『お祭り』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
お祭り。
君と行く何度めかの夏祭り。
今年は着なれない浴衣を着て、履きなれない下駄を履いて。
髪も浴衣に合わせて可愛く結った。
そんないくつもの初めてを纏った私を見て、
君は柄にもなく「綺麗だね」なんて褒め言葉を言う。
それでも君は、まだこちらを向いてくれない。
私はとうに気づいたけれど。だから着飾ってみたけれど。
君はいつ気づくだろう。
君の中にある、その淡い気持ちにいつ気づいてくれるだろう。
〈創作〉
1年に1度のお祭り
私は胸を高鳴らせた
彼に会うつもりだからだ
彼はこのお祭りに来るって言っていたし
今日をずっと待ち侘びていた
ばったり会って一緒に会話して、歩いて
りんご飴を食べたりして
射的でカッコイイ姿見ちゃったりしてさ
本当楽しみで仕方ないなあ
「ねぇ!どこ行こうかぁ!」
彼の隣に別の女がいた
題 お祭り
「お祭り」
今日は待ちに待った夏祭り!夏祭りと言ったら金魚すくいだよね〜
「よぉし!いっぱいとるぞ〜!」
ポイを水に入れようとする
ペシッ!チャポン。
でっかい金魚がヒレでポイを叩く。破けた
「破っt……はぁ!?」
破ったが、入れ物にダイブ!
「ラッキー!」
そうして、ノリノリで帰ったのであった。
(実話です笑✌️)
地域の伝統であるお祭り。今日は友達とお祭りに行って、屋台や踊りなど楽しんでいた。そのうちの1人の友達はある女性に話しかけに行って僕達とは離れてしまった。きっとあいつは花火が打ち上がるまで言いたいことを我慢している。僕達はあいつと女性を二人きりにして
他の友達と屋台を巡った
【お祭り】
浴衣を着て好きな人と祭り
こういうのって誘うの大変だよね
だけど好きな人から誘われた
すごく嬉しかった
まぁこれは俺が"友達"だからか。
「祭り行こ?」
この五文字が
言えなくて
少女漫画を恨んだ八月
お祭りは夏の風物詩!
花火🎇
かき氷🍧
浴衣
お面👹
たくさん楽しいこといっぱい!
屋台でビール🍺
暑いけど最高だね!
勇気をだして誘った夏祭り
今ひとりでかき氷をたべているのが答え
お祭り
お祭りになんて行きたくないね。だって人混みすごいし…。でも、好きな人と来れるお祭りなら行ってもいいかも。好きな人はネッ友で叶わないんだけどね。
お祭りといえば、みんなが楽しめたり、思い出をつくるという意味で、幸せになれる場所❤ 後は、屋台や太鼓、にぎやかな場所だと思う‼️
お祭り
8月の
お祭り
楽しみに
一年
過ごしてきたのに
残念だなあ
なな🐶
2024年7月28日1836
祭りはいいよね
今日もなんだか近くで夏祭りをやってるみたい
太鼓の音、笛の音、セミの鳴き声も聞こえる
祭りの屋台で買う焼き鳥って、
なんであんなにうまいんだろ
祭り補正、つえーなぁ
#お祭り
お祭りで思い出すことは
祖父だ
祖父はお祭りが大好きだった
御神輿
町内の夏祭り
朝から晩まで楽しんでいた人だった
祖父が生きていたら
今年で104歳だ
線路沿いの緩やかな坂道を、ぽつりぽつりと続く街頭を頼りに歩いていく。
いつもとほぼ同じ時間に、最寄り駅も降りていたはず。
先程から何か違和感を感じる、だからなのか?纏わり付く空気が重く、いつもより街頭の明かりも暗い気がしてならない。
駅まで戻ろうか……
自分の予感なんて曖昧なものは、普段は頼りにしない。だけど、今日は素直に受け入れることができた。
踵を返し、歩いてきた道を戻ろうとしたが、それはもう遅すぎた。
あるはずの道は暗闇に塗りつぶされ、跡形もなく消えている。もう前に進むしかなく、強張る身体を引き摺るように前へと歩いていく。
