『すれ違い』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
いつも一緒に歌を歌ってて、お互いに美術部で絵を描くことが好きで仲良い友達がいる。
友達は本当に絵が上手で、だけど私は後輩にすら見下される底辺。ずっと努力してるつもりなのに、1歩も上手くならない。だから友達が褒められてたり自慢してたりするのを見て、辛くなるし、嫌気が差してしまう。隣で絵を描くことに自分へプレッシャーや気まずさを感じている。たまにあの子のことが苦手になる。
「ねぇ!ねぇ!ご飯、何食べるー?」
「なんでもいい。好きなの決めて」
「俺は、〇〇の食べたいのが食べたいの!」
甘えたら、面倒くさい女だと思われるから
私は、貴方の前ではクールな女になった。
静かに居たら、君が居心地悪いと思って
俺は、君の前では甘える男になった。
思い込みは、人を変える。
私、本当は甘えたい人なの。
俺、本当は静かに居たいタイプなんだ。
言ってしまえば、その空間は居心地の良いものになる
本当の自分でいられる。
それなのに、人は真実を言うことをためらう。
怖がる。
それが、人の本能といえば、それまでだが。
「ねー!本読まずに、構ってよ!」
「今、良いところだから」
「じゃあ、私が甘えに行く!」
こっちのほうが 断然良い。
届いた招待状には
時間も場所もない
ボクが描いてゆく
手繰り寄せた糸を
美しい色に染めて
何度も巡り会った
何度も恋に落ちた
報われない恋をと
生まれてくる前に
二人で決めていた
乗り越えられると
どこかで信じてた
誰も知らない物語
5年前キミを見た
心が苦しくなって
気持ちに蓋をした
気付かないフリで
今日もやり過ごす
小さなボクがいた
『すれ違い』
たがいがたがいを思いやれていたころと今でキンモクセイのにおいがちがっていて、そのことに泣いた、季節はずれの雨ひとすじ、胸にともったきみの思い出がすりへっていく。
『すれ違い』2023.10.19
営業の外回りの途中、懐かしい顔とすれ違った。すらっと背が高く、印象的な髪の色と、西洋人特有のすっきりした顔。あれは高校の時のクラスメイトだ。
人懐っこく気さくな性格で、自分ともちょくちょく世間話をしたことがあるし、派手な見た目に反して気のいいやつだった。
最後に会ったのはいつだったか。多分、高校の卒業式以来、会っていないのではないかと思う。
彼は同窓会にも参加していないし、連絡先も交換しなかったから、卒業後なにをしているのかもしらなかった。
しかし、最近ではよく彼の顔を見るようになった。主にテレビで。
彼はミュージカル俳優をやっているらしく、かなり人気者で舞台だけでなくバラエティー番組や音楽番組にも出演している。
初めてそれを知ったとき俺はたまげて、幼なじみの女友だちに連絡をした。
すると彼女は特に驚いた風もなく、よく会うから知ってると答えた。
曰く、彼女は彼の所属する事務所の下でカフェを営んでおり、よく彼と顔つきを合わせているようだ。
それこそ驚きだったし、それなりに親しかったと記憶しているので、そのすれ違いに少しばかりショックを受けた。
気が付くと踵を返して彼の後ろ姿を追っていた。
どうせ覚えていないだろうし、ファンとして声をかけてみよう。そんな気持ちで彼の肩を叩き声をかけた。
彼が振り返る。
名前を呼ぶと、彼は一瞬迷惑そうな顔をしたが、俺の姿を認めると少しだけ驚いたような顔をした。
そして、その表情を笑顔に変えて、高校のときのままの気さくさで俺の名前を呼んで再会を喜んでくれた。そのあとは軽く話をして連絡先を交換し、今度飯でも行こうと約束をした。
もし、今日彼とすれ違わなかったら、こんな奇跡は起こらなかっただろう。
題:すれ違い
いくらすれ違っていても
私は貴方に合わせていたから
貴方はすれ違っていることすら気づいていない。
すれ違い
好物を大きな口を開けて食べる姿が愛おしかった。
たわいもない話をして、馬鹿みたいに笑っていた時もあった。
いつからだろ、一方通行になったのは。
気がつけば、会話も減った。最低限の会話は業務連絡くらい。
一緒にいても、空気が凍りつく感じ。なんだか居心地が悪い。
無理に楽しい会話をしてもそっけない。ふーん、そうとか、へぇーとか。
モヤモヤ、ズキズキ、イライラ。心に少しずつ、亀裂が入っていく。
何があったのか、何がダメだったのか、泣いて聞いても、怒り狂って聞いても、答えてはくれない。
――ごめん、無理。好きな人ができた。
細い糸がぷつんっと切れた。
気づいた時には、遅かったのだ。
いつの間にか、二人はすれ違っていたのだと――
すれ違い
普段の生活に、車を使う環境にいます。運転、下手だけど好きだし、生活に必要なの。
車の中では、流す音楽に合わせて歌うの。すれ違いざまに、対向車のドライバーに気づかれないようにマスクします。対向車のドライバーが歌ってるの見かけて、見えるものだなと気づいてからマスクしてます。
気にし過ぎ?
