あいまいな空』の作文集

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あいまいな空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/14/2024, 3:20:42 PM

あいまいな空


晴れてると言えば
晴れていて
曇ってると言えば
曇っていて
どっちなんだろうと
どうでもいいようなことを
ふと、考える

まったく
空までもハッキリしないんだから

こちら側の判断でいいのか
本当は正解があるのか

狐の嫁入り
朧月夜
天使の梯子

あいまいは
なんて素敵で
魅力的だろう
実はそういう空が
私は好きなんだ

6/14/2024, 3:19:30 PM

『正解なんてないんだよ。』
彼が言う。俺はその言葉に心を奪われた。

『生きたいのか死にたいのか、あいまい過ぎだよ。』
彼がため息を付く。彼は死神らしい。そして俺は、彼に余命宣告をされた人間だ。元々この世に未練はなかった。それでも、死ぬのは怖いものだ。
「すみません。潔く死ねなくて。」
『君は謝らないで良いよ。僕もごめんね。勝手に余命決めて、死ねなんて言っちゃって。』
俺たちの間に沈黙が流れる。気まずい空気の中、俺が口を開ける。
「死神さんにとって、生きるって何ですか?俺、いまいち人生に意味持てなくて。」
『そうだなー。人生って人間の数だけあるんだから、意味なんてないんじゃないか。きっと正解なんてないんだ。』
彼の言葉で一気に腑に落ちた。俺は今まで、何を悩んでいたんだろう。生きる事も死ぬ事も意味なんてない。ただの人生の一部でしかないんだ。
「ありがとうございます。俺は自分が正しいと思った人生を生きます。あいまいなままは辞めます。」
俺がそう言うと、彼は微笑んだ。

『大丈夫?怖くない?』
「はい。もう大丈夫です。これは俺が選んだ、正しい道ですから。」
この道は正しい。あいまいではなくはっきりと言える。俺は屋上から空を見る。昼なのか夜なのか分からない、あいまいな空。そんな空の中に、俺達は消えていった。

6/14/2024, 3:16:19 PM

6月中旬の、梅雨なのかそうじゃないのか、あいまいな空…

今日は夏のような暑さだった。しかし、天気予報によると、明日は東日本の太平洋側を中心に、ねるねるねるねのような天気になるという。

6/14/2024, 3:14:21 PM

あいまいな空

晴れでも雨でもなくて、

どんよりと薄暗い雲に覆われて

私の心の中みたい

6/14/2024, 3:09:32 PM

『時はピンクと青の狭間』


よくわからないの
貴方の言っている言葉

一緒に過ごした日々が全て嘘で
貴方が本当に愛していたのは私じゃなくて…

どうしてと訊いても
曖昧な台詞が吐き出されるだけ

私そんな
空っぽの言葉を聞きたかったわけじゃないわ

ピンクと青の混ざった
夕の空

その下に黒のシルエット
私と彼

夕焼けチャイムにかき消されて
貴方の声がよく聞こえないの

だから別れようだなんて私の聞き間違え
そう思いたかった

6/14/2024, 3:03:39 PM

梅雨か夏かの狭間で揺れる
あいまいな空の彩り

空は僕たち人間の鏡で
空が嬉しければ僕らも楽しくて
空が悲しければ僕らも辛くて

あいまいな色をしていれば
僕らも気持ちが落ち着かない

人間の心は君たち空によって
動かされているんだよ

176テーマ【あいまいな空】

最近小説書けなくなってきた
ポエミー増し増しで行こうと思います

6/14/2024, 3:00:55 PM

先生と今日もまたあまり話せなかった。
話したことといえば、定期テストが終わってから1日経って、採点が終わったのか私に「クラスで1番だったよ」という報告だけだった。
しかしまあ、先生に好かれたい私は今回社会に力を入れていてかなり嬉しかった。そして報告「だけ」というのも少し傲慢な気もする。
最近は毎日先生にさよならを行って帰る。
ほんとは別れを毎回言うんじゃなくて「おはようございます」などの明るい言葉を言いたいのだが先生は教室に入ってくるのが遅く、全体に向けて挨拶するもんだからそれを言ったところで印象には残らない。
だから今日もさよならをいって、私の心を映し出したようなあいまいな空を眺めて帰るしかないのだ

