あなたがいたから』の作文集

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あなたがいたから』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/21/2023, 9:14:02 AM

おばあちゃん、おじいちゃんになろうが、
手足や目や耳が聞こえなくなろうが、
ボケて右も左も分からなくてなろうが、
あなたのそばに居られる僕でありたい。

6/21/2023, 9:10:39 AM

あなたがいたから頑張れたの。
だから、あなたがいないと意味がないの。

「さようなら。」
まさかあなたが置き手紙をのこしていくなんて。

早くかえってきてよ…。


お題 : あなたがいたから #15

6/21/2023, 9:04:41 AM

あなたがいたから、ここまで来れた。

あなたがいるから、毎日が幸せ。

時にはすれ違ったり、喧嘩したり、そうして何度も仲直りしてきたね。

怒ったあなたをかわいい、と言ったら頬を染めて怒られたのはいい思い出です。

これから先も、いろんなあなたを見たいし、どんなあなたも受けとめる。

だから、結婚してくれませんか?

6/21/2023, 8:54:07 AM

あなたがいたから私は頑張れた

 上司に怒られようとも

 人間関係で悩んでいる時も

 嫌なことがあっても

 あなたが私に寄り添い

 いつまでも待っていてくれている

 と思うと

 私はいつでも頑張れた

 だから

 どうか
  






 機嫌なおして

 ソファーの下から出てきてください

 抱きしめさせて‼︎

 チュールあげるから‼︎

             『あなたがいたから』より

6/21/2023, 8:40:57 AM

「あなたがいたから」
親父の話では
この家を建てて10年ぐらいたった頃
ある夜に家の柱の一本だけが
煌々と光っていて
翌朝
大工に相談し切り出してもらって
その中から俺が生まれたらしい

そして決まって母親が話す
この生い立ちの語りだしは
あなたがいたから
飛び出してきたの。

6/21/2023, 8:39:41 AM

あなたは覚えていますか?

私とあなたが出会った日のことを。

出会ってからもう2年半が経ったけれど、
私は今でも鮮明に覚えています。

初めて出会ったのは学校説明会だったよね。
あの時は本当にただの赤の他人だったし、
全く話さなかったから覚えてないと思います。
でも、私はその日にあなたに一目惚れしました。
あなたと一緒に学校生活を送りたいと思って、
頑張って勉強して中学受験も無事に
合格することができました。

そして、入学式。
あなたが新任教師なのは知ってたから、
私の学年の担当ではなくて他学年の担当の
持ち上がりかなって思っていました。
だから、私のクラスの副担任だって発表された時は
とても嬉しかったです。
その日にあなたと初めて言葉を交わしたんだよね。
私は入学式が終わって家に帰ってからも
ずっと夢を見ている気分でした。

あなたの授業を初めて受けた日。
私は前日になかなか寝付けなかったぐらい
すごく楽しみでした。
あなたの担当の教科が国語だということを
入学してから知って、私は悩みができました。
それは私が国語が苦手だったということ。
小学生の時は文章をまとめたりするのは
苦手ではなかったけど、筆者の考えを考察したり
自分の考えを説明したりするのが苦手でした。
でも、今はあなたがコツを教えてくれたことで
とても得意になりました。

2年生に進級した1学期の始業式。
私は朝からとても不安でいっぱいでした。
小学生の時みたいに担当の先生たちは
変わるのだと思っていたから。
担当の先生の発表の時。
あなたの名前がいつ呼ばれるのか
すごくドキドキしていました。
そして、担任の先生としてあなたの名前が
呼ばれて安心しました。

3年生の今もあなたが担任で本当に良かったです。
これからも卒業までよろしくお願いします。


いろいろあって精神的に不安定になったり、
体調を崩したりした時は
いつも寄り添ってくれて心配してくれて。
優しくて笑顔が素敵で面白くて努力家で。
担当の教科以外でも分かりやすく
丁寧に教えてくれる。
そんなあなたのことが私は尊敬してるし、
心の底から大好きです。

あなたがいてくれたおかげで、
私は今を生きていることができているのだと
思ってるし、すごく感謝しています。
本当にありがとう。

私の将来の夢は小さい頃からずっと医者でした。
でも、今はあなたのような先生になりたいと
思うようになりました。
そのために頑張って勉強するから。
先生と一緒に働けるような人になれるよう
努力するから。
それまで教師を辞めないで待っててほしいです。
私もずっと先生を目標に頑張って生きるから。



#あなたがいたから

6/21/2023, 8:21:30 AM

2023/06/21 【あなたがいたから】

拝啓 私が愛した1人のあなたへ

元気ですか?お変わりはないですか?今、あなたは何を考えていますか?

