『さよならは言わないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
さよならは言わないで。
前に大好きな大親友と遊んだ。
映画も行って、二人で話して。
とても楽しかった!
「さよなら。」親友がそう言って帰った。
数日後、私宛に手紙が届いた。手紙を読むと、親友からだった。
内容は覚えていないが、これだけは覚えている。
親友が天国に行ってしまったこと。
私が少しでも引き止めていれば話を聞けていたのかもしれない。ずっと話せたかもしれない_
今そんなこと思ったって、親友は帰ってこないのに。
あと4ヶ月
あと4ヶ月後には君は遠くの地に行ってしまう
ずっと前から分かってたこと
だから泣いて引き止めたりしない
笑ってお別れするよ
だからせめてその時まで
#さよならは言わないで
「さよならは言わないで」
卒業してもまた会えるって言ってたよね。
私は信じてる。
日が傾いていく
さっきまで太陽は天の頂きで
ますます強く輝いていたのに
町が少しずつ、赤みを帯びていく
風が運んできた寂しさが
町の起伏を縫って流れてくる
町に歌が流れている
不思議な歌が
なんでこの時間に流れる歌は
決まってこんな気持ちにさせるのだろう
みんなの足取りが
どこかトボトボとしている
今日は楽しかったし、
明日も楽しい日になりそうだ
でも、
なんだか町が
静かに遠のいて行くみたいだ
音が
遠くなっていく
きっと
今日は風が吹いていたから
明日は季節が変わるから
家に帰る道を
歩いていく。
どんな人生でも必ず別れはやってくる。また遊ぼうね、と手を振り解散するものから、二度と会えなくなる最愛の人との別れまで、種類は千差万別と言えど誰もが経験するだろう。さよならは言わないで、また会えると信じて手を振る。永遠の別れなどやってこないでと言わんばかりに。また会おう。その日がやってくることを信じて、さよならは言わない。
うるさい、黙れ!!勉強しろだとか早く寝ろだとか良い成績取れなきゃ怒って、取れたらそのくらいできて当たり前だとか言われてもううんざり。うっせぇんだよ。黙れよ。親っていう立場だけで子のあれこれ決めてたらいつか頭腐るぞ。子がちょっと反論しただけでうちの子じゃありませんだ?ふざけんな。お前が産んだんだ。反抗期だとか決めつけて、煽んな。それが心の締め付けになってんの。分かんないの?本当に大人の方が馬鹿でしょ。
卒業して違う高校になっても
なんか合わなくて喧嘩しても
これだけは駄目だよ!
_さよならは言わないで_
【書く練習】
12月
忘年会の季節だ
半ば義務で参加しているが
正直めんどうだ
コロナで自粛していたのだからこのままなくなればよかったのに
いまだに飲みニケーションが生きている
と思っている人がいるのだろうか?
さよならは言わないで 作:虹藍
いつものように
笑顔で私の前に現れた君
いつまでも
この日々が続くと思っていたのだけれど
幸せすぎる日々は
やはり
長くは続かなくて
永遠に続いて欲しいと願ったのだけれど
そう思えば思うほど
足早に過ぎ去ってしまう
ここで終わりだなんて
思いたくないから
たとえ夢でもいいから
続きを見ていたくて
だから…
たとえここで終わりでも
さよならは言わないで
どうか
私の中の大切な記憶で
いてください
チクタク……チクタク…
時を刻む音…
1秒1秒が心にひびく
時にはガン、ゴン、カンカン…
色んな音、いろんな響く音がある。
1秒……長く感じる
寂しい、悲しい、苦しい……
自分が嫌になる。
もうやめよ。いつわるのは…
うちはうち、変えることなんてできん。
でも生まれ変われるなら……
あなたの好きな人であり続けたい
思ったこと🔸さよならは言わないで
いつの時代だったかな
そんな言い回しがあったなぁ
恋人との別れのシーンのセリフかな
さいきんの人の恋愛は、どうなのかな
「別れ」と一言で言うけれど
ある時、どちらか一方が「別れよう」みたいなセリフを行って
ハイ、お付き合い終了
となるパターンだけでもないだろうし、、。
っと、「さよならは言わないで」というお題を出されて簡単に書いてみたけれど こういうお題について書くのはこれ以上はちょっと恥ずかしいので、これにて終了にします〜😁
さよならは言わないで
美しく濁った過去の世界を
強くて脆かった己の心臓を
溺れて求めた貴方の瞳を
