『ありがとう、ごめんね』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
それっぽいものばかり。
つらみ。
かなしみ。
すき。
あい。
ひとは賢いから解るよ。
この人のことばは、嘘なんだって。
この人のことばは、自分のためだって。
生まれ故郷よ、どうか達者で
おいて行く私を許してください
きっとこの地を踏みに来るから、
またお煙草を燻らせるから
それまで優しく見送っていて
それまで優しく見送っていて
帰り道だけ恋しくなるなら
暫く思い出しもしないでしょう
ただ訛りだけがそんなに励まして
謝ることすら憚られるのだ
きっと帰ると言わせないのだ
【 ありがとう、ごめんね 】
君とは、いわゆる幼馴染みで、ほぼクラスも同じで。
日中の大半の時間を、共に過ごしてきた。
お互いに一人っ子で、家族ぐるみの付き合いもあって、
兄弟のように育ったというのは本当だ。
だから、君の考えることなんて、お見通しなんだよ。
卒業したら、今度こそ別の道を歩き始めるけれど、
それを応援したくて、でも寂しくて。
複雑な思いは、ほら、顔に出てる。
この後、きっと言いたいことがあるって呼び止めるね。
「何?」
「ねぇ……好きだよ…」
これも、予想通りの内容だ。
両思いなのは分かっていたけど、自覚した時からそれが
叶わない、叶えるわけにはいかないと気付いていたんだ。
それを、君に知られたくなくて、でもずっと変わらない思いを抱いていてほしいと、利己的な考えを押し付けてしまう。
やり場のない思いは、やはり顔に出る。
困った哀しい笑顔を向けるしか出来ないのを、
どうか許してほしい…。
「前から思ってたんだけど出会いはいつ?入ってからだよね?」
「ん~まぁそうといえばそうなんだけどさ~」
「え、なになに!?違うの!?」
お弁当の中の卵焼きを箸でつまんで先生との出会いを思い出した。
先生と私の出会いはとても衝撃的なものだった。
「ここの道は……右だったっけ、」
自分の生活圏内とは少し離れた高校を選択した私は通学にとても困った。
なぜなら私が生粋の方向音痴だからである。
前日にあんなに道を確認したのに……!と思いつつ、無慈悲にも時間は進む。
初日に遅刻なんて本当にやばい。やばすぎる。不良?
良くない言葉が頭をぐるぐる回っていると、余程重大に見えたのか若い男の人が声をかけてくれた。
「あの……大丈夫ですか?どこか具合でも…、」
恐る恐るといった様子で声を掛けてくれた人こそ先生だ。
一目見た瞬間先生が好きだった。
一目惚れとか恋ってこういう事なんだと初めて知った日だった。
「あっ!あの!いや……迷子に、なってしまって……」
こんな年になって迷子、笑われてしまうだろう。
そう思うと恥ずかしくて最後の方は聞き取れたか分からない。
「なるほど。学校に行けばいいんだよね?」
「は、はい!」
「じゃあ連れて行ってあげる。俺の目的地もそこだし、」
「え、先生…ってことですか、え」
「まぁ、そうなるかな。……ぁ、やべ、急がないと俺も遅刻する……急ぐよ!」
そこからは全力疾走だ。
スーツから繰り出される速さと思えないほど先生は走るのが早かった。
足を懸命に動かしてなんとか先生について行く。
「ま、間に合った……!」
全力疾走のお陰か5分前には校門に着くことができた。
初日から遅刻の不良というレッテルは貼られずに済みそうだ。
「本当にすみませんでした……!迷惑をかけてしまって」
「迷惑なんて決めつけないで。どうせなら喜んでよ、ね?」
「あ、ありがとうございます…、?」
「うん、それでよし!じゃあ学校生活楽しんでね」
「はい!ありがとうございました」
これから学校生活、もう楽しみでしかない。
だって先生と過ごせるんだ。どうしよう、世界で一番幸せかもしれない。
「…ぃ、おーい!まぁた妄想の世界に行っちゃった?」
「先生やっぱり運命だ……」
「はいはい、」
2023.12.8「ありがとう、ごめんね」
僕に出会ってくれて、ありがとう
今まで本当に、ありがとう
でも、
ごめんね……、ごめんね、
君の幸せを願いたいから
夢の時間を終わりにしたいんだ
最期まで自分勝手な僕に付き合ってくれて
本当にありがとう、そして、ごめんね
「ありがとう、ごめんね」
大した能力も才能もないプライドエベレスト
自覚済みだけど絶対自認しないから
期待に応えるふりして生きて行きます
"ありがとう、ごめんね"
いつも優しかった昊空
お腹が空いているのに、起きるまで
近くでずっと待っていたね
寝返りをすると
起きたのといわんばかりに
起こしに来たね
遠慮がちに手で頭をトントンと
起きてと
いつも待たせていたね
ごめんね
沢山の優しさありがとう
昊空の優しさ忘れないよ
ありがとう、ごめんね
ありがとう、ごめんねを素直に言える方がいい。
それが正しいことだからとずっと思っていた。
でも違った。
それを言える子の方が幸せなんだ。
ありがとう、ごめんねを素直に言えないあの子は、
