『この場所で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
この場所で咲けと言うなら
さっさと萎れて種になる
そうしたら
風が種になった私を運んでくれる
それをずっと繰り返す、たどり着くまで
この場所で
ふと目が覚めた、倦怠感。
それに何かに失敗したようなパッとしない思考。
…病院だ。
なんとか親戚の人に家まで送ってもらった。
病院の人も親戚の人も、みんなして暗い顔してたな。
部屋まで戻ったが、思考の霧はなかなか晴れそうにない
自分の部屋だしなにかをきっかけに戻ると思ったのに。
探索していると、
あ…これ、。なるほど……。
持っていくか。
なにがしたいか、入院する前は何をしてたのか。
考えがまとまってきた。
……
そうだ、ここだ。ここからするのが1番目立つんだ。
そうして僕の体は、宙を舞う。遺書を持って。
「ははっ…!またこの場所だ!」
この場所で
この場所で出会えた人は数多いる。なんでも話せるような子がいれば、なんとなく気に入らない子もいた。
この場所で何人もの人との別れがあった。頼れる人や憧れの人。
この場所で色々な思い出が生まれた。内容も思い出せないようなたわいのない会話や一致団結した思い出。
言葉では言い表しきれない様々なことがこの場所であった。
私たちは今日、この学校を卒業します。
例えば燃えるような夕焼け空。
例えば萎れて散った一輪挿しのガーベラ。
例えば永遠に続くかのように錯覚する踏切の警告音。
ひどく哀しくなる瞬間が日常生活の中に何度もある。
そんな時、私は自分がどうしようもなく独りぼっちだと感じる。
東京にはこんなに人が沢山いるのに、私はどこまでも孤独だ。
「なんか、寂しいな」
会社帰りに何気なく寄ったコンビニの駐車場で、缶コーヒーを飲みながら、その人は言った。
その瞳は、私と同じ哀しさをたたえた静けさに満ちていて。
きっと、私だけじゃないんだ。
あの人も。この人も。
それなら、もう少しやっていけるかもしれないって、そう思ったんだ。
...久しぶりにここ歩いたな。
帰省して二日目。買い物帰りにふと思い立って学生時代の通学路を歩いてみた。
今日は夏の太陽が照りつけて蝉の音もうるさい。
すれ違うお散歩中の犬もバテているようだ。
アイス片手に坂を下る。
そういえば、夏期講習の帰りもよくアイスを食べてたっけ。
秋には部活仲間とのすれ違いで一人で帰った日もあった。あの時食べた肉まんは何だかしょっぱかった。
恋人と初めて手を繋いだのもこの通学路だった。
冬だというのに手汗が止まらなくて笑われてたな。
春になると角の公園に寄ってよく花見してたっけ。
「この場所で」過ごしたのだ、青春時代を。
何だか鼻の奥がツンとした。
最近仕事詰めすぎて疲れてたのかもな。
やれる所までやってみよう、いつでも帰ってこられるから。
いつかまた、あなたに会えたなら、
僕は、何も言わずにあなたをただ、抱きしめたい
二人だけの、二人しかいない、この場所で。
あなたを感じていたい。
もう二度と会えない、そう思ったときから
この場所で会っていた時間がうそみたいで。
あなただから、僕は心を許せた。
なぜなのか、わからないけど、
この場所は、いつまでも大切な場所。
今日も、僕は一人。
離さないと言えば、よかった。
あなたを抱き寄せたぬくもりを覚えている。
春風の匂いと、晴れた空の明るさ。
少し濡れた足元の土の頼りなさ。
遠くに聞こえた、タイトルも知らない歌の音色。
胸の奥を叩く心臓の熱さと、吐息の震え。
この場所で、あの日、二人で感じたなにもかも。
わたしはまだここにいて、覚えている。
あなたが、いつでも戻ってこられるように。
#この場所で
【この場所で】
これは、私が体験した不思議なお話。
子供の頃、私は廃神社で遊んでいた。その神社は階段が長く、裏は林になっている。健康目的の年配以外立ち寄ることの無い場所で、ちょっとした隠れ家気分だった。
ある時、私がその場所に行くと小さな男の子が居た。少し驚いたが、話しかけるとすぐに仲良くなった。
男の子はいつも決まって日の出てない曇りの日に現れる。子供の直感とでも言うのだろうか、私はその子が普通の人では無いと薄々感じていた。
しばらくした頃、私は親の都合で引っ越すことになり、この土地を離れることになった。
男の子に告げると、彼は寂しそうな顔をした。
そこで、ある提案をした。タイムカプセルだ。
お菓子の缶にそれぞれ宝物を入れ、10年後にまた来るから、一緒に開けようと彼に伝える。
しかし、彼は寂しそうな笑顔を浮かべたまま頷くことは無かった。
それから10年たった今、私は再びこの地を訪れた。以外にも、廃神社はそのまま存在していた。
天気は曇りだが、彼が現れることは無かった。
私は10年前の記憶を頼りにお菓子の箱を見つける。
蓋を開けると、私の入れたおもちゃと、少量の動物の毛が入っていた。
この場所で…絶対に…
あの人にチョコを渡して告白する!!
