『この道の先に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
この道の先に
この道の先に何があるかな。人生の道に。
とにかく先のことを考え過ぎないように、日々を大事に過ごしたいです。先のこと考えても、仕方ないことあります。今日の与えられたこの1日を宝物と思って過ごしたいです。
「この道の先に」
たしかこっちだと思う
向こうから来たから
えーっとマップで見たら
今ここだから…ちょっと待ってよ
うーん え?携帯をクルクル回すなって?
だってほら…ここ
え?北とか南とかわかんないよ、今
あっちだって!ほらこの道を…
なんでさっきのとこに戻るのさ!(涙)
「進まないで。」
背の後ろから声がした。
「戻ってきて!」
何処かで聞いたことがある声…
『なんで?』
「いいから。」
振り返ると、誰もいなかった。
『…変なの。』
怖かったので、引き返して帰ることにした。
「おかえり。ありがとう。」
また、何処かで声がした。
さっきの声だった。
『ねぇ、あんた誰なの?』
イライラしだして、呆れながら聞いた。
「私はね────」
え?
『「星那」?』
「そうだよ。久しぶり。」
星那は、私の双子の妹。
そうだ。
あの道の先で亡くなったんだ。
『ごめん…』
声も思い出せない、怒り出すと、迷惑なことを沢山した。私は泣きながら謝った。
「いいんだよ。」
私を許す、優しい妹。
大好きだった。
私が泣くと、星那も泣いた。
私が風邪をひくと、星那も風邪をひいた。
私たちってさ…
私…たちって…さぁ…
『なか…よし…だった…よねぇ…』
星那の声はしなくなった。
私は沢山泣いた。
声が枯れるぐらいまで叫んだ。
『ありがどう…!』
『わだじ…がんばるね…!』
星那、見てるよね。
お姉ちゃん、頑張るよ。
…星那。
『星那。』
『頑張るから。』
「うんっ!」
まだ私が小学生だったときの話だった。幼なじみの健太くんが、「冒険に行こう」と私を家から連れ出した。
お父さんもお母さんもいないし、このままどっかに行って迷子になったらどうしよう、死んじゃったらどうしようって怖くて、不安で、顔が真っ青になった。
手を引かれて連れてこられた先は、細長い路地の前。奥は暗くて何も見えない。
目を輝かせて奥に行こうとする健太くんを、私は必死に引き止めた。
「健太くん!怖いし、今日はやめとこうよ!」
「いいじゃん冒険なんだし」「よくないよ!迷子になったらどうするの!」
「迷子なんかならないよ、ほら行こう」「やだやだやだ!やめようよ!」
しつこく抵抗する私に嫌気が差したのか、健太くんは路地の奥に走っていってしまった。
あ……と思うももう遅い。健太くんは……それっきり姿を現さなくなった。
私は泣きじゃくりながら帰ってきて、健太くんのお母さんにそれを話した。すると、警察に行方不明届けを出すことになった。
それから十年。
私は18歳になった。今だに健太くんは帰ってこない。
あの道の先には何があったのだろうか………?
【この道の先に】
何か詩的なことを書くべきなのだろうが、さっぱり思いつかない。目指す先がないからだ。先行きに不安を抱いていて、とか、人生に絶望していて、という話ではない。本当に何も無い。
ただ日々を確実に積み重ねていく、それだけ。
この道の先に
私には夢がある。
毎日努力をしている。
でも最近、叶わないと思い始めた。
夢を目指すのにより良い環境に来て、私は大したことはないと気付かされた。
努力は報われるというのは嘘だ。
ここにいる人は皆努力をしている。
それでも夢が叶うのは一部の人だけだ。
多くの人の努力は報われず、夢は叶わない。
このまま進み続けていいのかな。
この道の先に何かあるのかな。
夢が破れても得るものがあるなら、努力が報われたと言えるのかな。
『この道の先に』 2024.7.3
10代半ば、この歳になると周りの大人に聞かれる事がある。
「将来なにしたいの?」
この質問、昔は考える間もなく答えが出た。それはもう自信満々に答えていた。今となっては曖昧な答えしか出せない。
たくさんやりたい事があった。たくさん選択肢はあって、頑張ってみた。それでも本当にやりたい事なんか見つからなくて、そんな自分がひたすらに嫌いだ。
世の中、やりたいことをやっている人間なんて少ないけれど、やりたい事をしていないから幸せじゃないなんてことも無い。
私は、私が幸せであれる道を探したい。
この道の先に、いったいどれだけの分かれ道があって、壁があるのか。その壁を乗り越えられるのか分からないけれど、乗り越えたいと思いながら生きていきたい。
この道の先に、とか考えちゃうとこの道が通過儀礼になってしまう。たどりつけば、たぶん先にあるものの方が通過ポイントという記号になってしまうのに。
〚この道の先に〛
何かがある。
それは、見えない物。
読み取れない物。
