『さよならは言わないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
俺にはずっと遊んでる親友がいた。家が隣で毎日サッカーとかゲームとかしていた。そんなある日あいつが突撃「引っ越すんだ」何て言ってきた。「もう明日からは遊べない。ごめん」って。俺らは今までの倍くらい遊んだ、これが最後だと分かっているから。たくさん遊んだからか、時間が経つのがとても早かった。あいつは言った。
「明日の朝にはトラックと一緒に行く」とだから早めに起きるために今日は今日だけはちゃんと寝た。着替えて外に出たらもうトラックは来ていた。あいつがこっちにきずいて走ってきた。「なんだよ。」あいつは泣きながら
「ありがとう今までの楽しかったありがとう。」
「バイバイさよ」
さよまで言ったらあいつが
「ダメ…さよならは言わないで。さよならじゃなくてまたねって。さよならはもうあえなくなる気がするから」
俺はうなづいた。そして言った。
また一緒に遊ぼう。またね
[さよならは言わないで]#11
さよならは 言わないで
口に出して言わなくていいよ。
わかってるから。
わかってるから。大丈夫だよ。大丈夫。
【さよならは言わないで】
さよなら
なんて言わないでね
私はまた会いたいから
何年かかっても
お願いだから私にまたねって言わせてね
自分は特別な人間ではないらしい。
特別でないということは特殊でもないわけだ。
ある一定の期間経つと全ての関係を断ち切りたくなる衝動があるのだが、珍しいことではないらしい。
人間関係が煩わしくて気が重い。
声を掛けられるのがしんどくて返事が酷く億劫で。
強くもないのに一人を好むのだ。一匹兎といったところ。
何に対しても無関心な期間が必ずある。感情が段々と不透明になっていくのだ。
あなたもそうでしょ?仲間が欲しいという矛盾を抱えながら、今日も誰にも必要とされないことに寂しさと安堵がないまぜになる。
変人扱い。大いに結構。
珍しくはないらしいからね。
もうこんな時間だ!
この電車を逃したら帰ることができなくなる。
二人の中のタイムリミットまでカウントダウンが始まった!
出会いのときも、別れのときも、自分でそのタイミングを決められると思ってるの、傲慢だよね。
どうぞお元気で。
[さよならは言わないで]
さよならと言ったり言われたりすると
心が痛くなる
もうこの人とは会えなくなるのでは無いかと
別れ話の時
「さよなら」と言われると
復縁ができないことを知り
もう昔のような貴方の笑顔は見れないのかと
恋しくなる
引越しの時
「さよなら」と言われると
もうこの人とは一生会えない
知り合いではなくなるような
虚しさになる
「さよなら」という言葉ほど
聞きたくない言葉はなく
綺麗な毒が私を傷つける
でも、この「さよなら」を言わないと言われないと
本当の別れではないような
また次があるのでは無いかと
期待してしまう自分がいる。
そんな自分を諦めさせる
唯一の言葉でもあるのだ。
私は「さよなら」を言わない言われないような人に
なろうと思う。
「さよならを言わないで」
さよならは言わないで
言わないほうが不自然じゃない
さよならとは言わないけど
チャットとかなら
また、良い夢を、とかかな
無言で消えることもなくはない
区切りだよね
別れや出会いなんて
自分ではない誰かとの
自分とは別れられない
区切ることは出来はする
でも正確には区切れてはいない
ただ別の自分のことをやってるだけ
別れは当たり前で
とくだん特別ではない
礼をもって接してるから
それが当たり前に思うのかもね
一方的な別れは多分ない
それまでに決めてたんじゃないかな
私はラインが決まってるかも
ここまでかなって思う
終わらせた後はもう知らないこと
たまにはタイミングを待ったりもする
こっちは既に終わってるから気が楽
大丈夫だといいんだけど
大丈夫じゃなくても知らんけど
#さよならは言わないで
さようなら。
君からの別れの言葉。
またね、でもバイバイでも無く、さようなら。
君は僕と決別したいのだとやっとそこで悟った。
僕はまだ君とさようならをしたくなかったのに。
さよなら、なんて言わないで欲しかった。
君とずっと共にありたかった。それでも君は他の男を選んで僕を捨てた。
さよなら、さよなら。僕の初恋のヒト。
さよならは言わないで
お別れではない、いつかまた会える。
だから、さよならは言わないで。
さよならでは悲し過ぎるから。
だから、さよならは言わないで。
でも今は…また会う日までさよなら。
…いや、言っちゃうよなぁ。
つい口から出てきそうだな。
paki
さようならは、
