『あなたとわたし』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あなたとわたし
まるで太陽と月だね
「あなたとわたし」
あなたとわたし。私はともかく、あなたは存在するの?
全ては幻覚で、あなたも、あなたを取り巻く世界も、私の空想が作り上げたものだったら。
あなたとわたし
私と貴方は、
夜にだけ寄り添う、
幻の恋人。
夜明けが近づくけれど、
まだ、夢の中で、
心はそっと重なり合う。
月明かりが消えても、
貴方の温もりは、
私の胸に残る。
でも、朝が来れば、
私たちはそれぞれ、
現実へと戻るだけ。
名前のない関係。
恋人とは呼べず、
友達とも違う。
けれど、心だけは、
繋がっていると信じたい。
この一瞬の夢の中で、
貴方は確かに、
私のものだったから。
また夜が来れば、
貴方は私に微笑んでくれるかな?
それとも、
この一夜が、最後の夢なのかな?
未来を知る事は出来ないから、
今はただ、この思い出に、
身を委ねて、眠りたいんだ。
いつかまた。
貴方と手を重ねる夜が来る事を、
願いながら、
そっと目を閉じる。
朝が来れば、
貴方と私は、
互いの影を心に刻んで、
日常へと溶けていく。
「さよなら」じゃなくて、
「またね」って、呟いて。
『あなたとわたし』
空の上から見たら
同じに見えるのかな
動物達から見たら同じに見えてるのかも
違いはあるけど‥
おんなじだね
貴方と私じゃ違う
私には妹が居る妹は明るくて皆からも人気者
私はその反対で暗くて何も上手く行かない陰キャ
ふとお母さんにこう言われた
「あんたなんて産むんじゃなかった妹だけでよかったわ」と言われた
私にとってこの世は生きづらかった
あなたがいるからわたしはいきていられる
そんな月並みな言葉を並べたとて、きっとあなたは眉を下げて困り顔するに違いない
でもこれは本当のことなのだ
わたしのあなたへのおもいはことばというりんかくからかんたんにはみでてしまう
いつか本当の意味が伝わるといい
その時のあなたの顔が私は見たい
だからわたしはきょうもいきる
誰?
名前は?
どうしてここにいる?
仲良くできる?
これからよろしくね。
あんちゃん
あなたとわたし一体どちらが本物だろうか
私かも知れないし、あなたかもしれない
はたまたどちらも本物ではないのかもしれない
鏡の中のあなたは今なにを考えているのかしら?
あなたとわたし
バンドのあなた
ただのわたし
笑顔をくれるあなた
笑顔になるわたし
勇気づけてくれるあなた
勇気をもらうわたし
応援してくれるあなた
応援するわたし
悲しい時に笑顔を見せて無理をするあなた
そんなことに気付かず盛り上がっているわたし
後々気づいてでも、できることは応援することだけ
素敵な曲を届けてくれるあなた
素敵な曲を聴くわたし
同じ人間のあなたとわたし
推しとファンで違うことはある?
だとしても、人間は、変わりない
あなたとの距離が近くのようで遠く感じてしまうわたしがいる。
あなたとわたし
「ただいまから第3ゲームを始めます。参加される方はコートの中にお入り下さい。なお、次のステージに進める方は5名となります。繰り返します…」
このゲームも第3ゲームとなり、50名近くいた参加者も11名となった。俺もなんとか残っているが、次はどうなるか分からない。このゲームの賞金は1000万円。もちろん、裏の世界のゲームだから、負ければ臓器を売られ、闇金で金を限度まで借りさせられ、生活保護の金までむしり取られる。まさに生き地獄。本当に賞金が貰えるかも分からないが生きるために金が欲しい。まだ死にたくない。ゲームに勝てばいいだけのことだ。
第3ゲームは自分1人では勝てないゲームで、仲間を集め協力して攻略していかなければならない。
しかし、次の第4ゲームを考えると俺より腕っぷしの強いやつ、頭の切れるやつと組んでしまうとそいつらが残り、次で負ける可能性出てくる。できるなら、次に残るやつは俺より弱いやつのほうがいい。かと言って、第3ゲームで弱いやつと組めば負ける可能性もある。どうすればいいかのか、仲間を見極める必要がある。
「ねぇ。私と組まない。あたなとわたし いい組み合わせだと思うわよ。勝ちたいなら私と組んだほうが得策よ。」
本当にそうだろうか?
このゲームに勝ち残る最善の方法を導き出せ、時間はない。
立ち止まるな。考えろ。
俺は絶対に金を手にして見せる。
あなたとわたし、どんな物語がありますか?
