『あいまいな空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私は空が好き
その時の空は自分の心が映し出されてるのかなって思う
あいまいな空、それは、自分の心もあいまいということ
ゆっくり自分と向き合いたいと思う。
不思議。
君が居ないだけで、家がこんなにも暗い。
たった半日だけなのに、何もやる気が起きなくて、ソファに寝っ転がって時間が経つのを待っている。
お腹がグゥと鳴るが、食欲は無い。
早く帰ってこないかな、とソファの上。
丸まって目を閉じた。
テーマ「あいまいな空」
なぜ、泣くんだ
うたれても何も感じないが身体中の熱を集めるように掻き抱く
おもむろに上を向いても灰は晴れず伝う雫が頬の汚れを落としていく
なぁ…なんで泣くんだ?
何が辛い?俺を作るほど追い詰められてるくせに
見せてはくれるのに共有してはくれない
代わるから、痛いも辛いも死にたいも
だから、泪の雨をとめてくれ
晴れた青空が恋しいよ
#あいまいな空
あいまいな空
今日の天気は曇り。
事務所の窓の向こうには、出荷前の真新しい車、お仕事中のカラーコーン、風になびかれた雑草がいつもと変わらずそこにいる。
配属されたとき、迷わず窓辺の席を選んだ。
自分自身に期待と足枷の意味を込めて。
外に出なけりゃ、霧雨が降っていることも気づけない。眼鏡をかけてなきゃ、水滴で視界が不良になることにも気づけない。
右耳からはラジオ、左耳にはパソコンの音声をのせて、1日は過ぎていく。
仕事をしているのかと言われれば、うーんと唸り、サボっているのかと言われれば、それもうーんと唸らざるを得ない。
とてもあいまいな1日だ。
そして明日は海に行く。
清掃だろうが、死ぬためだろうが、海に帰りたいとさえ思う。
海から出てきたわけでもないのに。
※ポケモン剣盾二次創作・マクワとセキタンザン
知っていますか?
空の青色は、残り物の色だそうですよ。同じように海の色は、その残り物を水が拾って映した色なんだそうです。
石炭と炎の色で出来ているセキタンザンには少しばかり遠い話かもしれませんね。
残り物と言うと少し言い方が悪いかもしれません。この世界は、太陽の日差しを浴びてたくさんの明かりを貰っています。日光を直接見ると……目にはよくないのでサングラスをしましょうね。
サングラスがあれば直射日光から眼を守ることができます。……もちろん人間じゃないきみだって例外じゃありません。
ええと、話が逸れてしまいましたが、
天気の良い日に青空の下で直接見るとほぼ白色に見えるかと思います。
……見えてますよね? ああよかった。基本的にはやはり人の眼もきみたちセキタンザンの眼も同じ機能をしているのでしょうか。
まあ、たとえ他の色をしていても構いません。今度は雨上がりの空を思い出してください。虹が掛かった所を見たことがあるでしょう? 6色のカラフルなアーチ状のもののことです。完全な弧を描くことは稀で、山裾辺りから伸びている姿を見ることが多いでしょうか。
そうそう、カントーやホウエンのひとたちは虹色を7色だと言うそうですよ。
少しばかり悔しいですが……ガラルに住むぼくたちよりも色に対する感性が鋭いのでしょうか。ぼくもカブさんから聞いて初めて驚きました。……ええとつまりですね、ぼくたち人間の間でも何を重視するか、あとはその人個人の見え方でいくらでも変わるので、ぼくときみが見えるものが違っていてもなにもおかしくないと……伝えたかったのです。
それで虹の話です。白い光は雨の水などで屈折した時、本来の色を見せます。6色ありますが、それぞれの色には一つずつ、実はぼくたち人間の目には見えない波長がありまして、赤が1番長く、反対の青色が1番短いのだそうです。
夕焼けが赤色なのは横から地平線に伸びる太陽の赤色が1番長く届きやすいからだそうです。そうしてひとつずつぼくらが受け取る長さにはズレが生じて……最終的には残り物の青が残ってしまうそうなのです。
