『お気に入り』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
お気に入り
お気に入り機能なんてあるから私はこんな思いしなくちゃいけないんだよ
某SNSアプリのお気に入り機能が憎くて仕方ない
この機能のせいで私はずっと仲良く話していた「大切さん」を失った
お互いに大事だと言い合い、友達として好きだとお互いに打ち明けた
たまにボイスメッセージを送ってきてくれたこともあった
私が落ち込んでいたり死にたくなってる時にずっと話を聞いて寄り添ってくれた
私にとってはただのネ友でも大事な人だった
相手も同じだと思っていたが…どうやら違ったらしい
途中で知らぬ間に私のお気に入りは解除されていて
理由を問いただすと「今絡んでる子にお気には一人にしてと言われたからその子だけにしている」と
相手は女性らしい…
その日を境に大切さんの私への態度は氷のように冷たくなっていった
相手の女性を仮に「W」とする
Wは私の大切さんには自分だけにしてほしいと言いつつも
自身は他にも複数の異性をお気に入り設定しており
言ってることとしてることが矛盾しているしワガママ過ぎないか?と思ったので即座に大切さんにそのことを伝えた
例のアプリではiPhoneユーザーの場合、投稿のコメントを自分がお気に入り設定しているユーザーしか書き込めない設定にすることができるシステムになっているらしく…
その設定をONにしている場合他のユーザーからはお気に入りが誰なのかバレバレ状態となる
私はAndroidユーザーなのでそのような設定はできず
お陰で無関係のユーザーにお気に入りがバレることはない
…話を戻す
その件を伝えたが大切さんは動じていないようだった
そんな自分勝手でしかも返信も遅く、数日放置されることはザラだと言うがそんな女のほうが私より良かったと言うのだろうか…
私には到底理解できなかった
Wよりも前から仲の良かった私を切り捨ててまであんな身勝手極まりない女と不幸を選ぶと言うのか
わけが分からなかった
私はその後、大切さんと些細なことでぶつかって言い争うことが増えた
全部あのWと言う女のせいだと思った
あの女さえいなければ
あの女と大切さんが繋がらなければ
と思わざるを得ない
結局話は平行線で私は煽られるような形で大切さんをブロックした
その後大切さんからもブロックされた
彼は進んで不幸を選んだのだ
しばらくは落ち込んでSNSどころではなかったが
なんとか立ち直り、また再開した
彼のように話が弾む相手はまだ見つかっていないが…一時はアカウントを消して作り直すことも考えた
だが繋がったばかりの人もいて何だか名残惜しいので続けることにした
そのうち気が変わるかもしれないが…
お気に入り設定のあるアプリには落とし穴がある
利用の際は気をつけたほうがいいだろう
浮かれていたら痛い目をみることになるかもしれない…。
※私が実際に経験した体験談をユーザーの名前を伏せた状態で書いた某SNSアプリ上での出来事です。
「お気に入り」
いつもお気に入りに囲まれて
暮らしている
リビング…
キッチン…
寝室…
シンプルだけど
心地よい空間
人間関係も同じ
いつも大好きな人に支えられて
生きている
2人の友達…
家族…
猫…
シンプルだけど
心地よい人生
お気に入りなものほど手離したくない。でも「それはまだいる」の一言が出てこない。その人が「いらない」って言ったものは使わないものの方が多いから正論。だから自分の気持ちを伝えられない。弱い人だ。
【お気に入り】
「それ、アンタ小学校の頃からほとんどずっとつけてるじゃない。いくつになるまでつけてるつもりなの?」
それは、母の、何気ない一言だった。
母はきっと悪気なんて一切なく、ただ自身の持つ疑問に答えを出すべく私に聞いただけ。
ただ少しばかり、私とは感性がズレていただけ。
私は、小学校の頃からお気に入りのリボンをつけていた。父がなんでもない日に買ってくれた、林檎のように紅くて、つややかなサテン生地のリボンだ。特別高価なものでもなくて、フリルがついていたりするものでもなくて。ただ、子供の頃の私にとってそれは、ショートケーキのイチゴのような特別感を持つものののように感じられたのだ。
小学生の頃は耳の下で2つに結んでいて、その両方にリボンは位置していた。あらかじめリボンの形になっているものじゃなくて、1枚の布を自分で仕上げるものだったから、初めはずっと母に結びつけてもらっていた。どんなに朝が忙しくても、このお気に入りの紅いリボンだけは絶対につけるようにしていた。運動会なんかになると、こっそり指定のハチマキは外して、替わりにこのリボンを括りつけたこともあった。そのために毎年白組じゃなくて赤組になるよう神様にお祈りしたりなんかもした。