掴んで囚われる思考の幻想を
何もかも忘れたいと
何度も切に願ったけれど
暗く透き通る未来の世界が
砕かれてなお輝く心臓が
もう少しと手を伸ばす君が
自由で無限の物語が
さよならなんて嫌だと叫び
子供のようにくっついて
色を深くに染み込ませては
戻れないことを告げるから
あぁ、お願いだから消えてくれよ
さよならは言わないで
俺の母さんは癌患者だ。手術をして抗癌剤治療もして放射線治療もした。でも、転移してもう手の施しようがない状態になっている。
母さんはその全てを知って、余生を自宅で過ごす選択をした。
どんどん食べられなくなり、痩せていく母さん。
痛み止めはモルヒネを服用し、水分は点滴で補っている。食事はいつもごく少量しか食べられない。
「痛くない?」
「大丈夫。少し眠るから、あんたも休みな」
母さんは強い痛み止めのせいで眠る時間が多くなった。だけどその方が良い。ずっと起きてると辛そうだから。
「うん。ちょっと昼寝するわ」
俺は隣にある自分の部屋のベッドに寝転んだ。
俺と母さんは二人暮らし。
父さんもまた、昨年、癌で死んだ。
父さんが終末期に入ったとき、母さんの癌の治療がひと段落したところだった。
父さんが意識を手放す数時間前。
父さんは母さんに「さよなら」と言葉を残したけれど、母さんは首を横に振った。
「さよならじゃないよ。私は、父さんに会いに行くから」
「そうか。当分来るなよ」
「当たり前でしょ。何のために治療したと思ってるのよ」
母さんは父さんの浮腫んだ手に手を滑り込ませて、その手を力なんてないはずの父さんが握った。
『父さんに会いに行くから』
あの時の母さんに何か予兆があったのか、それともなかったのか。
俺にはわからない。
---3ヶ月後の検診で癌の再発が見つかって、また母さんは入院して治療を再開した。
目が覚めると2時間ほど経っていた。
母さんの様子が気になり、ベッドへ行く。
少し…様子がおかしいかもしれない。
呼吸が荒いような気がするし、指先の色に赤みがない。
「母さん?苦しい?」
「大丈夫…」
2時間前とは比較にならないほど弱々しい声音の大丈夫だ。大丈夫なんかじゃない。だけど。
俺は深呼吸をする。落ち着け。母さんを不安にさせるな。
「大丈夫なら良かった」
母さんは微笑んだ。
蒼白い顔。覚悟はしていたのに、油断すると涙が溢れそうになる。
「ごめんね」
母さんが呟いた。父さんだけでなく、母さんも俺を残して若くして逝ってしまうことだろうか。
「父さんと母さんの病気のせいで、あんたが結婚できなくなっちゃって」
確かに、ここ何年も仕事と介護に追われて、そのうち介護休暇を取って介護ばかりになって、彼女を作る余裕はなくなったけれど。
「…それは俺がモテないからでしょ。って言わすなよ」
母さんの目が笑った。声は出ない。母さんの明るい笑い声が好きだったのに、もう聴けなくなったと思うと涙が滲みかけて、俺は上を向いてなんとか堪える。
「俺のことは大丈夫だよ。これでもさ、昔は彼女いたし。また作るよ」
「うん…あんたは良い子だから…大丈夫だね…」
一息に喋られず、休みやすみ言葉を紡ぐようになった。
でも、一生懸命話してくれるから、俺は一生懸命聴く。聴き取りづらくても、母さんの最期の言葉を。
「さよならは言わないよ。母さんは、最愛の父さんのところに行くんだから。父さんによろしく言っておいて」
「わかった…言っておく…でも…私の…最愛は…あんたも…」
「俺もか」
ダメだった。俺の涙腺はぶっ壊れた。
母さんの瞳から頬にひとすじ涙が伝わった。
脱水気味の母さんは、涙さえ少ししか出せず、声を上げて泣くこともできなかった。
母さんの手を両手で包み込む。保冷剤のように冷たい酸素が通わない紫色の手。
母さんの意識は、母さんと呼ばないと保てない。
俺は覚悟ができていたはずなのに怖くなって、叫ぶように呼んだ。
「母さん!」
「さよならは……言わないでね……ありがとう……」
号泣して母さんと呼べなくなって、母さんは意識を手放した。
父さんが意識を手放したときのことを思い出す。
「耳は最期まで聴こえるから。話しかけてあげてくださいね」
看護師に言われたから、母さんは父さんにずっと話しかけていた。
ダメだ、俺。
話しかけようと思っても、泣けて泣けて話なんかできやしない。
ウェットティッシュで母さんの渇いて白くなった涙の跡を拭く。