きっと今、私の前にあなたがいても、その答えは出てこないのでしょう。私の声は、今までも、これからも、あなたに届くことはないのだから。

それでも構わない。あなたのその温かく大きな手で抱きしめてくれれば、私はそれだけで満足できる。
私が寒くて丸まっている時に、一緒に布団の中に入れてくれたり。私が住みやすいように、忙しい中でもいつも気遣ってくれたり。
今までのことが、私の世界を広げてくれたから。

ただ、質問に答えてくれなくてもいいから、私のこの気持ちだけは、伝わっていて欲しいな。

いつもあなたは、自分は今まで何人も出会ってきたうちの1人に過ぎないとか、また言い出すのかもしれないけれど、これだけは伝わっていてほしい。

私を拾ってくれて、ありがとう。
私を育ててくれて、ありがとう。
いつも抱きしめてくれて、ありがとう。

-私に、愛を教えてくれて、ありがとう。

あなたがいたから、私は本当に幸せだった。

もう会えなくなるはわかってるけど、いつかまた巡り会えたら、今度は、あなたの愛する人に生まれ変わってから会いたいな。

本当にありがとう。
愛してる。




私は、病気でもう起き上がることすらできない愛する人の胸に飛び込み、最後のメッセージを心の中で呟いた。悲しみに包まれた、愛するひとへの最後の声を振り絞って。

「ミャーン」

6/21/2023, 8:15:47 AM

【あなたがいたから】

友人のおかげで、今の私はここにいる。
昔よりも、ずいぶんと自分らしくなった私に。
ずっと塞ぎ込んでいた人生に光が差してきたのだ。

まぁ、あなたには、そんな大層なことをした覚えは全くないのかもしれないけど。

6/21/2023, 8:15:28 AM

精一杯の優しさで
必死に手を伸ばし


絶対に離さない

そう誓った
この手を離したのは


何もかもが
重かったせいだろう


軽くなった肩に
君は
何を思ったのか



でも

はじめから
分かってた

だから


掴まれた手を

握り返してはなかった



きっと君も



いつしか


気づいていたんだろう




「落下」

6/21/2023, 8:15:10 AM

#97 未亡人の台所

あなたがいたから
美味しいスープを作ろうと
毎日張り切れたのかもしれない…

懐かしくも寂しく
そして、静かに
今はひとりの台所で自分のために
鍋をかき混ぜている

夏至の日の夕暮れはまだまだやってこないけれど
つつがなく終わろうとしている今日の日に
早めの感謝をささげながら
ひとり静かに鍋をかき混ぜている

お題「あなたがいたから」

6/21/2023, 8:01:12 AM

あなたがいたから、私は生きています。

あなたの強さ、弱さは私に勇気と愛と光をくれました。

誰に対しても優しいあなた。だからついていこうと思いました。

私の師匠はいつだってあなた一人です!

200歳まで笑って生きてくださいね笑

6/21/2023, 7:35:23 AM

今日は彼と夫婦になって3年目だ。こんなに続くとは思わなかったなと考えながら祝うためのケーキやごちそうを準備していた。全ての準備が終わり、彼を待つだけだ。瞬間、玄関で音がした。
「ただいまー」
「おかえり。もう準備してあるわよ。」
「そっか。ちょっと待っててくれ。」
彼が着替えた後ワインを用意しグラスを合わせる。
「今日の記念日に乾杯。」
「乾杯。」
食事をしながら今まであったことを語り合った。語り合う程たくさんのことがあったなと思う。
「───でさあの時すごく怒ってたな。」
「それはあなたが悪いのよ。」
「すみませんでした。」
「ねえ。」
「うん?」
今日だからこそ言わなければならないことを彼に告げる。とても恥ずかしいけど。顔から火が出そうになる。
「いつもありがとう。あなたがいたから私は辛い時も苦しい時も乗り越えられた。」
「こ、こちらこそありがとう。」
見ると彼の顔は真っ赤に染まっていた。暫く見つめ合った後お互い笑い合った。今まで喧嘩もしてすれ違うこともあった。でもこうして幸せでいられるのは彼のおかげだ。これからもずっとこの日々が続きますようにと私は
願った。


