『この道の先に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
この道の先に
ひとつの冒険が終わった
人々は笑顔で前を向き
街は活気を取り戻し
平和へ向かって歩き出す
これからどうしよう
何をしよう
どこへ行こう
終わりは新たな旅の始まり
この道の先に
きっとまた
新しい冒険が待っている
「僕は幸せです。」
そう言い残し、私の最愛の人は亡くなった。
「死んでしまいたい。」
その言葉が口をついた瞬間、私は死の選択を選んだ。きっとこうなったのは、神様のせい。神様が私の最愛の人に、不治の病というオプションを付けたせい。許さない。私から彼を、生きる意味を奪いやがって。でも、こんな悪態を付くのも疲れた。彼に会いたいよ。
『やっぱりここに来ましたか。』
ここは彼が人生の半分以上を過ごした病院。その屋上に、半透明な彼が居た。いつもの笑顔でそこに居た。
『会いたかったです。でも、ここに来ては駄目ですよ。』
彼はやんちゃな子供を宥めるように言った。
「そんな事言わないでよ。私は君が居ない人生なんてどうでもいいんだよ。」
私は泣いていた。死んだ彼と再会できて嬉しい。しかし、これは本当に彼との再会のお陰か?
『君と出逢えて、僕は幸せでした。だから、君にも幸せになって欲しいんです。死以外の選択肢で。それに君はー。』
お願いだからそれ以上は言わないで。
『本当に死ぬ気はないのでしょ?』
「そうだよ。でも、君と会いたい、この気持ちは本物だよ。どれだけ思いが強くても、死ぬのは怖いよ。」
全て話した。改めると、最低だと思う。それでも、これが人間ってもんだろう。結局は、自分が一番なのだ。
『それが聞けてよかったです。』
彼は笑顔のままだった。作り物には見えない程の、穏やかな笑顔だった。
『怖いのならば、生きてください。人生の限界まで生き抜いてください。それが、僕のたった一つの願いです。』
彼はそれだけを残して、空の青さに飽和されていった。
死ぬのは怖い。それでも、生きていたくない。そんな矛盾を抱えながら、私は生きていく。辛く、苦しい人生でも、この道の先に彼が笑って待っている。そう思うだけで、生きたいと思える。きっと人間は難しいようにできてるだけで、本当は単純なんだ。
この道の先に
追記:恥ずかしいから消した
オワリ
1週間ぶりです。
感傷に浸ってしまって自分語り恥。🫀さんの作品に触れるとどうしても創作意欲が湧く。不思議な人だ。
この道の先になにがある?
そんなの誰にも分からない。
なぜなら君が未来を作る鍵だから。
この道の先に海がある トンネルの先から潮鳴りが聴こえる
この道の先に(2024/07/03)
もしも定められたレールがあったとして。
でも今の自分は結局先なんてわからないのだから。
ならばいっそ全てぶち壊して。
一から自分だけの道を作り上げたって構いやしない。
「お母さん、この道の先に何があるの?」
あなたの人生よ
そこには分れ道がたくさんあるの
険しい道
楽しい道
悲しい道
いろいろあるわ
でもね、決して立ち止まっちゃダメ
逃げてもいいけど、最後までやり遂げるの
うまく行かないときは、いつもと違う道を通ってみるといいわ
案外楽しいものよ
私たちはゴールが違うけど、みんなそれぞれの道を歩んでいくの
だから諦めないで
自分の思うままに
好きなように
後悔しないように
私はこれから、あなたを産むという道に行くわ
そしてあなたは生まれるというスタート地点に立つの
これからよろしくね
〈この道の先に〉
今の日本の危うさにどれくらいの
人々が関心があるのだろう…
「この道の先に」当たり前に幸せが
待っていると思い込んで生きている
人々はどれくらいいるのだろうか…
真実は伏せられ、情報弱者が溢れている
それが今の現状のように思えてならない
メディアはスポンサーの顔色を伺い
要望通りに番組を作り…
国は自分たちに不都合な事は全て
「根拠がない誤情報だ」とネットからも
全部消す法律を通したそうだ…
何かがおこれば全国に一斉に指示を出す
「嫌だ!」は通らない乱暴な命令だ…
今の日本は民主主義でも何でもない
まるで、戦時中と変わらない…
それが、今の私の正直な感想だ…
この道の先に
この先私はどう生きているだろうか。
将来の姿なんて何も想像できない。今は高校に通っているけど、それもびっくりしている。この先の人生に希望や楽しみがなかったから。どうでもよかった。
今もそう。けれど、将来のために少しずつ行動してきたと思う。これから自立していくために頑張ろうと。
これからは、将来で役に立つことをしていこうと思う
「茨の道」
「君が進みたいのは、茨の道だぞ」
あの人はそう言いつつも、その道を歩きやすいように整備してくれていた。
そのことに気がついたのは、だいぶあとになってからだったが。
「ここから先は、君の好きにすればいい」
そう言って背を向けたあの人を追いかけて、ずっと追いかけて、今も追いかけている。
あの人が天へ還っても、ずっと。
だから、あの人と同じように君の進む道を、茨の道から人がギリギリ歩けるくらいの道に整備している。まだ若い君には気付かれないように。
────この道の先に
『この道の先に』
進むことはできても、決して戻れない道
止まれるのはほんの一瞬で、必ず一定の速さで進まなければいけない道
この道の先には、皆同じものが待っている