いつかは見える不思議な者。
細い畦道の先に、ぽかりと浮かぶ1つの気球。
何処で見た記憶だったか。
朧気な記憶はひょんな切欠で明確になる。
「顎を乗せ、額を当てて覗いてください。
瞬きは自由にしてくださいね」
覗いて見たらそこには--。
#この道の先に
この道の先に
この道の先に一体何があるというのか
褒美も誇りもなく
ただ飯を食うためだけに
山道を進んでいるのが馬鹿らしくて
よそ見をしていたら崖から落ちてしまった
谷底の道は平坦で山道より歩きやすいが
日が差し込まないので実りもなく退屈だ
山道に戻るよりもっと難しいけれど
私は原っぱに行きたいなあ
苦労するのが後か先か
きっとそれだけなんだ
人生はよく道に例えられる気がする。確かに、色んな選択肢が宛ら分かれ道のように見えるし、人との出会いと別れは旅の思い出のようなものだ。
私の人生は、大切な人と出会ってから、ずっとその人と共に歩んできた。とても大事な自分の人生という旅路を、一緒に続けていきたいと思えるような人ができたのだ。
「私たち、ずっと共に歩んできたよね」
「はい、俺はどこまでも貴方にお供いたしますよ」
旅は道連れ世は情けと言うが、彼となら道連れになっても構わない。例えこの道の先にどんな困難が待ち受けていても、二人でなら乗り越えて行けるはずだから。
テーマ「この道の先に」
すぐ 其処二 ある 別 れ 道 。
先が見える 左側 が
人生行路 とし て 、
右側 は お先真っ暗 な
直線 の道 。
先に 進みたく 無ゐ殻
此処に 留まる 事 二
するよ 。
「 #この道の先に 」
この道の先に
何があるのか知らない。
どんな道になっているのかもわからない。
時には真っ暗で手探りで進まなきゃいけない場所もある。
程よく光の射す花畑の中もある。
共通点は終着点がないところ。
ない、見えない、というよりは未定。
私のことだから、
明らか道ではなくても(草の中とか)気分で入るし、
寄り道だってする。
そんな自分のペースで進む旅。
さあ、どんな道を進もうか。
この道の先に……という歌詞がついている歌は結構ある
だいたいのものは希望に向かっているような歌詞だ
この道の先にというと
イメージするのは一直線の道
北海道には結構あるらしい
テレビや写真で見たことがあるが
圧巻の美しさだった
あの一本道が真実一路に生きたい気持ちと重なる
この道の先に
泣いて泣いてばかり。だからといって、誰かの心にも響かない景色の一部。
諦めるのはまだ早い、諦めるのはまだ早い…
何度もこたえるこだま。
もうやめよう、諦めよう…
鼓舞しきれない心の声。
震えていたのは…
素足のシンデレラは、着飾らない。小汚く薄汚れても、前を向いて歩いているよ。
魔法使いを呼ばない。メルヘンチックな夢さえ見ない。
どんな逆境にも強い。
嫌がらせをされても、生き抜く知恵は持っている。
細長い道でも、光輝く。
この道の先に
先のことなんか誰にも分からない
神様はわかる?
私は神様なんか信じちゃいない
信じてもいいけどね
でももう沢山学んだ
辛くても私は乗り越えられる
今までもそうだったから
嫌なことが頭をよぎったら
楽しかったこととかを
考えればもうどうでも良くなる
私のいまはそんなもんだよ
今までもこれからもね
シャカリキに自転車を漕ぐ
汗をかいて
半袖の白いシャツ
カゴにはプールバッグ
この坂を
この坂を登ったら
世界は開けて…
目の前に現れた
真っ青な空に真っ白の入道雲
ブラシで磨き上げられたみたいにピカピカの
瓦屋根の光る小さな町の向こうには海が広がる
あともう少し
下り坂
風を受けて
「この道の先に」
僕の歩く道はどこにあるのだろうか。まだ僕は、歩くべき道すら見つけていない。中学生ならばそんなものだろう。では、どんな道を歩いていけばいいのか。
歩いていくと、突然、落とし穴……というのは嫌だ。歩いていく先に怪獣がいるのも嫌だ。曲がりくねっている道も嫌だ。では、なにもない真っ直ぐな道……?道を人生に例えると、、、平坦。平坦な道。平坦な人生。なんか……嫌だ。えぇ、そんな安定した人生を僕は望んでいるのか。
僕は、平凡で変わりのない人生を望んでいる。割とショックな事実を突きつけられたのだが、、、これから僕が歩いていく道は落とし穴だらけかもしれない。ゴジラだか、モスラだかが出てくるかもしれない。でも、僕が歩く道の先はきっと、、、(どうなると思う?)。
どこまでも続く林の中を進んでいく
どこまでもどこまでも
「ねえ、本当にこっちで合ってる?」
引っ越してきたばかりの友人は
不安そうに周りを見渡した
私は子供の頃から通り慣れた道だけど
地元じゃない人からしたら不思議らしい
「大丈夫。もうすぐ着くよ」
どこまでもどこまでも歩いていく
そして林を抜けるとそこには…
「うわぁ!本当に海がある!すごいね」
砂防林を抜けた先に広がるのは海だった
***この道の先に***