『あなたがいたから』

6/21/2023, 7:06:38 AM

『あなたがいたから』

あなたがいたから僕は今、毎日を楽しく過ごせている。
笑っていられる。
自分を好きでいられる。
人と繋がりが持てる。
誰かを好きになれる。
自分の足で道を歩く事ができる。
悲しい時は悲しいと言える。
涙を流す事ができる。
寂しい時は寂しいと声に出して、甘える事ができる。
嫌な事は嫌だと言える。
辛い毎日でも、苦しくて息が詰まりそうな日々でも
息が出来ている。
あなたがいたから僕はあの時、この命を手放さなかった。
あなたがいたから誰かを愛し、自分を認め、夢を見て、
その夢に向かって1歩を確実に踏み出せている。
あなたがいたから僕がいる。
あなたがいたから僕は今、この世界を生きている。

6/21/2023, 6:13:24 AM

今日のテーマ
《あなたがいたから》





「間に合った!」

階段を駆け上がり、ぜーぜーと息を切らしながら電光掲示板を見上げる。
そこには予定の電車を示す表示。
それを確認したのと同時、構内に入線を知らせるアナウンスが流れる。
隣で同じように息を整えている親友と顔を見合わせ、小さく拳を合わせて喜びを示し合った。

今日は大事な試験の当日。
昨日は不安で寝つけなかったこともあって、結局起き出して明け方近くまで悪足掻きのように問題集に齧りついていた。
おかげでものの見事に寝坊した。
そしてこいつは、時間になっても待ち合わせ場所に現れない俺をアパートまで迎えに来てくれた上で叩き起こし、こうしてあわや遅刻するかという事態に巻き込まれてくれたというわけだ。
これで間に合わなかったら謝っても謝りきれないところだった。

「いやあ、それにしても、間に合って本当良かった。迎えに来てくれなかったら詰んでたよ。ほんとにありがとな」
「待ち合わせ時間、余裕持たせといて正解だったでしょ」

得意げに告げられた言葉に深く頷く。
俺の寝坊まで見越してたわけじゃないだろうけど、待ち合わせ時間にかなり余裕を持たせていたことで、こうして遅刻ギリギリラインの電車には間に合ったわけだ。
しかし俺が感謝しているのはそればかりではない。

「それもだけど、先に行ってても良かったのに、わざわざ家まで来てくれるなんて」
「だって携帯に電話しても出ないし」

だから、もしかして寝坊してたり体調を崩してるんじゃないかと家まできてくれて、アラームにも着信音にも気づかず寝こけてた俺をアパートのドアをガンガンぶっ叩いて起こしてくれたというわけだ。
それがなかったらきっと俺は今も夢の中だったに違いない。

見捨てて先に行くという選択肢もあったはずだ。
家に寄って起こしてくれたところまではともかく、その時点で俺を置いて先行していれば、こんなに息を切らしてギリギリの電車に乗る羽目にはならなかっただろう。
それなのに、お人好しのこいつは、俺が慌てて身支度している間に、勝手知ったる俺の部屋で試験に必要な受験票やら筆記用具といったあれこれを一通り鞄に詰めてくれたりと甲斐甲斐しく準備まで手伝ってくれたのだからいくら感謝してもし足りない。
そういったことを話しながら改めて礼を言うと、にこにこ笑いながら首を振った。

