『こんな夢を見た』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「こんな夢を見た」
皆が希望に満ち溢れて
手と手を取り合って助け合って
いつも笑顔で支え合いながら生きる世界。
そんな夢、バカバカしい。
目を擦りながら、
今日も僕の生きる"世界"が目覚める。
私は幼い頃から夢に関してはいい思い出がない。
私が夢をみる時はいつも悪夢だ。
変な化物に襲われたり、不思議な世界にいたり…
まぁ取り敢えず私は良い夢を見た事がない。
聞けば夢というのは記憶の整理というが、だとすれば尚更謎だ。
私は何かに襲われるという経験など皆無の平和ピープルなわけだ。
まぁ日本にいる限りそのような非日常は滅多に無いだろうが。
とはいえ、たまには良い夢を見てみたいものだ。
せめて《夢》くらいは……
「こんな夢を見た」
子どもの頃、とにかく得体のしれない何か
大きなものに追いかけられる夢をよく見た。
毎回上手く逃げれ切れるのだけれど、その
内に夢の中の自分が「これは夢だから目を
覚まして!」と夢の自分に言って夢から覚
めれるようになった。しかしそれもいつま
でも効かず夢から覚めてもまた夢の中、ま
た覚めても夢の中で、5回ほどでやっと目
が覚め、起きたころには酷く疲れていた。
そんな思いで目覚めるくらいなら、いっそ
逃げるのをやめて素直にやられてしまおう
と思った。そうしたら目の前でしゅぽっ、
と消えてしまい、それからは追われる夢を
ほとんど見なくなった。
大人になって知ったのだが、不安などで追
われる夢を見るらしい。憶測だが追われる
夢を見るのが不安で追われる夢を見ていた
のではないかと思う。滑稽だな。
木漏れ日が地面を照らしている。
近くの小川のせせらぎが聞こえる。
遠くからは鳥のさえずりも聞こえた。
優しい風が体を包む。
少し歩けば山頂から広大な海も見えた。
これは遠く昔の私の故郷の風景だ。
アラームの電子音で目が覚める。
見慣れた天井、ほこりっぽい臭い。
カーテンを開けると行き交う人や車。
心なしか空気が濁っているように見える。
窓を開けると排気ガスの臭いと工事現場の騒音。
都会も住めば都だと思っていた。
故郷にいた時は気づかなかったけど、今、故郷の夢を見て、あの時の良さを知る。
こんな夢を見て、どこか私は、あそこに戻りたいと片隅にでも思っているのだろうか、と、考えさせられた。
もう、あそこに戻ることはできないというのに。
【こんな夢を見た】
_______________
君と別れる夢を見た。
夢であっても苦しくて。
これは君が私と別れる夢を見る
ほんの少し前の話。
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Theme:こんな夢を見た
亡くなったアイツが………
俺の彼女が夢に出てきたんだ………
黒くて長い髪を下ろした綺麗だった彼女が、
俺の首をぎゅっと絞めてきた
白くて冷たい肌 憎しみがこもった表情
許さないとつぶやくアイツ
目が覚めて首を確かめると赤い跡がべっとりと
ついていた………
こんな夢をみた
…はて
どんな夢だったか…?