ぼくにとって空の色は、白色……あるいは薄紫色でした。
薄曇りや雪が降る前の雲の色ばかりを見ていたからですね。セキタンザン、きみも知っての通り、寒冷地であり……すぐ近くに海辺もあるぼくらのキルクスの町は雪やあられが降りやすく、天気の良い日は少ないです。今朝見た天気予報では、また1週間近くあられが続くようです。
雪でなくて……何よりでした。雪掻きもよい訓練にはなりますが、もっときちんと組んだメニューをジムトレーナーの方々と行いたいですし、ポケモンたちもいるとはいえ人手が必要で、ほぼ総出になってしまうのは頂けません。
……でも本当は昔からそうだったのです。実はぼく、恥ずかしながら家に……実家にいた頃は雪掻きをしたことがほとんどありませんでした。後を継ぐためにこおりポケモンの勉強か、訓練かのどちらかで……時間を割いている余裕がなかったのです。
本当は空の色なんてどうでも良いとさえ……こおりポケモンこそ天候に左右されるはずなのに。
あられがバラバラ落ちる中、ぼくらはいつも深くて暗い海に向かいました。母はぼくと母のラプラスが仲良くなれるようにしたかったのです。
学ぶことも、トレーニングも、ラプラスといることも苦ではありませんでした。
ひとつひとつがぼくの力になるのだから、こんなに良いことはありません。
でもそこで見る海の青さは、全て……残り物でした。前に進めない愚鈍なぼくという波長が残った色。ぼくの……目の色。
でもきみといるようになって、一つ気が付いたことがあります。その空の色は……きみの煙の色に少しだけ似ていました。高い湿度が生み出す雲と、きみの水蒸気……場所は違えど大本は同じです。ぼくはあの空を……あまり見たくありませんでした。
しかしきみの煙はじっと見ていてとても楽しい。もくもくとあがる噴煙は、一瞬たりとも同じ色になることはありません。水分量や火力の量、それが指し示すきみの体調で毎日毎秒色が変わっていきます。
きみがしっかりとほのおを作ってあげる煙は白に近い……そう、あの雲が覆う空にとても似ていることに気が付きました。
けれど、それだけではありません。キルクスの上空に広がる雲の中にも分厚い部分や薄い部分、その入り混じりがあって、いろんな色を作っていました。
あいまいな空は……たくさんの色彩に満ち溢れているのです。これはきみがみせてくれる輝きのひとつにすぎません。
こんな雑学に興味が向いたのも……きみと見る空の色がとてもカラフルに出来ていたからです。
例えばきみといつもトレーニングに行くヨロイ島。あそこは本当に素敵なところです。
日照りはきみのほのおに活力を、砂嵐の時はきみのいわのちからがきみを守ってくれます。
曇天の時は、きみの煙そっくりの雲が覆いますし、雨の時は足元が悪くなりますが、それもバランスを養う訓練です。ぼくも咄嗟の時にバク宙を行うデモンストレーションが出来ました。
霧の時は……サングラスがどうにもなりませんので、さすがにトレーニングは中止です。何かあった時が大変……危険は避けるべきですからね。
晴れた日は汗だくになりますが、より効率的に身体を追い詰められる。筋力は使って細胞を千切らなければつきませんからね。
なにより一緒に見るあの空と海……残り物なんて言わせない、輝くような青色がどこまでも広がります。ぼくはこの色を、これからきっと一生忘れることはありません。
ぼくは明日もまた、あの蒼色を見に行くでしょう。キルクスの雲が無数の色だったように、海の青も一色じゃない。明後日も、また違う色が放つ輝きを見たいと思っています。残り物だってかまいません。
いえ、残り物のぼくにはぼくの色があるのでしょう。
きみの煙の彩りがあれば、6色も7色も超えた、無限の色を見ることが出来るはずだから。
窓から見えるお空は、鉄納戸、鉛色、象牙色、白茶、白つるばみで、
今日の私の心模様は、煤竹色、砂色、錆浅葱、灰桜です。
<追記>
今日の、あなたは何色ですか?