6/14/2024, 3:00:03 PM

これは夕方なの?夜なの?あいまいな空。彼は私の事好きなのかな。嫌いなのかな。彼はこの空と似てる。

6/14/2024, 2:59:35 PM

作品No.75【2024/06/14 テーマ:あいまいな空】

※半角丸括弧内はルビです。


 どんよりと曇っているくせに、今にも雨が降り出しそうな色のくせに、降る気配のない雨。そんな空を見上げて、あたしは舌打ちをした。
「凛星(りほ)ー? 帰らないのー?」
「カフェ行こーよー」
 友人二人が呼ぶけれど、なんだかやる気がしない。
「今日はいいかな。先帰っていいよ」
「おっけー」
「じゃねーん」
 気を害すこともなく、友人二人は帰っていく。私のこういう態度にも慣れっこだからだろう。
 本当は、カフェに行くつもりだった。お気に入りのカフェ——ささ屋。雨の日には、雨の日限定のパフェが出る。今の時期だと、紫陽花みたいな青色や紫色のゼリーが入った、キラキラのパフェだ。あたしはそれがだいすきで、雨の日はささ屋を訪れるのが楽しみだった。
「こんな天気じゃ、あのパフェないだろうな……」
 呟いてあたしは、雨が降りそうで降らないあいまいな空から目を逸らした。

6/14/2024, 2:59:30 PM

曇り空
かと思いきや
晴れていく
そして曇り
最初に戻る

空の色
青か赤か
オレンジか
色んな色の
あいまい空


空って見てみると色んな色があるんですよね。
絵に活かせそうなんで毎日空を見るようにしてます。
そのおかげで夕日が綺麗な場所、見つけました。

6/14/2024, 2:59:25 PM

題 あいまいな空

空の境界線ってどこなんだろう

私は空を眺めて思っている

色がたくさんありすぎて紺色に見える所、青色に見える所、薄い水色に見える所、沢山の色が絵の具箱のように綺麗に混ざり合っている

私は、その沢山の色を見上げて、曖昧な境界線をさがしている
ぼんやりしている所に目をやって、色の境目がないかと目を凝らす

それでも、その境界線は見えなくて
グラレーションを織りなしている。

素晴らしい色の重なりにしばし見とれてしまう

空はどこまでも広いのに、全てがグラレーションを織りなしているのだろうか

どこにも境界線は存在しないのだろうか

どこでも曖昧な空が続いているんだろうか

どこかで途切れている空を、境界線を見てみたいと思う
空の果てが存在するなら

その果てをこの目で確かめたい

そうして私は果てない空へと想いを馳せているんだ。

6/14/2024, 2:58:50 PM

天気は、人の力で制御できるものではない。
主導権は常に天気にあり、人は選択権を持たず、また、拒否権も持っていない。
そんな理不尽な天気を相手に人ができることは、対処でしかない。

しかし、あいまいな空の場合、どちらの天気に傾くか分からないのに対処しなくてはいけないという状態になる。

しかもそれは、二分の一で外れるのだからたまったものではない。

あいまいな空は、意地悪だ。

6/14/2024, 2:58:38 PM

あいまいな空

今日って天気予報見てないけど雨降るのかしら?
降らないのかしら?

