『さよならを言う前に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
さよならを言う前に
俺が君に別れを告げようとした時君は言った。「本当にそれが仁くんの意思なの?」後ろから掴んだ君の手を振り払うと「仁くんなんて嫌い」俺はその言葉にびっくりして後ろを振り返った。君の方を見ると君は、体を震わせながら泣いていた。俺は余命宣告を受けていた。君に悲しませたくないから俺は自分から振ることにした。「俺だって辛い」そう言うと君は顔を上げて言った。「なんで仁くんが泣いてるんだよ」俺はそんな君を抱きしめながら「ごめんでも君のためなんだ。さようなら」そう言って俺は泣き崩れる君を無視して前に進んでいった。前に進むときに俺は呟いた。「君まで道連れにしたくなかったんだよ」と。
もうお題がかっこいいじゃん!!私たちが書く必要があるか!?一応書くけどさ!
旅の終わりには
必ず後悔を作るようにしている
次来るときの楽しみに
ただいま、と言えるように
友との別れには
必ず「またね」という
もういちど会えるように
もう会えないと思われないように
世界が「またね」で溢れますように
世界が「ただいま」に染まりますように
卒業する時、死ぬ時、
いろんな瞬間でさよならの時が来るけど
さよならを言う前に
きちんと感謝の気持ちを伝えられたらいいなって
思ってる
XXXX年X月20日
本部から指示が届いた。基本的にはこれまで通り、廃都の探索と情報収集に従事し、この地が廃都市となったーーこの都市の住民が忽然と消失した怪現象の原因究明を行う。これは想定通りだ。
ただし、一点。従来とは異なる事項が追加された。
増員だ。本部より職員一名を補佐として送るという。
すぐさま危険性を訴え考え直すべきであると進言したが、本部の決定は覆らなかった。ただでさえ人間の消失という危険な現象が発生する上、更に『幻創病』とその化物について報告をしたところだというのに。彼らは一体何を考えているのだろうか。
増員として記載された見知った名前が憎らしい。
諦めませんから、などと捨て台詞を行って私がさよならを言う前に部屋を出て行ったあの後輩だ。こいつもこいつで何を考えているのだろうか。
さよならを言う前に
自分はガンで彼女がいる中学3年からのだ付き合って2年経った彼女との思い出はいっぱいある喧嘩もするが仲がとても良かった別の高校でも連絡や何回か会っているそんな彼女が大好きだ
自分は1ヶ月前にガンと、診断された、、、
最初は病むこともあったけど彼女の思い出を思い出すと元気が出るガンで入院したときに彼女がお見舞いに来てくれると言われたから待っていたら事件は起こった彼女が信号無視の車に跳ねられた、、、
ガンで余命宣告もされていたから
「別れよ」って別れを告げようかと思った時に、、別れを告げる前に彼女は、先に天国へ行ってしまったガンになっていなければ、大丈夫と言えばよかったと今でも後悔している😭
物言わぬ背にさよならを言う前に
/お題「さよならを言う前に」より
さよならを言う前に____
話を終わらせないで
まだ始まったばかりだから
もう少しこのまま
話し続けていたいの
勝手に避けるようになったのは私の方なのに
わがままかな
何人も毎日過ごしてる人の中で、たまたま出会えた貴方。
他の人には相談できないことも相談できると、涙を流して苦しそうに打ち明けてくれたこと、静かに月の光に照らされた部屋に落ちた言葉を私はきっと忘れないと思う。
だけど、貴方には私が必要じゃないよね。
本当は大切にしたかったし、もっと側に居たかったけれど、さよならって伝える前にひとつだけ。
これから先、貴方が穏やかに笑って過ごせることを心から願っています。
なんて、言える勇気もない私をどうか許してください。
さよならを言う前に
「待って」って、言えば待ってくれたのかな…
さよならを言う前に
お揃いで買ったグラスにヒビが入っている事に、貴方は最後まで気付かなかった。棚の中でホコリを被っているから、貴方が責任持って捨ててね。
さよなら。
日々家
日が暮れた部室前
下校のチャイム
歩き出す君
呼び止めた僕
振り向いた君が
僕に笑った
【さよならを言う前に】
好きだって言わせて
さよならを言う前に
喧嘩の発端はなんだったのか考える前に
プレゼントを開けるあなたの顔を眺める前に
いつもの帰り道を初めて歩きだしたその前に
勇気を持って話を切り出した日の朝に
目が覚めてから
とりあえず聴いた音楽を
今日、なんでもない一日の終りに聴いて
思い出す
また忘れる。
「さよならを言う前に」
さよならを言う前に
いなくなるのは反則だよ
さよなら言ったって
悲しいんだから
だからちゃんと
さよならしてからがいいな
でも、1番いいのは
ずっとさよならしないことだよ♡
本当に私はあなたを愛していたんだって
それだけは絶対に嘘じゃない
逆立ちしたって地球が逆に回ったって林檎が地面から木へと落ちたって
たとえ世界が滅んだって
嘘じゃない!嘘じゃない!