父さんも俺も母さんの笑顔がちょっと可愛いと思ってたから、父さんが笑顔の母さんに逢えるように。
父さん。母さんを頼んだよ。
さよならは言わないで
さよならは言わないでほしいと思ったことはないかな。静かに消えられるほうが、まだ、
今日会った瞬間から気づいてた
私のどこがだめだったの
どこが気にくわなかったの
こんな面倒な彼女だったけど
さよならは言わないで
'さよならは言わないで'
だってもし、さよならを言われてしまったら。
そんなことを考えてしまうんだ、人と関係を紡ぐときには。
深く踏み込まないほうが、楽なんだよ。
「...こんなこと人に言ったの、先輩がはじめてです」
冬の海は冷たい風を運んでくる。
「へえ、うれしいな」
先輩はひとり、納得したように笑みをこぼすと、果てしない青の世界から俺のほうに視線を向ける。
「...だから、わかんないんです。なんで先輩は俺に構ってくるんですか。あんな態度取ってるのに」
「ふはは。俺もわかんない。なんでだろーね」
「......はぁ?」
先輩のこういうところがきらいだ。
直球なときはとことんど直球なくせして、こういうときはひゅるりとかわす。
きらい、というよりはただ怯えているだけなのかもしれない。いつになっても掴めない先輩に。
「...無駄足でした。帰ります」
「えー帰んないでよ。せっかくの海なんだしさ」
「そんなとこに長時間いて風邪引いても知りませんよ先輩」
「そんなこと言わずに。一緒に風邪引こうよ、ね?」
「馬鹿なんですか」
「えー、今さらじゃない?」
それもそうですね、とぽんぽんと取るに足らない会話を投げ合う。
この気を変に張らなくてもいい空間は何気に落ち着けた。
深く踏み込んでいるわけではないからかもしれない。
「───なつめくんさ、怖いんでしょ」
冷たい波の音で空気ががらっと切り替わるから、また余計掴めなくて苛々する。この人のスイッチはどこにあるんだ。
「深く踏み込むって、あいてに自分の心臓差し出すようなものだしね」
心臓はあいての手のなかだから、さよならを告げられて捻り潰されるのもあいて次第。そういいたいのだろう。
それくらい、心臓は弱くて脆い。
「でもその恐怖に打ち勝って心臓を差し出してもいいと思えるあいてができたら、きっと。...ね?」
はっきりと言葉にしないで先輩は果てしない冷たい青の世界に視線を投げた。また先輩の気まぐれで言葉にするのが面倒になって放棄したのだろう。
「...肝心なとこ伝わってないです」
「あはー」
その恐怖に打ち勝って心臓を差し出せたなら、きっと、───連れていかれるのは見たこともない色鮮やかな世界だ。
─さよならは言わないで─ #130
(掴めない系男子の名前がどうしても思い付かない。"先輩"って名前出さなくていいから便利。……なんかないかな、名前)
夜が来て 負が満ちてきて ガスを抜く 信じる強さ どうかこの手に
【さよならは言わないで】
言葉にしなくていいから。
もう充分伝わってるから。
頭ではわかってても心が追いついてくれないの。
ちゃんと消化できるまで一人で頑張るから。
だからそれ以上は言わないで。
あなたの誠意が私を壊すこともあるんだから。
#さよならは言わないで
【さよならは言わないで】
お別れの挨拶をしたら
もう一生会わないと約束を結んでる気がして
その場その場で仮面を付けてるはずなのに
ちゃんと泣くことだって出来てしまうから
だから今生の別れにしないために
まださよならは言わないでおくよ
でももう闇の中で彷徨っているのは辞めにする
2024-12-03
ここに来て、初めて書いたのは4月
毎日、来る日も来る日も書いた…
お題は、容赦なく出し続けられる
私も、かなり長く生きてきたから
経験豊富だと自負していたのに…
違ったな……
「何書こう?ネタがない…」
想像力も余り豊かではない私だから
話を盛る事も出来ない
だから、ほとんど毎日が等身大の
実体験やら反省やらになる…
それでも、優しい人たちが
「あなたの話が読みたい」と
神様のように応援してくれるから
書くことがなくて、行き詰まった時に
「もう、そろそろ限界かな…」
そんな考えが一瞬頭をよぎったり
しながらも、「さよならを言う前に」
後ちょっと、あとひと踏ん張り書いて
みようかと思いとどまって、また
次の日の19時を迎えられている
ご縁があって巡り会った皆様
いつも、本当にありがとうございます。