『きらめき』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「そーんな顔してどうしたの?」
クラス1可愛い女子が話しかけてくる。
「いや…なにも…」
焦って冷たい答え方してしまった。
「ほら、こっち見て!」
彼女は太陽みたいに明るい笑顔をする。
思わずこっちまで笑顔になった。
やっぱり、彼女の笑顔はきらめきだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
いつも不貞腐れた顔をしている男子がいる。
そういえば、彼の笑顔見たことないなぁ。
そうだ…!
「そーんな顔してどうしたの?」
彼に話しかけてみた。
「いや…なにも…」
冷たい返事される。
こんな所で、へこたれてたらダメ!
「ほら、こっち見て!」
満面の笑みで話しかけてみる。
すると彼はやわらかい笑顔になった。
やっと笑顔が見れた!
#きらめき
#17
あの日のきらめきが忘れられなくて
今の自分が見えなくなる
どうして光を失ってしまったんだろう
どうしたらまた、輝くことができるんだろう
過去に囚われていてはこの場所から出られないと
気が付くことができるのは、もう少しだけ先のこと
(きらめき)
年を取るにつれて、体の中から勝手に湧き出たようなきらきらとしたなにががなくなっていくような気がした。
~きらめき~
何も見えない、辺り一面何もかも。手探りをすると、固い土のような感触がする。ここはどこだ。どうしてここにいるのか分からない。それに、記憶も無い。暗闇の先に微かな希望を抱き、先を歩いて行った。
しかし、歩いても歩いても、この先は暗闇しかない。諦めを感じつつも前に進んだ。
長時間の末、ついに見つけた。微かに煌めく光を。それは、辺りを照らす街頭のような、半透明のオレンジの石が埋め込まれたネックレスだ。その煌めきに懐かしさを感じた。
~
あれは、小さい頃の話。川辺で石拾いをしていた時だ。その時に何か煌めくものを見つけた。少しひび割れた石のネックレスが石と石の間に挟まれていた。それは誰のものか分からない、貰い物か買ったものか分からない。ひび割れたその綺麗なネックレスを放って置くわけにはいかなくて、確か木の影に置いといたんだ。
~
でも、どうしてこんな所に?そう思いながらネックレスに触れる。すると、辺りがパッと明るくなった。まるで、自分の為の灯りのように。灯りのお陰で道が見えてきた。こうなったら出口まで走るのみだ。
~
遂に光が見えた。外に出るとあの時の川辺にいた。ふと、ネックレスの裏を見てみると、こう書いてあった。
『私はあなたを照らす』
羽ばたきながら儚げに私を見つめる君の瞳は美しく。きらめきを絶やさないでいる、
吸い込まれそうな君のきらめいた瞳に私はしばしじっと見つめていた。
いつもそばにいて欲しいと願いながら…。
「みんなー!おまたせー!」
約1万人の前に立って、歌う。
この瞬間が幸せ。最高に。ずっと
たくさんのペンライトが私達を照らしていた。
瞳にはそれが映って、きらめきをもっていた。
今の私は、無限大。
きらめき
灯台守のトーチ
僕は灯台の灯が好きだ。
このきらめきを頼りに、
海を旅してる人が居る。
どこから来て、どこへ行くのかは知らない。
ただ、このきらめきで交差する僕ら。
なんて言ったら、
灯台守の先輩であるおじいに、
トーチは詩人だなあと言われた。
巡回教室のツバキ先生に相談したら
とヨイショされてしまった。
巡回教室は週に一回、
この岬に来てくれる学校のことだ。
ツバキ先生は好きだけど、
勉強はちょっと苦手なんだ。
だって、僕より小さな子に混じっての
勉強なんだもの。
やっぱり、ちょっと、恥ずかしいよ。
そんな気持ちをおじいには…
もう少し、言えないかな?