新しいスタートへの、挨拶なのかも。
だから、さきに、自分から言う。
『好きな人が出来たんだ』
なんの前触れもなく伝えられたその言葉は凶器のように鋭く俺の胸を刺した。頭を殴られたような鈍い痛みが走り、全身が逆立って嫌な汗が噴き出る。
『えっと…冗談?やめろよエイプリルフールはまだ先だろ。』
そう言えばきっとお前は、はは。バレた?なんておどけて俺のほっぺをツン、と刺すに違いない。でもお前は虚な目で、はぁ…と小さなため息をついて黙り込んでしまった。
その態度は、これが嘘なんかじゃないっていう現実を嫌というほど突きつける。
『なんで…』
もう既に溜まった熱い水が今にも目からこぼれ落ちそうでそう言うのが精一杯だった。
『もう新居の目処はついたんだ。今までありがとう。』
そう言うと、お前は私物をテキパキと片付け始めた。元々、物欲もなく物を持たないタイプだ。旅行用に買った大きめな黒いスーツケースに収まる程の荷物はあっという間に片付いた。
その様をただ見ていることしかできなかった。体からすーっと血の気が引いて目の前がぐらぐらする。立っているのもやっとで少し気を抜いたら倒れ込んでしまいそうなくらいだった。
そして、玄関の前まで行ったお前はゆっくりと振り返り、さようならと言うと足早に出ていってしまった。
頭が殴られたようにズキズキと痛む。何を言われたのか。さようなら、その言葉がどんな意味を指すのか理解する事ができず、ただただお前が出ていった扉を見つめていた。
昔に出会った
名前も覚えていない
小さな女の子
またいつか会えるから
#さよならは言わないで
さよならは言わないでおいた
君からのさよならも受け取らなかった
先日見かけた君は私を認知しているのかいないのか
そんなことどうだっていいんだけど
元気ならそれでいいんだけど
遠く見えた君のこと
そばにいたかった誰よりも
元気でいるならそれでいいのだ
自分に言い聞かせて私も元気でいなきゃ
空っぽになった私の体は記憶を辿る
さよならは言わないでよかった
本当によかった
じゃあねなら ようやく言える 仲の君
だって重いもの さよならの音
さよならは言わないで
カレンダーの赤い丸
お気に入りのペンで
丁寧に印をつける
君と会える街角
会える日が来たら
足早に心をはずませ
君へと向かう
楽しい時間は
またたく間にすぎ
バスの最終便の時刻
さよならはいつも
お決まりのまたね
さよならを言われたら
心が置いてきぼりにされ
もう君に
たどり着けなくなりそうだから
「そう泣くなって。別に、俺のことを忘れるわけじゃないんだ。」
体が白い鱗に包まれ始めた彼は、既に龍の体表ように変貌した手を私の頬に伸ばした。
反射が虹色に光っている鉄のように硬い白い鱗に私の涙が伝う。
「…もう時間だな。」
白鱗の手を離した。私の頬にはまだ彼に僅かに残っていた温もりが跡を引いている。
「まって、あのね……
ううん、いい。決してさよならは言わないでほしいの。それだけよ」
彼はその言葉を聞くと、少し立ち止まって、いつもと変わらない調子で明るく笑った。
「大丈夫。わかってるさ。
……じゃあな、また逢う日まで。」
そう言って彼は七色に光る水晶に取り込まれて消えていった。
彼のいた場所には白い鱗、そして形見の懐中時計が転がっている。
私は彼の温もりを、彼の残滓に求め続けた。
"さよなら"を知らないようにするために。
<さよならは言わないで>
「何...するつもりだよ...」
「....見ればわかる、自殺さ」
「いやだ、逝かないで....お願いだから、お前迄俺の前から消えないでくれ...いなくならないでくれ」
それは、ちょっと無理なお願いだなぁ。私はもう逝く事を決意したわけだし、漸く此の世界とさよならができるんだ。
「ねぇ、来世ではたくさん話そう」
「今じゃ駄目なのかよ」
「うん、じゃあ....さよなら」
下の方で嫌な音がした。
そして人の叫び声や混乱の声。
「こんなの呪いじゃねぇか。さよなら何て言うなよ....」
# 11
「さよならは言わないで」
さよならは言わないで
あなたにまた会いたいから
私のこの想い
あなただけは否定しないでよ
さよならはいわないでどこへ行こう。
心配させることになるだろうが仕方がない。必ず戻るなどという嘘もつけそうにない。
こうでもしないと決心が鈍るのだ。
一応、共通の友人にメッセージは託してある。
あとは友人次第かと船に乗り出した。
ゆっくりと、沖から離れるのと同じくらい、寂しさが込み上げてきた。引き換えそうと実行できないのが船のいいところか。
やはり船にして正解だったと沖を見る。
すると友人を伴って相方の顔が見えた。
涙でぐちゃぐちゃの顔を見られないのも、船のいいところか。