感覚もおかしくなっているのか、どれ程歩いたのかわからない。
何処からともなく、甘い花のような薫りが漂ってきた。
そして吸い寄せられるように、その薫りを辿っていく。その薫りのことしか考えられなくなり、身体も軽く、そして自分の身体でないような甘く気怠い痺れが全身を覆った。
いつの間にか、今まで聞いたことがない美しい調べ、そしてこの世と思えない歌声が身を包んでいた。
「おやおや、招かざれる客人かな?宴はまだまだおわらぬからな、まぁよい、お前もこちらへ来るがよい」
いつの間にか私の横に、上背のある青年が立っていた。その青年は真っ白な平安時代のような格好をしている。
何故だろう……思考がますます鈍くなり、思うように考えられなくなっていった。そして、ただ静かに私は青年に頷いていた。
『お祭り』
何年か前は確か、盆踊りの稽古をしていた。今では、このお祭りを引き継ぐ者がいない。再興しようという私の意欲もなくなった。
朝、太鼓の音で起きる。
窓から外を見ると、賑やかしい屋台に人だかり。
今年も騒がしい夏が来たんだなと思い、出掛ける準備をする。
夜の帳が下りる。
櫓から、四方に延びた提灯の列に明かりが灯る。
太鼓・三味線・笛の音、男女混声の唄。祭囃子が辺りに響き渡る。
「死者に逢える盆踊り」
そう噂される地元の盆踊りは毎年、全国各地から大勢の人が押し寄せる。みんな、逢いたい人がいるんだな…。斯く言う私も、今年に限ってはその仲間入りだ。
その知らせは4ヶ月前。陽気な春の昼下り、突然のことだった。
友人からかかってきた1本の電話。もたらされたのは、恋人の死。たちの悪い冗談かと思った。少し遅いエイプリルフールとか。笑って流そうとしたが、流させてもらえなかった。
恋人の死、それは紛れもない事実だった。
世界から色が消え、私は抜け殻となった。
しかし、抜け殻であったとしても日常は待ってはくれない。抜け殻のまま家のことをこなし、抜け殻に笑顔を貼り付けて仕事をこなした。
そうしてようやく日々を過ごしていたが、恋人のこととなると、その抜け殻さえ崩壊した。医者や警察の話であっても、上手く聞き取れない。ああ、人ってこんなにも呆気なく死んでしまうものなんだな…と薄らぼんやり思考を巡らすばかりだった。
世界の色は消えたままだ。
恋人の死から3ヶ月ほど経った頃、仕事からの帰り道、何処からともなく太鼓と三味線の音が聞こえてきた。
盆踊りの練習が始まったのか。そうだ、盆踊りだ。恋人に逢えるかもしれない。そう思った瞬間、世界に色が戻った。
地元だというのに、これまでろくに参加してこなかった盆踊り。「死者に逢える」というのがどういうことなのか、よく知らないどころか胡散臭いとさえ思っていた。でも今年は逢いたい人がいる。ちゃんと調べてみようと思い、お囃子を練習している公民館へ行ってみた。
入口に近付いたその時、中から人が出てきた。あの時、電話をくれた友人だ。驚いたような顔を向ける友人に向かって、久しぶり、と声をかけた。
そうか、と友人が言った。今年の盆踊りでどうしても亡くなった恋人に逢いたい、そう伝えたのだ。
友人は代々お囃子を担う家の生まれで、今は太鼓を担当しているらしい。渡りに船とばかりに、「死者に逢える」ことについて詳しく聞いた。
死者と逢う為の決まり事は、
一、盆踊りは必ず面をつけること。
二、もし逢えても、面を外してはならないこと。
三、もし逢えても、会話をしてはならないこと。
四、もし逢えても、踊りの輪から外れてはならないこと。
五、祭囃子が終わったら、必ず相手から離れること。
この5点を厳守すること、だった。
