『あじさい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
アジサイの花言葉は
「移り気」「辛抱強さ」「浮気」「無常」
「あじさい」
あじさい
私は花のよさがいまいちわからない。
綺麗とかは思うけど、
手入れは大変だし、
生けるのは大変。
でも綺麗だという感情はあるから大丈夫。
実はあまり好きではなくて
ちょっとしたトラウマです
前の結婚の時に住んでいた家の
向かい側が紫陽花の通りで
この時期になると見学人が
たくさん訪れます
とても綺麗でした
辛い気持ちに蓋をして
紫陽花を眺める度
この辛い現実がよりリアルに感じました
其れも全て過去になった今
紫陽花を見かける度
かつての光景が蘇りそうで
あの青や紫色が
わたしの瞳に滲んでくるんです
年に一度必ずやってくる
わたしの郷なのか
いつもの通学路。淡々と消化されていく日々。
最近は楽しいことなんかないな、もうやめてしまいたい。そんな悲観は十代の特権だろうか。
この時期特有の連日降りしきる雨に鬱屈として、自然と目線が下がる。水溜りが私の退屈気な顔を写していた。酷い顔だ。
そんなことになんとなくいらついて、写っている自分を踏み抜く。飛沫が重力に抗う。
思いのほか長く舞ったそれらを追い、あるべき高さへと戻った目線の先。そこには、久しく見なかった紫色の花があった。
何故か惹きつけられて、自然と足を止める。そこだけ、代わり映えしない中でくっきりと色付いて見えた。
雨は止む気配はなく、一定の音を刻み続ける。
私の日々も、この先も一定なのだろうか。
目の前の花が、とても輝いて見えた。
〜あじさい〜
あじさいが初夏を知らせる
雨に打たれながらも、美しさを保つ
なんならさらに美しさを増す
そんなたくましい花なのだ
雨に濡れたって負けない強さと、その状況ではなつ美しさとてもすごいではないか。
私もあじさいのような人になりたい
あおいひかりをまとったようにみえる
じっとあのこをみつめるきみのひとみは
さりげなくそのめせんからはずれて
いつもわたしのてにむかう
「あじさい」
なんにも思いつかなくてあいうえお作文にしちゃった
下から読んだら意味が変わると見せかけてそうでもない
「書く習慣っていうアプリやってる人おいで!!!!」
というオプチャの管理人でーす!
気軽にどうぞ〜!!
「赤い紫陽花が青に染まってたらその下には死体が埋まってるって話知ってるか?」
「何、その信憑性のない話。」
「さあ、なんでも紫陽花は土は酸性だと青になってアルカリ性だと赤になるらしくてさ。で、死体は腐り始めると酸性になるから青に染まってたら死体が埋まってるんじゃないかって噂だぜ。」
「ふーん、ちょっと怖い話ね。」
彼はネットや本で面白い話を見つけるとよく私に話したがる癖がある。まあ、暇つぶしにはいいものだったからよく聞いてあげていた。
「でも、面白い話ね。知れて良かったわ。」
「だろ? やっぱりこういう話を調べるのは楽しいわ。」
あの楽しい時間が蘇る。
窓から咲き誇る紫陽花を眺める。ああ、懐かしい。
彼は紫陽花の噂について自身たっぷりに話していたこと
を思い出す。ねえ、私もね一つ紫陽花について知ってる事があるのよ。
紫陽花の花言葉を。「移ろい」という意味を。
あなたはあの時から私ではない他の誰かに目移りして
いたんでしょう? 本当に腹が立つわ。でももういいの。
青く咲いている紫陽花を見ながらうっそりと私は笑う。 「本当ね。あなたのおかげで青くて綺麗な花になったわ。ありがとう。」
あはは。楽しそうに笑う彼女の声は雨に掻き消された。
『あじさい』
【あ】なたはひどい人だ
【じ】っと見つめる僕に気づかないふり
【さ】っきから頬杖をついて窓の外を眺めてる
【い】じわるだけど愛しい人
君が咲く季節は決まって
お日様を隠しちゃうから
みんな足早に通り過ぎていく…
強い雨に濡れても
君の名に勝手な意味をつけられても
香りをたてることもせず
ただ…ひっそりと優しく
モノクロの景色を鮮やかにしてくれる。
雨があがる前にもう少しだけ側で眺めてよう…
君が夏のお日様を連れてくる前に。
- 紫陽花 -
飼っていた黒猫が1歳10ヶ月でこの世を去った、悪性リンパ腫を併発した白血病だった。
6月初頭、余命2週間だと宣告された黒猫だったが、覚悟の決まらぬ飼い主をおもんぱかってか実際に逝去したのは7月4日だった、頑張って生きてくれた、痛くて苦しくて辛かっただろうに。
そんな飼い主想いな黒猫を火葬してくださった御寺があじさいが続く細い山道を登った所にあったので、あじさいを見るとその記憶が甦る。山道には紫と青のあじさいが沢山咲いていたっけな。
花言葉は辛抱強い愛だって。
【あじさい】#4
色々な色に変化する紫陽花
それと同じように人の心も
変わってしまうの?
