『お気に入り』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君の笑顔が…
お気に入りだ…
それは変わらないこと
今もね…
あまり笑わないけど
君を知らない人に
冷たいとか言われてて…
笑うこと少ないから
損してるな…
そう思うこともあったけど
笑顔がいいのを知ってる
僕たちは友達
今は友達だからわかるよ
その溢れそうな笑顔のことを
君の笑顔はお気に入り
あの頃と変わらず
僕のお気に入り
私はお気に入りのものしか身近に置かないの。
ここにあるもの全て私のお気に入りよ。
気に入らないもの?それは徹底的に排除するの。
私が気に入らないものなんてこの世に存在する意味無いでしょ?
あら、こんな所にぬいぐるみが。
随分図々しいお顔ですこと。
うーん。気に入らないわ。捨てよう。
その瞬間私の意識は途切れた。
<お気に入り>
お気に入りの場所を訪れ いつもの散歩道を歩む 変わらない景色だけど 特別な魅力を感じるお気に入りの本を読み 壮大な世界観に魅了される 没頭するその瞬間は 満たされた喜びに包まれるお気に入りの人に今朝会った 些細な会話も心躍る 時折会うことは 深い絆を育む
「お気に入り」
お気に入りの場所、景色、食べ物……人によって色々とあると思う。
例えば物語も、そのひとつに入るだろうか?
私が気に入っているのは、ただただ日常を穏やかに過ごす少女の物語。
特別素晴らしいことが起きるわけではないが、その逆に特別悲しいことも苦しいこともない。
小さな幸福を大切にする。そんな物語。
……でも、少女はその穏やかな日常に退屈している。
何か刺激はないものかと、彼女の世界からはみ出さない程度の距離感で“普通ではない”ことを探し求めている。
「私の欲しいものはどこにあるの?ねぇ教えてよ」
虚空を見つめながら、ぼやく少女の言葉がやけに重く感じ取れたのを覚えている。
#お気に入り
誰にも秘密にしてるの
好きなものはたくさんあるけど…
捨てられないものもたくさんあるけど
カタチあるものは
いつか変わってしまう
時の流れの中で色を変えながら
ワタシの中で光と影を織り交ぜながら
この目に映る景色さえも
変わって見えるほどに…
それでも移ろう時代の中で
大切にしてるものがある
心の声に耳を傾けて
小さな好きの世界を広げてゆくこと
お気に入りを探そう
どんな苦手なものの中にも
きっと在るかも知れないから。
晴れの日は大好き
雨の日も窓をつたう雫が好き
そんな時間が好き
お気に入りの時間
その中でワタシに背中を預けて
本を読むアナタ
その温もりがこの瞬間のお気に入り
「お気に入り」
何も考えずに、はらっぱに寝そべり青空を見続け
る。風がさわさわさわっと頬をなで、虫がトコト
コと私の体を登る。「おい!私は山ではない
ぞ!」と思いながら、一生懸命登る姿を見守る。
「皆はこの時間何をしてるのだろう」…そんな事
を少し思う。でも、私はこの時間がお気に入り。
自分と向き合い、自分が生きてると感じるお気に
入り。
え。ほめられた。ほめられた。ほめられた!
そんなことってあるんだな。
こういうの好きなのかな。へー。そうか。
ちょっと髪型変えただけなのに。
別になんてことないやつなのに。
これ、今日からお気に入りになっちゃった。
変なの。
お気に入り
お気に入り
(本稿を下書きとして保管)
2024.2.17 藍
やっと手に入れたんだ
もう離さないよ
だって君は僕のお気に入りだもん
私のお気に入りと、あなたのお気に入りが同じなら、きっと話が弾むでしょう。私のお気に入りと、あなたのお気に入りが違ったら、きっと取り合いになることはありません。好きなものが同じだから気が合うのではなく、好きなものが違うから喧嘩になるのではなく、互いに好きなものを好きでいられるから、私はあなたと一緒にいられるのです。
/お題「お気に入り」より
東京に行った。チームラボに行ったのが楽しかった。綺麗だった。もっと沢山いたかったけど、人間には体力という限界があるので、見てからご飯を食べて帰りました。とても美味しかったです。家族との最高の思い出が出来て嬉しかったです。みなさんも是非行ってみてくださいね😊
気づいた時にはもうずっと一緒にいた。
物心ついた時から傍に居てくれた。
悲しい時も
嬉しい時も
辛いことがあった時も
世の中をこれでもかと恨んでいる時も
人生で幸せの絶頂にいる時も
ずっと一緒にいてくれた。
この子はもう私の1部であり、宝物。
もう代わりなんてない。
私の一番のお気に入り。
「お気に入り」
クマのぬいぐるみ、うさぎのぬいぐるみ。
前あったのに無くなっちゃったなぁ...