もし守らなかったら?と問うと、戻って来れなくなるよ。友人はそう言って、悲しそうに笑った。
詳しく聞きはしなかったが、きっとそういう話を知っているのだろう。
夜の帳が下りる。
櫓の周り、提灯の下。死者に逢いたい人たちの輪に入り、祭囃子に合わせて見様見真似で踊る。全ての人が面をつけているから、どれが誰だか解らない。異様な空気感の中、踊り続ける。
しばらくすると、輪の外にいたはずの人たちが見えなくなった。ああ、時が満ちた、そう感じた。踊っている人たちの隣にぼんやりとした輪郭が次々と浮かび上がる。そして私の隣にも。
面をつけているが解る、これは私の恋人だ。同じ空間同じ時を過ごせることの幸せを噛み締める。
しかし、面を外せず会話もせず踊りもやめられず、そんな状況に耐えられなくなった私は、面を取ろうとした。その瞬間、恋人がそれを止め、斜め前を指差した。そちらに目を向けると、私と同じ様に耐えられなくなったであろう人が、面を外していた。するとどうだろう、その人は顔を苦痛に歪めながら消えてしまったのだ。
驚き恋人の方へ顔を向けると、首を横に振った。涙が止まらなかった。恋人も泣いているのが解った。
どれくらい踊っていたのか。とうとう祭囃子が止まった。恋人と抱きしめ合い、そっと離れた。
輪の外のざわめきに気付き目を向けると、いなくなっていた輪の外の人たちが戻っていた。ああ、終わったんだ。そう悟った。
振り返って見る勇気はなかった。でもそれで良いと思った。
あの時止められていなかったら。私はこちら側へは戻って来れなかった。恋人に「生きてくれ」そう言われた気がした。
―――祭の夜
#25【お祭り】
大門商店街で4年振りとなる玄蕃祭りが開催された。
13時から歩行者天国となり、浴衣や甚平、お揃いのコスチュームを身にまとった集団が車道を闊歩する。
コロナ禍前と比較しては少ない連ではあったけれど、皆楽しそうに狐を模した踊りを楽しんでいた。
普段は閑散としている商店街も活気を取り戻し、果て、塩尻にこんなに人が居ただろうか?と目を疑ってしまう程の人出であった。
的屋も幾つか出展されていたから見に行こうと思ったが、余りの人の多さに圧倒され、持ち前の「社交不安障害」を発揮してしまった。
タピオカジュース飲みたかったな、牛串食べたかったな…などと後悔してももう遅い。
踊りは終わっただろうし、歩行者天国も19時で解除されてしまう。
4年振りの玄蕃祭りは、何ら問題無く終わったに違いない。救急車の音が聞こえたような気もしたが、きっと幻聴だろう。
来年も滞りなく祭りが開催されることを願い、筆を置く。
今日のテーマ
《お祭り》
電車を降りると、微かに祭囃子の音が聞こえてきた。
そういえば駅の近くに車両の通行止めやバス停の迂回を示す立て看板が出ていたな、と思い出す。
毎年この時期になると駅前で開催されている地元の祭りだ。
駅のロータリーには屋台が並び、中央ではやぐらが建ってその周辺をぐるりと囲んで盆踊りをしたりする。
屋台は定番のもの以外にも、地元の商店が店先で自店の料理などを売っていたりもする。
駅から少し進んだ先の公園では簡易の舞台が設置されて喉自慢大会もやっていたはずだ。
今日は親が留守だから夕飯はコンビニ弁当か何かにしようと思っていたけど、屋台で何か買って食べてもいいかもしれない。
コンビニ弁当よりは高くつくかもしれないが、久しぶりに地元の祭りを楽しむのもいいだろう。
どうせ駅前のコンビニは、祭り仕様で弁当なんてあるかどうか分からないことだし。
そんなことを思いつつ、並んでいる屋台を端から物色していく。
例えば同じお好み焼きの屋台でも、店によって混み具合は大きく異なる。