歌ってて、あぁストレス発散してるなって思う。わたしのプチ幸せ時間です。
[すれちがい]
ウチにはママしかいない。
朝起きて、
ママとご飯食べて、
保育所行って、
お家に帰ったら
ママとご飯食べて、
お風呂に入って、
ママと寝んね。
「ねぇママ、
どうしてお布団は3つあるの?」
「…なかなかパパに会えないね」
図書館へ行く道中
一本の廊下
逃げられない
挨拶するか?会釈?言葉?
どっちに避けるか?
でも向こうはあの人混みを避けるかも!?
目線は?
まっすぐの壁?
相手には気づいて無いフリする?
普段話さないなら問題無い
でも
よく話す人程すれ違うのは難しい
その時はどんどん迫ってくる
頭はぐちゃぐちゃ目はキョロキョロ
息が止まる
そして、
すれ違う瞬間はいつも不審者
何もなく過ぎ去っていった
歩きながら胸に手を当て、深呼吸
すれ違う、それだけなのに
私をギュッて摑む
このサラサラの髪の毛
きめ細やかな肌
いつも求められていると思っていた
私の分身、無意識にそう感じていた
我が子
だから
自分を卑下するように
彼女のこともそうしてしまって来た
ごめんなさい
それではいけないのです
私と彼女は違う人格なのです
分かったふりをしてごめんなさい
もっと尊敬の気持ちで接していれば…
…こんなにも
すれ違いにならなかったのに
ここから やり直ししても
いいですか
ーーーすれ違いーーー
すれ違い
通常モード
違い方によっては発想も違う
一致しなかったから生きてるのもある
違うから一致を求むわけで
一致の違い方を利用する
完全に一致することはないと思う
こと人間社会において
一致を他人に求める状態は暴力的では?
まずはこれを計ることから始まる
様子見が必要不可欠だよね
人を殺してはいけない
ある意味では正しい
しかし殺してない文化はない
こう教えておきながらも
基本的には戦争しかしてない
人を殺してもいいと教えるよりはいい
すれ違うくらいが丁度いい
お互いに制御が効くんじゃないかと
これが無関係な場所で起こっても
違いだと認識されない
存在しないのと同じ扱いになる
すれ違いってお互いがあるってことだよ
#すれ違い
ボタンのかけ違い
噛み合わない言葉
喧嘩にさえならない無言劇
埋まらない溝
立ち位置が変わった…
優しさを伝える術を忘れてしまった
好きの記憶が削れてゆく
背中合わせの未来
振り向いて向かい合った時
二人は歩きたした
少しだけ微笑んで
すれ違い
そして前だけを見据え涙あふれた
好きだけじゃどうにもならないことがある
またいつか逢おうね
あなたの横顔に
心の中でキスをした
「あぁ?何言うとんねん、絶対僕の方が勝っとるって」
「そんな怒んなよ、早死にするぞ」
「うっさいわ!!元はと言えばあんたのせいやろ」
「んーん?いや、わたしは怒りすぎると死んじゃうよって助言しただけだけど?それに、勝負はわたしが勝ってるし」
「はあ!?」
「あーあ、まーたやってるよ」
「先輩、あれ止めなくていいんすか?」
「あー、いいよいいよ。気にせずほっとけ。
……ただ単に推しを語り合ってるだけだから……」
「アッそういう…」
_2023.10.19「すれ違い」
«すれ違い»
交換日記
A『今日は霜が降りて朝はとても寒かった
白い息が出てもう冬なんだな。と思った』
と。
B『今日は雪が降っていた
積もってないのが不思議だった』
と。
Aなんのこと言ってんの?