こんなことがよくある
夢の中身は
ほとんど思い出せない
だけど
そんな時は不思議な多幸感で
心が満ちている
おそらく
楽しい夢でも見たのだろう
覚えていないのは悔しい
けれど
幸せだと思う感覚が残っているのは
おもしろい
今宵もそんな夢を見させて欲しいものだ
自分さん
#こんな夢をみた
君といつも通り話していると君は私に、
「あのさ海夜。俺海夜ともう一緒にいるのは疲れたんだ。もう離れよっか。」
「えっ…」
私は声を失った。君がこんなことを言ってくるとは思ってはいなかったから。
そのあと、私は頑張って声を振り絞り、君の裾を掴んで言った
「どうして?私が悪いことしたとするのなら、それを私ちゃんと直すよ?!君が私の容姿が嫌いなんだったら
頑張って可愛くする!だから、お願い!私をひとりにしないでよ…!」
「そんなことする君が嫌いなんだ!もう俺に引っ付いてくるのはやめてよ!」
と言って、私の裾を掴んでいる手を振り払って、走ってゆく。
私は君を追いかけた。
だけど君の背中は遠かった。
私はついに諦め、道に蹲った
分かってた。君とは結ばれないこと。
君は私のものでは無いこと。ううん、誰のものでも無いこと。
いつまでたっても私は片思いだってことも
分かっていたのに、こんなにも胸が苦しい
君と一緒に居ないことで、こんなにも私は弱くなるんだって、知って。
そこで泣いてしまった。
君という存在は、どんなに大事なものだったか。
私はその時、初めて知った。
そんな時、私は目を覚ました。
気づけば私の枕が涙でグッショリ濡れてしまっていた。
カバーを外し、ネットに入れ、洗濯機にぶち込み、洗濯機を回す
その間、君と話していた。今日見た夢のことを
そのことを送信した瞬間、
君から
「夢で、本当に良かった。」
と言っているのを少し疑問に思いながら
スマホに向かって話しかける
「こんな夢を見たよ。私。」
ーこんな夢を見たー
こんな夢を見た。※とても短いです。実際に作者が見た夢です。
────そこは和室だった。とても広い和室に、何故か敷布団が敷いてあった。そこには学校のクラスメートが寝ていた。ここまででも謎続きだが、もっと謎だったのが和室は暗く、そして障子の間から、光が漏れていた。悪寒がした、襖を見ると高速で黒髪ストレートのまるでリ〇グの貞〇のような見た目をした幽霊が自分目掛けて突っ込んできたのだ。そこで目が覚めた。お母さんに起きろと急かされ起きた。どの夢も同じだろうがこの夢にはあまりにも現実味がなかった。そのまま学校の支度をした。自分は自慢ばかりする人間だが、とても友達や家族に話す気にはなれず、授業も手につかずに学校が終わった。あの夢がなんだったのか今でも考える。
あの夢はなんだったのか─────
1年前
こんな夢を見た
貴女と2人でゲームをする夢
貴女と2人で映画館へ行った夢
その日どんなことをしたかは覚えてない
だけど、その日見た夢だけは
鮮明に覚えているよ
僕。僕ね、死んだはずなのに。
目の前で少年が踊っている。音楽もなしに縛りなんてないようにずっと。宙を舞うように、なんとも言えない踊り。見てるとなんだか悲しくなる。僕に気づいた少年が言う。
「お兄さんも一緒に踊ろう。」
はっとした。その顔を見て息が詰まりそうになった。その少年は僕と同じ顔をしてた。僕は答える。
「そうだね。踊ろう。」
それでも答えてしまった。僕は僕に歩み寄る。そしてゆっくり押し倒す。鮮やかに首を絞める。少年はもがこうとせず踊っているような表情。よかった。さよなら僕。
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目が覚めてしまった。ああ。残念。
こんな夢を見た
こんな夢を見た
800年経って、君が起きる夢。
みんな、
長く生きすぎて、疲れちゃって、消えてなくなる。
けど、僕は、生きている。
君が起きると信じて。
ねぇ、起きて、欲しいな。
800年も、待ちきれないよ。
早く、起きて、僕とお話しよう。
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あけましておめでとうございます。
これだけ長い間生きていたのに、人から今年の初夢は?と聞かれて、まともに答えられたことがない。。
