『いつまでも捨てられないもの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
夢はいつになっても棄てられる気がしない。
やりたい事、就きたい仕事なんかのありふれたモノからもっと突拍子もないモノ……例えば、エイリアンに会う……トカ?(第九地区の奴、チョット怖いが物体Xにも、火炎放射器持って)
夢は生きているとねずみ算式に増えていくので全力で叶えていってももう既に全て叶えられる気がしない。
だから若年ながら全てを叶える事を諦めていた。
然し……
人生でやりたい事を出来る時間はあまりにも少ない。
コレは最近ハマったアニメに言われた。
本当に私に面と向かって言われた気がした。
この台詞自体はありきたりかも知れないが、のんべんだらりとして夢ばかり増やしてきた私にとんでも無くブッ刺さったのだ。
夢はいつになっても棄てられない。
凄く小さな事でもソレは何も違わないが、毎日の喧騒に流されていつの間にか零れ落ちていく。そうしていつの間にか無くした事になっている。そして独りでに後悔する。
ソンナ事を繰り返している場合では無い。
サア今、直ちに立ち上がり、行動するのだ。
死ぬ時の後悔は多分少ない方が良い。
お題:捨てられないもの
お題『いつまでも捨てられないもの』
月日というのは早いもので、主様はもうすぐ14歳になろうとしている。生まれたのは本当に最近な気がするけど、それだけ俺が長生きしているということか。
主様は、今日は朝から熱心にデッサンをしている。モデルは俺。うーん、俺なんかよりもっと絵画映えする執事もいると思うのに……たとえばハウレスとか……。
「主様、そろそろ休憩になさいませんか? 頑張りすぎるのはよくないですよ」
「うーん……あともうちょい……」
「先ほどもそうおっしゃいました。それに、同じ姿勢をずっと続けている俺も疲れました。少し休憩したいです」
最近学んだこと。それは、俺がこういう風に言えば、主様はきちんと休憩してくださるということ。
「うぅぅ……分かった! フェネスがかわいそうだから休憩してあげる!!」
スケッチブックをテーブルにうつ伏せにして置くと盛大に伸びをした主様は、先ほどまで眉間に皺を寄せていたのと同一人物とは思えないほど、あどけない表情を見せている。
「それではお茶をご用意いたしますね。何かご希望はございますか?」
両手を握りしめて伸びをしたまま椅子の背もたれに上半身を預けている主様は、あくびをひとつした。
「ニルギリのアイスミルクティー。ほんのり甘めで」
「フフッ、かしこまりました」
グラスが汗をかき始める頃に部屋の扉をノックしたけれど、反応がない。どうしたんだろう?
「主様? フェネスです。入りますね」
断りを入れて扉を開けば、主様はまた熱心にスケッチブックと向き合っていた。
「ニルギリのアイスミルクティーです」
「んんー……あともうちょい」
主様、11年前と変わっていないなぁ……。
「アイスミルクティー」
「ん?」
シャッシャッと走っていた鉛筆の音が止まった。
「デッサンは逃げませんが、アイスミルクティーは薄くなってしまいます」
「うぅ……フェネスには敵わないなー」
ふぅ、とため息をついた主様の肩越しに見えたのは、椅子に座って窓の外に視線を投げている俺の姿だ。
まだ主様が2歳だった頃に、紙面いっぱいに赤い丸を描いた画用紙を俺は今でも大事に持っている。その赤い丸は屋敷中にボスキが飾った紅い薔薇だと思っていたけれど、実は俺を描いたものだと知ってからますます捨てられなくなった。多分今描かれているデッサンも俺は捨てられないだろうな。
#いつまでも捨てられないもの
お金。
すみません、ふざけました。
大切な人との関係、です。
気づいたら心の奥底にあなたがいた。
気づいたら私の人生あなた以外いらないくらい重要な存在になっていた。
生きる理由がもう彼以外ない。
地元の小さな駅のベンチに座っているので、横にどかっと座ってみて下さい。私の横は未来永劫好きな人専用スペースとなっております..
今日も信じてるよ。
待って!変装無しでお願いします!わかんない!
