『ずっと隣で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『ずっと隣で』
こどもの頃からやっている柔道でライバルと思っている人がいる。県大会レベルでは敵なし状態だったので天狗になっていた私は地方大会で初対戦したときに負けを喫し、その人は優勝した。その人は同い年で、天才とかサラブレッドとか呼ばれている人だった。どうして表彰台に私はいないのか。そして、表彰台に乗ってメダルを受け取るその人にはどうして笑顔が無かったのか。そのふたつを強烈に覚えている。
負けてからはそれまでサボりがちだった基礎練習や筋トレをちゃんとやるようになった。負ける要素を少なくすれば勝てるようになる。勝てるようになれば、勝手にライバル認定したあの人にも勝てるかもしれない。次の年の地方大会にも出場し、再会できたのは決勝戦。無駄のない動き、判断の早さ。どれをとっても段違いだった。
表彰台に登る前、少し話をした。今日の試合はこれまでで一番楽しかったとその人は言った。
「実は去年も対戦してたんだけど、覚えてる?」
「ごめん、全然」
うふふ、と笑いあってから表彰台に登る。少しだけ笑顔になったその人を見て、なぜかとてもうれしかった。
あのときの試合を胸に、今日もまた練習に励んでいる。いつか勝てるかもしれないという思いもある。けれど、また楽しい試合をしたい。私が強くなればあの人を笑顔にできるとわかったから。
当たり前に
いつでも
会える
と思ってた。
事故が
起こるまで。
カタチあるものは
いつか
消えてしまう。
ヒトも
モノも。
わたし自身も。
ずっと
永遠なんて
ないんだ。
#ずっと隣で
小さい頃から見えていた、お友達。
毎日かくれんぼしていたのに、いつしか見えなくなってしまっていた。
ある日、家の整理をしていると、古いぬいぐるみを見つけた。
その姿は、お友達とそっくりだったんだ。
ずっと隣で見てたんだね。ありがとう。
ずっと隣で
大きな木の隣に家がありました。
そこには小さな男の子と、その両親が住んでいました。
その木は男の子の成長をずっと隣で見守ってきました。
やんちゃな男の子は、その木に登って落ちるなど、
とにかく落ち着きがなく、木は心配もしていました。
何回も季節が巡り、男の子は立派な青年になりました。
かわいいお嫁さんをもらって、一緒に暮らすようになりました。
あのやんちゃな男の子が、こんなに立派な青年になったので、木もほっとしました。
それから、二人の間に子供が生まれました。
父親に似たのか、落ち着きがなく木も見守ることにしました。
今もその家の隣で木は子供を見守っています。
きっと、ずっと隣にあることでしょう。
永遠の愛を誓おう
変わらぬ心をあげる
支えていこう
きみの全てを
きみの隣で
アルバムをめくる
きみの写真をそっとなでる
きみがそうしてくれたように
たった一度
きみだけがそうしてくれたように
永遠の愛の誓いを
裏切らぬ心を頂戴
支えておくれよ
ぼくの全てを
ずっと隣で
ずっと隣で(お題)
ずっと
一生
生涯
これから先も
何十年後も
あなたとの間に
存在しない言葉達
II
今までなら、
1人でも、ずっと平気だったのに。
あなたの隣にいることを知ってしまった、あの日から
私は、弱くなってしまった。
1人でいるぐらいで
あなたが隣にいないだけで
こんなにも、心が揺れるなんて思わなかった。
もう一度、あなたの隣に居たいのに
あなたはもう、記憶の中でしか逢えないの。
もう少し
ほんの少しでいい。
ずっと隣で
2人、並んで座って
風に靡く綺麗なあの人の髪を
髪の間から覗く瞳を
ずっと眺めていたかった。
今日は循環器科の定期診察。
予約を入れないと診てもらえないが
予約の時間から一時間以上必ず待たされる。
それでも予約の時間より前に受付を済ませなければならない。
まあ、このくだらない待たされ時間を何とか有意義にすべく
今日も父の本を借りてきた。
やれやれ、こっから一時間、どのくらい読めるかな。
ガワガワガワガワ
隣の椅子のおっさんが新聞をひろげた。