絶対に嘘じゃない!
確かにあったんだ!!!!
私があなたを愛してるという事実が!
おかしいって思われてもそれだけは言わせてほしい。
さよならを言う前に
愛着障害(回避依存タイプ)
ASD
アダルトチルドレン
好き避け男子
ツインレイ
さよならを言ったあと、あなたの特徴を検索したら出てきたこれらの言葉たち。
さよならを言う前に知ることが出来ていたら、未来は変わっていたのかな。
お題
さよならを言う前に
38日目
あと何度空を見上げるだろう
あと何回君と会えるだろう
あと幾度君の笑顔を見られるだろう
いつか迎えるさよならの前に
『さよならを言う前に』
私の残りの人生は少ないらしい。
さよならする前に友達といっぱい遊ぶんだ。
心配されたって大丈夫。
これは私が願った最後のわがまま。
私の人生が終わる前に・・・
後悔のないように。
みんな・・・
遊んでくれてありがとう。
そして
さよなら。
終
先日、長年連れ添った妻に先立たれた。三十年目の結婚記念日を目前に控えてのことだった。
私は見晴らしのいいスカイラインの退避場で車を停め、窓の外を見遣る。ガードレールの奥に広がる鬱蒼とした針葉樹林の向こうには我が家がある街の夜景が広がっていた。最初のデートで訪れた時と同じ時間帯を選んだが、季節は当時と異なり秋だった。その方が何かと楽だろうから。
車内で最低限の準備を整えると、助手席に置いたボストンバッグをまさぐり、一冊の手帳を取り出した。妻のエンディングノートだ。初めは私からもしものことがあった時のために遺書を書いておこうと提案したのだが、彼女はこちらを選んだ。遺書と違い、法的拘束力は持たないものの、好きなことを書ける。快活明朗で格式ばったものを好まない妻らしい選択だった。
段々と意識が朦朧としてくるのを感じながら、静寂の中でページを繰る。自分の生い立ち、資産の行方、葬儀について──やがて、最後の私に宛てたメッセージへと辿り着いた。
これで、ようやく終わりだ。彼女が逝く前に言えなかったこと、言っておかなければならなかったこと、そういったことを思い悩んで苦しむ必要もなくなる。これで全て終わりに出来るのだから。
意を決して最後のページをめくった。そして、目を丸くした。
「美味いもん食って寝て、あとは好きに生きろ
さよなら」
拍子抜けにも程があった。たった二行だけ? そして、段々と笑いが込み上げてきた。
そうか、さよならを言う前の言葉なんて、こんなもので良かったのか。
私は力を振り絞ってドアをこじ開ける。隙間を閉ざしていたガムテープが外れ、アスファルトにはらはらと落ちた。入り込んだ新鮮な空気を存分に吸い込んだ後で、後部座席で熱を放っていた七輪を取り出し、中の燃えさしを道路に放って踏み消す。
そして、はたと思い出す。そう言えば木炭がまだだいぶ余っていたな。美味い秋刀魚でも買って帰るとするか。
さよならを言う前にありがとね、いつも、楽しかったよ
いいたくない
呼ばれたら笑顔で走っていくよ
雨が降ったら傘を持って駅まで迎えに行く
眠くなったらやさしく抱きしめたい
いつか終わりがくるなんて
この気持ちを 想いを わがままを
ゼロにするのは無理だよ