『この世界は』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
人間は楽しい記憶より悲しい記憶の方が残るようになっている。
それは人間としての防衛本能で、危険回避するために必要なことである。
テレビの中の偉い先生が言っていた。
ただでさえしんどいことばっかりのこの世界で、そんな本能があるなんて。
もう、人間として生きていくのをやめてしまいたい。
この世界がしんどいから違う世界に行きたいな。
どこにいくのがいいだろう。
おばあが言っていた、あなたはニライカナイで暮らしているって。
ニライカナイは楽園なんだって。
きっと危険なんてなくて穏やかに過ごせるんだろう。
防衛する必要がないから、悲しみより楽しさばっかり記憶に残るようになるだろう。
俺もその世界に連れて行って欲しい。
その世界でのんびり釣りでもできたら最高だ。
でも、そうしたらあなたを失ったこの悲しみも薄れてしまうのだろうか。
あなたに会えた喜びで上書きされてしまうだろうか。
それは嫌だ。
やっぱりニライカナイには行けないや。
この痛みを一生持ち続けたいから、この世界で生きて行くことにするよ。
この世界はもう終わる。見ての通りに。
誰も世界が終わるなんて思っちゃいなかった。よくある下らない終末論。取るに足らない陰謀論。空想にすらなりやしない、ただの与太話だと。だが現実はどうだ。この有様だ、笑えるだろ?
……墓標なんざいらねえと思ってたんだが、何も残らねえってのも寂しいもんだな。世界が終わるってんだから、誰も彼もそうなんだろうけどさ。神様ってのが本当にいるんなら、もしかしたら、見てんのかも知れねえけど。ああクソ、祈りの一節も出てきやしねえ。
呆気ないもんだ。次はもっと、いい世界に――――
『この世界は』
残酷で、脆く暗い。それが私の世界だ。
いつまで経っても変わることがない。だけど、そんな世界にも一筋の光がある。その光こそが星屋ルナ、貴女だった。貴女の儚い光によって私は生かされている。実際に会うことも話すこともできないけれど、彼女は私の唯一の希望であり光だ。
この世界は残酷で、脆く暗い。それでも私は今日も生きている。
「何回殺そうと思ったか」
ゴミ箱のように醜悪な言葉だ。まだ目を合わせづらい僕はしかし、彼に同調した。
「わかる」
これは紛うことなき本心だった。同意するのは確実に自分を落とすような真似だ。けれど彼の口をついてでたのはまるまる僕の言葉だったからしかたない。
「この仕事向いてないわ」
どちらともなく愚痴は溢れる。ふだん仲悪いくせに、こういうときつくづく同期だなと思えた。
「あとちょっと、頑張ろうぜ」
そう言って、それぞれの仕事に戻る。
この業界ではそこかしこでこんな場面が生まれている。
「一体この世界にはどれだけの価値があるだろうね」
彼は鉄柵の向こう側に立って、此方側に踏みとどまったままの僕に問いかけた。
「此処は、生きているだけで地獄だ。誰にだって容赦なく襲い来る苦痛や絶望。平等なんてあったものじゃない。不平等が彼方此方に蔓延っていて、皆それに気づきはするものの見て見ぬふりを決め込む。必要なものは貰えないのに、欲しくないものは無限に与えられ、その重みで窒息寸前。なけなしの希望を抱いて浅い呼吸をする。水面から顔面だけ出して辛うじて息継ぎするような毎日」
そう言って自虐的な笑いをこぼす。彼の顔は半分以上が暗闇に溶け込んでしまっていて、もうはっきりとは見えなかった。
彼は僕に冷たい声で問うた。
「ねぇ、君は此処に価値があると思うかい?このどうしようもない境遇に抗ってまで、生きる価値があると思うかい?」
僕は答えられなかった。彼を救うための最適解を、見つけられなかった。僕は、無力だった。押し黙ったままの僕に彼は背を向ける。
「この世界に価値を感じたのは、君と出会えたことくらいだったよ」
ありがとう、そう呟いた後、彼は奈落へと身体を沈めた。
暗闇の底で、命が弾ける音がした。
ぐるぐるぐるぐる。
そう、それは目まぐるしい程に。
ぐるぐるぐるぐる。
でも、実はのんびりなのかもしれない。
そんな風に、この世界は廻る。
〝この世界は〟
この世界は広いって?
そんなわけないだろ。
お前が見てる世界は狭いだろ。
「世界は広い」なんてぬかしていいのは神様くらいだろう?
というか世界ってなんだ?
なんで俺はこんな難しくて無駄なこと考えてるんだ?
単純にいこうぜ。
この世にある全てが世界なんだ。
世界は、広くて、狭くて、美しくて、醜くて、楽しくて、しょーもなくて、簡単で、難しくて、………………、
どうしようもないくらい、意味不明だ。
だからこそ、
自分が見ている「狭い世界」くらい大事にできる、
そんな大人になりたいもんだ。
この世界は現実?
それとも妄想?
理想の世界てなに?
私は何者で何のために生きている?
この世界は美しい?
生きてて楽しい?