そんな嫌だ
移り変わるのは、花だけでいい
お願い嫌いにならないで
僕が通る道には、いつも、色鮮やかなあじさいたちがならんでいる。
ピンクや濃いピンク、紫、紫のような青、青のような紫、白、うすい青などがあるね。
まるで宝石みたいにひかってるように見える。
雨粒が日光で反射してるからじゃない。
あじさいひとつひとつの花びらが輝いている。
でも、他の人は絶対に見れない。
なぜなら僕は、来てはならない道にいるからだ。
永遠に。
雨の中綺麗に輝いている花
あじさい
いろんな色があり
それぞれ輝いている
あじさいを見ると
夏を感じる
次は梅雨明け
どんな花が咲くだろうか
〈あじさい〉
『あじさい』6/13
味を彩ると書いて、味彩。
お題的には紫陽花だけど、しらない。
だって、お題がひらがなで『あじさい』だもん
と、料理に置いて大切なのは何か...
それはやっぱり、環境!
味や見栄えは、気分によって覆る。
祭りや祝い事で、味と見栄えを気にするか?
しない、楽しめ雰囲気を!!!
と言うわけで、雨の日に美味しいのは
アイスだよねぇ、って話。
してない? ....してたよ?
あじさいの花びらはいろんな色が混ざっていて、なんだかこんぺいとうみたい。口にいれたら甘い味がしそう。
でも実は種類によって毒があるんだって。
飼い犬と散歩するたびに絶対近くに寄って匂いを嗅いでるから、ちょっと不安になっちゃう。犬は本当に道草を食べちゃうからね。もしかしてこれが慣用句の語源なのかなあ?
それとも昔は人間も道草を食べてたり……?
あじさいを咥えて歩いてる人がいたら、ちょっとおもしろいかも。
梅雨に咲くその花は、
雨に打たれてなお、きれいな姿を見せている。
連日のように降る雨に、鬱陶しさを感じる私の心を
穏やかにしてくれる。
どうか、まだ散らないで。
こんなに雨が似合う花は無いだろう。
「あじさい」
本日のお題:あじさい
梅雨は苦手だけど、あじさいの花は好き。
青いあじさいが好きで、自宅に植えられたあじさいがピンクになるのが、少し物足りなかった。
あじさいの花の色は土の成分で変わるのだと知った時に諦めた。
不器用な私は鉢植えすらうまく咲かせられないのだから、土の管理などできないだろうと。
多分、少しずつ諦めるのがうまくなっていった。
あじさいの花言葉のように移り気でいれば、長く執着することもない。
#35「あじさい」
紫陽花の咲く時期になってきた
梅雨の時期にもなり、雨がよく降る
カエルは喜びゲコゲコと
カタツムリものんびりと歩き出す
梅雨も開ける頃
蒸し暑い夏がやってくる
紫陽花も花弁の色を変えながらゆっくりと
また来年も、ここに来よう
きっと僕らの目印なんだ
6月の桜だと思ってる。
いつのまにか咲いて「綺麗だな」って思ったのも束の間。
暑さに弱くてすぐに枯れちゃう。
片付けるのも大変で、桜の花びらを掃除する時を思い出す。
テーマ“あじさい”
君が好きな花は“あじさい”だった。
僕は君に似ている花が“あじさい”だと思う。
見た目では無く
“あじさい”の花言葉は
移り気、浮気、無常
君は浮気症でそして
移り気が激しい。
無常……君は、気が付くといつも
変わっている。
髪の色、爪の色、好きな服装、メイク
よく、飽きもせずに
変われるなぁと、そう思う。
そんな君が一貫して
“あじさい”を好きだと言う。
そこだけは、“あじさい”と似ていないな
そう感じた。