Bえ、朝のこと
あれは霜って言うんだよ💦
すれ違いってなんだろ
すれ違いで仲が悪くなったり
してしまうことがあるだろう
でも、最終的には仲直りって
言うのが物語で良くある感じだね
でもね、実際違うんだよ
すれ違ったらすれ違いのまんま
解決したくても中々言い出せない
素直になればいいってわかってるけどね
でも、なんか勝手に勘違いしたのはそっちでしょって
思ってしまうんだよ
これだから、あの人とすれ違ったまんまなのかな?
すれ違い…
私たちはすれ違い生活。
どうしてこぉなった?
分かんない。
ただただ虚しい、切ないだけ…
寂しくて…
誰か探そうかなぁ?
なんて思ってしまう…
別に仲が悪い訳ではないんやけどね(笑)
「にゃぁ〜♡」
飼っている猫がゴロゴロと喉を鳴らして
すりすりして甘えてきた。
「君だけが癒しだよう…」
お布団に入って一緒に寝たのでした♪
袖擦れ違うも多生の縁、とは言うけれど。
旅先で妙にタイミングが合う人と、気まずくなって、わざとすれ違いを起こそうとすること、あるよね。
※めっちゃ長文です※
生まれも育ちも田舎だった私は
都会がとても憧れていた。
来月誕生日で成人になる。
都会に行けるんだなと楽しみだった。
誕生日も過ぎ、成人になった。
やっと都会に行ける.ᐟ.ᐟ
ワクワクした気持ちで玄関に向かい、家族に
「行ってきます!」
勢い良く飛び出したその先は何があるかな。
1人でどこかに行くのは初めて。
切符を買って電車に乗って、空港に行って。
大変で合ってるか心配だったけど、
何とか都会に着いた。
「わぁー.ᐟ.ᐟ凄い!」
私が見た先には、ビルやお店、広い道…!
田舎ではありえないくらい凄かった。
「…これからどうすればいいんだろ…」
来たばかりで、その日は宿屋に泊まることにした。
次の日、引っ越しの業者さんに相談しに行くため、
徒歩で歩いていると…
「…?」
何か見覚えのある人が私の隣を通り過ぎた。
私ははっと思い出し、その人にすぐ話しかけた。
「あのっ!貴方ってあの有名アイドルの
Calmさんですよね!?」
その人は
「しーっ.ᐟ.ᐟ変装してたのにバレちゃった。
他の人集まってきたら大変だから静かに、
こっち来てっ」
その人は私の手をグイッと引っ張り走り出した。
来たのは静かで…障害者でも安全に
遊べるようにと作られた公園だった。
大きな木の下の影の所でその人は止まった。
「サインいるっ?」
Calmは言い、私はうなずいた。
Calmは真っ白な小さな紙と黒いボールペンを
バックから取り出しサッサと描き始めた。
書き終わり、私に紙をパッと差し出した。
「ありがとうございます.ᐟ.ᐟ」
「この次、テレビの撮影あるからまたね!」
Calmは走り去って行った。
もう会えないんだろうな。そう思いながら紙を見ると
LINEの連絡先が書かれていた。
えっ.ᐟ.ᐟこれって…LINEしてもいいってことだよね?!
やったぁ!また会える!!
嬉しい気持ちでその時は帰り
それから新しい東京生活がスタートした。
ちょっと寂しい時は家族と通話したり
CalmとLINEで話させてもらったり。
有名アイドルと会えた日はずっと思い出。
その日からしばらくたち
Calmと一般人の私は親友になったのでした。
「すれ違い」
正直に言いますが(笑)
このお話は現実ではありえないと思います笑
(作品を書いた私が言うのもアレですが…)
ありえない、を作品にしてみました。
これが現実になったら凄いですね✨
作品の「私」が後でテレビに出そうな予感…
(有名アイドルCalmと親友だから)
作品の「私」、がんばれ…
真っ白に一度交わる光三つ
通り過ぎては元の色へと
(すれ違い)