その答え探しをしている途中
それぞれが思い描く理想の中で
現実と向き合い
バーチャルをリアルにする
その手助けを
私がしてもいいのかな
あなたもわたしも
ここに存在する
この世界に生きている限り
生きづらい。
他の場所へ逃げたとしても、自分が変わらないとまた繰り返すんだと思う。
考えたところでキリが無いけど、自分は今、生きてる。
生きる理由がある、素敵なものがある、
お題:この世界は
この世界は、今危機に追われている。例えば世界の戦争だったり日本の地震だったり様々な危機に追われている。
この世界は…確かなようでそうでもない。
各々が各々なりに「世界」を「見て」いる。同じ対象を見ていても、同じように「見える」とは限らない。しかしそれは「共感・認識の共有ができない寂しきズレ」ではないのだけど、人は往々にしてそのような「寂しさ・孤独感」へと反応してゆく…
同一の対象を同じように解釈して同じように「見る」ことは可能だと思う。時と場合によっては、それは必要不可欠でさえあることだって少なくない。でも、「見え方が違う」すなわち「独りぼっち」ではないのは確かじゃないかと思う。それは、どんなふうに「見えて」いるのか伝えるための言葉を尽くしてみてから考えることだ。
今日のお題「この世界は」ときてるから、よろしく見えているんだなというものと、悲しく、あるいは冷たく見えたりしているのかなというものと、いろいろな「見解」がありそうだと思う。
「真実は人の数だけある」と聞いたことがある。私は私が経験して知り得たものしか考えが及ばない。だから「この世界は」の後を思いつけない。いまだに、この世界のこんなところはどうなっているのかな? などと不思議がったりしているのだ。
ただ、世界という場所が、「願わくはすてきなものをたくさん内包している場であってほしい」と思う。
【この世界は】
この世界は残酷で嘘ばかりで
みんなみんな、汚れている。
でも嘘をついて見えるものもある
偽らなくちゃやっていけない人もいる
残酷じゃなきゃ生き抜けない
この世界は残酷なんだ
そんな世界でみんなは生きている
生き抜いている
動物も虫も魚も
人も
生きている
この世界は1番残酷で卑怯なやつが得をして
優しくて不器用な子が損をする
この世界は残酷だ・・・。
この世界は
大人は仕事に行くのが当たり前。
子供は学校に行くのが当たり前。
という考えが多いだろう。
だがそれぞれ思っていることが違う。
学校行きたくない。
子供がそう思うのならば大人だって
仕事行きたくない
と思うだろう。
でも親は学校に行けという。
学校で何が起きてるのかも分からないのに。
いじめられてても分からない。
もちろん子供は親が仕事でどんな扱いを受けているのか分からない。
でも大人ってさみんな強いよね。
だって20代30代40代ってその歳分生きてるんだよ。
20年も30年も40年もこの世界で生きてる。
だから経験も豊富。
例えば面接の時ノックは3回とか買い物とか自炊とか、
大人って凄いね。
俺はその歳まで生きてるかな、
最後に一つだけお願いをして良いですか。
「誰か俺を一度ぐらい愛して、」
この世界は氷のようだ
繊細で
脆くて
美しい
そしてほんの一瞬で溶けて消えてしまう
今生きているこの時間も
溶けてしまう合間の一瞬なんだ
お題『この世界は』
この世界は
人と人を繋ぐのは、「愛」
この世界は愛が大切。
人と人を繋ぐのは、「お金」
この世界はお金が大切。
どちらも真理と思える。でもどっちか一つと思うようにはなりたく無いな。
愛だけが大事なんてウソ臭い。でも愛は大切。
世の中お金抜きには回らない。これ大事よね。
愛で繋がって、お金で回ってる。そんなところかな。
あなたはどう思う?
この世界は綺麗なままじゃ生きていけない
汚れなきゃ生き抜けない
世界はそうやってできてるんだ
綺麗で汚れなくてもいい世界は
存在しているのかもしれない
でも僕達は誰も知らない
僕たちの目には見えないよう
悪い大人がそうしてるだけ
見えないようにしてる大人さえ
綺麗な世界を見失って
綺麗な世界を奪ってる
138テーマ【この世界は】
語彙力ありすぎるネッ友との詩の交換です
真ん中の長いのが僕です、
バレたら消します(
【この世界は】
この世界はとてつもなく
燻んだ(くすんだ)色をしている
少なくとも僕にはそう見える
人間の憎悪、怒り、哀しみ、歓喜…嫉妬…
色んな感情が入り交じって混ざらなくなる
混ざらなくなる訳では無いがそういうことではない
どんなに色を混ぜても足しても素(もと)の色には戻らない…
そういうことを僕は伝えたい
人間の感情ってとてつもなく複雑だと僕は思う
だが、仕方ないのだろう…
人間という生命(いきもの)なのだから
この世界は、美しい。
この世界は、希望に満ちあふれている。
この世界は、光り輝いている。
…… そんな世界にならないことくらい、知ってる。
「この世界は」
#55『この世界は』
All the world’s a stage, and all the men and women merely players.
シェイクスピアによる好きな言葉の1つ。
この世は舞台で男女皆ただの役者に過ぎない。
気楽に生きましょ。
その力を畏れ
その美しさに息を呑み
その恵みに感謝し
その一部として生かされている
「この世界は」
#302