『お祭り』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#お祭り
なれない浴衣を着て…
いっぱい練習した髪型結んで…
私は、今、君に会いに行く
夏休みが始まって1週間。
毎日君のLINEを待っていた。
ぼーっと眺めていると君からのLINE。
たった一言の「今何してる?」
そして、お祭りの誘い
舞い上がりそうだった。足がふわふわしてる…
一生懸命君の好きそうなメイク、髪型…たくさん練習した。
そして今日、君は私を見て
「綺麗だね」
って言ってくれた…
最後の花火の打ち上げ。ラストの大きな花火の前で私は、言った
「君が好き」
君の顔は、花火が黄色なのに負けないくらい真っ赤だった
詩(テーマ)
『お祭り』
美空ひばりさんの「お祭りマンボ」
北島三郎さんの「まつり」
どちらも大好きな曲です
人間って残酷で昔はすぐに死ぬし
お祭りがどれだけ大事だったか
想像を越えそうな気がします
私にとってのお祭りは「盆踊り」
田舎の村の小さなお祭り
それでも村人は親戚招いて大騒ぎ
人生のお祭りは青春だけでしょうか
結婚や出産や初孫でしょうか
なんだか淋しくて泣きそうです
ピーヒャラ、ドンドンドン
いつも通りの日常なんて無くて
「面白い」に気づくことが
私のお祭りです!
《お祭り》
人混みが苦手
だから行かない
楽しそうだなぁ、とは
思うけど…
わかば
━━━━
《お祭り》
どんな場所でも
あなたがいたら
楽しい場所に変わる
隣にいてくれたらな…
夜空に輝く花火を
あなたと見上げたい
あおば
祭囃子に急かされる心音
ひらり揺れる法被の裾と
ビールを飲み干す喉仏に
あたしは見惚れて
恋に落ちた
あなたとの季節の始まり
【お祭り】
「お祭り」
慣れない浴衣と下駄で
一緒に手を繋いで
一番大きいりんご飴
選んで買った
この日だけは
夜遅くまで遊んでも怒られない
年に一度の真夏のお祭り
お祭り
数々の屋台が並び、多くの人が行き交っている。
近隣で一番大きな祭りだ。
毎年沢山の迷子がいる。
1人ぐらい見つからずに終わってもいいだろう。
迷子を見つけさえすれば、後は保護をするふりをすれば連れていくのは容易い。
キョロキョロと周りを見ていても、屋台や祭りの風景を見ていると思われ、迷子を探しているとは思われない。
これまで一度も気づかれていない。
「お祭り」
悩んで決めた髪型も
練習した浴衣も
あの子の笑顔には、敵わないのかな。
祭囃子が聞こえる。
鈴の美しい音
太鼓が鳴り響く音
人々が賑わいを魅せる音
どれもが魅了される音
でも、
私にとってはこの音達は辛い音
だって
みんなこのお祭りが何のお祭りか分かってないから
教えてあげる
このお祭りのホントのイミ
昔ね、ここがまだそんなに発展してなかった頃
一人の少女が人柱になったっていうお話……
タイトル:お祭り
お祭り
私は祭りが大好きだ。
私と父は笛を吹いて、弟は獅子になる。
お母さんとおばあちゃんは袴を着せてくれる。
おじいちゃんは祭りの偉い人。
ひいおじいちゃんはその祭りを復活させた人だ。
この家に本当に生まれてよかった。
恥ずかしくて言えないけど、本当に私の誇りで尊敬する人達だ。
ありがとうほんとに楽しかった!
お祭り
ある街の一角がお祭りムードで盛り上がりを見せていた。「楽しそうだね!」と友達の姫菜がそう言った。が言った。
私と姫奈は群馬県の桐生市で開催されている八木節祭りに来ている。神輿を担いだ人や、県内外から来た観光客で賑わっていた。「わぁーこれ美味しそう、これ食べてみたい!」友達はお祭りそっちのけで屋台を見て回りながらそんな事ばかり言っていた。「もうー、お祭りを見に来てるのに屋台の事ばかりなんだから〜」私が姫菜にそう言うと「だってさぁ、お祭りに来るとお祭りより屋台が気になっちゃうんだよねー」と姫菜がが言った。「もう〜姫菜が来たいって言うから来たのに〜」と私が言うと、姫菜はそうだけど〜とか言いながら屋台を見て美味しそうとかまだそんな事ばかり言っている。
私はそんな姫菜の横顔を見ながらたまにはこういう日本のお祭りに来るのも悪くないなと思った。
(お祭り。)🦜
・僕もね。
お祭りが
大好きなんだよ。🦜
(それはね。)
「いろんな
屋台が並ぶ処で
・ 浴衣姿の
娘雀しゃん、と
夜店廻りを、
するのが
好きなんだけど、
・踊る事も、
好きなんだよ。」🦜
《僕の、踊りは・・ね。》
✣慶応八年
仙台藩で
始まった、
扇子を、羽根に
見立て、て踊る。🦜
【正調。雀踊り、
なんだよ。】
❝ご先祖様に、感謝を
込めて踊るんだね。❞
小さい頃親と一緒に行ったお祭り。
僕はそこで見る花火がすごい好きで、でも嫌いだった。
空に花が咲いているみたいで綺麗だけれど、
その花が咲いたあとにキラキラと崩れ落ちて
夏が終わってしまうような気がしたから。
だから毎年少しでも長く感じたくて、
目に焼き付けたくて花火が終わっても空を眺めてた。
今年も家のベランダから遠くで
打ち上げられる花火を見る。
夏が終わる音がする。時の流れを感じて怖くなる。
けれどやっぱり綺麗だ。
夏が終わる気がして怖くてたまらないけれど
花火は残らないからこそいいんじゃないか。
キラキラと崩れ落ちるその様が、儚く思えるからこそ
僕は花火が好きなのだ。
残ってしまったらつまらないだろう?