味はそう変わるものでもないと思うから、立地や価格、それに具材の良し悪しなどで判断しているのだろう。
人気が高いのはやはり食べ物を扱う店だろう。
定番の粉モノや、肉系の串、やきそばなどはどこも盛況だ。
俺もまずは腹ごしらえとばかりに、焼きそばとお好み焼きを買った。
ガードレールに寄りかかりながら、まだ熱々のそれをハフハフいいながら食べる。
そう、これこれ。
冷静に味だけで判定するなら明らかに家で作ったものの方が美味しいはずなのに、祭りという非日常の場で食べると不思議と美味く感じてしまう。
とりあえず軽く腹が満たされたところで次は何を食おうかと視線を走らせていると、背後からポンッと肩を叩かれた。
振り返ると、そこには中学の頃の同級生の姿があった。
紺地に大きな白い花が描かれた浴衣が涼しげだ。
「久しぶりだね」
「おう、そっちも元気そうじゃん」
「うん、元気だよ」
にこにこと屈託なく笑うその顔は覚えているそのままなのに、なぜか妙に色気を感じてしまうのは浴衣のせいだろうか。
それとも、いつもは無造作に後ろに1つで縛られていた髪が、今日は可愛らしく纏められていて、白いうなじが露わになっているせいだろうか。
はたまた、中学で毎日顔を合わせていた時とは違い、薄く化粧が施されているからだろうか。
どちらかといえば大人しめで、あまり目立たないタイプの女子だった。
賑やかな友人のそばで、いつもにこにこ笑っていた印象が強い。
なのに、今、俺の目の前にいる彼女は、あの頃よりずっと大人びて見える。
最後に会ったのは卒業式だからほぼ4ヶ月ぶりだけど、たった4ヶ月で女子ってやつはこんなにも変わってしまうのかと密かに驚いてしまう。
「誰かと一緒に来たの?」
「いや、1人。来たっていうか、駅下りたら祭りやってたから、せっかくだから見てくかってノリ。そっちはいつもの連中と?」
「ううん、今日は妹と来てたの。でも、さっき妹が友達とばったり会って、そのまま一緒に回るって言うから……」
ちらりと彼女が視線を向けた先につられて目をやると、よく似た面差しの少女が同年代――俺らより2つ3つ年下っぽい――女の子達とスマホの画面を覗き込みながら笑っていた。
その様子が、何だか中学の頃の彼女を彷彿とさせて、思わず懐かしさに顔が綻んでしまう。
実を言うと、中学の頃、俺は彼女のことが好きだった。
告る勇気はなかったから、単なる同級生のまま卒業してしまったが、そのこと自体に悔いはない。
だけど、こんな風にばったり会って、隣に彼氏の姿がなかったことに安堵するくらいにはまだ未練があったらしいと思い知る。
「じゃあ……独り者同士、一緒に回る? あ、いや、もちろん無理にとは言わないけど!」
咄嗟にそんな言葉が口を突いて出てしまったのも、きっとその未練の為せる業なんだろう。
もっと気の利いた誘い文句が言えればいいんだろうけど、経験値も何もかも足りてない俺にはこれが精いっぱいで。
暑さのせいばかりでなく、一気に顔が火照ってくる。
だけど彼女はそんな風にキョドる俺に引いたりすることもなく、満面の笑みで頷いてくれた。
ほんのり頬が染まってるように見えるのは――いやいや、さすがにそれは自惚れすぎだろ。
気温はまだまだ30℃以上あるし、屋台や人の熱気で暑いだけだよな。
そうして俺達はそのまま連れ立って一緒に祭りを楽しんだ。
まるでデートしてるみたいだ、なんて浮かれてた俺が、彼女から「実は中学の時から好きだったんだ」と告白されるのは、それからもう数十分後のこと。
お祭り楽しみだな
初めて友達と浴衣を来て
行くんだっけ、
あ!あの人も来るって言ってたけ
普段は髪おろしてるから気合い入れないとな
明日が本当に楽しみ!!
お題[お祭り]
No.49