お題見た瞬間これしか思いつきませんでした。
一文だけの日があってもいいよね
おやすみなさい
あなたは大きい、わたしは小さい
あなたは強い、私は弱い
あなたは社交的、わたしは内向的
あなたは激しい、わたしは穏やか
あなたは黒い、わたしは白い
あなたは外を自由に歩き、わたしは籠から出られない
正反対のあなただから、あなたに憧れる
正反対のあなただから、一緒にはいられない
わたしは小鳥、あなたは猫
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お題:あなたとわたし
あなたとわたし
理屈を通り越した涙が止まらない。
ずれた布団カバーを握りしめて
ただこの波が過ぎ去るのを待っている。
泣いても仕方がないことくらいわかっていた
嫌になる程繊細な人間であることに
目を逸らしながら、気づいていた
やけに辛いものを食べ続ける体を
どうしても己と認識できない。
薄れる自認はきっと脳のせいだ
私が私でいようとすると生まれる不都合に
耐えられないわけではないと
思い込もうと必死になる
誰よりも自分でいたいくせに。
何者であるかを自覚していたのに
言葉が追いつかなかったが故に
散々苦しんだあなたを
迎えに行こうと思った。
つづきをきかなきゃ
聞こえなかったから
何か大切なことを聞き逃している
何か重大な見落としがある
きっとそれが、気づいてしまえば
愕然とするような事実であったとしても
見つけなければならない
社会的視線の檻で終わろうとするあなたは
わたしにしか救えない
何にも期待しないような顔で
救って欲しくてたまらないあなたが
疑い深い目で差し出した不恰好な何か
よく見るとそれは
ぼてっとした心のかたまりで
何か言いたげにしている
大人ぶることで身を守る私には
とうてい聞き取れないほど弱々しく
小さすぎる声で
本音を放とうとしているように見える
妥協なく私であらせて欲しい
どうか私を生きさせて欲しい
覆い隠せない願いだ
わがままなんて言わせない
なんてね、で願いを掃き捨てる習慣さえ
檻の外へ蹴り出してしまえばいい
あなたはちっとも救われない顔のままだけれど
わたしは檻の外で待つよ
もし出られたら、わたしと
冗談のつもりでハグをしよう。
いつも教室の真ん中で雑談をしているあなたと、いつも教室の隅で本を読んでいるわたし。
頭が良くて勉強が得意なあなたと、体が弱くて運動が苦手なわたし。
友達がたくさんいるあなたと、友達が全然いないわたし。
別れてからすぐに新たな恋を始めることができたあなたと、別れてもずっとあなたが好きなわたし。
まるで対比のような「あなたとわたし」は、永遠に交わることがないのだろう。
「あなたとわたし」
僕たちにとって
"あなた" と "わたし" は
とても脆くて
それは繊細すぎるほど
"あなた" と "わたし"を
強めれば強めるほど
息が詰まり
刃がめり込んでいく
僕たちは
2人じゃない
でも1人でもない
君が君で居られるのなら
僕は君にだってなってやろう
いつか僕たちが
"あなた" と "わたし"
になるまで
手をつないだらうれしくて楽しくて
交わす言葉はつきなくて
あっという間に地球を一周してた
いつもいつでもいつまでも
どこもどこでもどこまでも
ふたりなら
初めて聞いたあなたの鼻歌は、私に気づくと途切れてしまった。
可愛らしい歌の名前を教えて欲しかったのに。
検索したらだいぶ古い歌。
私の口ずさむ歌の中では
あなたとわたしが地球をもう何十周もしている。
「あなたとわたし」
あなたはわたしには無いものを持っている。わたしはあなたには無いものを持っている。だから補い合い、たすけ合うことによって大きな力を発揮できる。それがあなたとわたしの繋がり。
【あなたとわたし】
あなたはいつだってわたしを優しく照らしてくれる。あなたがいなければわたしひとりでは輝くことができない。青空広がる世界にあなたがいて、夜空輝く世界にわたしは存在する。あなたとわたしが交わることは滅多にない。あなたは自ら光と熱を発し地球上の生けるものたちに生命を芽吹かせる。その輝きはわたしにとって眩しすぎた。わたしの世界はいつも暗闇と静寂に覆われていた。だから余計求めたくなるの。あなたはわたしの明月。
数メートルの差で
あなたとすれ違った。
わたしはみじめに体を小さくする。
そして気持ちを強く持つ。
過去あなたはわたしをいじめた。
その時の記憶がわたしを苦しめる。
負けてはダメだ。
わたしは、気づいていないあなたに
軽蔑の視線を送り、
強く生きようと思った。
わたしは陰気な性格で物事を考えすぎて全部が嫌になってこの世界からいなくなりたいと願う夜が数え切れないほどあった。そんなときでもあなたはいつもと変わらず明るくて、関係ない話をしたり悩み事への対処を考えてくれたり、いろんなことを教えてくれた。
今までたくさんの時間を過ごしてくれたあなた。朝起きられない私を何度も諦めずに起こしてくれ、そのくせ夜寝るときは面白い話をして寝かしてくれなかったり。いなくなると不安で探し回ったりするけどすぐ近くにいたりして。仕事行くときも友達と遊ぶときも彼氏に会うときもついてくる。いや、わたしが連れて行ってるのかな。そういえば彼氏と出会わせてくれたのもあなただったね。
嫌になって全てを終わらせたくなるときもあなたはただそこにいてわたしにいろんな世界を見せてくれる。何があってもあなた、いやあなたたちはそこにいて日常であり続けてくれる。たくさんヒビが入ってしまっているけどもわたしがあなたのことを大切に思っているということは知っていてほしい。
#わたしとあなた