「だって今こうしてここにいられるのはあなたのおかげだし」

静かな眼差しといやに真剣な表情で見つめられ、何の話を指しているのか察する。
子供の頃、危うく死にかけたこいつを助けた時のことを言ってるんだろう。
親御さんにも命の恩人だって散々言われたけど、俺自身はそんな大袈裟なことをしたとは思ってない。
友達が高所から転落しそうになってたら助けようとするのはごく当たり前のことだろう。
まあ、あと少し大人が駆けつけてくれるのが遅かったら俺も諸共落下してたかもしれなかったし、親からは後先考えろってこっぴどく叱られたけど。

「今までだって散々世話焼いてくれてるんだから、もう充分すぎるくらいあの時の恩は返してもらってるだろ」
「そうかな? 全然返し切れてる気がしないんだけど」
「そんなことないって。俺は助かったけど、例えば今日の試験が間に合わなかったとして、これでおまえまで巻き添え食らわしてたら、謝っても謝りきれないし、後悔してもし足りない」
「でも、あの場でこっちが先に行ってたら『間に合わない』って諦めてたでしょ」

それは確かにその通り。
家を出た時間は全力疾走しても間に合うかどうか微妙なラインで、俺一人だったら途中で諦めてた可能性は否定できない。
巻き添えを食らわした上にこいつまで遅刻させるなんてあっちゃならないと思えばこそ、息が切れても脇腹が痛んでも、足を止めることなく駅まで走り切れた。

「恩返しどうこうってのはともかく、こっちだけ間に合っても意味ないしね」
「それはそうかもしないけど」

もともと今日の試験は俺が一緒に受けようと誘ったもの。
それなのに肝心の俺が遅刻して受けられなかったりしたら本末転倒ではある。

「おまえがいてくれてほんとに良かった。ありがとな」

ホームに滑り込んできた電車の音で聞こえなかったかもしれない。
そう思いながらちらりと横目で窺えば、嬉しそうに顔を綻ばせてる。
どうやらちゃんと伝わったらしい。

そうして俺達は遅刻寸前ではあったものの試験の時間には無事間に合い、揃って満足のいく結果を出すことができたのだった。

6/21/2023, 6:05:20 AM

あなたがいたから

辛い 苦しみも

乗り越えられた

あなたに恥ることのない

生き方をして来たのもある

あなたの 存在は

ずいぶんおおきい

6/21/2023, 5:51:14 AM

No.54『あなたが教えてくれたこと』
散文/掌編小説

 今日は朝から蛙が鳴いている。いつもは夜の騒音とも言えるその声は、恐らくは一匹のもので、途切れ途切れに。でもずっと。
 風が強く、まだ降ってはいないけれど、空を覆う鈍色の雲が降雨を予感させている。ガタガタと音がする窓越しにそれを眺めながら、わたしは思わず溜息をついた。

 わたしは雷が世界で一番嫌いだ。
 恐らく、わたしの前世は、雷に撃たれて死んでしまった何かしらの生き物だったに違いない。人間と言い切れないのは自分が虫だったり花だったりの夢を見るせいで、それはそれで雷に撃たれるでもなく、平穏な時間を過ごしているのだけれど。
 溜息をついてその場を離れようとしたその時、
「キャッ!」
 いきなりの雷光に思わず声を上げてしまった。しかも、まるで若い女の子のような。ハッとして本を読んでいた恋人を見やると、意味ありげな視線をわたしに寄越したが、直ぐに手にした本に目を移した。

 心臓がバクバク言っている。今にも口から出てしまいそうだ。雷光から遅れること数十秒後に、微かにゴロゴロと遠方から雷鳴が聞こえて来た。と言うことは……、
「大丈夫。こっちには来ない。離れて行ってるよ」
 また意味ありげに笑う恋人が、ここにいてくれて良かった。

