『あなたがいたから』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あなたがいたから
私はあなたのおかげで
今笑ってられる
あなたがいなかったら
こんな気持ち知らなかった
本当の自分を隠さないで
生きれてるよ
あなたがいたから
私は幸せです
あなたがいたから
もう一月も生身の人間に会っていないな
人は一人では生きていけないと言うけれど
私の脳みそはごまかそうとしているみたいだ
物語の登場人物を実在する人のように
思い込みはじめた
おかげで正気を保っている気がする
君も死んでしまった
会おうと思えばいつでも会えるけれど
涙がとまらない代わりに
私の頭は君との思い出でいっぱいだから
またいつかね
あなたがいたから、私は色んなことを学ぶことが出来た。
色んなものを手に入れた。
その分、失ったものもきっとあったけど。
それなのに、あなたがいなくなったら、私の手には何が残るのでしょう。
出会いには、別れは付き物。
でも、別れるべき人は、あなたでは無いってずっと思ってたのに。
あなたがいたから、当たり前が当たり前じゃないことに気づけた。
今更気づいても遅い。
私は1人で、あなたと共に歩いた道を、寂しくとぼとぼと歩むのです。
感情を知った
笑い方や泣き方も
怒り方も
あなたのを見本としたの
だから似ているんだよ
暗闇の中から私を助けてくれた
あなたのためなら何でもできる
命さえも差し出せる
あなたに会えたから
あなたが生きていてくれたから
私を救ってくれてありがとう
今度は私の番だね
#あなたがいたから
6月20日 19:08
“あなたがいたから”
あなたが いたから
道ができ
あなたが いるから
今がある
あなたと いるから
これからがみえ
あなたと ともに
歩んでいきたい
あなたと 私と…
あなたがいたから
辛い時、苦しい時
いつも貴方が隣に居た。
顔も知らないけど、
大好きな、世界でたったひとりの
たいせつな友達
そんな貴方と連絡が取れなくなって
だいぶ経つ
少しだけ寂しいけど、俺は貴方を引き留めない
これからはこっちからは連絡はしない。
けど、最後に一言だけ伝えたい
ずっと一緒に居てくれて
出逢ってくれて、ありがとう
またね
夜凪
「あなたがいたから」
あなたがいたから
わたしはがんばれた
あなたにあえて
よかった
わたしにあえてよかったと
いってもらえるまで
もうすこしがんばってみるよ
あなたがいたから
あなたがいたからここまで来れたよ。
ありがとう。さようなら。
君はそう言って離れていった。
もう終わり。一緒にいる必要はないから。
でも困ったな。私はまだ、君がいないと、
ここからどうしたらいいか分からないのに。
職場の悩み
ママ友との悩み
子どもの悩み
旦那の愚痴
体調の不安
なんでも聞いてくれて
いつも味方になってくれてた
なにかあったら
1番に思い浮かぶのは
あなたでした
その味方がいなくなって
私は寄りかかるところが
なくなって
途方にくれています
毎日泣いています
苦しいよ
話を聞いてほしいよ
あなたがいたから生きていられた。
苦しみも耐えられた。
あなたがいたから苦しかった。
誰にも死ぬ邪魔されなかったのに。
#あなたがいたから
あなたがいたからわたしは特別になれた。
世界でひとりのかけがえのない存在になれた。
わたしを見つけてくれて、ありがとう。
両手では抱えきれない感謝をあなたに捧げます。
あなたがいたから
あなたがいたから頑張れた
部活がきつい
人間関係がきつい
学校がきつい-…
そんなとき
「〇〇ちゃーん!」
先輩
あなたが頑張る糧になったってこと
知らないですよね?
毎朝、犬の散歩してるんですよ。
あの日は台風が過ぎた翌日で、砂利浜には木切れが沢山流れ着いてて、犬は大喜びしてました。
遠くにも海の様子見に来てるような人がいて。
漂流物マニアさんかな、とか思ってました。
それから半年くらい後ですかね、また朝の散歩してたら急に声をかけられたんです。前の台風の次の日に、この犬と散歩してたのはあなたですか、って。
なんでも、その人は人生に思い詰めて、思い余って海に来てたんだそうです。
でも、犬が木の枝を集めて走り回っているのを見ていて、それがあまりに楽しそうで、羨ましいなと思っているうちになんだか気持ちが楽になったんですって。
「あなたとワンちゃんのおかげで、元気です」
そんなふうに、ほんとうに何もしてなくて、ただ散歩してただけで人から感謝されることなんてあるんだなぁ…って、台風が来るとたまに思い出します。
************
あなたがいたから
************
所感:
そこに誰かが居るだけで、何かが起きること。
あなたがいたから。
そんなあなたがいなかったら。
僕は、、、。
そんなタラレバをいつも考える。
他人と出会った意味を。
嫌な他人と無意味に出会ったと思いたくなくて。
昨日のテーマ、相合傘です。
あなたがいたから。は、次のテーマと一緒に書けたらいいなと思います。
「相合傘」
「やっと終わった~」
パタンとノートパソコンを閉じ、デスク周りを片付ける。明日までに提出する企画書が書き終わらず、課に残って仕上げていたのだ。