これが僕のプライドかな。
僕は灯一。灯台守の灯一。
皆んなからはトーチって呼ばれてる。
さあ、夜が来るよ。
月と星のよく見える夜道を私は貴方と手を繋いで歩いてた。
星々と月の明かりに照らされながら私達は話してたんだ。
私は何年も前からずっと一緒なのに、慣れない恋人繋ぎに照れ、私は俯くんだ。
そして、貴方の顔を見ようと少し上を向いて、貴方を見た。
貴方のあまりにも美しい姿に目を見張る。
月光と星の光の煌めきを纏い、普段の美しさをさらに惹き立ててる。
月下美人とは、この事を言うんだね。
そんな優美さに圧巻され、私はまた俯く。
これを見ていたのかな、貴方は私の顔を見て
「どうしたの、俺の顔になんか付いてる?」
なんて言ってくる、私の態度から大体察しているくせに。とは言わず、顔を火照らせて
「……ただ、綺麗だなって、その、貴方が…星とか月より…」
あぁ、自分で言っていてすごく恥ずかしい、恥ずかしさで死にそうになるよ。
それを聞いて、すごく嬉しそうな顔をしながら貴方は繋いでいない方の顔で私の頬を撫で、笑いつつ
「そういう海暗もすっごく綺麗だと思うよ。」と言った。
そんな、見てるだけで蕩けてしまいそうな顔で言われると何にも言えなくなるよ。
私、貴方のその表情、立ち振る舞い、言動とか全てがまるで星のように煌めいて見えるよ。
そんな貴方とずっといれる事、とても嬉しく思うよ、私は。
私は自分のシャツをキュッと掴んで、今までに無いくらいの笑みを浮かべ、
いつもこうやって私の事褒めてくれたりしてくれてありがとう。
という想いとかを込めて言う
「ありがと!!」って。
その時の私はこれまで以上に煌めいていたと思うな。
だって、私のその顔が大好きって貴方が言ってくれたから。
夜中十一時、私は自転車に乗って、丘の上にある学校に
走って来た。
何故夜中に?何て理由は簡単な話で、年頃の私と、
心配をしてくれる親との言い合いになった。
内容は在り来りで、帰宅時間が遅いとか、もっと勉強しなくて大丈夫?だとか。
別に、帰宅時間が遅い事に関しては心配かけてごめん、で終わったのに、その後の勉強の事に関して、私は口を出されるのが大嫌いだった。
私なりのペースで、学校の勉強にはついて行けている。
だから、私はその事には口出しをしないでと、ハッキリと伝えていたのに、こちらが下手に出ると、ここぞとばかりにしつこく聞かれて言われて、余りに腹が立った。
このままだと、自分がストレスで鬱になりそうで
反射的に家を出た。スマホと、財布は持っている。
そのまま自転車に乗り、走り出した。
そして、学校まで来てしまった。
勿論門が開いている訳もなく、自転車を門の前に止めて
そのまま門にもたれ掛かった。
ため息が漏れる。そんな時に、ピコンとスマホが光った。
何かと見れば、彼女からの連絡だった。
「今ひま?」
私は既読を付け、返信をする。
〔学校に居る。〕
それだけ送ると、すぐに電話が掛かって来た。
「もしもし!?大丈夫?何があったの?
今からそっち向かうから!電話繋ぎっぱなしにしといて。自転車で向かうから、少しかかっちゃうけど待ってて。」
彼女はそれだけ言うと、電話越しにガチャガチャとした
音がし始めた。
チリン、と彼女の自転車のカギの鈴の音が鳴る。
〔ありがとう。〕
スピーカーモードにして、彼女を待つ。
時折、彼女の声が聞こえる。
しばらく待つと、彼女が汗を垂らしながら、坂を登ってきた。ゆっくりと登りおえると、深く息を吸い、汗を拭った。
籠の中には、缶のドリンクが入っていた。
彼女は、それを差し出しながら
「こんばんは。良かったら飲む?ジュースとお茶、どっちが良い?」
目線を合わせて、優しい声で彼女は言った。
私はジュースを受け取って、
〔ありがとう。ごめんね。〕
とだけ言った。
彼女は笑って、首を横に振っていた。
そして、私の横に座った。
「いやぁ、こんな時間に外出るの初めてだから、ちょっと
ドキドキしちゃう。」
お茶を飲みながら、少し茶化した様に言われる。
こんな時に、何も聞かないで、いつもと同じ様に話してくれる彼女の優しさに、荒んだ気持ちが落ち着いていく。
ふと、景色に目を遣る。
こんな時間なのに、色々な所がきらめいている。
しばらく居たのに、ゼンゼン気が付かなかった。
彼女も気付いたらしく、
「おぉー!いい夜景だね。ちょっとムードある感じ。」
と、私の方を見てニコニコとして言った。
私も彼女を見て頷くと、もっとニコニコとする。
「今夜はもう少しここで、デートしていきます?