「あ」
 鳴いている蛙が増えた。あなたがいたから、わたしは今、こうして笑っていられる。

お題:あなたがいたから

6/21/2023, 5:33:58 AM

あなたがいたから

高校三年生の夏、私は今屋上の柵の外に立っている
何故ここにいるかと言われると答えにくい物であるが
簡単に言えば人生を終わらせたくなった、生きていくのが辛いという物が妥当だろう だが違う。
私はくだらない事で命を絶とうとしてる、そう、ずっと片想いをしていた彼に「恋人」が出来てしまったのである、それだけ?と思うかもしれないが私には生死に関わる事だった、小学校5年から今の今まで想いを伝えずにうじうじしてた私もどうかと思うが仕方ない、友達以上恋人未満としか見られていないような気がしたのだ。
そんなことを考え空を見上げていれば屋上のドアが開く音がして。
「ッ!?お前何やってんだよ!!」
今1番聞きたくなかった大好きな声、振り向かずに私は
「何も、」
可愛げのない返事、呆れられただろうと思い俯けば彼も柵を越えてこちら側へ近寄って来て。
「何してるの!?」
私は焦りで顔を上げてしまった、顔を見たら泣くって分かっていたのに。
そこからは涙が止まらなかった、泣き止むまで隣に座っていてくれた彼に事情を聞かれたが、とても貴方に彼女が出来たから。
なんて言えるはずもなく黙ってしまった、ほんと可愛げのない女だなぁ私、と心底思う。
そこでまた可愛くない事を言ってしまった。
「彼女さんの所、戻らなくていいの。」と
そう聞いた途端に彼の顔は暗くなった、とても驚いた
見たことも無い顔をしていたから。
心配になり顔を覗きこめば彼が口を開いた
「別れたんだ、昨日 俺が約束破ってばっかで。」と衝撃の事実を告げられた
「そうなんだ、大丈夫?」と彼を慰めたくて私は彼の頭に手を伸ばしたが、彼女でも無いただの幼なじみだし、と思ったら自然と手は引っ込んでいた。
しばらく黙って座っていれば
彼がいきなり顔を上げこう言った
「教えてやったんだからお前もなんであんな事しようとしたのかちゃんと言え。」と真剣な眼差しを向けられ、これは逃げられないなと思い白状した。
「貴方に彼女が出来たから」と言った瞬間彼の顔は赤くなり私はまた驚いた。
そしてまた彼が口を開いた
「俺もお前の事好きだよ、お前の事かき消したくて彼女作ったけど結局傷つけちゃってさ。」と俯く彼。
両思いだったのを知り嬉しさが絶頂に達し思わず彼を抱きしめた。
そして私はこう言った
「絶対に悲しい思いとかさせないから、付き合ってください。」と私は震える声で伝えた。
彼は笑った、そして真剣な表情になり。
「俺が先に言いたかったのに、よろしくお願いします。」と見たことも無い笑顔で伝えてくるもんだから私は泣きじゃくってしまった。
暫くして泣きやみ、彼に手を引かれ柵の中へ戻り
手を繋ぎ教室へ戻った、恥ずかしかったけどそれ以上に嬉しかったからなんとも思わなかった。

ありがとう。

6/21/2023, 5:16:05 AM

あいつには、随分助けられたわ…と
電話越しに聞いた
彼の言葉。

お前が、居たからと…
私もその言葉がほしかった。


【お題:あなたがいたから】

6/21/2023, 5:13:20 AM

あなたがいたから

あなたがいたから、私はアイドルになった
ネットで誹謗中傷されたりもしたけど、あなたがいたから頑張れた
あなたがいたから、苦手な水着撮影だってやった
あなたがいてくれたから、今、私はここにいる
…私はお仏壇の前で手を合わせる
写真立てには、今の私とよく似た顔の母が笑っている
この写真を飾るのよ、なんて笑っていたのを覚えていた

6/21/2023, 5:09:28 AM

夏の虫が鳴いた時、秋の虫が鳴いた時にも、私はその虫たちを武蔵と呼んでその音色を楽しみ、ありがとうといいます、川のほとりで、あまりにも美しく鳴く武蔵が居たので、私は思わず、ボイスレコーダーに録音しようと携帯を近ずけたら、ぴたりと鳴くのをやめてしまった。
そっかぁ、自然じゃないものは嫌なんだね。
私は携帯を鞄になおすと、
その武蔵は再び美しい声で
鳴き始めた。
ああ、綺麗な声に、涼しい川風。武蔵たちの、御先祖様たちもこうやって、柳のなびく川のほとりで鳴いていたんだなぁ、そう思うと武蔵の命が
愛しく思えた。
また来るね、武蔵、
ありがとう。

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