『あなたがいたから』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
2024 6/20(木)
ボロボロの革靴、会社終わり、騒がしい雑踏に、俺は身を隠すように融け込んで歩いた。
信号の待ち時間。
すれ違いざまに肩が触れたサラリーマンから、舌打ちを喰らう。
そいつを目線で追うと、背中は随分と落ち込んでいるようにみえた。
あいつも、人に当たらないと気が済まないくらいの嫌な出来事が合ったんだろうか。
そう、
世界は醜い。
思うようには進まない。
もうやめてしまいたい。
負の思考は止まらないけれど、
そんな戯言を頭の中で喚き散らしたところで何かが変わるわけでもなかった俺は、口を閉じて大人しく街灯を頼りに歩いた。
それでも、今日を生きたのは。
「おかえりなさい。待ってたのよ」
「ただいま」
明日を生きるのは。
あなたが今日も、
変わらないとびきりの笑顔でリビングに居たから。
#31 あなたがいたから
あなたがいたから
死にたく、なったんです
いつでも元気で、柔らかなあなたが
枯れ枝のような手を伸ばして
僕の頬をそっと撫でるから
あなたがいたから
強く、なれたんです
撫でられた感触に
何も感じなかったから
あなたが居なくても平気なんだ、と
時が全て解決する事を
誰でもないあなたが教えてくれたから
あなたがいたから
幸せ、だったのかな?
あなたが居なければ
僕の世界は僕だけのものだったのに
隙間から入り込んだあなたが
僕を全て支配してしまった
元には戻らない僕の世界は
眩しすぎて、喉が渇いた
あなたがいたから
そのあなたが誰だったか
思い出せなくなるといいな
あなたがそれを一番に望んでたから
あなたがいたから 部屋が散らかった
あなたがいたから 泣いた
あなたがいたから 楽しかった
あなたがいたから 寂しい
あなたがいたから いつもと違う匂い
「騎士と姫」
保育園の頃の君の夢は「おひめさま」だった。
俺に「おうじさまになって」と君が言ったから、身の程知らずな俺はすっかりその気になってしまったのだ。
だけど、成長するにつれて気がついた。
誰がなんと言おうと君はお姫様だけど、俺は王子様なんかになれない。そんな柄ではない。
だけど、せめて騎士になりたい。
常にお姫様をあらゆるものから守る、騎士。
だから、常に君の側に居させてほしい。
────あなたがいたから
どうやらお題をみたときに
イメージより先に曲が浮かんでしまうと
自分の言葉は散らばって形にならないようです
『一年前』のときは、虎舞竜のロード
『あいまいな空』のときは、SADSの忘却の空
『あなたがいたから』の今日は、
FEILD OF VIEWの君がいたから
「あなたがいたから」
高校生活は楽しかった
仲の良い友だちも居らず一人ぼっち
もう一人でいいやと開き直ろうとしてた2年の春に声をかけてくれた
そして仲良くしてくれた
おかげで休み時間も昼食も運動会も文化祭も修学旅行も
とっても楽しかった
学校でのみの付き合いだったけど
充分だった
少しでも高校生らしい生活が送れたのだから
楽しい時間をありがとう
卒業してから会えていないし連絡すら取れていない
何をしているかも分からない
元気にしているだろうか
「あなたがいたから」
大学生活は楽しかった
知り合い一人も居らず一人ぼっち
友だち作らず孤独な4年間を過ごそうと考えてた入学式の日に声をかけてくれた
そして友だちを紹介してくれた
おかげで気の合う友だちを作ることができた
一緒に講義や休み時間を過ごすだけでなく休日に一緒に遊ぶという
大学生らしい生活を送ることができた
その友だちとは社会人となった今も誕生日にメッセージを送り合ったり休日にお茶をしたりしている
そんな友だちを作るきっかけをくれてありがとう
今は何をしているか分からない
たまに友だちと共に話題に出しては懐かしんでいる
元気にしているだろうか
No.4 今日のお題:あなたがいたから
「あなたがいたから」がんばれる。
「あなたがいたから」つよくなれる。
「あなたがいたから」生きていける。
「あなたがいたから」明日もその明日もずっとー。
永遠に君と一緒にいたい。
あなたがいたから
今日もおつかれさまでした
今日は少しよい気分
少し晴れ間が見えたような
暗闇の中光が差し込むような
そんな気分
相変わらずの辛い環境だけど
少しの喜びがあって
それが私の支えになる
腹が立つことも流すように
いちいち気に留めない
考えない
嫌なことは避けたらいい
逃げれるだけ逃げればいい
そしたら気楽になれる
そういう生き方も悪くない
辛くても誰かは見てくれてるんだ
信頼できる人は絶対いるんだ
その人たちと会話するだけで
心も楽になる
何気ない会話だけど
1日のうち短い時間だけど
その時間が何よりも大切で
私の生きる糧になる
改めて考えると本当に感謝だな
本当にいつもありがとう
あなたがいたから今までやってこれた
あなたがいるから今日も幸せ
「あなたがいたから」
―はじめまして―
右も左もわからなかった。
突然隣に現れたから。
朝も晩もずっと一緒。
なんで隣にいるのか、そんな状況が、ずっと不思議だった。
思ったよりも大変だった。
そりゃそうだ。生きてるんだもの。
泣いて笑って寝て怒って、全ての感情むき出しで、私を頼ってくる。
でも、意外と簡単だった。
優しく包みこんであげれば、安心していた。
手はかかったけど、ほんとにほんとにかわいかった。
全力で私のことを好いてくれた。
