『あじさい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あじさいを最近みたような
気がする
いつみたかわからない。
紫色だったような
子供の頃は必ずこの時期には
あじさいが目にはいった
当然、学校にも咲いていたし、
視野が狭くなってきているのか
景色が変化してるのか
向こうでも紫陽花はあるのだろうか。
血縁も地縁も無い場所で、同期同士で支えあってきた人が、来月中国に行ってしまう。
彼女はどんなときでも、気を遣わず笑顔を絶やさず、こんな俺ともずっと仲良くいてくれた。彼女がいなければ、既に退社し、違う道を歩んでいたかもしれない。
君がいなければ、頑張れなかったし、踏ん張れないことも沢山あった。今の自分がいられるのは、君のお陰だよ。本当にありがとう。
異性という点で、恋愛とかで見られてしまうこともあるけど、それとは違う。ずっと特別で大切な存在。それはどこへ行っても変わらないよ。君にとってもそうだと嬉しいけどな。
紫陽花が咲き終える頃には、俺もパスポートが出来るはず。そうしたら、中国に応援しに行くから待っとけよ!
誰よりも応援しているからね。
詩(テーマ)
『紫陽花(あじさい)』
梅雨といったら思い出す
青やピンクの紫陽花を
「移り気」「浮気」の花言葉
葉や根やつぼみは毒がある
しとしと雨降るあの寺の
花の庭にはかたつむり
酸性、アルカリ、色を変え
私も誰かの色になり
梅雨が来たなら紫陽花を
なぜに見たいと思うのか?
可憐で小さな花びらが
肩寄せ合ってていじらしい
### あじさい
梅雨の季節、雨が静かに降り続く小さな田舎町に、一軒の古びた喫茶店があった。その店の名前は「あじさい」。店の周りには、色とりどりの紫陽花が咲き誇り、訪れる人々を歓迎しているようだった。
主人公の由香里は、東京からこの町に引っ越してきたばかりの若い女性だった。都会の喧騒から逃れ、新しい生活を始めるためにこの場所を選んだが、まだ馴染むことができずにいた。そんな彼女の日課は、この喫茶店で静かに本を読むことだった。
ある雨の日、いつものように「あじさい」でコーヒーを飲んでいると、店の奥から一人の老人が出てきた。彼は、この店のオーナーであり、町の人々から「じいさん」と親しまれている。彼は由香里に話しかけ、二人は自然と会話を始めた。
「この紫陽花、素敵ですね」と由香里が言うと、じいさんは微笑んで答えた。
「紫陽花は雨の日が一番美しいんだよ。雨に濡れると、まるで涙を流しているように見える。でも、その涙は悲しみの涙じゃない。喜びの涙なんだ。」
由香里はじいさんの言葉に興味を惹かれ、もっと話を聞きたくなった。じいさんは続けて語った。
「紫陽花は、人々の思い出を吸い込んで、その色を変えると言われているんだ。悲しい思い出が多ければ青く、楽しい思い出が多ければ赤く、そしてその中間の思い出が多ければ紫になる。」
由香里は、自分の心の中にある様々な思い出を思い返した。東京での忙しい日々、失恋の痛み、新しい生活への不安。それらが紫陽花の色に影響を与えるとしたら、自分の紫陽花は何色になるのだろう、と考えた。
それからというもの、由香里は毎日「あじさい」に通い、じいさんとの会話を楽しんだ。彼の話は、いつも由香里の心に響いた。ある日、じいさんがふと口にした。
「人間も紫陽花のように、色々な経験をして色を変えるんだよ。だからこそ、どんな経験も無駄じゃないんだ。」
梅雨が終わり、夏の暑さが訪れる頃、由香里は自分の心が少しずつ軽くなっていくのを感じた。じいさんとの会話を通じて、彼女は自分の過去を受け入れ、新しい一歩を踏み出す勇気を得たのだった。
「あじさい」の紫陽花は、変わらず美しく咲き続けている。由香里はその花を見ながら、自分の心の中の紫陽花もまた、鮮やかな色に染まり始めていることを感じていた。
そして、いつか自分も誰かにとっての「あじさい」になれる日を夢見て、新たな一日を迎えるのだった。
#あじさい
お寺に咲いてる花よ
可愛いねって言ったら母からそう言われたの
それがどうしたって話なのだけど
ちょっぴり寂しさをおぼえたの
「あじさい」
「あじさい」って小さな花が集まっているんだよね。みんなで体を寄せ合ってきれいに咲いている。
一つだとちっぽけで見つからないかもしれないけど、みんながいれば見つけてもらえる。
でも、みんなでいる条件が一つだけある。それは、色を揃えること。青とか紫とかピンクとか色々あるけど
それぞれの集団は同じ色。仲間で居たいのならそれなりに会わせなきゃいけないこともあるってこと。
日本人は本能的にそういうのが得意な人種だから、それをもっと磨いて活用していければいいよね。
【紫陽花】
色のない世界に住んでいた
最初から無かったのか
それとも知らぬうちに色が抜けて
モノクロームになったのか
そんなことはどうでもいい
とにかくこの街は灰色で
わたしはそれが当たり前だと思っていた
雨が降ってきた
蒸し暑い空気の中で
ただ傘もささずに歩いている
何かを探して
意味なんて何もない
ただ雨の中を歩いている
いつものこの道、いつもの時間
だけど今日はいつもと違う
雨が降っている
それから、それから
すれ違ったあの人と目があった
たったそれだけのことなのに
世界が姿を変えてゆく
まるで魔法のように美しい水色
それから鮮やかな紫、そして桃色
みずみずしい緑が雨に揺れて溶けていく
あの人は誰だろう
きらめく雨粒の中で
わたしの世界がいま鮮やかに色づく
紫陽花
花屋の夫が、浮気をした。だから、白い紫陽花を浮気をやめるまで永遠と花屋の前におき続けたら、やっと浮気をやめました!✌
私って優しい女でしょ?毎日一束ずつ増やしていったの、最終的には1ヶ月でやめてくれたわ
花屋だもの、お花いっぱいで夫も嬉しかったでしょうねw
ざまぁw
紫陽花の花言葉
浮気、移り気、無情
白い紫陽花
寛容
あじさい
あじさいの季節か…
梅雨がはじまる
最近は梅雨の時期が遅れているらしい
梅雨はめんどくさいが
あじさいを見れるのでヨシとしよう
最近さ
𝙏𝙞𝙠 𝙏𝙤𝙠であじさいが
ばぁ〜って咲いてるやつ見た
めちゃ綺麗で感動したわ
行きたいな〜
季節は
もう
夏だ。
まだ
梅雨に
なってもいないのに。
あちこちで
紫陽花を見つけて
そうだ、
まだ6月だった
と気がつく。
今で
こんなに暑いのに
来月
再来月
暑さのピークを
いつも
どうやって
乗り切ってたっけ?