形に残らないから怖くなる。
だけどそれがいいんじゃないか。
ここに
いらない感情を埋めていく。
花火みたいにちっちゃえばいい。
ばーーーーんって。
よし。よし。
そんな簡単ではないけど
ここにこれは置いた。
明日から
またがんばる
熱気と活気で満たされている
屋台を歩く
カキ氷のシロップで
君の舌は緑色で
自分は青色になる
焼きそばもたこ焼きも食べたくて
二人で分け合いながら頬張る
わたあめでベタベタになって
りんご飴の赤みにうっとりする
水に浮かぶスーパーボール
当たるかどうかも怪しい射的
光るおもちゃ
子供たちが真剣に選んでいるのを見て
かつての自分たちだと
お互いに微笑ましくなる
花火を見ようと
喧騒から離れた
神社の鳥居で座り
有名なあの歌を思い出す
勿論 原曲の方
今 まさに
あの歌詞と同じ心境だ
線香花火とマッチは
持っていないけれど
肝心なあの言葉が出ないまま
空には大きな華が咲いて
消えていった
【お祭り】
お祭り
目を奪われるようにきらきらと煌めく提灯や、鮮やかな音色の太鼓ばやしに囲まれる。
それが何だか心地が良くて、ついつい用もないのに長居をしてしまった。
両手いっぱいにたこ焼き、りんご飴、イカ焼きにヨーヨー、果てはぬいぐるみを抱えて、帰路へとつく。
あぁ、まぁたお祭りで散財してしまった。これから少し先はお金の使い方を考えないと───
そう思いながら、僕は家へと急ぐのだった。
お祭り。星が煌めく夜空には花火にも負けないくらい輝いている君を想ふ。
提灯の火よりもしなやかに揺れる恋情は線香花火のように儚く散って。想いは届かず。いや届けず。
青嵐とともに君は消えて行く。
「お祭り」
いつもの制服とは違って浴衣を纏う姿が新鮮で。
りんご飴をかじる唇に、視線が奪われる。
お題「お祭り」(雑記・途中投稿)
お祭り……というと真っ先に地元のお祭りが思い浮かぶ。
日付固定で10/31だったのが、少子化で11/2と3に変わってしまったけど。私が行っていた頃より行く人は増えている気がする。(さすがにお祭りのためだけに実家帰ってはいない)
だんじりが四台かな?大字(おおあざ……とは地元では読まない)毎に保管場所?から実家近くの神社に行く。
往路の宵宮での出発は午後二時頃からなんだけど、青年団以外にも地元の子供が参加して曳けて、途中の休憩場所毎にお菓子がもらえる。
午後五時に休憩があったのは覚えているんだけど。まあ参加者はほぼ小学生。
だんじりが宵宮の神社へ入るのは午後十時頃だから、中学か高校ぐらいまで見た事なかった。見たのはもっと遅かったかも。
六年の時かな。夜中十二時頃になる、保管場所の最後まで行ったのは一回しかない。
祭囃子が地域毎で違うのも驚いたけど、地元のお祭りがそれだから、夏祭りって物語でしか知らなくてずっとファンタジーみあると思っていた。
都会は夏祭りと盆踊り率高い気がする。
……秋祭りは基本的に秋の収穫を祝い、神様に感謝するものだけど、夏祭りはお盆の付近にやるもので、つまりは先祖供養の意味。
田舎とは違って秋の収穫そのものがないから、先祖供養の盆踊り&夏祭りだけが残ったのかなぁ、と思った。
民俗学とか全く知識がないまま書いたから真偽は知らない。
合計二年ぐらい滞在した静岡県浜松市はゴールデンウィークに凧揚げのお祭りがあったけど、確か夜にだんじりも出ていたしね。
(結局凧揚げは一度も見られず終い)
世の中には神社が関わらないお祭りがあると知ってびっくりした昔。
いやそれより今も京都市長がくじを引く祇園祭の方が驚いた。政教分離の原則とかないの?
地元のお祭りは一人暮らしを始めてから一度も行っていないんだけど、割と遠い兵庫県の博物館で、なぜかそっくりな祭囃子が流れててびっくりした。
興味を惹かれる特別展がないからか、遠すぎて情報が入って来ないからか、一度しか行けていない。
常設展示ではあるけど、時間なかったからどこのお祭りなのかも知らない……。
「お祭り」#9
「夏祭り行こう!」
彼は夏祭りが好きだ。毎年毎年誘ってくる。断っても、何かしら理由をつけて行かされる。
今年も行くしかないかな…絶対誘われるんだろうなぁ……。
…あぁ。そうだった。
もう、自分で決めれるようになっちゃったんだった。
お祭り。
大きく暑い夜気が膨らんだ水風船みたいで、
その中にいるみたいな気持ちになった。(暑い)
黒に近い灰色に、ほんのり橙色の明かり、
屋台や浴衣のたくさんの色。
両眼は、特別な思い出を写し取った。
生きるも死ぬるも皆が愉しい時間。
どうぞ夜が終わるまで。