたしはこんなことを恋しがる日が来るなんて想像もしていなかっただろう。
苛立ちながら過ごした時間や苦しみで溢れていた時間まで美化してしまうのは、わたしの今があまりにも情けないからなのか。
小学生、中学生、高校生、
それぞれに
途切れ途切れの
記憶しかない。
苦しくて
と
感じる日々
そのせいか?
記憶がない。
思い出せない。
早く
大人になりたくて、
社会人になって
自分で
働いたお金で、
やっと好きなものが買える
その、
嬉しさ、
会社での
評価もして頂き
やり甲斐が
あって
頑張り甲斐もある、
そんな
毎日は
たくさんの人と
出会い、
たくさんの思い出
ができた。
大人になってから
私はとても
解放された。
今でも、
これから
自分を幸せに感じる日々を
自分で
作れる。
そんな
恵まれた
毎日。
楽しい事を見つけて。
また、
思い出を作ろう♪
ひとつひとつにたくさんの想い出が詰まっている。
だからこそ手放すことができないの。
想い出に縋りついてるだけなのかもしれないけれど。
この宝物全部がわたしの生きる糧だから。
想い出は記憶だとすれば
この体は
少なくともこの脳を介するこの存在は
たくさんの想い出で大渋滞を繰り返している
そこから
わざとはみ出したり
飛び出したり
こっそりと立ち止まったり
あっかんべえをしているのかも
そんな記憶が想い出になっているのだとしたら
なんて愛おしいんだろう
この想い出は
ひとつひとつが
なんて愛おしいんだろう
「たくさんの想い出」
#たくさんの思い出
2人で一緒に過ごしてきた時間を
他愛もない話をして笑いながら振り返るのもいいけど
一つ一つの出来事を1枚1枚
写真のように切り取りたい
それくらいあなたといると自分でもゆるみ
すぎってくらい自然体でいられるんだ
飾らない私を受け止めてくれる
あなただからこそ一緒に歩んでいきたい
きっとあなたと私の思い出は
今もこれからも
たくさん積み重なっていくだろう
#たくさんの思い出
きっとそこにあったのに
長い 長い
物語を見ていたみたい
過去の私と今の私は
まるで別人みたいだわ
まるで透明になったみたいだわ
#冬になったら
白い息と一緒に
白い雪と一緒に
この世に溶けてしまいそう
冷たさだけが
私を人間だと教えてくれる
二人で考えて、
二人で悩んで、
一人になって、
迷って、
連れ戻したかった。
ここにいて。
一緒にいたい。
一緒になってください。
写真の中でしか一緒になれないのなら…。
たくさんの思い出
私と君は正直どの恋人よりも幸せだったと思う。
月2回は必ずお互い行ったことのない場所に訪れては写真を撮ったりくだらない話を沢山して、時間が経つのがあっという間だった。
遊べる日が待ち遠しくてスケジュール帳にも必ず目立つように印を付けてはいつもその部分を眺めていた。
その関係は1年続いたが、別れるのは一瞬だ。
突然彼からの冷たい態度。誘っても断られる日々。
それでも私は未だに好きだ。
別れを思って告げようと覚悟してもたくさんの楽しかった思い出がフラッシュバックしてくる。
たくさん思い出があることは辛いな。こんな気持ちになるなら楽しい思い出なんて忘れてしまいたい。
何時になったらこの気持ちは忘れられるだろうか。
だめ
今はまだたくさんの想い出に触れては
悲しさが込み上げてしまうから
浸ってしまってはだめ
渦巻く感情が下に今落ちてくれているから
もう少しよもう少しで何を見ても平気になる
お酒も飲めなくなっちゃった
きっと想い出してしまうと思うから
寂しくなりたくない
だめ
今はまだ今はまだ残っているから
2023年のたくさんの思い出たち
寒くて心細くて1人で震えていた年始には想像していなかったことがたくさん起きた
2024年も素晴らしいことをたくさん達成できるよね
未来の私は知ってるよ
#たくさんの思い出
貴方という樹がそだち
記憶の幹には
悲喜交々の思い出が…
やがてそれは美しく彩られたり
忘れ去られて消えていったり
それでもあなたを支えていく
ステキな言葉に
優しい歌に
懐かしい風景に
傷ついた過去に
あなたが微笑みを望めば
思い出の樹はいつも
あなたに何ひとつ無駄なことなど
無かったんだと囁きかける
思い出の中に一つだけ、小さなアルバムがある。
もちろん、アルバムとは、思い出を思い出すためにあるのだがそうではない。
思い出の中のアルバムは、幅二十センチぐらいの、分厚いアルバムである。
かけられていた紐は、もう茶色くなってしまって、切れかけているのだ。このアルバムは、サチコ生まれた頃から、二十代前半の大学生時代までを、明確に記したアルバムである。
一枚目の写真は、ベビーベッドで横になっている、生まれたての写真。1989.06.07と印字がある。
サチコの父が撮ったもので、サチコはこの写真を見た時、なんて祖母に似ているんだろう、と思った。
妙な話であるが、祖母の鼻は、まるでジャネット・ジャクソンに似ている。燃え盛る炎のように、なんて歌があって、サチコは祖母の顔を思い出すと、その歌が必ず脳裏に流れ出すのだった。
二枚目の写真は、七五三だろうか。
三歳ぐらいのサチコが、赤い着物を着て父と母と並んで写っている。
すこし、紅を引かれた口元が明るい。
父と母の顔は、若々しい。父の顔ほはつらつとした、気が漲っているかのようだ。バブル崩壊後のことだろう。さほど、景気も良くなかったはずである。
三枚目の写真は、幼稚園の入学式の写真だ。
サチコだけが、黄色いスモックと、緑色の帽子を被って、地面にペタリと体育座りしている。
思い出の中のアルバムは、いつも繊細に思い出せる。
コンビニの帰り道、
やたら長い踏切、
ディズニーで買った空のクッキー缶、
あなたが置いていったマルボロとライター、
全部思い出に変わってしまった
"思い出"と"想い出"の違いって知ってますか。
思い出は事実や客観的な描写。
想い出は懐かしさや恋愛的な描写。
みなさんの1番の"おもいで"に当たるものはどちらですか。
私は聞いといてなんですが分かりません。
これからの人生でつくっていこうかな。
たくさんの"想い出"も"たくさんの思い出"も。
【たくさんの想い出】49 kogi
沢山の想い出。
苦い、苦い想い出。
私の心の奥底でずっと、ずっと、燻ってる。
…………気持ち悪い
苦い、苦い、沢山の想い出。
ここにも沢山の思い出があったなあ。故郷を訪れた。青年は思う。みきとの水着デート。マリとのクリスマス。エミとの初詣。
転勤してから会ってないが皆元気にしてっかな。行き遅れた俺以外皆元気だと良いが。
俺は転勤してから敢え無く大学落ち。ニート引きこもり生活。それでも親の用事で故郷に訪れた。
「あ、ダイキ君だ。」
「おお、みきか? お前変わってねえな。」
「あんたこそ、こんなとこで何してんの?」
なんだ、みんな変わってなさそうだな。
「ダイキ、あんたが良ければみんなとこの後遊ばない?」
「おう。」
居酒屋で落ち合った俺達はあの頃を思い出す。そしてそっと俺はヘルメットを取った。
メタバース。同窓会。VR。時代は変わったなあ。でもこの俺の設定。どうにかならんか??