いつも小さな肩を精一杯怒らせている。
何度も傷ついてきたことを隠しているんだろう。
あなたが一番優しくして欲しい人達は気づいていないんだ。
繰り返される言葉の棘は、柔らかな心を固くしてしまう。
皮肉も婉曲も要らない。
それは大人に使う技術で、子ども達を幸せにしない。
愛しているなら傷つけないで。
愛してることを素直に伝えて。
それだけでいいのに。
#112
「ありがとう」だけなら「どういたしまして」と返せる。でもその後に「ごめんね」と続くと、どう返したらいいのか分からなくなる。
「謝らなくていいよ」が正解なのか
「気にしないで」と言えばいいのか
「お互い様だよ」でいいのか
ごめんね、という言葉には何となく、「これ以上迷惑かけないからね」という目に見えない線を感じる。
寄り添うことも、手を差し伸べることも、見守ることも、お互い自然に出来る関係を望んでいるのに、ごめんね、と言われると何に対しての「ごめんね」なのかを考えてしまって、そこで止まってしまう。
ごめんね、面倒臭いのは私の方だった。
聞いてくれてありがとう。
END
「ありがとう、ごめんね」
恋のライバルだと思ってた。
好きな人とあなたが話してる時、なんだか胸が落ち着かなくて。胸がズキズキうるさくて。
話しかけてくれたのに、ごめんね。
何も悪くないのに、ごめんね。
あなたの好きな人は私の好きな人ではなかった。
「ごめんなさい」って謝った。
そしたら、あなたは優しく微笑んで私にたくさんの協力をしてくれたの。
きっと、きっとあなたも恋が実るよ。
だから、その時は私が1番に嬉しくなる
ほんとうに…
ありがとう、ごめんね
おばちゃんは体が弱いみたいで
もう長くないんだって。
私はおばちゃん大好きっ子だから
いなくなるとか信じたくないし時間がある日は
毎日会いに行く。
ほぼ毎日会いに行ってるから
日に日に体調が悪化してるのは分かってる。
それでも私はおばちゃんが死ぬなんて信じたくなくて
気にしてないように明るく顔を見せに行く。
いつもおばあちゃんは「ありがとう」を言う。
その皺いっぱいの優しい顔が好き。
シワシワになった柔らかい手が好き。
いつまでも私の事「可愛い可愛い」って
甘やかしてくれるところが好き。
でも時々考える。
こんなに優しくて温かくてかわいいおばちゃんが
居なくなった時のこと。
考えて涙が出そうになる。
おばちゃんには悲しい顔は見せないようにしてたから
必死に悲しい顔は隠した。
授業中に親から電話が来た。
おばちゃんがもう危ないらしい。
急いでカバンに荷物を詰め込んで帰った。
そこにはおばちゃんを囲むみんなが居た。
おばちゃんは今まででいちばん苦しそうで
でも私の姿を見ると少し笑っていた。
「おばちゃん!!」
そう大きな声を出して
目には溢れる寸前の涙を溜めながら
おばちゃんとの差を走って詰めた。
「ありがとう来てくれて」
前聞いた声とは違う弱々しい声を聴いて
私は泣いた。本当におばちゃんが亡くなる実感がした。
「ごめんね大人になるの見れなくて」
涙を流して返事もできない私は
首が取れるんじゃないかってほど首を振った。
「本当は泣きそうだったの知ってたよ。
...今までごめんね。
毎日毎日...顔見れてよかったよ。
...ありがとう最期に...笑顔みたいな。」
言葉と言葉の間隔が少し長くなって
もう時間が無いんだとわかった。
だからおばちゃんの手を私の頬に当てて
いつまでも止まることの知らない涙を流しながら
私史上最高でブサイクな笑顔を精一杯
おばちゃんに見せた。
「ありがとう」
この言葉を最期におばちゃんは息を引き取った。
─────『ありがとう、ごめんね』
[ありがとう、ごめんね]
「ありがとう」と「ごめんなさい」
短い言葉なのに言えなかった。
家族以外の人と話すことができない。
誰かに話しかけられても素っ気ない言葉しかでてこな
い。仲が良かった友達、皆私から距離を置いてる気がす
る。
でも、それは気のせいなのかもしれない。困った時誰か
に声をかけると助けてくれる。私が何も言わなくても、
困っているとき誰か助けてくれる。皆、いい人だった。
しかし、「ありがとう」とは言えなかった。感謝の気持
ちを伝えられなかった。それでも何度も助けてくれる。
私は心の中で、感謝している。これを言葉で伝えたい。
本当にありがとう。
No.5
娘には、『ありがとう』と、素直に言えるのに、主人には、言えなくなった。
【ありがとう、ごめんね】#92
ごめんね、ありがとう。
これが私の口癖で、なんなら
ありがとう。
なんて最近は言っていない。
でも、貴方は違った。
私の名前を呼んで、私の目を見て、
話してくれた。
こんなの始めてで、生きた心地がした。
その時は、初めてながらに
笑顔で返事をした。
ありがとう、ごめんね。
ありがとう、ごめんね
どちらも同じ事
大切なのは捉え方
素直な気持ちでいってごらんよ
Snow Manで妄想
好きなもの①
自己紹介が終わり
阿部:明日って全員で仕事だっけ?
