『あなたに届けたい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『あなたに届けたい』
私は元気で暮らしています
時々泣きたくなるほど
あなたが恋しいです
私のことなど忘れているでしょうが
私は生涯忘れはしません
お体を大切に
今日、家族に荷物を送った。一人暮らしを始めてから今日で丁度一年だ。なので、自分で稼いだお金で家族のみんなにプレゼントを買った。
荷物を送る時、プレゼントと一緒に手紙も付けた。
手紙には、元気にやっていますと書いた。
それと、返事は別にしなくていいです。とも書いた。
それから数日後、私宛に手紙が届いた。
家族からだった。
返事は別にしなくていいと言ったが手紙を書いて送ってくれた事はとても嬉しかった。
また、手紙を書いて送ろうと思った。
あなたに届けたい私の気持ちを手紙にして。
あなたに届けたいこの気持ち。
なーんてよく歌詞やらにありますよな。
わたしが届けたい気持ちはそんな爽やかなものでもないし可憐なものでもない、そう、不満よ。
だがしかし圧倒的平和主義者の私は思ったことを、相手にとって悪いことか否かを吟味し、なかなか本音を言えないのであーる。届けたいような届けたくないような、そんな黒い気持ち。もっと何事も前向きにハッピーに生きたかったぜ…
きみが僕に与えてくれるものは
計り知れない
だけどきみは神様ではない
浮かれたり落ち込んだりと
毎日忙しい小さなひとりの人
だから僕はきみを崇めたりしない
きみと目線を同じにして
きみの考えてることに耳を澄ます
聞こえてくるものは夢ではなく
悪夢でもなく
飾りのない本当の現実
「あなたに届けたい」
少しいびつなチョコレート。
可愛い袋にピンクのリボン。
手紙も添えて、大切にカバンに入れて。
あなたに届けたい。
私の気持ち、甘いお菓子と一緒に。
「あなたに届けたい」
「あなたに届けたい」
先生が言ってたよ。父さん、春までもたないってさ。
原因はやっぱり癌だって。もう体中に転移しているので、摘出手術も不可能だし、抗がん剤治療も、年齢的に難しいらしいよ。
脊髄にも転移しているので、腰骨の組織がボロボロらしい。腰が痛いのは、そのせいだよ。吐き気とめまいは、がんが脳に転移しているからだよ。
大元は、肺がんだろうって。レントゲン写真を見たけど、肺が真っ白だったもの。水が溜まってるからだってさ。そこから血液に混じって、いろんなところに回ったみたいだよ。
ずっとタバコやめなかったもんね。ツケが回ってきたって笑って言うけど、本当にそうだよ。笑い事じゃないんだよ。
コロナで面会禁止だから会えないけど、家に帰りたいって、ずっと看護師さんに言ってるんだって?あんまり困らせてはダメだよ。
父さんには、感謝しかないよ。
小さい頃、よくハゼ釣りに連れて行ってくれたよね。サッカーの試合にも、よく応援に来てくれたよね。孫が産まれて、私以上に喜んでいたよね。
あまり怒らない人だったけど、一度父さんの財布からお金を盗んで殴られたことは、よく覚えているよ。本気で怒ってくれたよね。いつも本気だったよね。
自分も親になって、その気持ちがよくわかるようになったよ。父さんの本気が、私の子育ての手本だよ。だから私も怒る時も褒める時も、父さんのようにいつも本気だよ。そのことを、父さんから学んだよ。
毎年娘を連れ出して、桜を見に行ってたよね。今年も行こうよ。娘も楽しみにしてるからさ。頑張って行こうよ。車椅子、押してあげるからさ。
元気になってさ、大好きなラグビーを見に、また花園に行こうよ。自慢のギター、聴かせてよ。囲碁も将棋も、またやろうよ。
やりたいことが、やってあげたいことが、いっぱいあるんだよ。まだまだあるんだよ。
早く帰ってきてね。娘たちと待ってるから。
待ってるからね。
請われたから作るだけ。本当は自分の分しか作る予定はなかった。眺める紙には、数年前からリピートしているお気に入りのクッキーとケーキのレシピ。目の前には毎年同じところで買うクーベルチュールチョコレート。
キッチンで長いこと格闘する。甘い匂いに包まれながら。別にあなたのためじゃない。自分が食べるついで。
「バレンタインはもはや野郎のためにあるんじゃない。自分のためにおいしいチョコレート菓子を用意して楽しむ日ですから。」
そう言ったのは本心だ。現にここ数年は本当にそうだった。でも、どうしてもあなたの手作りが食べたいと、どの程度本気なのかも分からないけれど、言われて渋々頷いてしまって。そこからこの半月、妙に気になって。
焼き上がったものを冷ましたり、仕上げたりしながら、ラッピングの用意をする。少し気持ちが落ち着かない。あれはどういうつもりで言ったんだろうか。チョコレートが好きなだけなら、市販のものでも買って食べればいいのに。むしろ、望めばくれる人なんてたくさんいるはずなのに。
最後に結ぶリボンは、あなたを連想させる色。名前から、勝手な想像でしかないけど。
どんな顔して渡したら良いんだろう。とりあえず、約束通り作ってきましたよ、でいいかな。
〉あなたに届けたい
/
愛してるよー!