ただ違うのは、その道のり
良い景色、悲しい匂い、嬉しい音、苦しい風…
スタートは全員一緒だけど進む道が同じ人は誰一人いない
一人ぼっちで自分だけの道を歩まなければならない
この道の先には、僕の望む答えがあるのだろうか
この道の先には、僕の求めているものがあるのだろうか
さて、今日もまた、「人生」という長い道を歩き始めよう
この道の先に。
道・・・。
将来への道。
もう疲れた私には、あまりに酷だと思う。
人間関係に疲れた。
否定されるのも、怒られるのも。
自分が普通でないと言われているようで怖い。
詩(テーマ)
『この道の先に』
この道の先に
道って不思議だよね
道って面白いよね
迷路のような行き止まりもある
専用道路に高速やパイパス
大都会へも行ける
片田舎へも行ける
きっと未来の恋人の家も
きっと未来の家族の家も
この道の先に
きっとある
道って人生だよね
道って夢…そのものだよね
道があるから生きられる
道があるから歩いて行ける
この道の先に
願いがある
この道の先に
私がいる
「この道の先に」
ズボンの裾
いつの間にか乾いて
靴に逃げんこんだ
小さな石ころは捨てた
足跡を復唱しながら
登り坂を後ろ向きに歩く
どんな歩み方しても
果ては皆同じところ
この道の先には何があるのか。
暗く、灯りなんてない。
1歩でも進んでしまったら落ちてしまうかもしれない。
後ろを振り向くことすら‘今‘の僕には出来ない。
え?なんでって?それは、僕が弱いから。仲間を1人も守れない、勇者パーティーには到底入れないような人だからさ…
灯りがあったら進んでいたのかなんて、分からないけど灯りなんてあってもなくても変わんないよね。
はぁ…なんで今なのかな?なんで、今足元にランタンなんてあるのさ。せめて、蝋燭や松明のようにすぐに消せるような物であってほしかった。
…………僕は一旦ここで今書いている小説に区切りをつけた。まさに自分のようだな、僕も道の先に何があるか、確かめようともしない弱虫だった。今ではもう、後ろも振り向けちゃうよ。あ、勇者パーティーにはまだ入れそうにないけどね。
君はどんな道が見える?明るい、暗い、楽しそう?どんな人でもこんな僕でさえ、通ったんだ!少しづつでいいから1歩を大切にね。
蝋燭:ろうそく 松明:たいまつ
この道の先にあなたと出会った初めての触れ合いがありさらにその先の道へ行くと私とあなたの今後の関係性が見えてくる不気味な道だ
まっすぐ進めば右手に美容院。その向かいに小さなお地蔵様があって、一本角を曲がれば古い駄菓子屋がある。その道をまっすぐ歩いてしばらくすると二階建てのアパートがあって、その二階の角っこにある部屋が友達の家だった。
たしか、夏休み直前のことだったと思う。
その友達に会いに行った。
いつもの道、いつものお地蔵様。駄菓子屋はもう何年も行ってない。そこを素通りしてしばらくするとアパートが見えてきた。何の変哲もない、いつもの道。
アパートの階段を上がれば、友達が待っている。
今日は何をして遊ぼうか。着せ替え人形はもう飽きた。図書館であの子が借りた本はなんだっけ。
いつもの道。この階段を上がった先の、塗装が剥げたドア。
「·····あれ?」
鍵が閉まっていた。
表札を見る。名前が無い。
「〇〇ちゃーん」
ノックしても返事は無い。ノブを回してもドアは開かず、ちらりと見上げた小窓は何年も開いてないようだった。
ゾッとした。
飛び降りるように階段を駆け下りて、家に帰る。
「〇〇ちゃんがいなくなっちゃった!」
泣きそうな声で告げる。
「――誰?」
母のその言葉に、更にゾッとした。
それ以上何か聞いたらいけない気がして、私は部屋にこもると借りてきた本を読み出した。何が書かれていたのか、さっぱり覚えていない。
◆◆◆
あれから二十二年。
あの出来事は何だったのか、時々思い出す。
いつもの道、いつもの景色。
なのに友達の姿だけが初めからいなかったかのように消えていた。
あの道はまだある。美容院も、お地蔵様も。
駄菓子屋はもう潰れてしまったけれど、この道を進めばあのアパートがある。
けれどあれ以来、私はあの角を曲がることが出来ずにいる。
END
「この道の先に」
そこは何処なのか
一体何が有るのか
何も解らないのに
彼らは進むのだ
私を忘れて何処までも
【この道の先に】
まだ見ぬ先に何があるのか考えると、心の奥が暖かくなる
それは次第に熱を持ち、激しく心臓を鳴らす
心臓から押し出された血液は全身を巡り
その熱を身体中へ伝えた
心踊るとはこういうことだろうか
例えこの先に終わりがなくとも構わない
ただ今はこの高揚に身を任せていたい
かつて、この気持ちを分かち合おうと
彼の人を果てなき旅へと誘った
彼は、嫌だといった
彼は、心が動かないといった
彼は、理解を求めなかった
最後には私に許してくれといった
私には衝撃だった、信じられなかった、理解できなかった
私は何を許せばいいのだろう
彼とは分かち合うことはできなかった、悲しかった
しかしまだ見ぬ旅への憧れが、私の胸を焦がす
この熱がある限り、私は前に進める
期待に胸を膨らませて歩いていける
もう彼のことを思い出すことはないだろう
【この道の先に】
その道の先はどうなっているのだろう。
森か、花畑か、荒野か、沼か、真っ黒か、真っ白か。
どうなっているか分からないが、自分で選んだ道だ。
自分のこれからがある、この道の先に。