#あじさい
あじさい
どんな色でもあるその花
どんな形でもあるその花
花弁のひとつひとつが
美しいからこそできるその姿
雨に打たれていても
なお輝くその姿
ひとたび視界に入れば
ささやかに梅雨の訪れを感じさせる
【あじさい】
「ねぇ、あじさいの花言葉ってしってる?」
って私は浮気をしているあなたに問いかけた
そしたらあなたは
和気あいあいでしょ!どう?正解?俺、花好きなんだよね!
ほんと都合がいいね。
そして私は、はじめて知った。
ふぅん。花好きなんだ。
私は雨が降り止まない日、あなたにあじさいをあげた。
#あじさい
純粋に、この花束をくれただけなのかもしれない
知らなかっただけなのかもしれない
花瓶に入った数本のヤマアジサイ。
誕生日が梅雨だから、そんな簡単な理由でくれたのかな。それとも、分かっててプレゼントなんてしたのかな
「…はは、分かんないことしないでよ…、、」
それとも、もう少しこさめに耐えてほしいの?
見逃したらいけないって、分かってるのに
いつも薄っぺらな言葉で絆されちゃって、ばかみたい
「こさめだけ見てて欲しいのに」
まだ、あの桃色の目にこさめはうつってる?
環境で 染まる紫陽花 見習って
たまの休みは ノーメイクなの
雨水で 育てた恋が 流れてく
移り気とでも 言えばいいのよ
【あじさい】
💠💠💠
💠💠💠💠💠
💠💠💠 紫陽花!
あじさいって、土の成分で色が変わるんだって。
母が言う。
母は、いろんな場所からあじさいをもらってきて、
彩り豊かかなあじさいの庭を作っている。
濃いむらさき
涼しげなみずいろ
深いあお
可憐なピンク...
どれもとっても綺麗。
よく見ると、少しずつ色を分け合っている花びらたち。
わたしもあなたも、
そんな風に今日も素敵な世界をことのはでわけあって、
世界を少しずつ広げているのかな
あじさい
誰にも知られず
咲いた白いあじさい
おまえのようだと
あなたは
つぶやいた
赤い色にも
青にも染まれない
あなたの色だけに
きっと染まるのでしょう
いつか終わる
いつか朽ちる
どんなに苦しんでも
忘れられる
怯えながら
雨に打たれ
日毎変わりゆく
愛のカタチ
あじさいが咲く小道を二人で歩いた
丁度いい強さで手を繋ぎながら
何度もお互いの顔を近づけながら
あの高台まで行ったら何をしようかと
冗談交じりで話しながら
今日も君と過ごしている
決して近くも遠くもない距離で
二人きりで同じ部屋にいる
時々たまらず恋しくなって
無意識にその背中に寄りかかると
必ず君は私を胸に抱く
君は私の手を優しく握ってこう言った
梅雨が明けたら
もう少し遠くに行こう
どこまで二人で行けるか
どうしたら二人でいられるか
そんな少し先の未来を二人で考えよう
母は、紫陽花は枯れると醜いから嫌いだと言った。
私は、紫陽花は枯れても、美しいと思う。
私は花は買わない。
枯れても美しいから、捨て時がわからない。
母も花は求めなかった。枯れるのを見るのが嫌だったのだろう。
真逆の理由で私たちは、同じように花と関わる。
半分の空白を埋め合うように。
けれどそれは紫陽花のあずかりしらぬ事。
紫陽花は私たちには聴こえない歌を、きっと歌いながら咲いているだけ。
❁花は、今は時々、母のために供えている。
そして、バラバラになるまでそのまま。
あじさい
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差出人: 葵
研磨、今度あじさい見に行こ!
今回ばかりは拒否権ないからね😄
いっつも外に出ないから体鈍っちゃうでしょ?
だから、気分転換がてら30分のウォーキング及びデートしよ?
受取人:研磨
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俺の彼女からこんなメールが届いた。
少し強引なメールだ。
だが、嫌じゃない。
…彼女の隣に居れるのは。