...初めての試練は、中学校だった。
校則で目立つ髪飾りはダメで、リボンは引退を余儀なくされた。悲しくて悲しくて、どうしようもなくて。
仕方なく、私は毎日持ち歩く手提げの持ち手に括りつけていた。それでも休日は毎日つけたし、リボンは私のお気に入りから引退することだけは決してなかった。
必死に勉強して合格した高校は、特に髪飾りへの厳しい校則はなくて、規定にあるのは「常識の範囲内」の一言。だから私は心を躍らせて洗面台の鏡を見ながら髪にリボンを結びつけていた。そんな時に放たれた一言が、冒頭の母のセリフであった。それが、次の試練でもあった。
ショックだった。
子供っぽいと、言外に言われたこともそうだったが、何よりも、いつだって私を見て目を細めながら「可愛いね」と言ってくれた母が。中学校になった時一緒に眉尻を下げて「残念だけど、しょうがないね」と悲しんでくれた母が。そう言ったのが、「この歳になって可愛らしいリボンを子供っぽくつけるのは常識外だ」と思っていることが、ひどく、受け入れがたかった。
なんとなく、感じてはいた。
周りが少しずつ大人になるのを。母が世間体を感じる性質であることも。母と、周りのオンナノコの目線を気にして、中学校に入って少しすれば2つだったリボンは1つになっていたし、それに合わせて、耳の下で括られ、時折ちらりと見える紅は頭の後ろと移動し私の世界から見えなくなった。
結局、私からお気に入りを、好きを奪うのは、人であった。
中学校の規定とか、そんなのではなくて、周りの目線と雰囲気と。そういう、縛られたものでは無いことが、余計に私を苦しめた。
規定は私に「絶対」を押し付け、高位の存在として私を管理した。逆らうことも、無視することも、誰も彼もが許されなかった。
だが、本質的に私からお気に入りを奪うのは、そういうものではなかった。
本来無視しても良くて、私とは対等どころか関係が一切ないと押し返しても良いものだった。「誰がなんと言おうと知ったこっちゃない」そう言い切れる人が一定数いるのも知っていた。
…で、あるならば。もしかすると、お気に入りを奪った、否、手放したのは自分だったのかもしれない。
私は「自分の社会の立ち位置」と「お気に入り」を天秤にかけた。その事実を受け入れるのが嫌で、他人のせいにしているだけで。
そんな醜い自分が存在していると分かったら、もうダメだった。
かつて憧れた、イチゴの似合う可愛くて無垢な少女には戻れないことが、自分でもわかった気がした。
少しずつ、少しずつ。
ただそれは決定的に訪れる。
私たちは大人になるにつれ、天秤にかけるものを大きくしていくことを余儀なくされる。
社会から逸脱するのは怖くて、いつのまにか自ら自分の大切なものを秤にかけて失くし、それを被害者ぶって嘆く。
それが、私にとっては「お気に入り」であっただけ。
ただ、それだけ。
お気に入りのコスメでメイクして
お気に入りの洋服を着て車に乗って
お気に入りの曲をかけてお気に入りの場所で遊ぼう!
心休まるひと時を過ごそう!
お気に入りの手帳
お気に入りの鞄
お気に入りの鏡
全部貴方と一緒に選んだ
大事な大事な宝物
お題『お気に入り』
お気に入り…お気に入り…
自分だけのお気に入りはまだ見つからないけれどゆっくり…ゆっくりと人生を歩みながら見つけていけばいいんだよ。
あなたは多分気づいてないあなたの可愛いところ
私だけが知ってる愛おしいところ
きっと他の人は知らない
知らなかったら…少し優越感
2人の時にしか見せないその顔がお気に入り
それは、私がキスしたいと思ってることに気づいた時のあなたの笑顔
それが見たくてちょっとだけ躊躇うふりをしている
私がキスしたい事に気づいたあなたは最初は笑うのを我慢する
でも口角が段々上がって口を隠してしまい、顔も背けてしまう
そしていつもの顔に戻ったと思ったら、あなたからキスをおねだりしてくれる
あなたなりの優しさかもしれない
気を遣わせてしまっているかもしれない
それでもやめれない
自意識過剰かもしれないけど私が愛しくてたまらないって顔をしているあなたをもっと見たいの
だからもっと見せて
誰も知らないあなたを見せて
質に入れた、好みの小袖がなくなってしまってから、琴子は茂太のことを、しょうのないような、情けない目で見るようになった。
秋分の節分の頃のことだった。
夜もすがら、お座敷に出る琴子は、白粉の肌を光らせながら舞を舞う。
扇子で、顔を隠しながら舞う舞踊は、どこか艶かしい。