まわりに遠慮してるつもりか
15センチ四方まで畳んで読み始めた。
ガワガワ…シャワシャワガワガワ…
そりゃ、そんだけちっさく折り畳めば
たいして読まないうちに畳み直すわな。
本を読むのは早々に諦めた。
それから延々とガワガワシャワシャワ。
席を移動したいが循環器科の椅子は少ない。
ずっと隣でガワガワシャワシャワ。
やっと音が終わった頃、自分の名前が呼ばれた。
今日の診察で異常な血圧の値を記録したおかげで
新しい血圧の薬を試すことになり
次回は血液検査で三十分早く来ることになった。
(ずっと隣で)
愛してるヒトが、ずっと隣でいてくれたら最高だけど。
血縁者がずっと隣でいてくれてもいいよね。
愛とか恋とかじゃないけど。
ひとりじゃないんだからさ。上出来。
あなたのことが大切だから、
ずっと傍にいたいと思った。
どれだけの月日が経っても、
姿も環境も変わってしまっても。
そんなの些細なことでしかないもの。
だから、
ずっと隣で、
あなたのために存在するわたしで居させて。
ずっと隣で。
ずっと隣で
ゆゆうを
見てたい。
ずっと隣で
見られたい。
だから仲良くしようね。
さらに鮮やかになった景色
もう何も感じなくなってしまった。
周りの声も視線も
全て心がダメになったような気がして
考えることも
全てが終わりそうなんだ
何かを感じられるようになれるのだろうか
明日こそ生きたい。
そう願っていたい。
ずっと隣で。人生を共に歩むパートナー。しかしそんな存在はいないのであった。
引っ越しの話が現実味を帯びてきたことで大家と不動産屋に対する怒りが再び燃え上がってきたのを感じる。
最初に立ち退きの話が出てから時間もたってたのもあって前回の弁護士との電話では適正価格でいいと言ってしまったことを後悔してる、というのを前にも書いた気がする。
ただやはり怒りが収まらないのもあってもし相手がこっちの条件を飲まずに立ち退き料の値下げを要求してきたら裁判も辞さないで戦うと弁護士に言ってみよう。
事情があってエアコン代と弁護士への費用も請求したいって弁護士に言ったから相場より多めに吹っ掛けてくれたと思うんだよな。
というかエアコン代があるから間違いなく相場より多めだろう。なので相手は値下げを要求してくるんじゃないかな。
なので相手が値下げを要求してきたら弁護士に要求を飲まずに突っぱねることができるか聞いてみよう。
前回は怒りが薄れてたしめんどうなのもあって平和的解決を望んでしまったが今の俺は怒り沸騰中だ。裁判ありありで構わないと弁護士に伝えよう。
相手と戦ったほうがトータルでマイナスと言われても俺は戦う。相手の最初の対応が非常に不誠実で腹立たしかったからだ。
相手は最初立ち退き料を一切払う気がなく引っ越しにかかる負担も全部こちらだという書類を送りつけてきやがったからな。そんなのなめられてるとしか思えないだろ。
だから俺は戦う。俺は怒りを思い出した。損得や金勘定の話じゃないんだこれは。
もう5年ほど前になるだろうか。ある日思い立ち、勇気を出して映画館に一人で映画を見に行った。入場券を買い開演前のシアターに入ると、なるほど人気作品とだけあってなかなかの混雑具合である。一人での映画鑑賞など経験が少なく、不慣れであった私は人混みのなか指定された席にそそくさと座り込んだ。開演まであと5分か。思えば近年の忙しない世の中で、ただ何もせず黙って何かを待つなんて貴重で贅沢だよななどと不意に思いを巡らせる。ふと横に視線をやると、右隣に座っている女性はポップコーンの容器を抱え、今か今かと開演を待っていた。そういえばドリンクばかりに意識が行ってフードを買い損ねてしまった。変な緊張感からかドリンクも減りが早い。次回からは私もフードを準備しておこうと反省した、その時だった。右隣の女性がポップコーンを座席の下へ大量にぶちまけた。私も「うおっ」と思わず声に出ていたかもしれない。女性が自分で零したポップコーンを拾おうと試みるも前の座席との間隔が狭くうまくいかない様子。(ちなみに私は見ず知らずの人間と一緒にポップコーンを拾ってあげられるほど対人スキルに長けていない。)そして響き渡る開演のブザーと、落ちる照明。結局、女性は終演までずっと気が気じゃない様子で暗闇のなかポップコーンを拾い集めていた。もちろん隣の私も終始気が気じゃない。結局、あのとき観た映画は何だったろうか。女性が食べていたポップコーンがキャラメル風味だったのは確かに記憶に残っているのだが。