この場所は私が初めてあなたを見た場所
そして恋に落ちた場所
あなたとの関係が新しく始まるのも終わるのもどちらでもここがいい
だから…真っ直ぐ目を見て私!
口を動かせ!
考えてきた言葉を綴って!
………好きです。
私の恋人になってくれませんか
生きることにも、死ぬことにも、私はあまり頓着がない。
だけど、息絶える時は痛くもなく苦しくもない死に方がいいなあ、とは思っている。
例えば大勢の人に見送られる、温かく幸せな死に方であったとして、私はそれを良しとするのかを考えた。
答えは、否。
それまでに苦痛があれば嫌な死に方だと断言する自信が私にはあった。
最期だけ良ければ良いんじゃない。
最期に辿り着くまでが良くなければ、私は良い死に方だとは言わない。
終わりよければ全てよし。
心底、私とは相容れない言葉だろう。
けれど、結局のところ今日を生きる私は、良い幕引きだと言えるよう、せいぜい今を頑張るしかないのだ。
この場所で、醜くとも必死に足掻くしかないのだ。
苦痛のない死に方を求めて、生に満足したと言えるように。
だから息絶える寸前くらいは最高の憎まれ口を叩いてやる。
「死ぬために生きるなんて、馬鹿みたいだ」
盛大に笑って、私の生きた矮小な人生を馬鹿にしてやろう。
そのために、今日も私はこの場所で呼吸をするのだから。
この場所で
もうずいぶんと前になるけれど
私にとってこの場所は少し距離をおいていた時間が長すぎて、敷居が高いと感じていた場所でもあった
なのに久しぶりに訪れたこの場所で、あなたと初めて出会った
それから一年も経たないうちに、この場所でお世話になった方々に見守られ結婚式を挙げていたっけ
絶対に結婚なんてしないと思っていたはずなのに不思議で仕方ない
大きな何かに二人動かされたとしか思えない
けれど今となっては、あの時この場所にあなたと私を巡り合わせてくれたことに感謝している
平凡で慎ましく、派手なことなんて何にも無くたって、上手くいかないことがあったって、小さな幸せに目を向け見つけては笑いあう毎日
今、この瞬間に感謝しながら日々を過ごせていることが、当たり前でなく奇跡というのだろう
ありがとう
#この場所で
『春になったら、この場所で会おう』
そう言って廻った4度目の春
待ち続ける私に、見かねた彼の家族が
告げた真実
約束の春に彼は旅立った·····
それでも、春を迎える〖この場所で〗
いつか君と出会ったこの場所で、
再び君と出会えることがあったなら、
きっとどんな夢よりも幸せでしょう。
私はただその時を待ち続けている。
幾百星霜、君の姿を探し続けている。
約束を交わした君の言葉だけを信じて、
( その時が永劫叶わないと知りつつも )
君を疑わないそれだけが私の真実だから。
やがてこの地もかつての面影をなくし、
私の知らない人波で埋め尽されるでしょう。
それでも私の想いはここへ留まり続け、
いつか人の口の端から伝え聞く物語に、
私の知らない君が気づいてくれるのなら、
―――…私は、ここから君を見守るよ。
【この場所で】
『中央広場』
正午を少しまわって お日様が首を傾げてる
鳩たちはベンチを囲む できるだけ最高のランチを夢見て 青空将棋で王手がかかる ケータリングのバインミーの売れ行きは好調だ 今日なんて日は会いたい人に会えるかな 何年かぶりの口笛で 呼びかけたい人がいる
「この場所で」
この場所で私は生きる
この場所でいろんな人に出会う
この場所で記憶をつくる
この場所で好きなものができる
この場所で
君は死んだ
私の目の前から消えてしまった
段々と体がボロボロになっていった
遺体も
骨も
肩身すらも残らなかった
この場所にカフェを建てた
君を忘れないために
