『さよならを言う前に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
"さよならを言う前に"
窓ガラスから見える夕日。
今日も1日が終わった。
彼は、授業が終わったことも気づかず机の上で寝ている。
そんな彼の寝顔を見て、今日も私の心は満たされる。
「また明日」
まだ寝ている彼に向かって挨拶をし、私は教室を出て行く。
貴方に抱きついて、ぎゅっと胸に顔を埋めた。
私のぐしゃぐしゃの顔が貴方に見えないように。
私の嗚咽が貴方の周りの暖かい空気を伝って貴方の鼓膜を揺らさないように。
さよならを言う前に。
笑顔を覚えていてもらえるように。
『さよならを言う前に』
さよならを言う前に、
ありがとう、またね。って言う。
いつ会えなくなるか分からないからね。
「さよならを言う前に」
もうすぐ車を新しくする。
試乗に行ったりして何にするかを悩んでいたけど、
ちょうど決めて頼んだばかりだ。
二ヶ月後には今の車とお別れだ。
別れが決まると名残惜しいし、少し寂しい。
でも感傷的になってる場合ではない。
今の車にさよならを言う前に色々とやる事がある。
交渉、手続きなど。
それが面倒くさいと思ってしまう。
さよならを言う前に
仕事から帰宅すると真っ暗なリビングの机の上に紙切れが置かれていた。私の名前と旦那の名前が書かれた離婚届だ。先週、旦那にサインをするように言いつけて渡したものだ。これを市役所に出せば離婚が成立する。
さよならを言う前にもっと話し合う機会があったのかもしれない。旦那に好きな人ができた時、浮気ではなくその人と結婚を考えていると言われた時。話し合うタイミングはいくらでもあったはずだが、私はすでに旦那に興味がなくなっていた。それが一番の問題だったのかもしれない。興味のなくなった人とは暮らせない。それが答えだった。
学生時代から付き合いはじめ、15年以上一緒にいてたくさん笑いあった。
もう、あの頃には戻れないけど、ただ、さよならを言う前にもう一度だけ笑って欲しかった。
たたそれだけが心残りだ。
私はさよならを言う時たまに、泣きじゃくってしまいます。さよならと言う言葉はなぜか悲しい印象です。なのでさよならをして、もう二度とその人に会えなくなると思ったら悲しくなるからでしょうね……
さよならを言う前に、
何か言う事は無かったかな。
ごめん、新しい世界地図が広がって、
後ろを見返すことが出来なかったんだ。
どうしたって、そのキラキラを掴んで捏ねて、
皆に伝えたいと思ったんだ。
気に入らないなら、恨みたまえ。
でも出来るなら、風に葉を乗せるように、
私をサッと忘れたまえ。
大事な人(たち)、私はそういうタチなんだ。
今まで、ありがとう。
君も健やかに。
サヨナラを言う前に
心の病を抱える私に
手の貸す君が段々と弱っていく
見ればわかる姿に心を病ませた
風の流れが穏やかになった夏の夕暮れ
教室の窓から見える屋上
座って足を揺らす
ここから落ちたら事故だから
別れの言葉を遺さない言い訳にできる
さよならを言う前に
鎧を外した笑顔で
無防備に
ありがとう、と伝えたい
さよならを言う前に
以前一緒に働いていた同僚たちが
辞めて行くときに本当はずっとここにいて
ほしいと思っていたけれど私にはとめる
権利はないから素直に受け止めるしかなかった
ただ数年経った今でも思うこと、いつか偶然
どこかで会えることができたなら
あの日さよならを言う前に再会できる約束を
しておけばよかったなぁ
#さよならを言う前に
あなたがいてくれて良かった
出会えたことに感謝
また会おうね
ありがとう
さよならを言う前に
素直に言える友がいる
しあわせ
さよならを言う前に
俺が君に別れを告げようとした時君は言った。「本当にそれが仁くんの意思なの?」後ろから掴んだ君の手を振り払うと「仁くんなんて嫌い」俺はその言葉にびっくりして後ろを振り返った。君の方を見ると君は、体を震わせながら泣いていた。俺は余命宣告を受けていた。君に悲しませたくないから俺は自分から振ることにした。「俺だって辛い」そう言うと君は顔を上げて言った。「なんで仁くんが泣いてるんだよ」俺はそんな君を抱きしめながら「ごめんでも君のためなんだ。さようなら」そう言って俺は泣き崩れる君を無視して前に進んでいった。前に進むときに俺は呟いた。「君まで道連れにしたくなかったんだよ」と。
もうお題がかっこいいじゃん!!私たちが書く必要があるか!?一応書くけどさ!
旅の終わりには
必ず後悔を作るようにしている
次来るときの楽しみに
ただいま、と言えるように
友との別れには
必ず「またね」という
もういちど会えるように
もう会えないと思われないように
世界が「またね」で溢れますように
世界が「ただいま」に染まりますように
卒業する時、死ぬ時、
いろんな瞬間でさよならの時が来るけど
さよならを言う前に
きちんと感謝の気持ちを伝えられたらいいなって
思ってる
XXXX年X月20日
本部から指示が届いた。基本的にはこれまで通り、廃都の探索と情報収集に従事し、この地が廃都市となったーーこの都市の住民が忽然と消失した怪現象の原因究明を行う。これは想定通りだ。
ただし、一点。従来とは異なる事項が追加された。
増員だ。本部より職員一名を補佐として送るという。
すぐさま危険性を訴え考え直すべきであると進言したが、本部の決定は覆らなかった。ただでさえ人間の消失という危険な現象が発生する上、更に『幻創病』とその化物について報告をしたところだというのに。彼らは一体何を考えているのだろうか。
増員として記載された見知った名前が憎らしい。
諦めませんから、などと捨て台詞を行って私がさよならを言う前に部屋を出て行ったあの後輩だ。こいつもこいつで何を考えているのだろうか。
さよならを言う前に
自分はガンで彼女がいる中学3年からのだ付き合って2年経った彼女との思い出はいっぱいある喧嘩もするが仲がとても良かった別の高校でも連絡や何回か会っているそんな彼女が大好きだ
自分は1ヶ月前にガンと、診断された、、、
最初は病むこともあったけど彼女の思い出を思い出すと元気が出るガンで入院したときに彼女がお見舞いに来てくれると言われたから待っていたら事件は起こった彼女が信号無視の車に跳ねられた、、、
ガンで余命宣告もされていたから
「別れよ」って別れを告げようかと思った時に、、別れを告げる前に彼女は、先に天国へ行ってしまったガンになっていなければ、大丈夫と言えばよかったと今でも後悔している😭
物言わぬ背にさよならを言う前に
/お題「さよならを言う前に」より
さよならを言う前に____
話を終わらせないで
まだ始まったばかりだから
もう少しこのまま
話し続けていたいの
勝手に避けるようになったのは私の方なのに
わがままかな
何人も毎日過ごしてる人の中で、たまたま出会えた貴方。
他の人には相談できないことも相談できると、涙を流して苦しそうに打ち明けてくれたこと、静かに月の光に照らされた部屋に落ちた言葉を私はきっと忘れないと思う。
だけど、貴方には私が必要じゃないよね。
本当は大切にしたかったし、もっと側に居たかったけれど、さよならって伝える前にひとつだけ。
これから先、貴方が穏やかに笑って過ごせることを心から願っています。
なんて、言える勇気もない私をどうか許してください。
さよならを言う前に
「待って」って、言えば待ってくれたのかな…