君と別れて1年が過ぎている。
そろそろ、あの頃を忘れるために君との思い出の物を捨てようとごみ袋を広げる。
だけど、思い出してしまう。楽しかったあの日々を。
捨てようとすればするほどに蘇り、手が止まる。
ああ、早く前へ進まないと行けないのに忘れたくないと
縋りついてしまう。
そうして、捨てられず蹲ってまた一日が終わる。
まだ、この未練と思い出を僕は捨てられそうにない。
『いつまでも捨てられないもの』
端末に残った記録
誕生日に貰ったマグカップ
約束の証だったちいさな宝石
全部捨ててしまっても
ともに過ごした記憶だけは
いつまでも捨てられないまま
(いつまでも捨てられないもの)
【いつまでも捨てられないもの】
夜雨の部屋の片隅に、一抱えほどの大きさの箱がある。
再利用の段ボールとかじゃなくて、蓋のついたしっかりとした作りの箱だ。何か書かれたりしているわけではないから、中身は見当もつかない。
春歌は一度、何が入っているのかと訊いたことがある。返ってきたのは、少し悩むように間を置いてからの、「……ゴミ」の一言だった。
「ゴミなのに捨てないの?」
「あー……」
「あ、ごめん。捨てられないから置いてあるんだよね」
いや全然捨てていいんだけど、捨て方がよくわかんないっつーか、そもそも何ゴミかもよくわかんないし……。夜雨はぼそぼそと言い訳のように続ける。
春歌はそっと箱を一撫でした。
綺麗な箱に入った、少しの埃も被っていないゴミと名付けられたそれが、いつか別の名前になる日がくるといいな、と思う。
#117 大切なコレクション
片方なくしたシルバーのイヤリング
ビーズが飛んだ髪飾り
ピンが壊れた猫のブローチ
子供の頃夜店で買ってもらったペンダント
もう鳴らないオルゴールに入っている
もう使えない大切なコレクション
お題 いつまでも捨てられないもの
想い出 過去 記憶 幻想
後悔 選択 回想 追想
優しさ 温もり 声
青い夢 ゆりかごの腕 海の子守唄
郷愁 山の匂い ひだまりと猫
小さなプライド 頼りない栄光
今を生きたい私
地を這う諦めの悪い命
他者への期待
あの人は私を愛してくれるだろう
あの人は私を裏切らないだろう
そう期待ばかりしている
#いつまでも捨てられないもの
プレゼントって捨てられなくないですか
選んで買ってくれたり作ってくれたんだなと思うと捨てられなくて
どうしても取っておいてしまうんです
でも流石に今関わりのない人のものをいつまでも取っておくのってどうなのかなと思ったり
新しい人が出来たからこれは残しておかない方がいいのかなとか
手紙とかも捨てられなくて
見たら思い出しちゃうしよくないかなと思うけれど見ちゃうと捨てられなくて
皆さんはどうしてますかプレゼント
喜びより悲しみのほうが、忘れられない
癒やされたことよりも傷ついた方が、勝ってしまう
楽しかった思い出より、苦しかった思い出の方が
いつまでも、いつまでも捨てられない
それでも最期には、大きな絶望より小さな希望に
人は涙する生き物なんだろう
[題 いつまでも捨てられないもの]
いつまでも捨てられないもの。
他人をうまく褒められない。
素直に謝れない。
自分が正しいと思い込んでしまう。
そんな私のしょうもないプライドだ。
彼女が落としたネックレスを、いつまでも捨てられずにずっと持っている。
「必ず帰るから」
そう言った彼女を信じて、いつまでも。
「また会うまで持っていてよ」と、彼女に託されたようで。
あれから数年。未だ持ち主は現れていない。
「俺のじゃねーんだぞ……」
あまりにも持ち主と長い間離れすぎて、まるで今じゃ自分の物になってしまったようだ。たしかに、元々自分が手に入れた物で、それを彼女に渡したのだが。
彼女が帰ってくるまで。彼女の首に再びこのネックレスが掛けられるまで。いつかその日が来るまで。
「早く帰ってこいよ」
あの日の言葉を信じて。宝物のように、大切に手元に置いておく。
『いつまでも捨てられないもの』
捨てれない 棄てれない
だって、愛をこめてしまったから
捨てたら泣くから
こちらを向くつぶらな瞳も
ざらつく不格好なキズも
愛したものだから
なんてやっかいで、くるしくて
愛おしいのだろう
#いつまでも捨てられないもの
消えたい夏の
砂と泥のなかに
飲みこまれてしまった
釣り針のように
忘れてしまった
昇れないぼくの
守れなかったもの
あなたの影はまだ
太陽に逆らっていますか
#いつまでも捨てられないもの
8/17 お題「いつまでも捨てられないもの」
君がいつも捨てるもの
半日置きっぱなしのカップのコーヒー
冷蔵庫でしなびた小松菜
ゴミの日に出し忘れた空き缶とペットボトル
穴の空いた靴下
掃除機のフィルターにぎっしり詰まったゴミ
テーブルに置きっぱなしのレシートの束
君がいつまでも捨てられないもの
僕との腐れ縁
(所要時間:4分)※構想除く
いつまでも捨てられないもの?
捨てるべきなのに捨てられないというなら
穴の空いた靴下
いや、だって家で履くし
ケーキに付いてたミニ保冷剤
パンのあれ
お茶漬け海苔の東海道五拾三次
いや、もう寧ろ集めてるし
ラップの芯
トイレットペーパーの芯
…捨てます。次のゴミの日、ええ必ず。
【いつまでも捨てられないもの】
ぬいぐるみたち。
小さい頃に買ってもらった大きな某世界的スーパースターのねずみさん。20年以上一緒にいる。
他にも、最近の推しである、うぐいす横丁で生まれた耳が黒の白い犬の男の子のぬいぐるみがたくさん。
ゲームセンターに行っちゃうと、必ず1体は連れて帰ってくるので、大きい子も小さい子も、いろんな子たちがたくさん。
本。
小さい時から本が好きで、電子書籍もいいけど、結局買っちゃう紙の本。最低でも月1は本屋さんに行って、新刊をチェックして。SNSでもチェックするんだけど、必ず本屋にも行く。学生の頃、学校の図書館で借りて読んでた本をまた読みたくなって、古本屋さんに行ってみたり。積読が増えてく。読み終わっても、何度も読み返すタイプだから、手元に残してある。
CDやDVD。
学生時代の推しのCDやDVDを今だにも持ってる。何回も聞いたCD。カメラ割りも覚えたライブDVD。結局、一度もライブには行けなかったけど。
困ったな
必要なものだけを持って必要なことだけをすればいいい
だが、私たちはいらないことを言ってしまっね。
余計な時間を費やす。
誰?にもゴミの日にゴミと一緒にも捨ててしまった方が良いようなものがありますね。
私も周囲に忘れてしまえとか、捨ててしまえなど言われるものがありますか私は絶対捨てられないです。
ばかだなぁとか、時間の無駄だなとか思われるでしょうが、私には必要じゃないかもしれない。
夢があります。
それは捨てられないです。何曜日でも何日後でも
捨てられたらいいですが捨てれば身軽で時間もできるのに捨てられないで困っているんです