手拍子で、それを見つめるご贔屓に、琴子は秋波を送った。
座敷の奥では、志乃さんが三味線を弾いている。
その音に合わせて舞う琴子の足運びは、洗練されていた。
もう、舞子になって十年は経つ。
年季の入った、古年増の琴子の顔には丹念に紅が刺してあった。
「ファッションには興味無いんで」
いつものカーゴパンツにパーカーが似合う君
心の奥の奥にある小さな箱
今日の空と同じ色のリボンが
ほどけぬ様に絡み付いている
誰もほどけない
誰も入れない
私だけの秘密の小箱
__お気に入り
お気に入りのお菓子がある。
お気に入りのアニメがある。
お気に入りの漫画がある。
思い返してみると、私の身の回りのものはほとんどが「お気に入り」で固められている。
大好きなキャラクターの缶バッチを付けた筆箱に、好きな色に染まった水筒、毎日使うパソコンも使い古しのお気に入りで、膝には幼い頃から可愛がっているぬいぐるみを乗せている。
お気に入りに囲まれた生活は、大層居心地が良い。
私の好きで溢れた、絶対に私を傷つけない空間なのだ。
友人は古いものは捨ててしまいましょう、なんて言う人が多いけれど、古くても大切なものは大切で、好きなものは好きなのだ。
だから私の楽園に手出しきせるつもりは、微塵もない。
お気に入りに埋められた城で、じっくり籠城してやるのだ。
私が私の「お気に入り」を守るために。
お気に入り
愛とか好きと
また違う
微妙な気持ち
儚く脆く
お題☆お気に入り
私は猫が好き。音楽はtmRevolutionを何回も聞く。車の中でも家の中でも。お気に入りは他にも、イヤリングが好き。耳が痛くなるけどそれでもつける。
ちょっと早起き頑張って、掃除と洗濯ちゃちゃっと終わらせて。その後好きなハーブティーを飲みつつメイクを始める。こないだ自分にご褒美で買ったアイシャドウを使う時はテンション上がる。別に誰かと会う用事なんてないのにスカート履いてみちゃったり。アクセサリーだってもちろん付ける。
家からそう遠くないカフェは、お昼より少し早めに行けばお一人様専用のカウンター席に座れることが多い。いつものランチセットを頼んで、たまーにデザートで看板メニューのとろけるプリンもつけちゃう。飲み物は食後にしてもらって、大好きな作家さんの新刊を読む。気付けばあっという間に2時間過ぎてるなんてことも。
お気に入りの時間。お気に入りの場所。お気に入りの格好。お気に入りの過ごし方。お気に入りの食べ物。総て私の精神安定剤として必要不可欠なもの。自分のお気に入りを知るってすごい幸せな気持ちで満たされる。誰かと共有したいと思うものもあれば、1人だけでじっくり楽しんでいたいものもある。
今日もまた、新しいお気に入り見つけた。帰り道の公園の花壇にチューリップの芽が出てるのを見つけた。お気に入りの散歩コースにしよう。これから咲くまで成長してゆくのを見るのが楽しみだ。
不思議だな。
昔はあんなに苦手だったのに
今ではすっかりお気に入りになってる。
歳を重ねてこそ見えてくるものがあるんだね。
Mii
”親ガチャ”
衝撃的な言葉だった
私のもとにきてくれて ありがとう
育ててくれて ありがとう
あたりまえだと思っていた親子関係
亡くなった幼いこどもたち
『だれか たすけて』
目の前の親以外の『だれか』を知らず
『たすけて』の言葉も知らなかっただろう
どうしてこんなやつがいるのだろう。。。
どうしてこんなことになるのだろう。。。
”親ガチャ”?
吐き気がする。
どうか あたたかい大人たちにつつまれますように
最悪な気分の日でも、私はお洒落をする。
お気に入りの派手な服を着て、先のとがった靴を履く。それだけで気分は晴れやかになるの。顔を真っ白に染めて深紅のルージュを大胆に塗る。人間って単純だから、口角を上げてにこにこしていれば明るい気持ちになれるわ。
袖に待機し、出番が来るのを待つ。
スポットライトを浴びて舞台に立つ。
ここまで来たら大丈夫。
後はもう、笑わせるだけ。
テーマ「お気に入り」
かれこれ10年一緒に寝ているだきまくら
10年って短いようでよく考えると長い
綿を詰め直したり時々腕が片方取れたり
今回の腕がとれて多分もうぼちぼち1年経つよな、
そろそろ修繕しようかなと思って1年経ちそう
これから先も君は私の相棒
自分が好きなもの
これっ!て決めたもの
【お気に入り】
よし!、忘れよう、
言ってくれんだから!うん!
そう!そうだよ、それでいーんだよ
わすれなきゃ
笑えるようにならないと
ダメなのに
気持ちが表に出るようになった。
母さんの前で泣くようになって
悩みを愚痴ることもできるようになった
感情をこらえることが苦手になった