どれも”お気に入り”なぬいぐるみだったのに、
お気に入りなほど壊れて無くなってしまうんだよね..。
これからは大切にしていきたいな__。
【204,お題:お気に入り】
「ねえ、その子僕のお気に入りなんだけど」
目の前を物凄い勢いでなにかが通り過ぎ
びゅおうと吹いた風が着物の袖をはためかせた
「へー、君も言うようになったものだねぇ」
ビッと互いに鋭い爪を喉元に突き付けながら凄む
1歩間違えたらこの屋敷ごと私は粉微塵にされてしまうだろう
どうか無事に事が終われと、臓物が捻切れそうな緊張感の中ひたすらそれだけ考えていた
「はっは、怖い顔するなぁ~後ろの彼女が怯えているよ?」
心の中を透かし見られた気がしてヒュッと内蔵が縮こまる
冷や汗が背を這う不快な感覚がした
「五月蝿いんだけど、早くどっか行ってくんない?」
「しっかし君がお気に入りを見つけるなんてね、新しい玩具でも欲しくなったの?」
「アンタの話を聞かない癖はいつ治るのかなぁ?...今から5秒以内に僕の視界から消えろ」
ずん、と空気が重くなる、自分にかかる重力が倍になったような気分だ
次の瞬間には乱闘が始まってもおかしくない、吐きそうな程の緊張と恐怖に目眩がした
だが、最悪な事態はギリギリ避けれたようだ
「わー怖い怖ーい、じゃ美人ちゃんまたねー!」
面倒ごとは勘弁、と思ったのか颯爽と相手は去っていった
「はぁ、マジでアイツ嫌~い」
彼はいつものとろんとした顔に戻ると、「僕えら~い!撫でて~」と子犬のように走ってきた
正直触れるどころか、同じ空間に居ることさえ憚られるほどの身分の差だが
それで機嫌を損ねてしまえばそれこそ首が飛ぶ、細心の注意を払って頭に手をやった
それにしても「お気に入り」か、彼らはとても気分屋だし根本的な解決には全くなっていないが
ほんの少し、緊張が和らいだ気がした
きれいだと思ったものは片っ端から保存する
記録に、記憶に、心に
あちこちに設えた
何を入れたかよく覚えてもいない宝箱
ふと覗き込んだ瞬間に
たくさんの「大好き」が
脳に押し寄せてくる
そんな時間も……
お気に入り
お気に入りは、いつも忘れてしまう。
お気に入りじゃない嫌なことは絶対に忘れないのに。
お気に入り
お気に入りのものはずっとずっと大切にしておきたいけれど、大切にすればするほど壊れてしまう。
私には長持ちする使い方を知らないし、大切だと思う気持ちも本当は分かっているかどうかさえ怪しい。
私のお気に入りは、もしかしたら私に大切にされていないのかもしれない。
それでも、それでも私は、大切にしているつもりなのだ。
だから今日も、私は私のお気に入りを壊すのだ。
お気に入りの物は
大切にもするけど
酷い扱いをしてしまう時もある
ごめんとは思わない
その代わり
たくさん可愛がるから
《お気に入り》
【お気に入り】
お気に入りの香りはいつも君の元からだった。
この香り、柔軟剤なのか香水なのかはわからない。
僕は君からするその香りが大好きでお気に入りだった。
でも、その香りは君の彼女のものだったこと知った今。
絶望や嫉妬、悲しみや苦しみでいっぱいだった。
僕のお気に入りの香りは、君の彼女の香りだった。
とでも言うのだろうか。
300字小説
命の恩人へ
小屋の片隅に立っている停止したロボットに声を掛ける。
彼は子供の頃の僕のお気に入りだったレンジャーロボ。レンジャー隊から払い下げられたロボットで両親の営むロッジで働いていた。そんな彼と共に僕はよく山に散策に行っていた。
青年になり僕は雪山の単独踏破を目指して、雪崩に巻き込まれた。呼吸孔を確保し、着けていた発信機を作動させたものの、襲う眠気にいけないとは思いつつも眠ってしまった。そんな僕を救難信号を受け取った彼が救出したらしい。老朽化で、あんな低温の高所までバッテリーが保つはずがないのに、僕を連れ、登山口まで下山していたという。
以来、小屋で眠る彼に報告する。
「今日、僕も君と同じレンジャーになったよ」
お題「お気に入り」