\
これまで精一杯生きてきたあなたへ
わたしは
あなたががんばってきたことを
知ってるよ
生きづらさを感じてたときも
なんとかして
前を向いて生きていこうとしてたこと
知ってるよ
よくやってるよ。
ほんと、よくやってる。
いつでも
わたしはあなたの味方だから。
いつも
そばにいるから。
愛してるよ。
貴方に、この身を捧げて届けたい。
私は貴方を、"愛してる"という事を。
好意はあった。
でも、好きにはなれなかった。
「好きって言って。」と言われたけれど
言えなかった。
ごめんね。嫌いじゃないんだよ。
ただ、自分に、あなたに、嘘は
つけなかったんだ。
あなたの気持ちには応えられなかったけど
いやとか嫌いとかじゃなかったんだよ。
それだけは伝えたい。
「あなたに届けたい」
最初から、この結末は分かっていた。
覚悟していた。だから、この恋は最初から
間違っていたんだろう。
だけど、到底無理なこの恋愛に手を
伸ばした自分を褒めてあげたい。
失敗した、傷ついたってことは
挑戦した証だから。
挑戦しようと思わせてくれたあなたに
ありがとう。
あなたに届けたいものが、確かにあったはずなのに。どうしてだか、思い出すことができない。大切なものだった。綺麗な箱に入れて、時折愛でたくなるような。
砂に消えた思い出は、もう形を作らない。
灰に削れた記憶は、そのうちに、その事実すら忘れてしまった。
剥がれ落ちた自己の証明に気付けぬまま、届け物だけが埃を被って埋もれていく。
あなたに届けたい
今、この気持ちをあなたに届けたい
私の深雑な気持ち。なんとも言えないあなたへの思い。
全てをあなたに届けたい
前みたいに戻りたい 出来るのならば
話しかけてくるまで待ってるね
ずっとずっと 待ってるね
わたしはプレゼントを贈るのが好きだ。
誕生日に何を贈ろうか、悩む時間も楽しいし、相手の反応をみるのも好きだ。
自己満足かもしれないが、やっぱり喜ぶ姿を想像したら
不思議と気分が良くなる。
今年は何をあなたに届けようかな。
あなたに届けたい
あなたに届けたい
あなたは嬉しいかな?
めんどくさいと思われないかな?
でも届けたいな。
ずっと前から好きでした。
この想い伝える勇気は無いけど、
この想いに気づいて欲しい気持ちもある。
わがままでごめんね
今のままの関係を壊したくないから言えないけど
あなたを好きなこの想い、
あなたに届け。
"あなたに届け"
〜本日より始めさせていただきました。
拙い文ですが暖かい目で見守ってください〜
1日目
あなたに届けたい
あなたに届けたい、わたしの気持ち。あの時喧嘩別れしたあの子に。
怒ってなんかいないよ。
意固地になってごめんねって。
元気にしてるかな?
H先生と久しぶりに坂道ですお話しした
公立受けます!って言ったら頑張れ!って「大丈夫」って
その言葉を信じて頑張ります。
あなたに届けたい
冷たく澄んだ風の中の朝陽の匂い
少し焦げたような太陽の光
寂しい顔をした茜色の空と雲模様
宝石みたいなオリオン座
僕の全ては、あなたには届かない。
僕は僕で。あなたはあなただから。
「パパとママは心だけ隠して産んでくれた」
「神様は心を深くに作った」
って、優しい声の誰かさんが歌ってたでしょ?
そうしないと、僕は僕で居られない。
そうしないと、あなたはあなたで居られない。
僕があなたで、あなたが僕なら、恋も愛も…くだらない笑い話だってできないじゃない?
