『あいまいな空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あいまいな空とは
どんな空だろう…
曇っている
雨雲
夕焼け
やっぱり青空が1番だ
「あいまいな空」
ぐにゃりと歪んだ空が見えた
「今日は午後から下り坂になるでしょう」
気象予報士が傘をもっての外出をすすめてた
雨が降ってから泣けば良かった
後から後から流れる涙を拭いもせずに
ただ歩く
ただ歩く
雲が所々にあってでも晴れてる空。夜になりそうだけどまだ明るい空。暗いけどもう青い空。曖昧だけど全部結構すき
〚あいまいな空〛
今日はピクニック日和。
雲が少なく、青い空。
こんな日々は毎日変わる。
雨や雪、色々な天気がある。
天気は今日の自分の感情にも関係する。
それを愛せるのは自分達だけ。
あいまいな空の目は何を言うでもなく私を見下ろしていた。だが目は口ほどに物を言う、その瞳は確かに私を見つめて私を呪った。
私の大事な大事な空。可愛い可愛い空。いつも一緒に居た空。愛していた。空。
空が空から落ちてきた時、何故か心は揺らがなかった。空がそうなることを知っていたように思えるほど揺らがなかった。
どうか、空、お願い。死ぬまで私を呪って。死んでからも私を愛して。
晴れてると思ったら曇ったり
あいまいな空だなぁ
まるで私の気持ちみたいだ
出来るなら晴れて爽やかがいいよね
家具の傷を見て思い出すもの、みんなすごいよね、と言いながら信号と思考から自然と切り離している人たちのこと、猫の目。
『あいまいな空』
今日も明日も明後日も
空の大元は同じなんだろうか
真っ青なキャンバスの上に雲を散りばめて、そのキャンバスは変わらないんだろうか、それとも変わっているんだろうか
その本質は曖昧で全然よくわからないけれど、でもそれでも
その美しさは変え難い
【あいまいな空】
「今日の空は?」と今日も空を見上げる。私は毎日空を見上げる。何故なら、空はいつも色や、雲が変わる。それが面白くて、空を見上げるのだ。
さて、今日の空は…あれ?今日はあいまいだ。綺麗な様で、少し曇ってるような…どちらとも言えないあいまいな空だった。あいまいな空もあるんだな。と思いながらノートにメモをする。このノートは、私が空を観察する為に作った、空日記だ。空日記は、毎日の空の様子を日記としてかいている。
今日の空はあいまいだった。それもまた面白い。
やはり、私がまだまだ知らない事もある。
また空の観察が一段と面白くなった。
ありがとう。”あいまいな空"
いいね100突破しました!ありがとうございます!これからも私、遥の作品をよろしくお願いします!
あめ ふるか
あめ ふらぬか
雨雲のような
ただの曇りのような
まるで反抗期の子供のよう
軽くかすっただけで怒り泣き出し
何も無ければ曇り空のようにむすっとしてるだけ
曖昧な空模様とやじろべえのような反抗期
なかなか似てると私は思ふ
本当に、
雲一つない真っ青なお出掛け日和は
大の苦手。
仕事が忙しくなる。
戦場と化す。
なんなら、個人的には
毎日雨がいい。
大地を潤す程の
ダムに水が溜まっていく程度の、
たまーに雨が止んで
薄く太陽の陽の光が差し込んできて…
おぼつかない空模様が
毎日広がっていて欲しいと
身勝手な理由で切に思う。
そんな日は平和に1日が終わるから。
空は戦利品である。
陽光の奇襲に惑わされた夜は、泣く泣く月を背負い星々をかき集めて自らの国へ引っ込んだ。
皆いなくなった空を見渡し太陽は満足げに宣告する。
「これより朝の始まりである」
世界の隅々まで輝きを放ち続ける太陽は一日の間に活力を使い切り、みるみる老いていく背中に夕闇がロープを掛けて海の深みへ引きずりこむ。
夜はまたじわりじわりと空へと手を伸ばし、星をばら撒いて自らの領土を主張する。
入れ替わり立ち替わり、誰のものでもない場所へ挑み続けるもの達のおはなし。
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あいまいな空
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所感:
夕焼けも朝焼けも好きですが、嵐の雲が一番好きかもしれません。
あいまいな空
➖11日目
目を合わせたいのか
そらしたいのか
隣を横ぎりたいのか
避けて通りたいのか
かわいい、のか
かわいくない、のか
これって、こんな停め方でいいのか
まっすぐ見ているのに見ていない
そんな目で見る会話をして
飲みたいのか飲みたくないのか
わからない飲み物を飲んだ。
席はここで良かったのだろうか
それは空に似ていた
元気いっぱい、キラキラ光ってすべてを照らす晴れ
不安でいっぱい、一歩先も見通せないほどの靄の曇り
憎しみでいっぱい、触れることを許さない冷たい雪
雨は———まだ知らない。
いずれにせよそれは
どれも美しくて
どれも大事で
どれも見ていたいって思うんだ
あなたの言葉を信じてここに来た。
あなたの言葉が、私の行動を後押ししてくれた。