あいまいな空と
あいまいな君と
あいまいな私
この並びなんか好き。
はっきりとしないあなたの態度より
あいまいな空 私の気持ち
【あいまいな空】短歌
「あいまいな空」
どうしよう降るかな
ちょっと間なら大丈夫かな
携帯の天気で雨の降りだしは…
んー微妙 でも行かないとな
あっ、悩んでる間に降ってきた…
今の問題解決に踏み出せずに
ウジウジしてる自分とおんなじあいまいな空
あの人の空は、快晴なのかなぁ。
私だけが、こんな空なのかなぁ。
あの人にとって私は、流れていく雲にすぎない。
どんなに泣いても、
風に流されてとどまる事が出来ない。
この空に嵐が来たら、幸せなのかなぁ。
雨が降るのかわからない曖昧な空。
厚い曇天は空一面を覆い、太陽の光は一切漏れ出てこない。
雨でも降ればきっと向こうは諦めがつくのだろうが、雨の気配は未だに感じられない。
−−−はあーあ、嫌だなあ。
私は玄関先でため息をつく。
体育が苦手な私は、体育祭が中止になってほしかった。
ダメ元で吊るした逆さのてるてる坊主は、中途半端にしか効かなかったのだろう。
題名 あいまいな空
私たちを取り囲むものは全て、曖昧だと思う。人々はやたらとカテゴライズすることを好むが、人間とはそう簡単に気持ちよく区別できるものではない。
だからはみ出しものが生まれてしまうのだ。
僕は物心ついた時から、男性が好きだった。よく聞かれる事がある。
「女性を好きになれないの?」と。
しかし僕はそんな皆様に問いたい。
「男性を好きになれないの?」と聞かれたことはあるのかい。
あいまいなものを嫌う人間は、こうして意識的にも無意識的にも僕のような「はみ出し者」を、どうにか型にはめようと奮闘する。
僕が型にはまらないことは、時に他人を不快にまでするようだ。
僕は夕焼け空が好きだった。否、好きではなく、羨ましかった。太陽が登るわけでも、月が上る訳でもなく、昼でも夜でもないオレンジ色のその空は、僕たちと同じ、中途半端なはみ出し者のようだった。しかし、そんなあいまいな空を、人は綺麗と言う。……羨ましい。
ボーッと、美しい夕焼けを見て、僕はスマホであるサイトへ書き込みをした。あいまいなその空の、写真を添えて。
「僕と同じ、曖昧な人へ、𓏸月𓏸日𓏸時𓏸分、𓏸𓏸海岸沿いで集まりましょう」
あいまいな空の下、オレンジ色が反射する海の音が、ザザー、ザザーとうるさいくらいだ。
その日集まった15人くらいのあいまいな人間に、僕は神様のような気分になって、言ってやった。
「あいまいでも、僕らは美しくなれます。その方法を見つけたのです」
そこからは一言も言葉を交わさず、1歩、また1歩と空に溶けていく。
足先から交ざって、オレンジに染まる僕達は、きっと美しい人間になれただろう。
頭までオレンジに染まった時、上を見上げて僕は絶望した。視界に入ったのは、僕達が心から羨んだ美しい空と、その下界である海を区別する、輝かしい水面だったのだ。
ふと下を見ると、僕の目の中と同じ、真っ暗な空間が無限に続いているように見えた。誰の目にも写りはしない、真っ暗な空間……僕は、ここで……。
だから僕は今でも、あいまいな空が羨ましいんだ。
『あいまいな空』
そういう時もあって当然だ。
私だってそうだもん。
答えが出せなくて曖昧になる時もある。
空もそういう気分なのね。
わかる分かる、お互い頑張ろう。
ふと、首筋に冷たいものを感じた。
『しまった、今日に限って傘を忘れてしまった。』
そう思ったときにはもう、私の体はずぶ濡れだった。
狐の嫁入り、というのは、太陽がしっかり顔を出しているのにも関わらず雨が降っていることを指す、と私は認識している。所謂お天気雨である。
しかし今日はそうではなかった。
朝は晴れていたのに、それから段々雲が出てきて、いよいよ雨が降りそうだというほど空が陰ってきたと思ったら、また晴れ間が差す。晴れなのか、曇りなのか、雨なのか…あまりにも、あいまいな天気だった。