「うわっ、もうこんな時間か。どうりで腹減るはずだよなぁ。…ま、終わったからいっか」
イスに腰掛けたまま、うーんと伸びをして立ち上がる。
「お疲れさまでした」
課内で残っているのは俺一人。フロアの電気を消すと、課を後にした。
「あれ?雨降ってる」
エントランスに降り、外に出ると、仕事をしているときには気づかなかったが、雨がポツポツと降っている。
「課を出るときに気づけばなぁ」
俺はため息を一つ吐くと、課まで置き傘を取りに戻った。
「面倒臭かったけど、置き傘取りに戻って良かった」
先程まではポツポツだった雨が、サーっと降り方を変える。向かっている駅まではもう少し距離があり、傘なしだったら、結構濡れていただろう。
「あれ?」
駅まではあと10分程。というところで、コンビニに佇んでいる見知った顔を見つける。
「お疲れさま。どうしたの?」
佇んでいたのは、同じ課にいる気になっている女性で。
「お疲れさまです。残業ですか?」
「うん、そう。企画書が終わらなくて」
ハハハ。と笑えば
「遅くまでお疲れさまでした」
労いの言葉をくれる。
「それで、どうしたの?」
もう一度聞いてみると
「帰りに買い物に寄ったんですが、店を出て少ししたら雨が降ってきまして。ここで買おうと思ったら売り切れで」
困っているようだ。
「俺、駅に行くんだけど、そこまでで良ければ入る?」
傘を彼女の方に向けると
「え、でも…」
戸惑っている様子。
「雨、止みそうにないし、ずっとここにいるわけにもいかないでしょ?歩いてずぶ濡れになるよりはマシだと思うから、嫌じゃなければ」
ね。と、笑顔を向けると
「すみません。お言葉に甘えて、お邪魔します」
おずおずと、彼女が傘の中に入って来る。
「濡れないように、俺の方に寄ってね。じゃ、行こうか」
「お願いします」
彼女の方に傘を少し傾け、ゆっくりと歩き出す。思わぬ形で彼女と二人きり。ドキドキしながらも、彼女にもっと近づくチャンスだと、彼女の方をチラリと見ると、彼女はそっぽを向いている。
「もしかして、俺とじゃイヤだったのかな」
と顔をしかめそうになったとき、揺れる髪の間から見えた耳が、赤くなっていることに気付く。
「…相合傘が、恥ずかしいのかも」
そう思い、嬉しくなった俺は、駅に着くまでの間、彼女に気に入ってもらえるように、いろいろと話そうと話しかけたのだった。
~あなたがいたから~
あなたがいたから
あなたがいたから
私達は存在する
私達はあなたに寄り添う者
56文字の黒の史書
あなたがいたから、と、1人に絞るのは難しい。
私はたくさんの人に支えられながらここにいるから。
でも、そんな中でも「あなたがいたから」というお題を見て
いちばん最初に思い出すのは遠距離恋愛中の君のことで、
不安でいっぱいな毎日だけど
あなたがいたから、
あなたのおかげで、
あなたのために頑張れる。
これは余談ですが、、
「会えない時間が愛を育む」
なんてこと、私は信じていなかった。
ちなみに今もあまり信じていない。
けどあの人が教えてくれると思います。
その意味を。本人には意地でも言いませんけど。
「あなたがいたから」
54あなたがいたから
ぎゅっと圧縮されたような、濃い青春がそこにあった。
夏だ。真夏だ。甲子園だ。
私は甲子園球場の警備員で、通用門を常に守っている。
勝ったチームも負けたチームも、基本的にはここをくぐって駐車場からバスに乗り、そして宿泊先や地元へ帰る。
お前のおかげで投げられたよと捕手に言う投手。
先生のおかげで勝てましたと監督に言う選手。
応援団やマネージャーの存在がありがたかったと口にしつつ去っていくものもある。
どんなに優れた選手であっても、自分だけで戦っているというわけではない。
私は周囲に目を配りつつ立っているだけだが、やはりこうした場面は涙腺にきてしまう。
「おつかれさまっす」
そして時折、警備の私にこうして声をかけてくれる選手もいる。
私は通用門を守っているので試合を見ていないが、場の空気からして、おそらく彼のチームは負けたのだろう。
彼が三年生だとしたら、もう二度と、甲子園球児としてここには戻れない。
それでも最後に、私に声をかけてくれたのだ。
小さく頭を下げて、彼を見送る。
そしてまた気を引き締めて、警備に戻る。
夏はそうして過ぎていく。大会はあと数日、残っている。
貴方が居なければ、きっと順風満帆な人生を送れていたかも知れない。
貴方が居なければ、余計な感情に拘うことも無かったかも知れない。
貴方が居なければ、もっと聡明で毅然とした自分に成れていたかも知れない。
貴方が居なければ、貴方の一挙手一投足に惑わされるような日々を送らずに済んだかも知れない。
貴方が居たから、私はこんなに弱くなった。
貴方を知らずに生きていた頃には、もう戻れないと気付いてしまった。
あなたがいたから、
少し前の自分よりも素直になった気がする。
あなたがいたから、
人に甘えることが少し上手くできるようになった気がする。
あなたがいたから、
今の私は明るく元気にいられる。
あなたがいたから、
落ち込んでも、暗い気持ちになっても、どうにかやっていけてると思う。