あなたの言葉がなければ、今の私はなかったたはず。
そのくらい、あなたの言葉は私に大きな影響を与えてくれた。
私はオフィスでキーボードを叩く合間に、窓に映る空を見ていた。太陽にベールをかけたようないろ。今のところ雨は降る様子はない。
再び作業の手を止めて窓を見ると、今度は雨がふらないまま暗く重くなっいてく空が見える。
「降りそうですね」
隣の席の同僚が声をかけてくる。
「今日の天気予報は一日晴れ時々曇りと聞いていたのですが……」
私はそう返して、窓の外を見る。
曇るのか晴れるのか、それとも雨がふるのか。晴れているような雨が降るような、やたら明るい曇り空と、雲に重く覆われた空。そして再び晴れ間が見える空。
今日一日での雲の色、空の色は変化が目まぐるしい。
やがて、真っ黒になった空からはしずくが落ちだした。
天気予報は晴れだといったから洗濯物を干してきたのに。信じてたのに。
私は外を見ながら、外干しした洗濯物が濡れたことしか頭になかった。
お題:あいまいな空
あいまいな空。
空って元から曖昧なものだけど、
曖昧でない空があるとすれば、雲ひとつない晴れか、
完全なる曇りだね。完全なるグレー。
考えたら空も現実もあいまいなことばかりだよ。
それなのに人の頭は、白黒つけようとして、人を追い詰めたり自分を追い詰めたり忙しい。
あいまいな世に生まれて、あいまいな存在として生きてるんだから、
思考ももっと、あいまいで生きてきたいね。
きっとそれが自然なんだし。
あいまいな空
白いものに色をつけよう。水に溶かした色を落として。一層でもいいし、何層でもいい。好きなように、好きなだけ。白いものに、新しい形を残していくように。そうして、できた形に名前をつけよう。自分だけの名前を。白いもの。その繊維の一つ一つに着色されて、染み渡った、あなただけの模様に。……でも一体、なんと名前をつけたらいい?
空模様という言葉がある。
空を見上げたときに、見上げた人が感じる模様がある。曇っていれば、雨が降りそうで。でも、曇り空に陽が差し込めば、いずれ晴れそうで。季節によっては、雪が降りそうだし。雲の形を見て、どこかに地震がきそうな予感を抱くことさえある。でも、ほとんどの人が、そんな模様に名前を与えることはない。目に見えるものに、模様という記号がすでにあるから。
心模様という言葉がある。
自分の内側に潜む、本当に存在しているのかも分からない、心という輪郭。輪郭のさらに内側を埋める、自分だけの色。そこに模様が広がった時、人は感情というものを知る。
空と心は似ている。実際、心をあらわすときに、今日は晴れ模様と言ったり、曇っていると感じたり、雨に濡れている気がすることもある。けれども、一つだけ大きな違いがある。それは、そこにある模様を、自分の力で塗り替えることができるかどうか。
僕たちは自然に敵う力を持っていない。だから、魔法に憧れたりもするのだけれど。道端に落ちる枝を振っても、お守りを握って天を仰いでも、気持ちを込めたてるてる坊主を吊るしても、自然が僕たちの望む模様を写すカンバスになってくれることはない。
でも。自分の心はどうだろう。
たったの一滴でもいい、色を落とすことはできないだろうか。難しいかな? そんな時もある。
心というのはとても曖昧で。自然のように複雑で。ただ、とても純粋に。自分というものを写してくれたりもする。僕たちだけの、カンバスに。
白いものに色をつけよう。
一層でも、何層でも。たまには、すでに描かれた模様にだって。好きな色を落としてもいい。
そうして、できた形に名前をつけよう。
自分だけの名前を。
でも一体、なんと名前をつけたらいい?
あなたの好きなように。
泣くなら泣けば良い。
悲しいのか怒っているのか。
不機嫌そうな顔を絶やさない君は、雨が降りそうで降らない重苦しい曇天に似ている。
笑うなら笑えば良い。
きっと嬉しいのだろうに。
緩んだ顔を晒したくないと引き締めてしまう君は、晴れそうで青空を覗かせない薄雲に似ている。
怒るなら怒れば良いのに。
そんな曖昧な君に、つい強い言葉を使ってしまう僕を見て。
悲しそうな顔で怒るくらいなら、雷を落としてくれれば良いのにと、君は下手クソに嗤って言った。
天の海に 雲の波立ち 月の船
星の林に 漕ぎ隠る見ゆ
まどろむ雨空の、その向こうにさす景色を想い描いてみる。千年前から変わらない空を。
薄雲がかかり、明るいけれども、晴れるかどうかあいまいな空。天気予報では通り雨が…なんて言ってたけど降るかなぁ。と空を見上げる。
「晴れるなら洗濯するんだけど…」
と悩んでいると
「何見てるの?」
後ろから彼に声をかけられる。
「空」
「空?空がどうかした?」
「洗濯するかしないか、悩んでるところなの」
彼は私の隣に立つと、空を見上げる。
「ああ、なるほど」
彼は私の方を見ると
「今日は休みにしようよ」
にっこり笑う。
「いつも家事をしてくれてるキミが、少しでもゆっくりできるように、神様がお休みをくれたんだよ。ね、ゆっくりしよ」
彼の笑顔に
「うん、そうするね」
悩みが消えて、私も笑顔になれたのだった。