全てが同じなんて、つまらない。
宇宙から見た一生なんて、一瞬なんだから。
どうせ一瞬。生きるなら、面白くないとね。
テーマ:あなたに届けたい #79
ララキの能力のおかげで人外たちから情報を集めることに成功した真。ミッドナイト組織の情報を見つけるーー
「ミッドナイト組織…」
僕がそう呟くと、人外二人の視線がこちらに向く。
『あった?』
「あぁ…」
『なんて?』
僕は口を閉じた。そこにはこう書かれていた。
【ミッドナイト組織。それは人外でも人間でもないものを作り出すと言われている組織、と聞いたことがある。もちろんデマかもしれないし、そんなこと本当にあったらそれは大変なバケモノを作っていることになる。
一体誰がなんのために…。ミッドナイト組織に関してはあまりいい噂は聞かない】
『バケモノ製造組織ってわけか』
シャドウは文章を読んだのか呟いた。
『これはいつも情報をくれる情報屋の字だね』
ララキがそう言って文章を見た。ということはあまりミッドナイト組織というものは知られていないのかもしれない。情報屋が知らないのだから。
『僕はこの組織に関わりを持つことはゴメンだけど、君たちは本当にこの組織にカチコミに行くわけ?』
「カチコミに行くわけじゃないさ。平和に解決できそうだったらそれはそれでいいが…。あまりその線は考えないで良さそう」
僕がそう言うと
『こういうのもあったぜ』
そう言って、シャドウが僕に一枚の紙を渡す。
【そういや、怪しいやつが西路地近くに彷徨いていたぜ。なんだか挙動不審でよ、真夜中に動いていて、なんだか血走ったような目をしていたな。
人外って感じではなかったけど、人間ってわけでもないような…。まぁ、俺の違いかも】
真夜中に活動…人外でも人間でもない雰囲気。さっきの情報屋の情報と似ている…。それに実際、僕も感じていた。アイツは…アイツ等は只者ではない気が…。
「僕も感じた。アイツ、人間の姿をしているのに変形したり、僕の時止めにも逆らってさ。でも、シャドウのことを認識していなかった。僕だけ攻撃を受けて、最終的にはシャドウが奴らを……。でも、最初から最後までシャドウのことが認識できていなかったと思う。気づかない演技だとは思えない」
実際、最後彼らは殺されたのだから。
『もし、そんな化け物いるとしたら…』
そう言ってララキは身震いしていた。
「ララキ。やっぱり僕行かなきゃ。そんな奴ら放っておけない。いや、そんな奴らに弟を連れ去られたままでたまるか」
ララキは僕を見て、何か考えていた。
ーージャラ…。
鎖の音。クソ…。僕が油断した隙に連れ去るなんて、なんて卑怯な奴らなんだ…。
「おい。鎖で繋いだはいいが、コイツ時止めはできないみたいだぜ?」
「そりゃないだろ、あいつの息子なんだから」
「でもよ、遺伝していなかったら……」
「バカッ! そんなこと言うんじゃねぇ! どこでボスが聞いているのかわからないんだぞ!」
「ご、ごめん!」
2人の男がなにやら話している。見張りといったものか…。でも人外一匹の侵入もわからないとは、警備としては劣っている。
『勝瑠…。やっぱ助け呼んだほうがいいよ』
そういったのは、リーリエ。彼女は真兄さんの近くにいるシャドウのようなものだ。
『でも、リーリエ。君はここから出られるかい?』
僕は小さく独り言のように言葉をこぼす。
『えぇ、ここの警備は人外にとって全く対策をしていないみたい。外に何本が続くルートを見つけ、もう外に行けると検証済みよ』
リーリエは頼りになる。僕よりもずっとしっかりしている。『私がもっと先に察知していればこんなことにはならなかった』そう頑なに言う彼女はきっと彼女自身が思っているよりも遥かに、働いてくれているとおもうのだが…。
『じゃあ、真兄さんに伝言を頼む』
そう言って、僕はリーリエに話した。そしてリーリエは僕のもとから真兄さんのもとへ。
あなたへ届いてほしいんだ…。例え、僕が弟だと信じられなくても僕は知っている。あなたが本当の兄さんなんだって…。
※㊗♡1000!!
本当にありがとうございます。作品たちを狼星を支えていただき感謝してもしきれません。
これからも狼星をよろしくお願いいたします。(._.)