夜景も綺麗だし、月が見てるだけだし。
宜しければ、二人だけでこのとっておきのきらめきを、
見ていきませんか?」
私の手を優しく握って、彼女は飾った様に話した。
〔うん。見てく。〕
それだけ返して、私も彼女の手を握る。
きっと、貴女と一緒だから、こんなにきらめいてる。
きらめき
輝きは
二度同じカタチを魅せない
そのカタチを脳裡に焼き付けた者だけが
最期に笑う世界でありますように
きらめき
一瞬のきらめき
一瞬じゃなくていいのにな
一生にしてくれないかな
お気に入りのネックレスがある。
シルバーの枠に黒い小さな石が一つ付いた
至ってシンプルなネックレスだ。
黒い小さな石の名前は、ブラックスター。
別名、透輝石。
一見地味な黒い石なのだが、
光に当たると神秘的な十字の光が浮かび上がる。
特に太陽光に当てると
十字がくっきりと見えて美しい。
角度によって十字の光が煌めきながら動くので
掌の中で転がして、つい遊んでしまう。
石にとっては迷惑かもしれないが、
石の浄化という名の
太陽光との戯れをするのが私の楽しみの一つだ。
世界は人が居る場所は輝いてみえる。
自分には眩しくて人の居ない場所を求めてる。
そんな場所は以外となくて。
結局人と離れることはできない。
だけど以外と人といるときらめきが、あったりもした。
『君達の青春は、たった一度だけの人生のきらめき!友情も経験も全てが光り輝く中にある。無駄にしては…etc』
朝礼でアオハルに熱弁を振るう校長先生に
俺、謝るよ
怠く眠気の取れない月曜の朝だし
明日からの定期テスト?
何だそりゃ〜てくらい対策も何もしてねぇ
恋と友情はきのう同時に破局したばかり
俺のアオハルはきらめきとは真逆なんだ
くすんでお先真っ暗なの
-2nd story-
星空を見上げて感極まることがある
大抵は辛いことが心に伸し掛かったときだ
星を眺めたときに
涙が頬を伝う理由が知りたいと思った
「星と涙の理由ねぇ。難しい問題だけど、
星の"きらめき"と心の"きらめき"が共鳴するからかな?」
振り返った彼女は笑った
遥か彼方の星になった彼女の言葉は
未だに"きらめき"を心に遺して、優しく輝いている
#きらめき
きらめき
ほんの少しのきらめきを
目指して…
輝かせていきたい
「きらめき」
私はいつだって輝いていたい。
あの子よりも、あの人よりも。
何故って?
私は貴方の
「きらめき」になりたいから。
私を地獄のような暗闇から救い出してくれたように
どんな暗闇が訪れても
その暗闇が引いてしまうようなほど
きらめいていたいの。
今度は、
私が貴方の光になりたいの
貴方が私の光になってくれたように。
叶わなかった初恋は、線香花火のきらめきだ
上京先の屋敷に、あの人は職人を迎え
寿司と鯛の姿焼きで祝ってくれた
緊張して小鉢の卯の花に最初に手をつけた
こんなにおいしいものを、初めていただきました
あら、それだけはうちの常備菜なのよ
でも有難う。口にあって嬉しいわ
……あれから幾星霜
あの人の忘れ形見に押しきられ
オレたちは縁側でスターマインを見上げる
黄色いスイカとブルーハワイのカキ氷
二人きりになった屋敷で、最後の恋が始まった
「きらめき」
思い切りのよい面に
心のこもった残心
「面あり」
主審の声が響く
気剣体一致によりみえた
闘争心のきらめきはそこにあった
「きらめき」
「きらめき」
瞬きするたびに
星がひとつ
消えていく
そして同じ数だけ
星が生まれる
あっ、一番星見つけた!
私から誰かに向けた言葉
私が誰かにとった態度
それらは全部私になる。
その言葉や態度がそのままそっくり自分自身に返ってきても平気かな?
私だったらどんな言葉や態度だったら嬉しいだろう?癒やされるだろう?
誰かに向ける言葉や態度は選んでいきたい
私が放つ言葉や態度って良いものであればあるほど、
私の『きらめき』に変わると思うから