#ずっと隣で
僕が11歳の時妹が生まれた
周りの友達はお兄ちゃんや弟がいて、一緒に遊んで楽しそうだったから、一度お母さんに僕も弟が欲しいって言ったけど、悲しそうな顔で頭を撫でるだけだったし、これは言っちゃダメな事なんだって思った
兄弟が欲しかった事なんてすっかり忘れて
毎日、宿題と遊びで忙しかったある日、お母さんが具合が悪い日が続いた
僕はお母さんが酷い病気だと思って、洗濯物を畳んだり、ご飯のお片付けをしたり頑張った
お父さんもお母さんの代わりにご飯を作ったりお買い物したりした
病院には行ってるから大丈夫だよと、2人は言うけどお母さんは全然ご飯を食べなくて痩せちゃって僕は不安で、もう5年生なのにお母さんに抱きついて大きな声で泣いちゃった
そしたらお父さんが教えてくれた
「お母さんのお腹に赤ちゃんがいるんだよ。今は赤ちゃんが大きくなる為にお母さんの元気パワーを吸い取ってるんだ。だからお母さんは今は少し元気がないけど、赤ちゃんがもう少し大きくなったらお母さんも元気になるからね」
って!
僕はびっくりして涙も止まっちゃった!
「弟かな⁉︎僕弟がいい‼︎」
そう言ったけど、まだ赤ちゃんは小さいから分からないんだって言われた
それからしばらくしてお母さんはすっかり元気になっていたけど、僕はお手伝いは続けた
だってお兄ちゃんになるから!
そういうとお母さんはニコニコ嬉しそうだった
みるみるうちにお母さんのお腹が大きくなって、動くのも大変そうになった
男の子か女の子かは生まれるまでのお楽しみなんだって言われたけど、きっと弟だと思った僕はお誕生日プレゼントは野球のグローブ2つお願いした
弟が大きくなったら一緒にするんだ!
その日は突然来た
夜中にお父さんに起こされて、赤ちゃんが産まれそうだから病院に行くって
眠気が吹き飛んですぐに出発
お母さんは苦しそうだった
かけつけたおばあちゃんと一緒に病室の外で待つ
中に入ってもいいって言われたけど、お母さんが苦しそうで怖かったから
夜中だったのに朝になって、赤ちゃんは生まれた
女の子って聞いてすこしガッカリ
おばあちゃんと一緒に病室に入ると、お母さんが小さな肌色を抱えていた
赤ちゃんだった
小さな僕の妹
ガッカリなんて思った自分を殴ってやりたい
こんなに小さくて可愛い生き物見た事なかった
フニャフニャと泣いて小さく手足を動かして
彼女は産まれてきてくれた
小さな手で僕の手をギュッと握った
こんなに小さくて弱そうなのに、その力は強かった
僕の妹
すごく可愛い
キャッチボール一緒にしようね
僕が色々教えてあげる
ずっと隣で
ずっとずっと隣にいて。
これからも私の脇役として
ずーっと隣にいてね。
脇役として私のフォローをよろしくね。
隣でずーっと脇役として
活躍してね。
恋星ゆい🥺
お題:ずっと隣で
君はよく私に歌を聴かせてくれたよね
その時私は「ずっと聴いていたい」って
「また聴きたい」って思ってた
でも君が歌ってくれる事は二度とないんだ
あーまた聴きたいなぁ、聴かせてほしいなぁ、
ねぇ、聞こえてる?
少し暖かい風が頬を撫でて行くのを感じながら
そっとお墓に触れてみた
愛しのフィアンセへ
ずっと隣で
私の事を
慰めてほしい
「ずっと隣で」
どんな時も
哀楽を共にしてきたね
この先もずっと一緒かな?
myglasses
ずっと隣で
これからもよろしくね
ショコラ
私は見ていたかったの。
貴方がこの先
どんな選択をして
何を思って
生きていくのかを。
貴方に見ていてほしかったの。
楽しかったこと
悲しかったこと
私の日常に起こる
些細な出来事の全てを。
ずっと、隣で。
もう叶わない夢だ。
「ずっと隣で」