考え事をしながら歩いていれば、もうすぐ家に着くという所まで来ていた。空は変わらず晴れない。雨のまま。
今日はもうずっと泣き続けることにしたのだろうか、鍵を回してドアを開けた。
途端に、周囲が静かになった。
あれだけ降っていたのに、雨が上がってしまった。見上げると、所々に光芒が見える。
『…いくらなんでも、天邪鬼が過ぎないか』
私は苦笑しながら、濡れた体を温めるために家の中に滑り込んだ。
その後はずっと、晴れだった。
「あいまいな空」
窓に広がるあいまいな空
降る確率は半々
出かけるならば傘を持って行くべきだろう
案外、晴れるかもしれない
やはり降るかもしれない
わからないお天気
何にせよこれから出かけるので
邪魔ではあるが傘を持つつもりだ
本当は外出は気が進まない
そういう気持ちに今日はなれない
しかしやるべき事はあるわけで
何のために行くのだろう
やりたかったこと、他にある
出来る自信は少しもないけれど
思うままやってみたい
しかし行かなければ義務は果たせない
虚ろに微睡む己を叱咤し
あいまいな空に我儘も溶かし込んで
さあ、準備をしよう
今日はこの能面もよく似合うだろうから
あいまいな空。雨が降るのか降らないのか。そういった天気は困るね。いっそ降ってたほうが楽だ。
最近雨が続いてるから涼しい。でも地味に暑い。エアコンをつけたくない感じの暑さだけどエアコンをつけないと眠れない、そんな暑さ。ただ今日は本当に涼しい。エアコンがいらないくらい。
天気の話題ってのは続かないね。雨だの晴れだの結構どうでもいいし。
なので昨日ポチったホームベーカリーのことでも書いてみるか。といっても実物はまだ届いてないんだけど。しかもこれが初ベーカリーだ。
何故今まで触れたこともないホームベーカリーを買うことになったのか。それは最近米粉パンのパチもんばっかり食べているからだ。
米粉パンのパチもんというのはパンを作るのに必要なドライイーストだかなんだかを入れないでただ米粉を水で練って焼いただけのものだ。
米粉で作るすいとん、はちょっと違うか。米粉焼いただけだから煎餅のほうが近いか。まぁそんな感じの食べ物。
これを作るのに今までは材料を自分で練っていたのだけどホームベーカリーはこの練る工程をやってくれるらしい。この練る作業は結構めんどくさかったからこれがなくなるなら金を出す価値もあるというものだ。
ついでにホームベーカリーでは餅も作れるというのが買うことを決めた要因の一つだ。作りたての餅、実にうまそうだ。食べてみたい。
とまぁそんな感じでホームベーカリーの購入に踏み切ったというわけだ。実際にホームベーカリーがどの程度使えるものなのかは知らない。期待しているぞホームベーカリー。
雲が多いのに眩しい日
降りたそうに身構える雨
気がつけば訪れる夜
何も言わずにソファに沈む
(あいまいな空)
地平線で海と空の境目がわからない状態を見たことがある。不安、というか、居ても立っても居られない気持ちになった。
とても強く紅く光る夕日
後ろを振り返れば淡い藍色
上を見ればなんとも言えない混ざりあった綺麗な色
同じ景色はもうない
少し 少しずつ変わり続ける曖昧な景色
瞬きするのすらもったいない
目に焼き付けるよう見て記憶する
ゲームをしてたらゲームを作ってみたくなって
音楽を聴いてたら歌が作りたくなった
バスケの選手を見てたらバスケがしたくなって
弾き語りを見たらギターが弾きたくなった
これなら出来るかもしれないと
淡い淡い期待を抱いて
いつか才能が開花して
周りに劣らない
なにかが手に入るんじゃないかと願っている
なにも出来ない僕には
なにかが出来る周りが羨ましくて
なにか自分には才能があると信じていないと
自分が壊れてしまいそうで
比べないと生きていけない僕はきっと