お昼だけど嫌な曇り。

でもあっちの方は少し日が差しているようにも見えるわ。

そういえば洗濯もの昨日から干しっぱなしだわ。

あの人ったらきっとこういうことに気づいて「取り込んでおいたよ」なんてないでしょうね。

諸行無常って多分このことね。

6/14/2024, 2:57:51 PM

「投影癖」

崩れかけた
空を見て
まるで
僕の心のようだ、と
考えたがる
もろい


お題:あいまいな空

6/14/2024, 2:57:24 PM

あいまいな空

今日の空はハッキリとした夏空だった。
夕方に空はどんよりとした雷雨を予感させた。

今日はハッキリとした空だった。

もう、夏なんだな、、、。

1年が過ぎたのだ。
1年は早いと言うが
1年は短いようで長く結構色々な事があると彼女はカレンダーを見て思っていた。 

癌センターにセカンドオピニオンを求めたのは
去年の5月の終わりでした。
結果は、同じでした。

6月はじめ家族で温泉に行きました。
石切神社へ御参りに行きました。

7月はじめ早朝救急車を呼び再入院しました。
ラインの返信が無くなりました。

7月終わりの赤い月の昇る夜呼び出され
翌日彼女は旅立ちました。

8月お盆彼女の誕生日のお祝いを
彼女の好きな桃のケーキでお祝いしました。

写メを最後のラインに送りました。

10月はじめ彼は余命を越えました
慌てて彼女の納骨を済ませお仏壇を買いました。

本当は二人一緒に納骨するつもりで私たちは
心づもりしていました。

それを知ってか知らずか秋は早足で去り
冬が来て年が明けました。

年明け後息子は介護休暇を取りました
あまりに突然そして早かった彼女の闘病を目の当たりにし、そんな気持ちに駆られたのでしょう。

不良息子は一所懸命
親孝行の真似事をしました。
仕事はすっかり子供と妻に任せ24時間側にいて一緒に座頭市を観たり蕎麦屋に行ったり喧嘩をしたりしました。

春が来て、桜が散りだしました。
彼は息子に仕事に戻れと急かしました
説き伏せられた息子は後ろ髪引かれる思いで
仕事に戻りました。

やがて、桜の花がすっかり散って
葉桜になった日に
彼女が迎えに来たのです
彼は「あっ」と声をあげて
静かに目を閉じて彼女の元へ旅立ちました。

そして、今年の5月末彼女が癌センターで
余命いけばくもないと告げられた日から
1年が経ちました
彼も旅立ち納骨が終わりました
今、二人の遺影が並んでいます。

義父さん義母さん
毎日手を合わせています
1年は短いようで長いですね
ハッキリとした空があったり
あいまいな空があったり。

晴れたり曇ったり
雨に降られたり
正しかったり正しくなかったり
間違ったりしながら
短いようで長い1年がまた巡ります。

あいまいな空だったり晴れ渡ったりしながら
生きて行きます
あなた達の息子さんと共に。


2024年6月14日

            心幸

6/14/2024, 2:57:03 PM

あいまいな空模様のなかをどんよりとした気持ちで歩く。ああでもないこうでもないと一日の無意味な反省会を頭の中で繰り返しながら駅の改札をくぐる。どうしてあんなに楽しそうなんだろうと家族連れが笑い声をあげるホームの片隅で誰も待たない部屋に戻ってからの静けさを想像してため息とともに彼ら家族を視界から外してホームの間の線路をぼんやりと眺めていたらどうやら雨が振り始めているらしい、雨音に耳を澄ませながら電車の音が遠くから近づいているのを待っている。

6/14/2024, 2:55:38 PM

「この関係を維持しているのは」



「あなた達が付き合ってないなんて、信じらんない」
友人たちはそう言うけれど、私達は単なる幼馴染。
登下校も一緒。昼食も一緒。休日も一日に何度かメッセージのやり取りをしているし、たまに一緒に出かける。
肩が触れるくらいの距離で歩いているけど、彼氏彼女の関係ではない。


今日の空は薄い雲がかかっている。
時々、厚い雲で暗くなったり、
雲が切れてうっすら青い空が透けて見える。


あいつに対する気持ちが、長く付き合っている友人としての気持ちなのか、いわゆる恋というものなのか、正直わからない。

ただ、わかっているのは、踏み込むのが怖くて、この関係を維持してるということ。




────あいまいな空

6/14/2024, 2:53:56 PM

『あいまいな空』

連絡はまめにする、2人だけで遊ぶ
友達以上恋人未満なあいまいな関係
男女の友情はない、お互い都合いい関係
2人が会う日はいつもあいまいな空だった
なのに「この関係を終わらせよう」と言われた今日は
爽やかな快晴

6/14/2024, 2:52:38 PM

《あいまいな空》

「推しが…結婚か…」
「まぁ…しょうがないんじゃない?推しも人間なんだし」

私はドルオタってやつだ。今日も今日とて友人に推しトークを展開していたのだが、たまたまSNSで推しの結婚報告を見つけてしまい、少し盛り下がっている。
確かに推しが結婚するのは嬉しいこと…なのだが私の中で解釈不一致を引き起こしている。
まあ、つまるところ私は厄介オタクだった。

「なんか推しが結婚って違うわ〜」
「オタクってめんどくさいね」
「あんたもアニオタでしょうに」
「そうだけど、厄介オタじゃないから、私」

友人はかなりアニオタだが私ほど厄介な感じではなく、ライト層と言えるぐらいだ。実はそれぐらいが『丁度いい』のかもしれない。

それから―だらだらとオタトークを展開し合い、解散した。

解散後―
私は推しの結婚に呆然として空を見上げていた。
友人の手前、ほどほどの振る舞いをしていたが私の胸にはぽっかりと穴が空いていた。

「…なんだろう、この天気。」
曇ってるのか晴れてるのか分からない、あいまいな空。
―なんか、私の今の気持ちみたいだった。

6/14/2024, 2:51:32 PM

『あいまいな空』

あなたに会えなくなってから

思い切り笑うことも

思い切り泣くこともなくなった。

あなたがいなくなってから

私の世界は

まるであいまいな空のような

灰色だった。

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