岩本:そーだね!
YouTubeとるのと、◯◯の加入発表と、ダンスレッスンと、ボイスレッスンだね!
深澤:何時入り?
岩本:10時だよー
深澤:よし!ゲームしよー
岩本:よし!みんな帰ろー
渡辺:帰ろーぜー
◯◯の耳元で、
目黒:この後なんか用事ある?
◯◯:ないです。
目黒:俺んち来ない?
◯◯:いいんですか?
目黒:じゃあ、行こっかw
◯◯:はい!
◯◯side
(急なお誘い。
なんだろー
ちょっと怖いなぁー
車に乗る
目黒:◯◯はさー
なんか好きなものないの?
(好きなものかー
◯◯:ないですね~
目黒:えっ?なんかあるでしょ?
明日、YouTubeで、10問10答やるから、考えた方がいいと思う。
◯◯:えっ?そうなんですか?
目黒:wそしてさー、メンバーに、タメでいいよ?
◯◯:いやー
目黒:いや大丈夫だって!
じゃあ今確認とってみるね!
✉️目黒:ねえねえ、みんなー
◯◯タメでいいよね?
✉️目黒以外のSnow Man:いいよー
✉️向井:てか、めめ、◯◯と一緒にいるん?
✉️目黒:そうだよー
✉️佐久間:めめずるいー
✉️目黒:佐久間くんも誘えば良かったんだよー
✉️◯◯:じゃあ、よろしくね!
目黒:ほらね!
◯◯:んふふ♪︎
家に着く
目黒:着いたよ!
◯◯:運転ありがと!
これをみたと言うことは私はもう既にここには居ないでしょう。
確かに私は貴方に助けられたという恩がありました。ですが、辛くなってしまいました。もうこれ以上苦しくなりたくありません。貴方のそばにいると嬉しくなって、辛くなって、心が痛くなります。けれどももう貴方も私を気にすることはありません。ごめんなさい。お許しください。ありがとう。
表面上、僕らは恋仲だった。そこに至るまでの経緯は省くが僕らは愛し合っていたと言うよりかは一緒にいた延長線上にいた。所謂家族という関係だった…と思っていたが、どうやら違うみたいだった。隣にいたはずの君はいつのまにかずっと遠くにいたらしい。君は僕の姉であり僕は君の弟だった。姉は…恋人は一体どこへ…
日に日にできないことが増えていく
あなたに迷惑をかけているのが心苦しい
嫌な顔をせず世話をしてくれるあなたに
「ありがとう」と言うと笑顔で返してくれる
感謝しかない
「ごめんね」は言わない約束だから
心の中でつぶやく
ありがとう、ごめんね
#ありがとう、ごめんね
#54
「ありがとう、ごめんね」
が
素直に言える人は
本当に
優しいひと
「ありがとう」「ごめんね」
その言葉で思い出すのは、数年前に亡くなった祖母のことだった。
いつも感謝の気持ちを忘れない。穏やかで優しい祖母。何かをしてもらうたびに「ごめんね」と言う。祖母の「ごめんね」は「ありがとう」だった。
その祖母とのことをいろいろ書こうと思ったし、実際途中まで書いたんだけど、書いてるうちに温かい気持ちと同時に寂しい気持ちが襲ってきたので、やめた。
大好きな祖母のことは、ずっと忘れない。そして祖母の、他人への感謝の気持ちを忘れない心を、忘れない。
おばあちゃん。「ありがとう」
『ありがとう、ごめんね』