まあ、元旦の夜は当然まだまだ正月気分で夜更かしするから、爆睡して夢を見ないよねって言う落ち。。。笑
こんな夢を見た
懐かしい雰囲気の子。帽子を深く被って絵を描く子。お人好しで、照れると俯く子。
薄桃色のクジラ。空中を泳ぐリュウグウノツカイ。
その子が描く絵はどこまでも純粋で、触れた瞬間、溶けていきそうな絵。
その子が描く絵を眺めているあいだは、不思議な感覚だった。
あの夢の子は誰だったのだろう。
心のどこかでは分かってる気がする。
でも、あやふやにしておきたい
私は時折、仕事に遅刻しそうになって慌てて上司に電話する夢を見る。
実際には遅刻したことはないのに。だって家からとても近い場所にあるから。
何かに遅刻する夢を見るのは、精神的に不安定なのだと夢占いに出るけど、実際自分はそんな自覚はない。
自覚がないまま時が過ぎて、突然ストレスが爆発する。
無意識のうちに追い詰められて限界ぎりぎりまで気づけないパターンみたいだ。
おさえこんでしまうのに慣れてしまって、感覚が麻痺しているみたい。
夢の中で遅刻して慌てているのに、なかなか職場に辿り着けないの。
どういう心の表れなんだろうね。
"こんな夢を見た"で思い出すのは夏目漱石著の『夢十夜』だ。十編の短編から成る話は、解説本によると、初めは夢想を漂っていた漱石が段々と現実に戻ってきた話とも取れるらしい。
それにあやかって、一つ。
こんな夢を見た。
私は同窓会に出掛けている。
懐かしい小学校の顔ぶれは皆小学生のままだ。
友達と、久しぶりー、なんてじゃれ合っている。
どうやら私も小学校の頃の姿形らしい。
夢は始終楽しく進み、最後、会費を集める段になって、どこを探しても私の財布がない。
急いでバッグの中を漁り自分の席の周りをキョロキョロ。
会費を集める子が段々と近づいてくる。
それは初恋の男の子だった。
心臓がドキドキする。
会費、会費と財布を探すがでもどこにも財布がない!
というところで目が覚めた。
小学校の同窓会なんて一回行ったきりだった。久しぶりー、と手を合わせていた子は友達とも呼べない知人で、小学校に楽しい思い出は少ない。
夢の中のような和やかな雰囲気も記憶にない。
初恋の男の子は幹事をやるタイプでもそれに手を貸すタイプでもない。
つい先日、私の数少ない友達、から知人になった子は出てこずに、それより接点の少ない子が出てきて私も友達のように接していたあたり、夢の中でも友達不足が顕著だ。
現実で友達だったあの子とは、本当にもう友達じゃなくなったんだな、とも思った。
現実の寂しさを埋めるかのような楽しい夢にもケチがつく。
シビアだ。
よく会話で、「昨日こんな夢見た」と夢の中の出来事を詳細に話して盛り上がったり、夢でこの光景見たかもと思い興奮する時もある。
それは夢だからだろう。夢というまだ未知のものに対して、ここまでポジティブなイメージを持っているのはすごく不思議だ。
だから、僕は思う。未知なるものにネガティブなイメージを持つ必要はない。夢がそうであるように、未知のものに対して良いものと思えることが大切なのではにはないか。
そう思い、今夜も夢を見る。
!夢の中では高性能力超次元人間!
起きたら人間以下低能
あ〜…不条理だなあ
‹こんな夢をみた›
明け方に夢を見た
悲しい夢だった
夢のなかで
わたしは号泣していた
泣きながら
生きていることを
辛く虚しく思っていた
目覚めてからも
その悲しみは
深い霧のように
ひんやりと冷たく心に広がり
暫くの間
晴れることなく立ち込めていた
無性に
君の笑顔に
逢いたくなった…
✢
泣き虫の
わたしの涙を
乾かすのは
いつも
日だまりのような
君
# こんな夢を見た (15)
こんな夢を見た
私は、20年程生きてきて自分が殺されたり、刺されたり、危険な目に合う夢はあまり見てこなかった記憶がある。
だけど、どうしても、一日の大半を寝て過ごすと決まって、自分が何かしらの被害を受ける不幸せな夢を見る。
所詮は夢の中だけど、痛みや辛さを直に感じることもある。
それが怖いとか辛いと思うことはあっても、そのときだけ。
だからこそ、私は何も予定のない休日の朝には、遅めに起きて、朝ご飯とも昼ごはんともとれる食事を済ませたらお昼寝をして、また、夜も眠ることをやめられないのだ。
夢の中がどんなに怖くても、布団の中で感じる温度はやっぱり幸せで温かいんだもの。