誰かに覚えてもらえるように
忘れてしまうことが
本当の死なのだから
お題『この場所で』
たとえ間違いであっても
譲れないものがあるから
この場所にきた
最初で最後の好きを貴方に
君と出会った時のことを覚えているよ。
春の優しい風を運んできてくれた女神のようだった。
そうそうあの店で君は好きなことやものを話してくれた。でも俺は可憐な君に夢中で話がほとんど頭に入って来なかった。このまま時が止まってほしいと思ったよ。
初めてふたりきりの夜を過ごしたとき君はいっとう可愛かったな。子うさぎのようにぷるぷる震えて俺にしがみついてさあ。もう。
ああそうだな。そうだとも。
すきだよ。あいしてるよ。きみがだいすきなんだ。
もういい。もうわかったから。帰ろう。
やめてくれ。見せ物じゃない。
覚えていろ。この酔っぱらいめ。
明日はあんたが辱めを受ける番だ。
この場所で
『ヒト違い(^_^;)』
私は、ヒト違いで句会に呼ばれたんだ。
エアロバイクのペダルが、グンと重くなった😱負荷だ(^_^;)
私は、何処か出来るって想っていたのかな~??正直、悔しかったな~。
涙にまでは、至らない。でも、モヤモヤするなぁ〜。🤔
これって、プライドなのかな〜?!
でも、そうなのかもしれないなぁ〜。
想先生が、バスケ🏀のシュートのゲームで、150点を出されて違うステージを見せて下さいました。すご〜いな⭐✨と、想った。
私も、次のステージかな〜、なんて夢をみていたのかな〜??
ペダルが、哀れだねと嘲笑うようにビクともしない。
『ヒト違い』という、ワードがリフレインする。
私、これまで、いっぱい頑張ったもん(。>﹏<。)それが、認められたと想っただけで。
私は、高橋悟君言った『いとをかし』のセカイで生きています。
……悔しいなぁ(´;ω;`)
これからも、川柳の句会に行ってもイイのかな、私……。
他の先生に、夜🌃🙏(^_^;)、だけれども電話を☎を掛けた。
今日、川柳の句会お休みしてごめんなさいm(_ _;)m夜分すみません。と、私は、言ってことのながれを話した。
先生は、少し考えこまれたが、ご両親の都合もあって来れない時は投稿でもイイヨ🙆と言ってくれた。
これからも、来れる時はおいで(*^^*)🎶と、言って下さいました☺待っているからね。
『上林先生には、申し訳がありませんが、夜遅くまでギリギリまで粘って課題に取り組んでいたんです(^_^;)』と、私は、切迫詰まった声だっった、だろう。自分でも理解る。
でも、川柳教室で、お世話になっていた先生がおられる教室が好きでも(。>﹏<。)と、先生に、言った。
『おいで、待っているからね。あんたえらい〜課題頑張ったんやね〜。また、手紙あんたに書くからね。』と、先生は、言って下さった。
夜分、すみません(^_^;)と、何度、連呼しただろう(^_^;)夜、9時前ーー。
ケセラセラ…と、心で、そっと唱えた。
ペダルよ、軽くなれ💐
タンスの上のお雛さんが、微笑した木がした。
終わり
@この場所で
私は過ちを繰り返す。
あの日この場所であなたと出会ってから、
一人。また一人と私の目の前から消えていった。
でも、私はあなたを恨んでないわ。
どんなに想っても、あなたはこの世にいないじゃない。
だから復讐なんて考えなくていいのよ。
あなたはこの世にいないんだから。
それでも、私はまだあなたのことを想ってる。
あなたがこの場所で私の目の前から消えたあの時から、
私は毎月この場所で、あなたにプレゼントを贈ってる。
今日はあなたの命日ね。
私は消えてしまったあなたのために、
今日もこの場所であなたにプレゼントを送るわ。
しっかり受け止めてよね。
これが最後のプレゼントだから。