その小さな身体で―
今は私よりも大きくなって、もう包みこめないけど、
ずっと見守っていくの。
あなたのおかげで、私は母親になれたから。
人生最大のプレゼントをもらえたから。
ほんと、ありがとう。
あなたがいたから今の私がいるとか、そんな風にあなたに言うつもりはなくて、それは決して感謝していない訳では無い。
あなたがいた、あなたの軌道修正が効いて今こうして、息ている。
ただ、あなたはたまに危ない道を渡らせようとしてくる。
辛くて仕方が無い道を歩ませる。痛いくらいの針のむしろ。
人生そんなもんだと割り切るしかないほどの、辛いことも。
人生はこんなにも素敵だとおもえるほどの、楽しいことも。あなたは私の意思で経験させる。
私が私であるために、あなたは私を擁護する。
私の意思はあなたを擁護する。
私が私であるために、私は私の意思は、私を擁護する。
あなたという、私がいる。
私という、あなたがいる。
『あなたがいたから』16/372
ここまで頑張ってこられたのは、
他の誰でもない、あなたがいたから。
つらい時、あなたが励ましてくれたから。
嬉しい時、あなたも喜んでくれたから。
いつでも、あなたがそばにいてくれたから。
でも、ずっとあなたに頼ってばかりじゃ駄目だから。
あなたが引っ張ってくれていたこの手は、
届かない頂上に伸ばし続けるものじゃない。
大きく手を振って、歩き出さなきゃ駄目なんだ。
他の誰でもない、わたしの力で。
あなたがいるから、これからもわたしは頑張れる。
あなたがいたから
家族がバラバラになることもなく
大きく道を外れることもなく
お腹をすかせることもなく
学校に行けて
屋根のあるお家で暮らせています
母へ感謝を
あなたがいたから今の私がいる
だけど友情も卒業するときがあるのです
いつまでも互いにおなじではいられない
サヨウナラ
友よ
感謝と惜別を込めて
あなたに最後のあいさつを贈ります
どうかもう二度と私に関わらないで下さい
人が人に与える影響は大きい
服が変わったり
話し方が変わったり
考え方が変わったり
あなたに出会う前の自分は
どんなだっけ?
自立した大人だったのに
あなたがと過ごす時間が増えて
甘えん坊の子供になってしまった
これからも変わり続ける
あなたが私といてくれる限り
2024-06-20
〘あなたがいたから〙
今の私がいるのは、あなたがいたから…
あなたに出逢う前は
真っ暗闇で下しか見えていなかった
何をやるにも自信がなくて…
ネガティブに考えてばかりで…
自分軸もブレてばかりで…
まだ、しっかり前を向いて進めていないけれど…
まだ、何をやるにも自信がなくて恐くてたまらないけれど…
あなたがいたから
私は今、少しずつ1歩づつ前に進もうとしている
あなたにとっては
どうでも良きかもしれないけれど…
私にとっては
あなたがいたから今日も何とか生きていられる気がする
あなたがいたから…
そう思うことが増えたけれど、私の気持ちや想いが重たい
No.35『あなたがいたから』
あなたがいたからこの世界で生きても良いと思えた。
あなたがいたから心の底から笑顔になれた。
あなたがいたから誰かのために泣けるようになった。
あなたがいたから頑張ろうと思えた。
あなたがいたから思いっきり泣けた。
こうして考えると私の人生の中にはあなたが不可欠だ。
そう、あなたは私の生きる希望──
【書く練習】
今日は朝からめまいと吐き気がして半休をとった
昨日接した人間が合わなかったからだろう
出来事の反芻がやめられず頭がいっぱいになって吐き気がした
なるべく考えないようにして、薬をのんで眠ったが
翌朝目が覚めたら頭の中がいっぱいでくらくらした
なぜ、休んだはずなのに消耗しているのだろう
辛くて情けなくて、どうしてと思うがそれさえ旨く考えられない
今できることをしようと思って、休みの連絡をいれるのが精一杯だった
考えるのが億劫で辛い
なのに嫌な出来事の反芻がやめられない
どうしたらいいのか
色々調べて試したがどれも効果はあまりない
これはいつまで付き合えば良いのだろうか
一生?ゾッして考えるのを止めたくて目をつぶる
どくどくと心臓が鳴り息苦しい
書くことで癒されたくて、この今を綴るが
何になるというのか…
ちょっと疲れているので今日はこの辺でやめにする
『 あなたがいたから』
あなたがいたから今の私がいる。
そんな馬鹿なこと、ないと思っていた。
自分のことは自分で支える。
頼れる人なんて誰もいない。
それが当たり前だと思っていた。
でも、あなたはそんな私に手を差し伸べてくれた。
なんどもシカトしたのに、あなたは諦めてくれなかった。
手を取るなんて日が来るなんて思っていなかった。
私は、あなたの諦め悪いところに負けた。
あなたがいたから、今の私がいる。
この言葉の通り、あなたがいなかったら、今の私はいないし、今の幸せも環境もない。
「ありがとう」
【あなたがいたから】
私が今ここにいるのは
あなたがいたから
あなたさえいなければ
私は貝になれたのに
海の底で静かに眠れたのに
【あなたがいるから】
この不安も、悲しさも
愛しさも、安心感も
貴方が私にくれたもの
貴方と出逢って
色んな感情をもらった
感情の渦に巻き込まれることは怖くてつらくて
時には離れたくなった
でもまだ隣には貴方が居るの
貴方無しでは生きられなくなった
貴方がいてくれるから、今の私が居る
ダメなところもお互い沢山あるけど
今の私達がいるのは、お互いのおかげなんだと知る
自分を形づくる貴方が
この上なく愛おしい